これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

HOME

ビジネスの達人

先取りビジネストレンド

01/06
2025

tre_0106_1

新年2025年の “ビジ達流”モノ・コト予測!

謹賀新年
2025年も“ビジネスの達人”よろしくお願いします。
今年も“選ばれるビジネス”を発信し続けます。

~~~~~~~

ということで、2025年は
どんな年になるのだろうか?!
その予測のためには、今年どんなモノ・コトがスタートし、
何が日常化されていくのか?!

日経MJの2025年イベントカレンダーから
ビジ達流にピックアップしてみた。


[1月]
◆チームラボプラネッツが、東京・豊洲を1.5倍に拡張し、
“運動の森”をスタート。
子どもの想像力や身体能力を鍛える空間を設ける。

→ “Body Immersive”すなわち“没入感”の空間創り
ということで“チームラボ”を少し前に紹介したが、
次は私たちをどんな世界に取り込んでくれるのか?!
新たなイマーシブ体験に期待したい。

[4月]
◆“ZEN大学”開学(学校法人日本財団ドワンゴ学園)
唯一の学部である「知能情報社会学部」では、
AI時代に必要なリテラシーを身に付け、
変化の激しい社会に対応できる人材の育成を目指している。

→すでに出願者数が2000人突破したという。
まずはZ世代が対象となるが、α世代が中心の大学となる。
果たして“AI時代に必要なリテラシー”とは?!
少なくとも今の時代のリテラシーではなく、
次なる時代に通用するリテラシーってことなのだろう?!
(私などは、もう蚊帳の外に追い出されてしまう気分…)

◆大阪・関西万博開幕
テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」
“空飛ぶクルマ”のデモ飛行が目玉、161カ国・地域が参加予定。

→私は残念ながら1970年の“大阪万博”も
観ることはできなかったが、あれから55年、
今回はどんな未来社会を観せてくれるのか?!

[5月]
◆“こどもでぱーと”開業
東京都中野区と横浜市の2カ所で、子供専門の学習塾や
体操教室など、複数の子供向け施設を収容するビルを開業。

→このところの親や関係者の教育姿勢は、
他の人にはない専門的な教育を施したいという。
すなわちAIが普及するからこそ、
汎用的ではない特化型思考を求めているということ。

[12月]
◆テーマパーク“ジャングリア”開業
大自然を舞台にしたテーマパークが沖縄県に誕生。
サファリライドや気球体験などのアトラクションを展開。
数々のテーマパークを手掛けてきた森岡毅氏が、
刀創業以来取り組んできたプロジェクト。

→これまでの遊園地は、あくまで人工的に遊園地として
造られていたが、ジャングリアは沖縄の大森林や
大自然を活かしたアトラクションだというから期待したい。
ときには、デジタルで人工的な環境から抜け出したいはず。
もっと沖縄を訪れる人が多くなるに違いない。

◆“AIスマートリンク”実用化
シャープは、京都芸術大学と共同で
生成AIとの自然なコミュニケーションを実現する
ウェアラブルデバイス“AIスマートリンク”を開発。
首にかけるだけで、音声による生成AIとの
自然なコミュニケーションを実現する。

→さまざまな問いかけに対し、内蔵したマイクとカメラで
周囲環境を把握して対応してくれるという。
この“AIスマートリンク”を使ってみると
今後のAIの可能性が見えてくるに違いない。


今回は2025年の可能性が見えてくる
6つのモノ・コトを紹介したが、いかがだろうか?!
すべてが加速する時代が、見えてきただろうか?!

tre_0106_2

“チームラボ”でのイマーシブ体験

ページTOPへ
はなまるア・ラ・カルト

01/06
2025

ara_0106_1

イノベーションを生み出す思考法。 令和のデザイン思考!

あなたが訪れるお気に入りのカフェ。
暖かな日差しが差し込む窓際の席、心地よい音楽、
そして美味しい香りのコーヒー。

あなたはそこでiPadから“ビジネスの達人”に目を通す。
なぜその場所があなたにとって特別なのか?!

そのカフェの立地がいいのか、
インテリアデザインがいいのか、
そのお店のスタッフの動きであり対応がいいのか、
流れる音楽のセレクション?!
ソファやテーブルのオシャレさと配置?!
あなたのお気に入りの理由は、もっと複雑なものかもしれない…


【その“お気に入り”には、デザインの存在が?!】

このあなたのお気に入りであり、感情豊かな体験は
デザインによって支えられているとすると…
私たちの日常に“デザインの力”が
どれほど重要であるかを再認識することができるはず?!

あなたの“特別な場所”だけでなく、オフィスも
オフィスのある街も、そしてあなたの“仕事”にも
“デザイン”が大きく関わっているということ。

ビジネスも”いいデザイン”をすることで、
お客さまも喜び、提供する私たちも報われる。
会社の組織でありシステムも
時代に対応した“いいデザイン”をすることで、
日々の仕事が楽しくなったり満足感にもつながるのだ。


【これからの時代は“令和のデザイン思考”が注目される‼︎】

私はさまざまな広告づくりやプロモーション企画、
そして空間づくりやブランディングも含め
この約40年間の仕事を“デザイン”という言葉で括ってきた。
経営も“経営をデザインする”と言ってきたほど。

ということで、令和の時代はこの時代だからこその
“令和のデザイン思考”が注目される。

“デザイン思考”とは、人々のニーズやウォンツを理解し、
美と調和を重視するアプローチ。
これにより、私たちは新しいアイディアや革新を生み出せる。

“令和のデザイン思考”として、
私たちは次のようなことに注目したい。

まず、「人を中心に考える」こと。
(もちろん令和の人々にとってということ)
商品やサービスを利用するお客様だけでなく、
これらを提供するスタッフや協力者も幸せになれること。
これにより、すべての関わる人々が
より良い体験をすることが可能になる。

次に、「美と調和を大切にする」こと。
この理念は、企業活動が社会・地域との関係を
より良くするための全体最適化を意味する。
これにより、ブランドとしての信頼と評価も向上することに。

↓ ↓ ↓

すべてが加速する令和時代においては
私たちを取り巻く環境はどんどん変化していく。
すなわち、求められる“美と調和”も
変化を余儀なくされるということ。

この変化する日常生活の中で
“デザイン思考”は、問題を発見し解決する過程でもある。

機械やAIではカバーしきれない未知の領域に対して、
新しい価値や体験を提供することが
“令和のデザイン思考”なのかもしれない。

…と考えると“デザイン思考”はますます重要度を増してくる。
ということは、問題を発見し、マクロ的な視点により
解決のための試行錯誤を実践できる人こそが
令和の時代に求められる“ビジネスパーソン“であり
“令和のデザイナー”なのかも?!

ara_0106

ますます重要度を増してくる“デザイン思考”

ページTOPへ
Z世代のよもやま話

12/23
2024

z_1223_1

リーダーズセミナーで学ぶ、 “フォロワーシップ”の重要性。

【“リーダーズセミナー2024”、講義に挑戦!】
先日、今年度のリーダーズセミナーがフィナーレを迎えました。
今年も約1年間のリーダーズセミナーを
みなさまのご協力により完結することができました。
今回は、このセミナーにより
私が学んだことについてお話しします。

私は元々、緊張することが滅多にないので
人前に出ることが苦ではありません。
しかし、人前で話すのが得意と言うのにはまだまだの段階。
そんな中、今回のリーダーズセミナーでは
私がコーナーを持って、
参加者の皆さんに講義をすることになったのです。

年上の受講者ばかりの中、私が参加者に講義をして
学んでもらえる内容は何だろうと考えた結果、
流行りの性格診断の1つである“mbti診断”を中心に
コミュニケーションワークショップを行うことに。

【mbti診断とは…】
日本MBTI協会の公式ホームページによると
他の性格診断とは異なり
性格を診断することが目的ではなく、
個人が、自分の心を理解するための座標軸として
用いることを最大の目的とした診断とのこと。
(無料性格診断テスト、性格タイプ詳細説明はこちら)


【講義をしてみて】
まずは、この講義を楽しそうにそして真剣に学んでくれた
参加者の反応が非常に嬉しかったです。
月に1度、1日約7時間のリーダーズセミナー。
貴重な時間をもらっているからこそ、楽しいだけではなく
学びを持って帰ってもらわなくてはいけないと考えていました。

そんな中、セミナー毎に参加者が作成する"受講者レポート"に
「自分と相手の思考の違いを理解することができた」
「自分も知らない自分の一面を知ることができた」
「良い人間関係の構築のために、同じワークを会社で実施したい」
など、ワークの目的に沿ったコメントがあり
私も大きな学びと共に達成感を感じることができたのです。

【最も印象に残ったこと】
今回講義を担当して学んだことの中で、
最も印象的だったのは“講義を聞いている人の反応”。
講義を始める前は、私が講義の担当ということは
私がワークを作り、空間を作り、
学びを作るものだと思っていました。

しかし、講義が始まってから
私の話に対する参加者の相槌や問いかけに対する積極的な回答、
笑い声などに背中を押され
本来の予定にはなかった展開を作ることができたのです。
ワークの方法について更に盛り上がるように
アドバイスをくれる参加者もいて、非常に助かりました。
講義が全て終わった今、講義の企画資料を眺めると
元々の発信内容に、参加者の反応が加わり
相乗効果が生まれていたことがわかります。

【フォロワーシップの重要性】
参加者の良い反応は、フォロワーシップという言葉と
繋がる部分が大きいと感じました。
フォロワーシップとは、
フォロワーがチームの成功のために主体的に考え、
自律的に支援等の行動をすることを指す言葉。

今回、講義を行っていたリーダーが私だとすると
フォロワーである参加者のフォロワーシップが高かったことが、
講義全体の学びを充実させたのだと思います。
リーダーズとして募集した為、リーダーシップの高い方が
多く参加してくださっているとはわかっていましたが
素敵なリーダーである方は、
高いフォロワーシップも持ち合わせているということが
今年度のセミナーを通してよくわかりました。

皆さんも、自分以外が話していたり
統率している場であったりしても、自分もその空間や関係を
作っている1人だということを忘れないようにすると共に、
周囲の環境を自身で充実させていきましょう!

z_1223_2

学びの多いリーダーズセミナー

ページTOPへ
選ばれる仕事道

12/23
2024

sgt_1223_1

“丸亀うどーなつ”から学ぶ、 突破の秘訣は“挑戦”にあり!

「挑戦の先は“成功”か“学び”しかない」

こんな言葉を発信していた経営者がいたと記憶しているが…
もし成功に至らなくても、学びがあり
“突破”へとつながっていく。
まさにこのすべてが加速する令和の時代は、
挑戦しないことにはその先は見えてこない。
挑戦しないことは、“維持”ではなく“淘汰”側に。

ということで丸亀製麺が“丸亀うどーなつ”で突破する!

【“丸亀うどーなつ”は、2024年ヒット商品番付で上位に!】

袋の中に、味付けパウダーを入れて振る。
“コンポタ”味と“きび糖”味、そして“チョコ”味が…

ん〜何、この食感?!
ふわふわ!で、もちもち!!
まるでポンデリングみたいな食感?!

丸亀製麺が2024年6月に発売した
「丸亀うどーなつ」300円。
チョコ味は350円だった。
串に刺して食べるのもありという。
こうなったら、酒のつまみにもなりそう。

あの丸亀製麺、すなわち“うどん屋さん”が
ドーナッツを出したわけだ。
5個入り300円という手ごろな価格も支持され、
若い世代を中心に人気を集め、
2024年の11月末時点で900万食を突破したという。
そして毎年12月に発表される日経MJの
“2024年ヒット商品番付”で
前頭5枚目にランクされていたのだ。

まず、商品開発担当者によると…
コンセプトは“間食としても楽しめる甘味を作る”。
丸亀製麺はもちろん昼の来客がピークなのだが、
昼だけでなく間食に適した商品を提供することで
新規顧客の獲得を狙ったという。
なんと、構想を練り始めたのは約3年半前のことだと。
そのくらい試行錯誤を繰り返した先の
「丸亀うどーなつ」だったということ。

【“豚骨ラーメン店”も手掛けているトリドール!】

丸亀製麺は現在、店舗数・売上ともに
業界ぶっちぎりのナンバーワン。
丸亀製麺を運営する株式会社トリドールホールディングスの
2023年の売上は、2022年の1883億円からわずか1年で、
約436億円アップの2320億円になっている。 

とにかく“トリドール”は、現状に満足することなく
どんどんチャレンジしている。
うどんで大成功しているのにラーメン店も出している。
豚骨ラーメンを手掛ける「ずんどう屋」だ。
うどんは昼の売上に特化しているが、
ラーメンはランチ、ディナー、ミッドナイトと
1日3回ピークタイムがあり、小さな面積でも経営が成り立つという。

そしてさらに“トリドール”では、
丸亀製麺のほかにもうどん店を出店している。
目の前でうどんを切って天ぷらを揚げる、
ライブ感抜群の「天たま屋」。
こちらは安さがウリの丸亀製麺と打って変わって、
一杯1000円超えの高価格帯のうどんを提供する。

↓ ↓
“トリドール”の挑戦と突破が伝わっただろうか。
先日の“ガイアの夜明け”に粟田貴也社長が登場していて
世界と闘える“グローバルフードカンパニー”を目指すと
発信していた。
ということで冒頭の「挑戦の先は“成功”か“学び”しかない」
を理解していただけただろうか。

sgt_1223_2

丸亀製麺は今や業界№1の売上

ページTOPへ
ファインスピリッツキーワード

12/16
2024

key_1216_1_1

“IOWN構想”って?! 100分の1のエネルギー効率を実現!

これまでの電気信号を光信号に置き換えることで…
→これまで以上のデジタルネットワークにおける
さまざまな機能を実現!

→さらに情報処理にかかる電力消費を100分の1に!
そして、今後の社会を低消費電力、
サステナビリティへと導く切り札になるという。

先日、いつもの大手町“丸善本店”を物色していると
『IOWNの正体(The true identity of IOWN)』
という書籍が、私に何かを発信していたのだ。
ちなみに“IOWN”は“アイオン”と読むようだ。


【持続可能な社会の実現には、欠かせない技術?!】

近年のデジタル化の進行で
世界の電力消費が急減に増えているという。
これまで様々な省電力化の取り組みがなされてきたものの
処理すべきデータ量が急増。

さらに大量の情報処理を必要とする“生成AI”の登場が
電力消費の増加に拍車を掛け、対応が追いついていない状態。
こうした状況の中でいかに省電力化を進めるかは、
いまや大きな社会課題なのだ。

この課題を解決しようとしている技術が
“IOWN(Innovative Optical and Wireless Network)”。
2020年には、NTT、米インテル、ソニーグループと共同で
推進団体“IOWN Global Forum”を立ち上げたという。

↓ ↓ ↓

“光”の技術をベースとした、新たなネットワークと
コンピューティングのための技術基盤。
従来は電気信号を用いていた通信や演算処理を
光信号に置き換えていくことで、
これまでは不可能だった様々な機能を実現可能にする。
さらに、通信や演算など情報処理にかかる電力消費を、
将来的には現在の100分の1程度まで抑えることを可能にする。

そのカバー範囲は幅広く、
国と国をつなぐような長距離のネットワークから、
コンピュータ内部の数ナノといった配線まで
すべてが“IOWN”の対象領域。

こうした領域で電力消費を劇的に低減していくには、
従来型の電気信号を用いた半導体技術の延長線上では
工夫を続けても限界がある。

“IOWN”によってネットワークとコンピューティングの世界を
電気から光へと抜本的に置き換えていくことこそが、
今後の社会を低消費電力、サステナビリティへと導く
切り札になると考えたようだ。


【切り札となる“IOWN構想”の見通し】

◆地球規模での協力の必要性

世界のテクノロジープラットフォーマーや
通信事業者が協力することで、
IOWNの実現の可能性を高めることができる。
グローバルな標準化の動きや共同研究開発プロジェクトは、
IOWNの促進には必須の要素。


◆具体的な活動のタイミング

NTTが具体的な製品やサービスを市場に投入する
正確な時期はまだ明らかにはされてはいないが、
通常、大規模な通信技術の展開には数年の準備と実証実験が必要。
したがって2030年にかけて、
段階的な実用化により進行されると考えられる。


◆今後の可能性

IOWNは、IoTや5G以降の通信技術と連携することで、
次世代のデジタルインフラを支える基盤技術となる。
この技術革新は、さまざまな産業や日常生活に
影響を与えると予想できる。
IOWNのようなプロジェクトは、時間と共に進化していくため
定期的にアップデート情報を確認する必要がある。


2030年はすぐそこ。
私たちの地球を維持するためにも、
ビジネスをよりスマートなものにしていくためにも、
ここからは“IOWN”のアップデート情報を
能動的に仕入れていこう。

key_1216_1

“IOWN(アイオン)”は切り札となるか?!

ページTOPへ

BACKNUMBER

ページTOPへ