これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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はなまるア・ラ・カルト

08/30
2021

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“旧態依然”と言われる前に「温新知故」

ここ50~60年の間、“望ましい”とされてきた
思考や行動様式の多くは、今、急速に
時代遅れのものになりつつある。
私が生まれてからの経済の右肩上がり、
東京オリンピック、バブルに向けて“上昇”だけをみていた経済。
今や、このときの当たり前は“旧態依然”となってきた。
平成の時代が30年あったが、実はこの期間は
まだ昭和を引きずっていた。
そして今、令和となり、ついに“昭和”が終わろうとしている。

あなたの会社は“旧態依然”ですよと言われる前に、
どんどん新しい時代に向けチャレンジして欲しい。
すなわち、“温故知新”ならぬ、「温新知故」。
新しさをたずねて、自分であり、自社の故さを
知っていこう!ということなのだ。
“新しさ”を体感し、実感することで、その理解が深まっていく。

このところの“温新知故”シーンを紹介しよう。

1.オリンピックでの金メダリストたちのコメント
スケボーの堀米雄斗選手(22歳)や西矢椛選手(13歳)
また体操の個人総合と種目別の鉄棒で金メダルの
橋本大輝選手のコメントは、旧態依然としていた
柔道の選手達のものとは明らかに違った。
(柔道の選手はいまだに、日本の柔道を背負い過ぎているからねぇ~)
西矢選手の、「あら、金メダルになっちゃった」とか、
「こんな難しい技をやってみたらうまく着地できちゃったわ」
などプレッシャーは全くない。彼らはあくまでも自分が好きな
ことをやっているだけ。
これは、テレビを見ているだけで「温新知故」を実感できたシーンだ。

2.先日のモバイルshotでも紹介した神楽坂のカフェ
“神楽坂茶寮”は若い女性やカップルが列をつくるカフェだ。
町屋風の一軒家で、“古い”雰囲気を活かし、
食事やスイーツも和風でありながら、
お洒落で現代的なデザインを取り入れている。
ここには、若い人達が選びたくなる要素がある。

3.新宿の巨大3D三毛猫
アルタの横のビルの屋上付近にいる猫で、ビルの角を利用し、
先端技術が活かされている。
(少し前のMobile Shotで紹介している)

4.テレビ朝日の番組「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」
小学校の5-6年生の“魚の博士ちゃん”は、あの“さかなクン”を
上回る知識かも・・・?
他にも、“仏像博士ちゃん”、“恐竜ユーチューバー博士ちゃん”
“昭和家電の博士ちゃん”がいた。
古いものも、新しいものもYouTubeで横並びで
観ているので、小学生でありながら
大人顔負けの知識、ノウハウ、活かし方まで考えられるのだ。

これが新しい時代の特徴だ。
興味をもったらどんどん深掘りし、俯瞰して見れる。
古い人は古いことしか知らないが、新しい人たちは
新旧を知っているのだ。

新しいことを体験したり、新しいテレビ番組やYouTubeも
どんどん見聞きし、自分であり自社の“故さ”に気づき修正しよう!
そして“旧態依然”と言われる前に、“温新知故”を実践しよう!

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神楽坂茶寮

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巨大3D三毛猫

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モバイルショット

08/23
2021

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我が家のサボテンのようなスタッフに、期待‼︎

12〜13個の子供たちを一度に付けた我が家のサボテン。
こんなに一度に子供たちが芽生えるものなのだろうか⁈
これってサボテンのあたりまえ⁈

これまでも年に1〜2個は子供を付けたことはあり、
別鉢に植え、スクスクと育っている。

今思えば、マンションへの引っ越しのタイミングで
小さな植木鉢とともに登場した1センチにも満たないサボテン。

すでに12〜13年はマンションで成長したことになるが、
今や背丈は25センチメートル、
トゲを含めない直径でも10センチくらいある。

いや〜よくここまで成長してくれたものだ。
窓側に目を移す度にその成長ぶりに驚く。

そして、毎年ピンクの鮮やかで美しい花を咲かせてくれるので
自然の持つ可能性と“心のゆとり”をもいただいている。
(感謝、感謝)

さて、今年は何故か12個もの子供を付けた。
我々にこれだけのホクロや吹き出物ができたら大変なこと。
果たしてサボテンにとってはどうなのだろうか⁈

ちなみにサボテンの花言葉の一つは「枯れない愛」。
水が少ない乾燥した土地でも強く育つことからつけられたようだ。
多くの植木のほとんどは、少し水をあげないだけでも枯れちゃうからね。

私たちのビジネスの世界でも水をあげないとねぇ〜。
リーダーは常にスタッフに水をあげなくてはいけないってこと。
(お金のことじゃないよ)

ここでいう“スタッフへの水”とは、
“フィードバック”であり“フォローアップ”のこと。
これがなかなか上手くできてないことが多いんだ。
(だから、後ろを振り返ってみるとバラバラだったりする)

そう考えるとサボテンのようなスタッフがつい欲しくなるよね。
水をあげなくてもいいスタッフということだけど…
でもサボテンのようなスタッフはトゲがあって扱いにくいのかも⁈
(ふむふむ、納得)

でもうちのサボテンのように、派手なタイプではないが、
大切に意識して育んでいると、艶やかな花も咲かせてくれて
次なるスタッフをもたくさん産み出してくれるということなら

嬉しい限りである。

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12個もの子供(子株)たち

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選ばれる仕事道

08/23
2021

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オイルと塩で食べる奥田シェフ流“織音寿し”

ビジ達でも度々ご紹介しているイタリアン
アルケッチャーノの奥田シェフ。
今回、動画Business Todayに出演してもらい、
コロナ禍での対応や銀座にオープンした
“織音寿し(おりおんずし)”について語ってもらった。

そしてついに、その“織音寿し”に行き
お寿しを味わって来た。(こればかりは、味わってみないとねぇ~)
これまでのにぎり寿しとの違いは、醤油を使わず
オイルと塩で食べるお寿司。
さながら、奥田流、“イタリアン寿し”(?)。
奥田シェフが目の前で握ってくれた“織音寿し”は
食材を活かしたお寿しであることはもちろん、
ネタにより、塩、オイルを厳選し、
場合によってはシャリまで変えるという。
細やかな美味しさづくりをしているお店だ。

思えば、奥田シェフとの付き合いは長い。
2006年に情熱大陸に出演した時からの
お付き合いなので既に15年も経過している。
その間、さまざまなセミナーや講演会に協力して頂いた。

振り返ると、
* Memuroワインヴァレー構想の応援
2017年には十勝まで来ていただき、地元産の食材を
使用したイベントでは、審査員をお願いした。
* 「里山と生きる協会」のイベント
石坂産業に来てもらい講演プラス里山を活かした
料理もしてもらった。
* 旅館・ホテル経営者のイベント
私がプロデュースしたこともあり、横浜のホテルで
講演会と料理をお願いした。

そして奥田シェフのお店でのイベントも何度もさせて頂いた。
* 山形のアルケッチャーノで庄内の里山体験イベント
* 銀座のヤマガタサンダンデロで経営者向けイベント
* スカイツリー近くのイタリアン“ラ・ソラシド”での
食事と講演会
* 新宿調理師学校での講演会

このように、奥田シェフはいつも快く協力してくださり、
この全てにおいて参加者の満足度も非常に高く、
大変お世話になっている。
もちろん、私がパーソナリティを務めるラジオ番組や
月刊CDにも出演して頂き、
今回も動画“Business Today”に登場して頂いた。

奥田シェフの基本コンセプトは、
“料理を通して、鶴岡を明るく元気にする”だった。
それが“庄内を元気にする”につながり、
ひいては“日本を元気にする”につながる。
そして世界を意識しての展開がこの“織音寿し”というわけ。

奥田シェフは、常に料理人として“その先のステージ”へと
チャレンジを繰り返ししている。
このコロナ禍にあっても、社員のことはもとより、
地域のこと、食材に関する関係者や
その他ステークホルダーのことを思い
ビジネスを展開している。
店を開けられない時には、イタリアンの
フルコースのデリバリーを展開し、
全国を対象にECサイトでイタリアンの
特性の冷凍ピッツアも販売し、
関係者に仕事がある状態をつくってきた。

これが奥田流の考え方であり“仕事道”なのだ。
みなさん、ぜひこの“織音寿し”を応援しよう!

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BUSINESS TODAY

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ファインスピリッツキーワード

08/23
2021

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今こそ“ミレニアルトランスフォーメーション”の実践!

このところの読書、そして思考を重ねた結果、
行き着いたのがこの
“ミレニアルトランソフォーメーション”。
すなわち、1000年に一度の変革が求められている時
なのでは?ということ。

これからミレニアル世代やZ世代が
イニシアチブを取るようになると
これまでとは違う社会やビジネスになっていくだろう。
なぜならば、社会が成熟した中で育った
ミレニアル世代やZ世代の人たちの価値感は
今まで時代を牽引してきた昭和世代の人たちの価値感とは
明らかに違うからだ。
そして今、ビジネスは社会の成熟化により、
次なる一手が見えにくくなってきている。
多くの人がある程度この社会に満足している状況下において、
これから求められるビジネスは変わっていくだろう。
一方、環境問題も社会課題もかなり増加し、
今までそれら問題の要因となってきたビジネスは、
その解決のためにも、“ビジネスの意義や目的”を
変えていかねばならなくなった。
さらにICTやAIも含めた様々な先端技術は次々に登場し、
これらも今後の新しいパラダイムづくりには欠くことは
できないものだろう。
このように、いろいろな要素が錯綜し、
社会もビジネスの形態も変わらなければいけないときに来ている
というのが中島流の考え。

そういう意味で、1000年に一度の
“ミレニアルトランスフォーメーション”の時!
と発信しているのだ。

それを実現するための4つの
トランスフォーメーションについて概念図を
参考にしてほしい。

[その1]
デジタルトランスフォーメーション [DX]
企業も個人もデジタルを駆使した効率化を実現

[その2]
ヒューマントランスフォーメーション[HX]
物欲が満たされた後での人々の価値感を革新 

[その3]
ソーシャルトランスフォーメーション[SX]
BIを含めた新しい社会システムの再構築に向けた革新

[その4]
ビジネストランスフォーメーション[BX]
ビジネスの意義(役割)の変革、
→ 環境問題や社会課題の解決を踏まえたビジネスの展開に

さまざまな環境問題の解決であり、社会課題の解決。
そして、未来の人たちに残す社会と地球のことを考えた時に、
まさに、今しなければならないのがこの4つということ。
そしてこれら4つはそれぞれに深く関係もしてるわけだ。
これらをまとめて、“ミレニアルトランスフォーメーション”
と命名してみた。

人の幸せを考え、未来の人たちのことも考え、
そして自分も幸せになるためには
様々な変革が必要となってきた。
新たな社会づくり、人づくり、ビジネスづくりを
取りくむために、この4つのトランスフォーメーションを
進めていかなくてはならないのだ。

私たちは、実践に向けて変革するのみ。

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社会もビジネスの形態も変わらなければいけない

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モバイルショット

08/16
2021

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神楽坂茶寮の人気 スイーツ“saryoパフェ”

これが人気の“saryoパフェ”。
こだわりの抹茶アイス、 抹茶ゼリーなど抹茶づくしのパフェ。
庭園をイメージした飾り付けだという。

うんうん、私に似合うパフェなわけだが…
なぜか初対面。

何とこの神楽坂に“神楽坂茶寮”がオープンして
18年目だというのにやっと出会えたわけだ。
(まぁ、1人ではこんなカフェには入らないからね〜)

この手前で茶寮定番の“おばんざいセット”を美味しくいただき
この“saryoパフェ”に至ったのだが。
それほど甘くなく、新しい感覚を美味しくいただくことができた。
(そう、こういう体験がこれからのビジネスには大切⁉︎)

この神楽坂にあって、町屋風の一軒屋をまるごと使い、
その雰囲気に合ったお洒落な和風の食事やスイーツが…
これがたくさんの若者やカップルが並ぶ理由。

大きな窓から差し込む日の光とさわやかな雰囲気を醸し出す竹が、
どこか懐かしくほっとする雰囲を演出してくれる。
この懐かしさある雰囲気でお洒落感たっぷりのスイーツを前に
お友達と会話を走らせるのがいいのだろう。

やっぱり自分が行きたいかどうかではなく、
これからを担う若い人たちの嗜好や価値観を知るためにも
時々こういうチャレンジをしないとダメ。

これが“温故知新”ならぬ“温新知故”の実践。
“新しきを温ねて、自分の故きを知る”ってこと。

次回お邪魔するときは…
ラム酒が香るモンブランクリームに抹茶を合わせ
栗の甘みと風味がウリの女性支持率No.1という
“モンブラン抹茶パフェ”にチャレンジしてみたい。

えっ、渋谷スクランブルスクエアの14階にも
この神楽坂茶寮があるって⁈
あれ〜いつの間にか時は流れていた。

もっともっと“温新知故”を実践しなきゃ、追いつかない⁈

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“神楽坂茶寮”外観

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店内は若者やカップルで賑わう

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おばんざいセット

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