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これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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シナジースペシャル

02/18
2013

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さすがマリスカル流ハローキティ

スペインと日本の交流が
400周年を迎えることを記念して、
型破りなデザインのハローキティが発表された!

左右非対称の目、本来ないはずの口…
自由な発想でハローキティをデザインしたのは、
なんとあのハビエル・マリスカル氏。

1992年のバルセロナオリンピックの
マスコットキャラクター「コビー」の生みの親で、
世界的に有名なデザイナーでありアーティストだ。

実は、昨年海外研修でマリスカル氏のスタジオを訪れた際に「ハローキティに関する仕事を進めている」
という話は耳にしていた(その時はまだナイショだったが…)。

実際に目にするとその自由な発想力に改めて驚かされる。
まさにハローキティをキャンバスにした
アート作品と言えるだろう。

カジュアルな中にもセンスの光る
マリスカル氏のデザインには“情動力”を感じる。

久々に情動力という言葉を使ったが、
マリスカル氏の描くものには
思わず手を伸ばしたくなる安心感や気持ちよさがあるのだ。

その情動力あるデザインはハローキティと上手くマッチしていて、元々あったよさを残しつつ
マリスカル流のハローキティとして新たな生が吹き込まれている。

ハローキティといえば、
7、8年前フランスを訪れた際に
有名ブランドとのコラボレーションを目にした。

確かにハローキティは日本の定番キャラクターだが、
まさか海外の有名ブランドと
コラボレーションするなんてと驚かされたものだ。

しかし、いまや関連商品の販売国は109ヵ国にものぼるそう。
つまり、世界中で男女を問わず幅広い年齢層に
支持されているハローキティは
“黄金比”を持つキャラクターということだろう。

一方、マリスカル氏のデザインも
気持ちのいいバランスでつくられている。
国や性別、年齢が違っても「気持ちいい」「美しい」と
感じる“黄金比”が存在するのだ。

世界中で愛されるハローキティと
マリスカルデザイン。
そんな“黄金比”を持った2つの要素を
調和させた今回のプロジェクト。
一体、どんな相乗効果が起きるのだろうか。

ビジネスにおけるコラボレーションは
思いがけない付加価値を生み出す。
今年の夏頃にはマリスカル氏×ハローキティの
商品が発売されるそうだ。
“黄金比”同士のドッキングに、ぜひとも期待したい!

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マリスカル氏作「コビー」

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ハビエル・マリスカル氏

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