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先取りビジネストレンド

07/01
2024

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“プロ人材の活用”による、 中小企業の競争力の強化!?

先日の月刊CDビジネス・イノベーションのゲストは、
株式会社Centurio Group 代表取締役社長の立花雄樹氏。
基本の事業は、“デジタル戦略の策定及び実行支援”
ということなのだが、一番力を入れているのは
“レンタルCMO”の展開だという。
わかりやすく言うと採用難易度の高い
いまどきのデジタルマーケティングのプロをアサインし、
よりレベルの高いマーケティング戦略を提示するというのだ。

確かにどんどん移り変わるデジタル時代のマーケティングは、
かなり難易度が高いのは間違いない。
であればヘタに自社で抱え込むより、いま第一線で活躍する
プロフェッショナルを活用する方が投資効果も高いのだと。
(うんうん、確かにそんな時代がやってきているのかも)

【本屋で目に飛び込んできた『“プロ”に外注』という書籍】

いつものように、アンテナを張りながら丸善本店を巡っていると
目に飛び込んできたのは“売上最大化、リスク最小化の新常識”
『“プロ”に外注』(大澤 亮著)という書籍。
そしてこの本はあの大澤 亮さんの本だったのだ。
(1年ほど前、弊社浅草オフィスにセミナーのゲストとして
登場してくれたNBCの仲間)
まさに、これからの人材不足時代、より効率的に事業を展開するなら
プロ人材を活用しようという。
せっかくなので、その書籍の狙いを紹介しよう。

↓ ↓ ↓
現在、中小企業やスタートアップ、さらには大手企業まで、
多くの企業が優秀な人材の不足に悩んでいる。
日本の労働人口が減少するなか、特に知名度の低い企業は
この課題に対して厳しい状況に立たされているという。

プロ人材とは、起業家やフリーランスなどが
業務委託契約で仕事を請け負う人たちのこと。
単なるフリーランスではなく、多くは有名企業での経験や
MVP受賞経験といった輝かしい経歴を持っている人材。
そのため正社員としての採用は難しいかもしれないが、
業務委託という形であれば企業も気軽に利用できるということ。

ちなみに著者の大澤社長の会社は、プロ人材で企業の課題を解決する
“キャリーミー”というサービスを展開しているわけだが…
1.低コストでの優秀な人材の確保
正社員だと高額な年収が求められるが、
業務委託であればコストを抑えてが可能
2.迅速な採用
数ヶ月かかる社員採用と異なり、プロ人材は短期間で採用・稼働が可能
3.雇用リスクの軽減
業務委託契約のため、契約終了後にはコストやリスクが掛からない
4.ノウハウの共有
プロ人材が持つ専門知識やスキルを正社員にも共有できる
5.新しい分野への対応
知見のない分野であってもプロ人材を用いれば、即座に対応可能
6.外部視点の提供
プロ人材は企業外の視点から業務を見てくれる

令和は“プロ人材の活用”時代が到来していることが、伝わっただろうか。
企業の組織として、日々の運営には当然さまざまな部署は必要だが、
それぞれの部署がより高いレベルで機能しないことには、
競合に勝ち残ってはいけないのは間違いない。
すでにプロ人材の活用は必要不可欠な時代にきているのかもしれない。

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本屋で目に飛び込んできた書籍『“プロ”に外注』

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