これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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選ばれる仕事道

11/21
2022

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鍵山秀三郎流“自分ファーストでない”人たちの支援とは?!

「残念ながら、私の病気はよくなる見込みはありません。
普通なら現状に負け落ち込むところですが…
家族でなくて私でよかったと思うんです。
そして残念ながら方々に行くことはできませんが、
まだ私は世の中に何かを果たせることができると思ってます…」

先日iPadの動画を整理していたら、
約4年前の鍵山相談役の話に出会ったのだ。
致知出版社での月刊誌の取材(2018年)のときの動画で、
これは“日本を美しくする会”の広報担当理事としての役得でもある。

相談役が脳梗塞で倒れてから約2年後の動画だ。
もちろん私が撮影したわけだが…iPad? iPhone? か
それすら憶えてないが…
話は以下のように続いていた。

「例えば、全国で自分の身を削るように掃除を通じて
地域に貢献する人たち、または東北や災害の地に
支援に行く人たちなどへの支援です。
私が行けないわけですから…。

そしてテレビや新聞で知ったこんな人たちの支援もしています。
とんでもなく遠くの方で、苦労しながらものづくりをしている人たち。
例えば五島列島で…
真夜中に切干し大根をひっくり返すことに意義があるといい、
夫婦でやっているんですね。
また、災害地でコツコツと手間をかけてハムづくりしてるとか。
そういうのを見るとドサっと注文してしまうんです。
当然、家内はこんなにたくさん買ってどうするのといいます。
もちろん、方々に配ったりするわけです。
そして私が配った先の人たちが、また注文をしてくれるわけです。
するとものすごい数が売れたりするんです。

またこんなこともありました。
群馬県で蒟蒻芋を掘って倉庫に入れ、また土に植え
そしてまた掘り出す。
これを繰り返し5年がかりで生産する…

自分ではできない代わりに、
このような“自分ファーストでない”人たちを
経済的なチカラの及ぶ限り支えてゆきたいんですね。
“自分ファースト”の人たちが増えることは
日本が良くない方向に行くことになるんです。

ひとつ一つは些細なことでも、“自分ファーストでない”人を支えることが
日本がよくなることだと確信しています。
不自由な身体であっても使命があると思うと頑張れるわけです」
(中島による少しのリライトはありますが、こんな話でした)

自分が病気になり不自由な身になっても、まだ自分にできることがある。
掃除の人たちを支援したい。災害地で支援する人たちを支援したい。
そして“自分ファーストでない”人たちを支援したい。
まさに相談役がよく口にする“益はなくとも、意味がある”
ということの実践。

病気で不自由の身になったとしても、89歳の年齢になっても
その哲学もその生き方も変わらない鍵山相談役。
先達として私たちのこれからを導いてくれているわけだが
果たして私たちにできるだろうか。

これでも鍵山相談役に出会って、
私の生き方はかなり良くなっていると思うのだが…。

(致知出版社の皆さま、ご協力ありがとうございました)

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約4年前の鍵山相談役の動画

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選ばれるビジネス

11/21
2022

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ヤマガタデザイン山中代表とスパイバー関山代表の共通点とは?!

水田に浮かぶように建つホテル“スイデンテラス”。
今回のリトリートツアーでは、
この“スイデンテラス”に宿泊させていただいたわけだが、
ここが今回訪問する“ヤマガタデザイン株式会社”の
事業の1つだと…!
“ヤマガタデザイン”は、社名から想像していたものと大きく違い、
ホテルの運営、亀の甲羅のようなドーム型の
全天候型子ども遊戯施設「キッズドーム・ソライ」の運営や
田んぼの合鴨農法の合鴨の替わりとなる機械製作など
まちづくりデザインに力を入れている会社。
今回は、代表の山中大介さんにそのチャレンジ精神も
含めてお話を聞かせてもらった。

そのVISIONは「山形庄内から、ときめこう」。
MISSIONは「地域課題を解決する事業をデザインし、
子どもたちが生きる未来に、自らも希望を持てる社会を実現する」。
山中代表のメッセージは、
「これからを生きる子どもたちに、どのような未来を魅せるのか。
今を生きる大人たちに、考え行動する責任があります。
私たちは、街づくり事業を通じて、
山形庄内地方を世界一幸せな街にすることに挑戦します」。
まさにこのことを具体的事業展開を通じて語ってくれたのだ。

そして次に訪問したのはあの“クモの糸”の生産を実現したスパイバー。
その代表の関山和秀さんのお話も聞くことができたのだ。
(私とは3~4年ぶりの再会)
スパイバーの研究事業を分かりやすくいうと、“クモの糸”が持つ
タンパク質の特性を人工的に再現する研究開発をもとに、
世界に先駆けて人工構造タンパク質の量産化技術の確立に成功したわけだ。
改めて驚いたのがそこにチャレンジする動機だ。

関山代表はスパイバーを起業したのは、“社会にどう貢献するかを
考えてのこと”という。
「いまアパレルで使われている素材の何割かを人工タンパク質に
置き換えれば、CO2の排出量を大きく減らすことができたり、
砂漠化を引き起こす原因とも言われる綿などの材料の過剰栽培を
抑えることもできるようになります。
そうなると、人類が資源を奪い合って
戦争することがなくなるかもしれない。
世界平和を実現したいのです。
アパレルの分野は産業規模も大きく、
そこで発生している環境負荷も甚大。
だから、その領域において貢献することは、
自分たちのミッションと合致しているのです」

今回の旅では、このお二人のユニークで
意味ある経営の話を聴くことができた。
ヤマガタデザインの山中代表は37歳。
スパイバーの関山代表もまだ39歳。
お二人ともまさにミレニアル世代だ。
山口 周さん的に言えばニュータイプの時代の経営者である。
そしてお二人の共通の価値観も見えてきた。
すなわち、“課題を発見し、意味を創出する”
世代の代表と言えるだろう。
今ある課題に対して取り組み解決に向けて実践をする。
それが社会貢献となり、自分たちの存在意義につながる。

同行した経営者たちは、オールドタイプ経営者がほとんど。
みなさんこのお二人の社会貢献に対する高い意識に驚いていた。
ミレニアル世代の彼らは、まさに社会性のある経営者だった。

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ヤマガタデザインの“キッズドーム・ソライ”(写真上下)

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先取りビジネストレンド

11/14
2022

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Business LABOに“メタバースの仕事人”登場!

あのフェイスブックCEOのマーク・ザッカーバーグが
“メタバース”実現に向けたビジョンを語ってから約1年。
地球規模でさまざまな企業が、メタバースをどう取り込もうかと
四苦八苦しているようだが…

日本のメタバースの現状はどのくらい進んでいるのか!?
様々な企業が取り組みつつあるが、その実態は!?
メタバースは企業の投資に値するのか!?
メタバースを事業ドメインにしてやっていけるのか!?
今後、どんな可能性を秘めているのか!?

ということで…
Business LABOに株式会社Brave group 代表取締役 野口圭登氏を招聘!
ゲストとしてメタバースの現状を語ってもらうことに。
11月2日のLABO会場にはメタバースに興味のあるリーダーの方々が
大勢集まった。

ちなみに、野口CEOは32歳。
(若くてもマクロの視点でこれからを見据えられる経営者)
若くてもエンジェル投資家だったというが、
投資先Brave groupの炎上トラブルによる存続の危機により、
再建のためにCEOになることを決断。
なんと売上95%ダウンからの巻き返しがその役割だったという。

Brave groupは音楽やeスポーツといったエンタメ領域を中心に
多面的なメタバース事業を展開し、
日本のメタバースを主軸とする企業としては注目の企業の一つである。

【1】 バーチャルIP事業
…日本発の世界で通用するグローバルIPの創出を目指し、VTuberを起点にしたIP開発や事業展開

【2】 VX事業
…コロナ禍の影響で急速に進むリアルからバーチャルへのシフト(バーチャルトランスフォーメーション)を様々な領域で支援

【3】 メタバースマーケティング、コンサル事業

今回はBrave groupが展開するメタバース関連事業の実際のところを紹介してもらうことも目的だが、常にメタバースと関わりながら事業展開する
野口CEOにこれからの“メタバース事業”の可能性も語ってもらうことも目的なのだ。

ここではその具体的な可能性の話はしないが…
野口CEOはこんな可能性についても話してくれた。

「身体に障害を持った人や高齢者の方々にとっては
バーチャルアバターに変身することより活躍の場を広げ
これまでできなかったことにチャレンジできる」のだという。

このような社会課題への取り組みとその可能性についても語ってもらった。

今回は“メタバース”がテーマだったが、
今後は先に紹介した“中島流DX32マンダラチャート”にあった
さまざまなDXアイテムやキーワードを
どう自社のビジネスに活かすかがポイントになってくるわけだ。

AI(人工知能)はどの業界でもどの仕事でも活用できるテクノロジーだが
どう活かしたらいいかが分からない…
NFTやブロックチェーンなどはよく耳にするが、
自分達の仕事に関係してくることはあるのだろうか。
ロボット化による効率化であり人員削減も自分の会社でも可能なのだろうか。
TikTokやInstagramはどう活用すればいいのか等々
今や多くの会社のリーダーはここをどう突破しようかと試行錯誤しているはず。

加速する未来にどう対応するかについて、今動かないでいつ動くのか!?
それが“2030 Business LABO”の研究所。
今年のBusiness LABOはこの11月の第4回で終了としたが、
2023年は1月11日(水)からスタートする予定だ。
→QB浅草オフィス / 18:00開始予定

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メタバース事業を展開する野口圭登氏

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選ばれる仕事道

11/14
2022

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中島流、来たるべき時代の“ビジネス予測”と「デザイン思考」

“時流をつかめ! ” 、“まだ来ぬ未流をつかめ! ”と
私は来たるべき時代のビジネスを
20年以上、いや30年以上にわたり予測して来た。
先日、これまで創った“デザイン概念図”を見て、
かなり前から“この来たるべき時代”を
しっかり予測できていたと、
自分のセンスに感心してしまった。

皆さんご存知の“パラダイムシフト75”は、
最初の拙著『非効率な会社がうまくいく理由』
(2007 年フォレスト出版)で語られている。
ということは、この説を16、17年ほど前から
セミナーなどで語っていたかもしれない。

その後、75年周期の概念図は進化し続けている。
2018年に創られていた“Bizパラダイムシフト75”は、
“昭和Bizパラダイム”から新たな“ニューBizパラダイム”へ、
ということで、DXも含めてのビジネスの大転換を予測し求めていた。
これまでの“昭和のビジネス”とは違うビジネスが
展開されることが概念図からも見て取れる。

“パラダイムシフト75の25”では戦後の75年を3等分して
それぞれを“経済復興時代”、“バブル経済時代”、
“インターネット経済時代”として、
新たな時代を“プラットフォーマー時代”とネーミングしている。
地球規模で展開するメガプラットフォーマー企業たちの
出現はこれまでのビジネスの常識を変え、
私たちのビジネスにも少なからず影響を与えると予測していた。

その後、時代の大きなパラダイムシフトを
元号が“令和”となったことを受け、
“昭和Bizパラダイム”から“令和Bizパラダイム”とした。
そしてこれからのビジネスの方向性として、
DXのための具体的キーワードや項目をあげ発信しているではないか!
(うんうん、さすが発信内容が立体的で具体的でもある)

そして、2020年の新型コロナウィルスの到来を受け、
この“令和Bizパラダイム”への移行が、
約10年短縮される可能性も概念図で語っている。

加速度を持ってどんどん変化する掴みどころのない時代を
このような中島流の“デザイン概念図”とすることで、
来たるべき未来を分かりやすく表現しているのだ。
今注目の“デザイン思考”と言われるものは
まさにこういうことなのだろう。

なかなか言葉や文字で表現しにくいもの、
どんどん流れて行くものをカタチにして表現することで、
視覚的に分かりやすくして皆さんにお伝えしている。
誰もがする予測ではあるが、中島流の“デザイン概念図”により
ビジネスがどこに向かおうとしているのか、
経営者はどう先取りをすればいいのかを示唆してきたということ。
未来を読み取り、次なる手の発想への手がかりにも
なっている。

“選ばれる仕事道”として、私のしてきたことを
紹介するのは照れくさいのだが…。
自画自賛してみた

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Bizパラダイムシフト75

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CORONAトランスフォーメーション

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ファインスピリッツキーワード

11/07
2022

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石門心学は、“心徳の学”!!

とある雑誌の対談に取り上げられていた横井小楠。
横井小楠(1809年―1869)は、
幕末維新期の思想家、政治家、熊本藩士。
藩校“時習館”に学び朱子学的教養を身につけ、
実学にも関心を寄せた。
吉田松陰をはじめ西郷隆盛などたくさんの
人物が大きな影響を受けたという。

その雑誌では、このところの戦争は“西洋的な考え方”が要因かも?
とのことで横井小楠の言葉を取り上げていた。
曰く、西洋の学は“事業の学”、これに対し東洋は“心徳の学”だと。
その対談の記事をピックアップすると…

西洋の学は「事業の学」。
つまり商売の学問なので、
引き下がるということがない。
成果を出したか出さなかったか、
儲かったか儲からなかったかの一点を追求する。
これに対し東洋は「心徳の学」。
人としてどうあるべきかを学ぶ。

“事業の学”は徳を高める学問ではないがゆえに、
人としてどうあるべきかを問わず、
事業上の互いの都合に合わせての契約社会。
その互いの都合が合わず煮詰まるとすぐに争いになる。
争い(戦争) になっても事実をつめてお金を払えば
それで解決ということにもなる。

東洋の“心徳の学”によって“事業の学”を是正しないと、
地球の将来が危ない。
それが東洋人、さらに言うと日本人のこれからの
役目だという雑誌の対談内容だった。

そこで、石田梅岩(1685~1744) に話をうつすが…
石田梅岩没後56年後に横井小楠は生を受けている。
その関連性は不明ではあるが、
私は少なからず影響を受けているととらえている。
京都の商人だった石田梅岩が創始した石門心学は、
「性理」(=人間の本性であり、天の支配する運命、人間の存在原理)
を追求し、“人はどう生きるのが正しいのか”を
ひたすら考え抜く学問。

梅岩は“人はどう生きるのが正しいのか”を洞察し、
そこから経済や経営などさまざまな分野に
反映させているところがいい。
人類の存在意義などの哲学的視点がないことには
人類が地球上に長く存在することは難しい状況に
なってきたのだ。
石田梅岩は、約300年前に人類としての根本である“心徳の学”を
発信していたということ。

やっぱり“心徳の学”を追求しないことには、
次なる私たちのあるべき行動が見えて来ないのだ。
石門心学を学ぶにはこちらから
お問い合わせしてください↓
https://bt.q-b.co.jp/wp-content/themes/qb/pdf/sekimon2022.pdf

ちなみに、このビジ達では「不易流行」の“流行”側、
すなわち“すべてが加速する2030年”やDXに
関わる発信が多いが、
変わらない価値観である“不易”をも
しっかり押さえていないと、
糸の切れた凧になってしまう可能性が…。

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石田梅岩の石門心学を学ぶ

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