これからの選ばれるビジネス!

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先取りビジネストレンド

06/10
2022

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“すべてが加速する世界”のこれからのビジネスへ Beyond 2030 その②

前回に続いての話で、“その②”としてみた。
“すべてが加速する未来へ備えよ”
“指数関数的に加速する世界へ備えよ”
このようなタイトルの本が出版されていることもあり、
この事がいろいろなところでまことしやかに語られている。

“弱いAI”から“強いAI”に変化していくというが…
“弱いAI” とは、
→ 用途ごとや部分に特化したもので、
例えば将棋や碁などその分野でしか対応できないAI。
人間の脳のような汎用性のある対応は不可能で、
自らの意思により判断するのは無理。

“強いAI”とは、
→ 人間の脳と同等の仕組みで
人間が判断できる以上の汎用的な思考を持ち、
自らの判断で、行動が可能という。

“シンギュラリティ”とはAIが人間を超えるという意味だが、
“強いAI”がシンギュラリティとイコールとはいえないが、
2029年には“強いAI”が完成すると言われている。
この“強いAI”はどのような可能性があるのか?
例えば、クラウドコンピューターに“強いAI”が実装されると、
クラウドの中に“人の思考・記憶”が保存されることとなり、
個人の脳の外部に個人の記憶・思考を
保存し検索可能になるという。
人と話すときも、ナノボットが人に替わって
コミュニケーションするとも…?

ある本に、“強いAI”が実装されることで変わる12の産業分野が
紹介されていた。
1. コンピューター・ネットワーク(IoT・ARとVRとMR含む)
2. ビッグデータ(ディープラーニング含む)
3. ロボティクス(家庭用ロボット・自動運転車・空飛ぶドローン自動運転車)
4. ナノテクノロジーと材料科学(原子レベル操作とグラフェン等)
5. 3Dプリンティング(ナノテクノロジーとロボットとの融合)
6. 医学と神経科学(遺伝子操作による治療・新食品製造)
7. エネルギーと環境システム(太陽光発電・汚水処理・水耕栽培)
8. 教育イノベーション(遠隔教育システム)
9. 余暇と娯楽(ビデオゲーム・eスポーツ)
10. 金融システム(スマホ決済機能・ブロックチェーン)
11. 安全とセキュリティ(GPS・画像解析・グリッド)
12. 宇宙開発(宇宙旅行・低空人工衛星)

これらの代表的な12個の産業分野だけでなく、
その他でもさまざまなテクノロジーが融合することで、
エクスポネンシャル(指数関数的)な加速が始まり、
その加速のスピードはさらに加速していくという。

となると、社会生活はどんどん便利に進化していく。
同時に私たちのビジネスも私たちが創る商品やサービスも
それら先端技術や価値観をしっかり組み込まない限りは
選ばれないということに。
ゆえにこの変化にどのように対応していくかが、
2030年以降のビジネスシーンにおいて私たちの会社が
活躍できるかにかかってくる。
さぁ、皆さんもBeyond2030を目指し、
新たなチャレンジをどんどんしていきましょう!

※ビジ達7チャンネルでも解説している。ぜひ参照いただきたい。
〈ビジ達7 vol.121〉2030年どうなる?「全てが加速するこれからのビジネスへBeyond2030 vol.02」

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ビジ達7にて動画で詳しく解説している

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目からウロコのおすすめ本

06/06
2022

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ウォーレン・バフェットの「仕事と人生を豊かにする8つの哲学」桑原 晃弥著

投資家として紹介されることが多い
ウォーレン・バフェット氏(91)。
バフェット氏がCEOを務める
“バークシャー・ハサウェイ”という会社を知っているだろうか!?

世界の時価総額ランキングを見ると、
毎回ベスト10に出てくるのがこのバークシャー・ハサウェイ社。

この4月のランキングで見ると
1位がアップル、サウジアラコム、
マイクロソフト、アルファベット、アマゾン、テスラ、
そして7位に“バークシャー・ハサウェイ”だ。

ここ数年、GAFAMが上位を独占する中、
バークシャー・ハサウェイも常にランクイン。

私がバフェット氏でありバークシャー・ハサウェイ社に
興味を持ったのは、GAFAMの株価が気になりだしてからだから
もう3年は経つだろうか。

このところは日本のメディアでもバフェット氏が
紹介されることも多くあり、
世界にその名声が高まった今、
どうやってここまで財を築いたのか気になるところだ…

その裏付けとなるのが
バフェット氏のモットーを著者(桑原晃弥氏) なりにまとめた
“仕事と人生を豊かにする8つの哲学”だ。

今回紹介する理由もバフェット氏の多くの言葉は、
“投資家“というより、
私たちにも当てはまる汎用性ある言葉だからだ。

激しい時代の変化の中では、
“時代遅れ”と揶揄されることもあったというが、
それでもバフェット氏は“原理原則”や“良き習慣”に忠実だったという。

◆以下が紹介されていた“8つの哲学”
1. バフェットの見方 「短期ではなく“圧倒的長期”でものを見る」
2. バフェットの考え方「周りの声にまどわされず、自分の頭で考える」
3. バフェットの守備範囲「自分の“能力の輪”を決して出ない」
4. バフェットのリスク対策「原則は“損をしない”こと」
5. バフェットの習慣「一度身につけたルールはぜったいに守り抜く」
6. バフェットのお金のルール「毎年着実に成果を上げ、社会に還元する」
7. バフェットの時間管理「決して無駄遣いせず、使うべきところには徹底的に」
8. バフェットの自分磨き「良い人生はお金では買えない」

8つ目の哲学の後に書かれていたバフェット氏の言葉を
もうひとつ紹介すると
「成功も幸せも、一夜にしてならず」

成功と幸せのどちらも手にしたいなら、
自ら信念を打ち立て、それを貫き通すこと。
自ら原則を設け、それを守り抜くこと。
理想のために、努力を惜しまないこと。

とにかく“自分のルールを徹底することが大事”
ということをバフェット氏は語っている。

もちろんこれらのモットーから投資に対する考え方も学べるが、
私たちが“どう生きるべきか”にも通ずるところが多くある。

これを読んで思い出したのは私の座右の銘。
「美しく、生きる」である。

この言葉は10年以上名刺の裏側に書かれていたのだが…
この言葉は私自身の行為行動を戒めるためのフレーズ。
これら自分の価値観を常に貫き通せるかということだろう。

世の中には“成功の法則”や
“こうすれば儲かる”などの本やYouTubeが溢れているが、
バフェット氏はこの著に書かれている8つのモットーを
90年以上(?)貫いた結果が現在の資産であり、
みんなが期待する企業になり、人物になったということだ。

やはりアメリカでも日本でも、いやこれまでもこれからも
私たちのより充実した生き方の価値観は変わらないということ!?

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バフェット氏の“8つの哲学”とは

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先取りビジネストレンド

05/30
2022

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“すべてが加速する世界”のこれからのビジネスへ Beyond 2030 その①

“すべてが加速する世界へ備えよ”
“指数関数的に加速する未来へ備えよ”

このようなタイトルの本が出版されていることもあり、
これらフレーズをよく聴くようになった。
2030年からは私たちの社会生活もビジネスも
加速すると言われている。

2030年以降の社会生活はどのように変わるのか?
・毎日の買い物はドローンがやってくれるのか?
・お出かけする時は家の前まで自動運転のタクシーが迎えにくるのか?
・アレクサに指示すると3Dプリンターで料理をしてくれるのか?
・人間の脳と同等の仕組みを持つ強いAIができあがっているのか?
・私たちの脳とクラウドコンピューターがつながって交信できるのか?
こんな可能性がまことしやかに語られている。

例えば、2029年にはできあがると言われている
“強いAI”がクラウドコンピューターに実装される?
そうなったら、人間の脳と直接交信が実現し、
2030年にはパソコンやスマホはもう不要なのか?
自動運転車は、すでにアメリカのアリゾナなどで実際に
走っているという。
アップルやグーグルも開発していて
そのうち無人タクシーの時代に?
IBMのワトソンが白血病患者の治療をすでに実行している。
ドローンが人を乗せて空を飛び、
無人のロボットが空を飛ぶ可能性も…?

日本では法律面からもいろいろ後手になっているが、
さまざまなロボットが家にもお店にも出現している。
ファミレスやカフェで稼働しているロボットも
よく見るようになった。
変なホテルではフロントでの顧客対応をロボットが…。
介護現場や病院において、人の力の助けとなるロボットも。
ペッパーも教育現場で活躍しているという。
AR・VR・MR(仮想現実・拡張現実・複合現実)
ももっと発展しリモート会議やゲームの中で
展開されていくだろう。

これらの実現に向け、世界の様々な企業が競争しながら、
技術革新をしている。

これほど多くの破壊的テクノロジーが指数関数的に癒合すると
中島流でいうと、今後“エキスポネンシャル(指数関数)なシナジー”
が生まれてくることに。

ということは社会生活の変化だけでなく、
私たちのビジネスもこれらのテクノロジーに伴って
大きく変化していくことも間違いないだろう。
そうなると、商品のつくり方も売り方も
使い方や伝え方も変化していくことだろう。

これらイノベーションの変化に合わせて
私たちのビジネスもシフトしていかねば
選ばれるビジネスであり企業にはなれない。

2030年までのこれからの7年~8年は
そのプロローグとして、あれこれシュミレーションしながら
準備をしていくことが重要になっていくということ。
覚悟して取り組んでいかねばなるまい。

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2030年からは社会生活もビジネスも加速する

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はなまるア・ラ・カルト

05/30
2022

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そのお店の“存在理由”が、贔屓客とお店との連携を創る!!

これまでもビジ達で何度も紹介している
“メルシー”と“龍朋”のお話。

さて、先日メルシーに行ったところ、
なんとラーメンが値上げされていた。
メルシーは値上げしても500円!
ほとんどのラーメン店の価格は1,000円近いので
値上げしても安いことに変わりはない。

ビジ達を調べてみると、2019年4月に“メルシー”を紹介していた。
この時のラーメンの価格は400円。
早稲田にあるメルシーは、学生の街ということもあり、
“安くて美味しいものを”との心意気で価格設定している。
今年で創業64年。
私が40年前に早稲田でQBを創業した当時は確か200円台だったか…?
今回、ロシアのウクライナ侵攻やコロナ禍もあり
値上げは仕方ない。
それでも多くの常連客が値上げを気にせず、
並んで美味しそうに食べていた。
メルシーはずっとこのまま、この味を継続して欲しいので、
値上げになってもかまわないというお客さまの
気持ちが垣間見えてくる。

もう一つの“龍朋”も幾度かこのビジ達で紹介している。
このお店は神楽坂の駅近くにあり、
創業してから45年以上…?
店のすぐ目の前にカフェがあり、私はそこでよく仕事しているのだが、
店の前にはいつも行列が出来ている。
先日もお友達と行ったのだが、
行列に並んでいても、回転率がすこぶるよいので
すぐ順番が来て入店できる。
価格は、チャーハンが770円、ラーメン600円。
このお店はチャーハンが人気で
注文の7割がチャーハンだという。

注文して目の前にアツアツのチャーハンが
テーブルに置かれるまでほんの数分の早さ。
なので、席について食べ終わるまで10分~15分程度で済む。
この店ではお酒を飲むお客様も少なく回転率に貢献してくれる。
ビールや紹興酒もあるにはあるが長居するお客様がいない。
お客様のほとんどは食事目的で来店している。
みんな“龍朋”という店を理解してくれているわけだ。

今回紹介したメルシーも龍朋もどちらのお客様も
その存在理由をわかってくれている。
だからお店が古びていても気にしない。
2店舗とも、店づくりのために余計なお金をかけないわけだ。

店もお客様もお互いにわかり合っているのだ。
すなわち、昨今の厳しい飲食店の経営環境でも
お店と贔屓客がその存在理由をわかっていることで、
連携できているということ。
この2店舗は、これからも間違いなく、存在し続けるお店なのだ!

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“メルシー”の価格表

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“龍朋”の価格表

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選ばれるビジネス

05/23
2022

biji

100年続く企業小野株式会社4代目のチャレンジ精神!

今書店に行くと、
『何があっても潰れない会社』―100年続く企業の法則―
という経済ジャーナリスト田宮寛之著の本が平積みされている。
“今こそ老舗企業から学ぼう”というプロローグから
始まるのだが、そのトップに紹介されているのが、
大型手芸専門店“ドリーム”を展開している小野株式会社。
この小野株式会社の小野兼資社長は4代目で、月刊CD
ビジネスイノベーションにも登場してもらっている。
私の友人でもあり、香川NBCに所属する仲間でもある。
そして、ビジネスイノベーションを10年以上(?)
聴いてくれている受講者なのだ。

小野株式会社は、明治44年創業、今年で創業111年目。
初代の小野耕作氏は、香川県財田大野村出身。
33才のときに熨斗(のし)や贈答品を扱う“小野だるま堂”を開業。
1945年に空襲で店が全焼し、土地を売却。
2代目が高松市にて手芸用品の問屋として事業を復活させる。
戦後は洋服や身の回りの品は手作りがあたりまえだったこともあり、
問屋業としても発展。
3代目小野耕一氏は、勉強熱心で勤勉で、
2代目が脳梗塞で倒れたこともあり、
介護しながらも事業拡大を図った。

そして4代目の小野兼資氏。3代目からは、
「仕事だけに集中できる環境に感謝しなさい」と言われたという。
そして、問屋業は今後厳しくなると予想し、BtoCの店舗展開を始めることに。
ただ、香川で問屋商売をしていた手前、
あえて一号店は瀬戸内海対岸の岡山県で、田んぼの中にオープンさせた。
店名は手芸センター“ドリーム”。
手作りの夢や、スタッフの夢をのせてこのネーミングにしたという。
そして今や、関東・関西・中四国に展開し97店舗まで拡がった。
多店舗展開によりオリジナル商品も増加し、利益向上にもつながり、
それが次なる店の出店へと。
信用が信用を生んでの約100店舗の規模となったという。

私が着目したいのは3代目の体験だ。
本社ビルを建てる予定で進めていた矢先に
土壇場でメインバンクからの融資の話が消えてしまうことに…。
最終的にあきらめるか? というときに
銀行が貸してくれることになったというが…
そんな経験から
「お金はいつでも儲けられる。あせるな。信用を失うな」と。
3代目は商売で重要なことは“信用”だと常に言っていて、
これが迷ったときの小野家の判断基準となったようだ。

3代目のときにバブル時代が到来したが、
信用を考え、財テクに手を出さなかった。
成功しても失敗しても本業に精を出し、
現在もその価値観を大切に商売を続けている。
これからも100年以上にわたり受け継がれた価値観が
5代目、6代目へと繋がっていくのだろう。

biji

本書では手芸専門店“ドリーム”について触れている

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