これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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選ばれる仕事道

07/22
2025

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星 新一先生も登場してくれた! ミッション、ビジョンと運を引き込む人間力。

先日、倉庫にあるこれまでの制作物を整理していてのこと…
えっ、あの星 新一氏がインタビューに応じてくれていた?!
(すっかり忘れていたということ…)

「なるつもりもなく作家になったが、文学部へ行かず、
有機化学をやっていてよかった…
飛躍した題材の物語、つまりSFでは、
古典の“透明人間”以来、秘薬のたぐいがよく使われた。
私も書きはじめて三十年になるが、
話を進めるのに、各種の薬を出した。
“カゼ薬”など、妙案だった。
カゼの薬ではない。
飲むとカゼの症状をもたらす作用。
ずる休みに適当ではないか。
思い出し薬も使った。
ある量を飲むと、それに相当する過去にさかのぼって、
記憶が鮮明になるのだ。
グチを押える薬などできたら、多くの家庭は助かるのではないか。
これまでは病気治療の薬が多かったが、
今後はもっと、はばの広い薬が開発されるのではないか…」

うんうん、星 新一先生らしい話。
それにしてもよく登場してくれたものだ。
これは弊社が企画編集をお手伝いしていた
1987年の日本バイエルグループの広報誌である。

この広報誌にはその後も“太陽の塔”の岡本太郎氏、
建築家の黒川紀章氏など
錚々たる有名な先生方が登場してくれていたのだ。

1980年代当時、弊社の力でありネットワーク力はないのだが、
世界のバイエルグループという
クライアントのブランド力による顔ぶれである。
創業して5〜6年目の頃は、
実力でありネットワークもそこそこなわけだから、
必死に走り回っての“運”でしかないのだ。

【ミッションとビジョン、そして運を引き込む人間力!】

この秋スタート予定の女性社会起業家アカデミー“サキドリ”。
先日も女性社会起業家数名をゲストにイベントを開催。
その節も…
やっぱり起業には○○と○○は必須だと言いたいのだが…

どうしたら創業から43年、
さまざまな課題を克服して今に繋がったのか?!
→売掛金が回収できないことも幾度か。
→リーマンショックもあった。
→年間売上の3分の1がなくなるトラブルも起こった。
でも、社員や外部協力会社に大きな迷惑をかけることもなく
43年目を迎えられたのだ。

そしてたどり着いた結論が…
経営はその目指す意味→ミッションであり
目指すところ→ビジョンが重要であり、
それらを追求する姿勢と“運”が大切なのでは?!

経営における根幹概念として度々取り上げられるのが
“ミッション”と“ビジョン”。
これらは、組織が目指すべき意義と到達点を明示し、
その存在意義と長期的な方向性を示すもの。
それにより、組織は一貫した目標に向かって進むことができ、
従業員やステークホルダーに対しても明確な指針となる。

これらのミッションとビジョンを本気で追求する姿勢こそが、
組織の成長と信頼を支える要素となる。
そして、その追求の過程において培われた能力や信頼関係が、
やがて“運”として顕在化するということなのだろう?!
“運”というものは偶然ではなく、日々の努力と
明確な目的意識の結果としてもたらされるものに違いない。

ということでビジ達流の結論は…
起業にはミッションとビジョンと
“運を引き込む人間力”が重要という結論に!

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名だたる人物が続々と!

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はなまるア・ラ・カルト

07/22
2025

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大谷翔平選手のマンダラチャートから学ぶ “運のいい”自分づくり!

今週のもう1本のビジ達で、経営を追求していくと…
その目指す意味→ミッションであり
目指すところ→ビジョンが重要であり、
それらを追求する姿勢と“運”が大切!と発信。

ということで、このところの定例のセミナーでは、
自分の味方としたいこの“運”について、
以下のような投げかけをして聴講者とともに追求している。

投げかけ1
自分は“運がいい”と思っているか?!
“運がいい”と思う理由?
投げかけ2
“運も実力のうち”とはどういうこと?
投げかけ3
“運がいい”自分づくりにできること

このディスカッションを展開していてアタマに浮かぶのが
大谷翔平選手(高校生時代)のマンダラチャートである。

【大谷翔平選手のマンダラチャートには、“運”の項目が?!】

大谷翔平選手のマンダラチャートには、運と人間性が…
「ドラ1、8球団」を目指すのに必要な8項目は
1体づくり、2コントロール、3キレ、
4スピード、5変化球、6メンタル、
そして7運、8人間性、

他の6項目と違う項目なのが、運と人間性。
高校生の大谷選手は、すでに運と人間性の関係を
解っていて項目に加えていたのかもしれない?!

この運と人間性のためのそれぞれの要素が…

◆運→1感性、2愛される人間、3計画性、4感謝、
5継続力、6信頼される人間、7礼儀、8思いやり

◆人間性→1あいさつ、2ゴミ拾い、3部屋掃除、
4審判さんへの態度、5本を読む、6応援される人間になる、
7プラス思考、8道具を大切に使う

この16項目を見ているだけでも、
今のドジャースで、MLBで活躍する大谷翔平選手に
必然性があるようにも見えてくるのだ。
今も大谷翔平選手がこのマンダラチャートを作っているとすると
睡眠とデコピンも含めた家族のことが入っているに違いない。

【“運がいい”とは、単なる偶然の産物ではない?!】

“運がいい”とは、一見すると偶然によってもたらされる
“幸運や好機に恵まれる状態”と思われるが、
多くの哲学者や心理学者も、
運の良さは単なる偶然の産物ではなく、
個人の態度や行動によって影響を受けると発信している。

そしてここで注目したいのが、“人間力”。
人間力(大谷選手は人間性?!)とは、
1.他者との円滑なコミュニケーション能力、
2.誠実さ、柔軟さなど、
人間関係を円滑にするための総合的な力のこと。
強い人間力を持つ人は良好な人間関係を築きやすいため、
周囲からのサポートや機会を引き寄せやすく、
それが“運がいい”に繋がることが多いという。

また、ポジティブな思考や行動力も、運の良さに貢献する。
困難な状況でも前向きな姿勢を保ち、
次々と新しい挑戦をしていくことで、
結果的に良い結果を生むことができるのだ。

ちなみに、私も運のいい方だと思うが…
確かに次から次へとチャレンジしてきた。
性懲りも無く、今も女性社会起業家アカデミー“サキドリ”に
チャレンジしているわけだ。
こうした態度が、運を引き寄せる力となるということなのかも?!

つまり、運は単なる偶然ではなく、個人の人間力や日々の努力、
そしてポジティブな思考や行動によって
カタチづくられるものだということ。
今からでも遅くはない!
あなたのマンダラチャートづくりにチャレンジしてみよ~!

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学ぶことが多い大谷選手のマンダラチャート

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はなまるア・ラ・カルト

07/14
2025

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なぜ、高価なハーゲンダッツが売れるのか? それも冬に売れるのか?!

創業40周年となる2024年の 
ハーゲンダッツ・ジャパンの売上実績は、528億円。
それまで最高だった2021年を僅差で塗り替えたという。

1984年から日本で販売されたハーゲンダッツは、
“家庭用高級アイスクリーム”として、
百貨店や高級スーパーで販売された。

当時の一般的なアイスクリームの価格帯が
100円前後だったことを考えると、
351円(税込)という価格はかなり高価。
しかし、その濃厚な味わいと品質の高さから、
徐々に人気を集めていったのだ。

私が思い切ってハーゲンダッツを買うようになってからは
それほど経っていない。
私が選択するミニカップは、ほとんどがマカデミアナッツ。
あの濃いアイスに濃いナッツの歯応えがいいのだ。
(まさに贅沢感?!)

ということで、私がハーゲンダッツを手にするときは
大体2個のミニカップを買うわけだが…
ほとんどが安売りのときで、それでも500〜600円はする。
(希望小売価格は1個351円。通常は税込300円前後?!)

通常100〜150円前後のアイスを食べている私にとっては
もちろん贅沢品で、普段は見て見ぬ振りの
アイスクリームだったということ。
いまだに買うときは、気分的にも高揚感あるときなのだ。


【自分への“ご褒美”としてのブランディング!】

ちなみに、アイスクリームといえば、
夏の日差しのもとで楽しむもの、というイメージが一般的。
ところがハーゲンダッツは、その常識を覆したのだ。
このアイスクリームが最も売れるのは冬、特に12月。
我々が一年を頑張った“自分へのご褒美”として手に取り、
そのリッチな味わいを楽しんでいるということ。

ハーゲンダッツが誇るこの“ご褒美感”は、
単なるアイスクリームを超えた“豊かな体験”ということ?!
その背景には、創業当時のストーリーがある。
1960年代のアメリカで、カラフルで多くの添加物が入った

アイスクリームが主流だった時代、
ハーゲンダッツは“キッチンフレンドリー”を掲げ、
自然な素材にこだわったという。
ミルク、砂糖、卵、そしてバニラだけで作られたその味わいは、
瞬く間にラグジュアリーの象徴となり、
セレブたちの心を掴むことに!

日本に上陸したのは1984年。
その後も、ハーゲンダッツは高品質であり続ける一方、
バニラフレーバーを中心に多彩な味を展開。
特にコロナ禍でのステイホーム需要を巧みに捉え、
“ご褒美”というコンセプトが、消費を促進したのだ。

何気ない日常を華やかにするその力が、
過去最高の売上更新を後押しした。

↓ ↓ ↓

すべてが加速する令和の日常の中では、
ときには自分を甘やかして解放することも必要。
夕食を食べながらも、冷凍庫に入っているハーゲンダッツを
思い浮かべると、今食べている食事が
メインイベントへのプロローグにも感じられてしまう。

ハーゲンダッツは、ただの食べ物の美味しさを超えた
体験へと昇華させてくれる。
“自分へのご褒美”として、そのリッチな味わいの時間が、
心に余裕と豊かさをもたらせてくれるに違いない。

ハーゲンダッツのこのご褒美ブランディングから学びたい!
これぞ選ばれるビジネス!

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ハーゲンダッツの“ご褒美感”は“豊かな体験”

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シナジースペシャル

07/14
2025

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“魅せる概念図”の効果。 creating a concept map!

このところのセミナーでは、私がモニターに映す概念図を
みなさんがスマホで撮ってくれる。
その概念図の中には、紹介する話のコンセプトも含め
言いたいことがほとんど詰まっているからだ。

いやそれだけではなく、これら“concept map”は
つい撮りたくなるような、美しくカッコいい
“魅せる概念図”を創っているということ。

ということで、聴講者にとって
これら概念図が好評であることは間違いない。
(ふっふっふっ…)


【発信したconcept mapは、すでに200点以上!?】

ということで、私はビジネスへの“自分の考え方”であり、
発信要素をconcept mapに展開することを心掛けている。

もちろん仕事柄、人前でセミナーをしたり
YouTubeチャンネルで発信することも多いから
ビジュアル効果も踏まえ概念図を創るようにしているわけだが…
この“creating a concept map”には手間はかかるが
それ以上に貢献してくれているのだ。

もしかしたら、ここ10年だけでも概念図と言えるものは、
200点以上創っているかも知れない?!
(必要に応じて創っていることもあり、ほとんど数えていない)

もちろん、発信のテーマもコンセプトも、その展開の仕方も
私が考えるわけだが…
最終的にAdobe Illustratorで
カッコよくデザインを仕上げるのは、もちろん私ではない。
(江崎さん、いつもありがとうございます( ^ω^ ))
美しさとカッコよさは、彼のウデにかかっているわけだ。


【なぜ概念図は人の理解を深めるのに有効なのか?!】

このすべてが加速する令和のビジネスにおいては、
多様で複雑な情報に触れることが多く、
その情報をわかり易く効果的に伝えることが求められている。

そんな背景においてのconcept mapは、
情報の視覚化を通じて理解を深めるための有効な手段。


その1 ◆情報の整理と理解促進

概念図は、複雑な情報を整理し、構造化することができる。
情報を可視化することで、全体像を把握しやすくなり、
個々の要素間の関係性をも理解することができる。

抽象的な概念や複雑な情報を視覚的に整理し、
わかりやすく提示することが可能となる。


その2 ◆ 伝達効率のアップと記憶促進

図式化された内容は単なる文字情報と比較して、
右脳を活用した情報処理を促進し、直感的に理解できるため、
記憶にも長時間留まる傾向がある。
ときには、デフォルメすることで、
愛着を持たせたり、より記憶に残り易い展開も実行できる。


その3 ◆ 思考の深化

視覚化された情報は、新しいアイデアを閃くための
基盤となることも。
柔軟な思考を促進するツールとして、
概念図は次々と変化するビジネスの現場や教育環境において、
より良い決断や革新的な解決策を見つけるのに役立つ。
より深く、多角的に物事を理解することが可能となる。 

↓ ↓ ↓

私が意図的に展開する概念図の効果であり、
“魅せる概念図”の意味を理解してもらえただろうか?!

この目的に応じた効果的な概念図づくりについては、
まだChatGPTには真似できないはず。
これをビジ達流では“creating a concept map”と呼ぶ!

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情報の視覚化を通じて理解を深める概念図

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選ばれる仕事道

07/07
2025

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“新しいM&A投資”により、 “令和の混沌”を突破するNYC!

先日、“ビジネスの達人”トークアラカルト収録のために
弊社を訪れてくれた
NYC株式会社の中塚 庸仁(のぶひと)社長。
やっぱり30代社長の“やる気”エネルギーはすげ〜。
(つい自分の30代のころを思い浮かべてみた…)

【その収録前に観たYouTubeチャンネルのタイトルは
『その仕事を、未来へつなぐ。
〜中小企業の次代をつくる若者たち〜』】

「日本に存在する企業数は約400万社。
その99.7%が中小企業。
GDP、雇用、そして人の生活、
すなわち日本の屋台骨を支えているのは中小企業。
その50%の中小企業で後継者がいない。
令和の今、廃業する中小企業が後を絶たない。
大きな社会課題と化した事業承継。
だが……
日本には無くしてはいけない仕事がある。
未来につなぐべき素晴らしい仕事が…
そのために全力で取り組む若者たちがいる
新しさと泥臭さで中小企業にもう一度夢を!
これは中小企業とともに未来に向かう若者たちの物語」

こんなプロローグから始まった
NYC株式会社のYouTubeチャンネル。
結構、泥臭いけどそのエナジーが伝わってくる。

その仕事を、未来へつなぐ。〜 中小企業の次代をつくる若者たち 〜
https://www.youtube.com/watch?v=27wEZij_Xt8

【100社のM&A達成を目標に掲げる!!】

NYC株式会社のメンバーの平均年齢は何と32歳。
2025年3月で創業3周年を迎え、
累計資金調達額が50億円超、
グループ売上が80億円に達し、投資先企業が18社に。
今後も事業承継問題の解決に向けて
さらに投資を加速させることを目指している。

NYCは100社のM&A達成を目標に掲げ、
経営支援を通じて日本の中小企業の
持続可能な発展に尽力している。

【これはNYCによるロングレンジの個人メドレービジネス?!】

その1◆企業やビジネスを精査してM&Aを実施
M&Aする相手をあれこれ探し、今後の可能性も含め精査し、
自己資金で買い取る。

その2◆経営のテコ入れと経営管理などの実施
より可能性ある経営実現のために後継社長採用や
経営管理など幅広く支援。

新たに投資しながら、事業内容、人事・組織、取引先も含め
令和時代に合致した企業として革新する。

その3◆事業継続および成長を実現
ここでも終わらず…数年経営して、
収益化が可能な未来ある企業として育む。

その4◆今度はエグジットのための
高い評価をしてもらえる相手先を見つける。

その5◆次の株主へバトンタッチ

げっ!こんなに長く、あれこれ頑張らなきゃいけないわけだ。
それもさまざまな技を駆使して。
まるで400メートルメドレーリレー?
→背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライ、自由形
いや、400メートル個人メドレーってことかも⁈

仕事としては、その意味もヤリガイもあり面白そうだけど、
このロングレンジの個人メドレービジネスは
もう私にはキツイに違いない。
↓ ↓ ↓
中塚庸仁社長率いるNYC株式会社は、まだ4年目だが
平均年齢32歳の若者たちがM&Aを通じて
日本の事業承継問題に取り組み、
多くの実績を創り上げようとしている。
このプロセスはまさに日本の中小企業の未来をつなぎ続ける
挑戦と言えるだろう。

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NYC株式会社の中塚社長

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