これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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ファインスピリッツキーワード

01/27
2025

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変化はチャンス! あなたは今、チャンスに取り組んでいる?

ソニーとホンダが、次世代電気自動車の開発で提携すると
発表してから、間もなく3年。
ついにオンラインでのクルマの予約を始めたという。
価格は、特定の機能と装備の3年分の利用料込みで、
8万9900ドルから。
いまのレートの換算では、1400万円を超える。
クルマを持たない私は、これが高いか安いかはわからないが…

そのソニー・ホンダモビリティのCEOが
あるインタビューの中で、
改めて“変化はチャンスだ!”と語っていたのだ。

これまで違うドメインでビジネスを展開してきた両社が
合弁会社を設立し、電気自動車を共同開発することも、
この時代の変化がつくり出した
新たな“チャンス”だったのかもしれない?!
だからこそ、車体の企画、設計、開発、販売だけではなく、
EV向けの情報通信システムやネットワークサービスも
新たに開発展開するという。 

今回着目したいのは、この“変化はチャンス”というフレーズ。
このすべてが加速する時代のこの変化に、
あなたは本当に、“変化はチャンス”だと受け止めて
ビジネスを展開しているだろうか?!

【変化を捉えて、行動に反映せよ!】

重要なのは、このさまざまな変化をどう捉え、
次なる行動に結びつけるか。
歴史的に見ても、変化を恐れずに革新的な挑戦をした企業が
成功を収めている。
例えば、Netflixは初めはDVDのレンタルサービスだったが、
ストリーミングサービスへの移行を果たし、
エンターテインメント業界の覇者となった。
この転換は、技術進化の波を敏感にキャッチし、
変化をチャンスと捉えた結果生まれたもの。

AIやIT技術がこうした変化をさらに加速させている。
企業はデータ分析を通じて顧客ニーズを理解し、
パーソナライズされたサービスを提供するようになった。
AmazonはAIを活用して顧客の購買履歴や
推奨商品を基にしたパーソナライズされた体験を提供し、
顧客のロイヤルティを高めている。
これにより、デジタルシフトを図る企業は
顧客との相互作用を深め、収益増加につなげているのだ。

特に、コロナ禍の影響でリモートワークが
普及した現代において、企業はIT技術やAIを導入し、
業務の効率化を図っている。

【イノベーションの重視と受け入れ姿勢】

このように、変化を“チャンス”と捉えることが
ビジネスの成功に結びつく。
変化に柔軟に対応するためには、
リーダーシップとイノベーションを重視し、
新たな技術を受け入れる姿勢が必要。
ソニーとホンダの提携が示すように、
異業種の企業が協力し合い、新しい価値を創出することで、
競争優位性を確立することが可能となる。
このすべてが加速する流れの中で、あなた自身は
変化をどう受け止め、どのように行動するのか?!
変化を“チャンス”として捉え、
その可能性を最大限に引き出すことで、
未来のビジネスシーンにおいて成功を掴む鍵となるのだ。
変化を恐れず、新しい挑戦を楽しむことが、
ビジネスの成長につながることは間違いないようだ。

ちなみに、このソニー・ホンダモビリティの
「AFEELA 1」が世界の“アフィーラ”になるかはわからないけど…

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車産業から見えるイノベーション

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はなまるア・ラ・カルト

01/20
2025

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“平均年齢49.9歳”という超高齢化をどう突破するのか?!

「チョコまみれ」という商品を知っているだろうか。
テレビCMも“チョコまみれ”のチョコがキャラクター化され
シュールな絵で思わず注目してしまう。

2020年に発売された商品だが、大ヒット商品となり、
不二家の経営を支えるほどの商品になっているという。

ある定期購読の新聞(日本講演新聞)に登場した
不二家の河村社長(70歳)は…
「2020年に発売された“チョコまみれ”だが、
当時このネーミングを聞いた時、
“変わった名前だな”とかなりの違和感を感じ、
私のような年配者からは
絶対に出てこないネーミング」と思ったという。

とはいえ、当時河村社長はすでに
高齢者の仲間ということもあり
その若いメンバーの企画に委ねたという。
(河村社長は私と同い年、エライ!)


【日本の平均年齢49.9歳という高齢化の課題】

少し前のビジ達で
「若い世代こそ、変革者!今こそ、Change Leaders!」
という見出しでリーダーの早期changeを促した。
そして…

→世界の人口増加も続いているが、
平均年齢も年々上昇が続いていて
2024年の世界全体の平均年齢(中央値)は30.6歳。
日本の平均年齢は何と49.9歳で先進国の中では最高齢である。
なんとその差、19.3歳である。
人口世界1位のインドの平均年齢は、29.8歳。
日本とは約20歳の差である…と。

すなわち世界は、ミレニアル世代でありZ世代を中心に
その社会が構成され動いているというのに、
日本はその平均年齢が約50歳ということで、
いまだ団塊ジュニア世代を中心に社会が構成され
動いているということだ。

この地球規模で“すべてが加速する”時代には
さまざまな場面において後手に回る可能性が大きい。
その発想も、展開も、決断も、
少し遅れ気味になる可能性が大ということ。

日本が抱える高齢化の問題は、
社会全体の変革や新たなアイデアの創出において課題となる。


【この高齢化社会を克服するための対策として?!】

◆1. 多様性の受容と促進が重要

若い世代だけでなく、高齢者の知識や経験も活かしつつ、
異なる世代が協力し合うことで、
新たなアイデアや解決策を生み出す展開。

◆2. 起業支援や資金提供の仕組みの強化

若者が自らのアイディアを試みる環境を整えるため、
社内外での起業支援や資金提供の仕組みを強化。


◆3. デジタル技術の推進と活用

テクノロジーの進化を活かして、
リモートワークやオンライン教育を推進し、
地域や世代を超えた交流を促進。


◆4. 安心してチャレンジできる社会基盤を構築

国や自治体が高齢化問題に取り組む政策を積極的に進め、
若い世代が安心してチャレンジできる社会基盤をつくる。


最終的に、これらを背景に育成されたリーダーシップが
時代の変化に柔軟に対応できることが不可欠。
そして次世代を担う人材を持続的に育成することで、
日本が直面する課題に対応し、 
世界の変革の波に乗り遅れないことが重要なのだ。

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このネーミングがヒットのカギ

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選ばれる仕事道

01/20
2025

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元気に仕事をしながら歳を重ねたい?! “古稀世代”の健康と挑戦!

“鼻呼吸テープ”みなさんはご存知だろうか?!
このテープ、“肌に優しく剥がれにくいテープ”だという。

私はこのところ、このテープを貼って眠りについているわけだが、
今のところ、抵抗なく気持ちよく寝ていられている。
もしかしたら、肩の凝りも少なくなっているかも…
そしてイビキもかいていないのかも?!
(誰もそばに居ないから分からないが…)

ちなみにこの“鼻呼吸テープ”を推奨してくれたのは、
定期的に通う整骨院(スマサン整骨院)なのだ。


【肩こりの意外な原因の一つが、口呼吸?!】

肩こりの悩みは多くの人が実体験しているが、
意外にその原因の一つとして、“口呼吸”があることを知らない。
“口呼吸”が肩こりに関係するポイントとして、
まずは姿勢の乱れとそれに伴う筋肉の緊張が挙げられる。

私たちは長時間のデスクワークやスマートフォンの使用で、
前かがみの姿勢になりがち。
これが続くと、首や肩の筋肉が過度に緊張し肩こりが発生する。

そこで、鼻での呼吸が正しい姿勢を維持しやすいことから
“鼻呼吸”か推奨されている。
“鼻呼吸”は、肩や首の筋肉を不必要に使わないため、
筋肉の負担を減らせるのだという。


【“古稀”を迎えることは、病気や怪我のリスクが増していること】

“QB総合研究所”が展開する経営者会議“三尺三寸箸会議”は、
お陰さまで4つの会議体とも、すでに10年超。
まるで熟成されたワインのように、
その会議体のメンバー同士の深みが増している。
ということで今その会議体をもう少し増やそうと目論んでいる。

リーダーズセミナーも今年で18年目。
卒業した皆さんもそれぞれ活躍していると聞く。
できればこちらの参加の輪も、もう少し増やしたい。
そして2025年は、新たな“社会起業家アカデミー”も
スタートしようと考えているわけだ。

ふっふっふっ…

ところが、いつの間にか時が容赦なく流れ、
なんと私も“古稀”を迎えることに。
小さな病気はいくつか経験したが、
大病せずにここまで来られたことに感謝したい。

とはいえ、このところの首の凝り含め“古稀”を超えると
健康維持がますます難しくなってくるように思われる。
やりたいコトや仕事に全力を注ぎ込むには、
基礎体力をしっかり維持し、
病気や怪我を未然に防ぐことが重要。

↓ ↓ ↓

ということで、“古稀”を意識し、昨年から徹底し始めたのが、
例のフィットネスクラブでの週2回のランニングと筋トレ。
さらに整骨院での週1回の施術とフィジカルチェック。

その定期的に通う整骨院の院長から
アドバイスをもらったのが先程の“鼻呼吸”の重要性。
そして薬局から買って来たのがこの“鼻呼吸テープ”なのだ。

“古稀”という年齢は、
仕事に没頭してうっかり気を抜いてはいけない年頃。
そんな日々を乗り越え、元気に仕事をしながら歳を重ねたいなら
これらの挑戦が条件だと考えている。

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“鼻呼吸”で筋肉の負担を減らせる

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Z世代のよもやま話

01/14
2025

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“邦ロック”からビジネスへ! Z世代の“先見性の育て方”

私の最近の趣味は、食べること、踊ること
"そしてアーティストの生演奏を聴きにいくこと"!

私は小学校高学年くらいから、“邦ロック”に魅力を感じ
車ではCDを聴き、家や電車ではiPodで
好きなバンドの音楽を聴いていました。

中学生になると…自分のスマホで夜な夜なYouTubeを漁り
"新しいバンドを見つける"といった趣味を持ちました。
その後、今に至るまで
この趣味が10年以上続くことになります。

高校生になり、部活に夢中になっても
大学生になり、人間関係が盛り上がっても
ずっと私の気持ちに寄り添い、日常を盛り上げてくれたのは
私がYouTubeを漁る中で出会えた音楽たちです。

【私の隠れた特技と実績】
そんな中、私は“自分の特技”に気づいたのです。
それは、今後ヒットするアーティストを見つけること。
以下、私の実績です。
↓ ↓ ↓
◆小学5年生の時(2010年頃)に
[SEKAI NO OWARI : 通称セカオワ]を見つける。
その後2012年に『スターライトパレード』という楽曲が
世間に知れ渡り、2014年には紅白に初出場。

◆中学1年生の時(2012年頃)に
[ゲスの極み乙女 : 川谷絵音]を見つける。
(祖母に「なんだその名前は」と言われる)
その後2015年に『私以外私じゃないの』という楽曲で有名になり、
その年の紅白に出場。

◆高校2年生の時(2016年頃)に
[Mrs.GREEN APPLE : ミセスグリーンアップル]に出会う。
ミセスは、活動休止を経て2022年に活動を再開し
2023・2024年とレコード大賞を2年連続で受賞。

◆大学2年生の夏(2019年)初めて野外音楽フェスに参加
少し前から気になっていた[Saucy Dog : サウシードッグ]
を見に行くが、山梨県の会場で朝一番の演奏。
まだその頃は有名になっていなかったアーティストだったが、
2021年に武道館公演を実施、そして2022年には紅白に出場。
↓ ↓ ↓
この、邦ロックバンドに対しての先見力は、
自分の中では非常に誇りに思っているのです。
ここで、先見性を生み出したと考えられる要因を挙げると…
→邦ロックバンドが大好きだということ
→最新の音楽を逃さないように
 リサーチする時間を意図的に作っていること
→同じ趣味を持つ友人がいること
→人に勧める機会があること

【これってビジネスでの先見力につながる?!】
音楽を通じて培った先見力は、
ビジネスにおいても重要な資産となり得るはず!
この能力をビジネスで活用するためには…

◆情熱を持つ
好きなことへの情熱が、新しい機会やビジネスの発見を可能にします。
好きな分野であれば、自然と追求心が生まれ、
新しい発見をする確率も高まります。

◆積極的なリサーチ
最新の情報を逃さず、定期的に調べる習慣を作ることが大切です。
音楽と同様に、ビジネスでも新しい動向を把握することが
成功への鍵です。

◆ソーシャルネットワークを活用
同じ興味を持つ仲間とのつながりは、
新しいアイデアや異なる視点を得るための大切なリソースとなり
意見交換は視野を広げる手助けとなります。

◆情報発信の機会を作る
自分が得た洞察や試みを共有することで、
さらにその内容について深く考え、理解を深めることができます。
発信することが動機づけにもなり、
さらに高い成果を目指す原動力となります。

これらのステップを意識的に実践していくことで、
ビジネスにおける先見性は着実に高まっていきます。
なんといっても先見力に重要なのは…
そのことを好きな気持ち!

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邦ロックとビジネスの意外な関係

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目からウロコのおすすめ本

01/14
2025

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日本の“人口減少時代”における 必然的課題と新たな挑戦

先にも紹介したが…
“国土の長期展望(国交省)”中間とりまとめ概要によると、
日本の人口は、現状の1億2,693万人から、
2030年には1億1,522万人、
2050年には9,515万人と大幅な減少が予測されている。
この人口減少により、どのような課題が予測できるのか?!

【日本は今、大きな変化の時を迎えている?!】

日本の人口が減り高齢者が増える中、
企業や労働者の行動はどう変化していくのだろう⁈
(今年、団塊の世代のみなさんはついに後期高齢者に!)
これからの日本経済が直面する課題とは何か?

私たちはその課題にどう対応したらいいのだろうか?
そんなタイミングで
『ほんとうの日本経済 データが示す「これから起こること」』
(坂本貴志著)が丸善本店に並べられていたのだ。

日本は今、人口が減少し高齢者が増えるという
大きな変化の時を迎えている。
この影響は経済全体に広がり、
企業や働く人たちの行動を大きく変えることになるだろう。
特に人手不足の状況が続く中で、
賃金が上がる状況となり、
企業の利益が圧迫されることが予想でき、
競争環境も変化していくことに。
このように、人口減少が進む中での未来は
さまざまな要因が絡み合っていて、
複雑なサイクルをつくっていくこととなるはず。

【人手不足の深刻化は、どんな課題を突きつけてくるのか】

その1、賃金の上昇
人手不足が進むことで企業は給与を上げたり、
労働時間を短縮する必要がでてくる。
賃金は企業の生産性向上だけではなく、
労働市場の変化に応じて上昇する。

その2、労働参加の拡大
賃金が上がると、公的年金の減少も影響し
高齢者の働く動機が高まるとともに
スポットワーク市場も含め新たな労働参加が進む。

その3、人件費高騰が企業利益を圧迫
賃金上昇は企業の人件費を増やし、利益の圧迫に。
企業は従業員への分配を考えなければならず、
利益の配分が株主や経営者に偏ることで
企業利益は減少することに。

その4、資本による代替により、人件費を削減
賃金上昇を受けて、企業は労働力を減らし、
資本の活かし方をシフト。
自動化やデジタル技術を導入して効率を高めることに。

その5、生産性の低い企業が市場退出、合併活発化
賃金上昇により、生産性の低い企業は
市場から退出するリスクが高まる。
ということから中小企業が厳しい状況に置かれる中、
高い利益を上げる企業が成長する。

その6、優先順位の低いサービスの消失
物価上昇の中で、企業は人手不足から
優先順位の低いサービスを減らす傾向に。
結果として生活者にとっての基本的なサービスも
失われる可能性が。

その7、緩やかなインフレーションの定着
企業のコスト上昇が続く中、価格も上昇する傾向に。
企業はそのコストを商品価格に反映させるため、
最終的に消費者にも影響が出る状況に。

その8、地方企業にとっての人口減少は、すぐさま死活問題
私たち中小企業の中でも地方企業においては
もっと経営環境は厳しくなることが予測できる。
経営者がこの流れにどう対処、挑戦するだろう。

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人口減少から起こることとは

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