これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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先取りビジネストレンド

04/26
2021

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新・パラレルワークの実践と“SDGs”の関係!?

先週のビジ達モバイルでも発信したが、
聖徳(しょうとく)学園高等学校にて“SDGs”を語ってきた。
私はそれほどSDGsに詳しいわけではなく、
どうしようかなと思ってたところ、
“企業のSDGsの取組”についてのお話を・・・
とのことだったので、“それなら”とお請けした。

講演会にて、“SDGsを実践する企業”として、
石坂産業の“経営品質賞”受賞について動画を交えて語り、
日本サービス大賞“地方創生大臣賞”受賞の大里綜合管理
についても語ってみた。
さらに、“鍵山掃除道”についても動画を交えて語った。

おかげさまで高校生の興味を引くこともでき、意味ある講演会を
開催できた。(と思いたい!!)

そこで改めて、今まで登場いただいた動画番組”Business Today”の
ゲストの方々を思いうかべたところ、かなりの率で
SDGsと深い関係のある会社が多かったことに気づいた。

“SDGs”とは、さまざまな社会課題のなかで
経済合理性に合致しなかった課題と
どう取り組んでいくかということ。
先日来、“新・パラレルワーク”として発信しているのは、
このお金になりにくい社会課題とも取り組んで、お金になる仕事との
パラレルワークを実践している企業こそが、
SDGsの取組企業だということ。

そこで”Business Today”にゲストとして参加してくださり、
新・パラレルワークをすでに実践している企業を紹介しよう。

石坂産業 → 里山整備、98%のリサイクル
大里綜合管理 → 地域貢献活動、まちづくり
ココファームワイナリー → 障がいを持つ人の雇用
佰食屋 → 働き方改革
ユーグレナ → バングラデッシュの飢餓をなくす目的で創業
TBM → 石灰石から紙の製造
ロコ・ソラーレ → 北海道、北見市の活性化
パンアキモトの救缶鳥 → 世界の飢餓地域へのパンを発送
アルケッチャーノの奥田シェフ → 山形県、鶴岡市の地域創生
秋山木工 → 若き職人の養生
プレジャー企画 → ホスピタルクラウン活動

これらの会社は、“新・パラレルワーク”を実践していて
結果的にSDGsに通ずる活動をしているのだ。

動画番組”Business Today”では、私自身の企業経営の価値感に
合致するゲストをお招きしている。
すなわち、私の経営に対する価値感は
経済合理性に敵うビジネスを展開する企業を
応援していないということなのだ!
そういえば拙著、
『非効率の会社がうまくいく理由』も『儲けないがいい』も
同じ理念で書かれているわけ。 

SDGsとは積み残された経済合理性に合わない
社会課題にどう対応していくかということだ。
改めて、私のこの価値感はずっと私の中に存在していた・・・と
改めて気がついた!?

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新・パラレルワークとは

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“新・パラレルワーク”を実践して何が起こるか

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はなまるア・ラ・カルト

04/26
2021

ara

“動中の工夫”こそ「エコーロケーション戦略」に通ず

先日丸善本店(本屋)にてなぜか気になったので手にした本、
『Think Clearly』ロルフ・ドベリ著。
サブタイトルは、
「最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法」。
オビには、この複雑な世界を生き抜くための鮮明なる指針。
心理学、行動経済学、哲学、投資家や起業家の
思想をひもとき、スイスの知の巨人が
まとめあげた未来が変わる「52の考え方」とあった。

私がこの本を買おうと決めた理由は、52の考え方の
1番目に、「考えるより、行動しよう」とあったから。
このことはまさに私がこのビジ達でも幾度も発信してきた。

何を書くかというアイデアは、
「考えているとき」に出てくるのではなく、
「書いている最中」に浮かぶとも書いてあった。
その通りだ!
実は、このビジ達コラムでも、書き始める時点では、
テーマこそあるが、最終的な展開や“オチ”は考えていない。
だが、書き始めてみると、そこにアイデアが生まれてくるのだ。

また、人生においても自分が何を求めているかが
わからない時には、何かを始めてみるのが一番手っ取り早いと。
実は私もデザインに興味があり愛知県立芸術大学を受験するが、
あっさり不合格となり、デザインの専門学校へ行った。
就職したが、思うような会社や仕事に出会えず、
自分でやってみようと思い独立した次第。
そうこうするうちに、自分のやりたいことも
見えて来て、その方向に序々に舵を切るわけだ。

あのピカソも新しいことにチャンレンジする大切さを言い、
「何を描きたいかは、描き始めてみないとわからない」と。
鍵山秀三郎相談役も、
白隠禅師の言葉を引用し、
「動中の工夫は静中の工夫に勝ること幾千億倍」
(白隠禅師は百千億倍と語っているのだが・・・)
と語っている。

ピカソも、白隠禅師も。鍵山相談役も、ロルフ・ドベリ氏も、
結果、同じ事、すなわち、「考えるより、行動しよう」と
語っているのだ。

そこでもうひとつ思い出したのが、
私の“エコーロケーション戦略”。
“チャンレンジの繰り返しこそが次なる時代のビジネスを察知する”
ということ。
これも、留まりあれこれ思考するのではなく、
まずは一歩踏み出そう!ということ。

この章には他にも、
「人は率先して行動を起こすより、考えているだけの方が気楽だ。
実行に移すよりぼんやりと思いをめぐらせている方が心地がいい。
考えているだけなら失敗するリスクはゼロ。
行動すれば失敗のリスクは確実にゼロより高くなる。
他人の行動にコメントしたりするだけの人が多いのはそのため」と。
著者は、理論家や教授、コンサルタント、作家やブロガー、
ジャーナリストのことを言っている。
(うんうん、分かる分かる)
私もコンサルタントだが、自分の会社を30数年間経営し、
新規事業も立ち上げ、理論だけのコンサルとは違うからこそ
多くの経営者に支持されているという・・・。
(本当に支持してくれているのだろうか!?)

ちなみに、今回は“目からウロコのおすすめ本”ではないですよ~。


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何かを始めてみるのが一番手っ取り早い

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『Think Clearly』ロルフ・ドベリ著

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鍵山秀三郎相談役も道中の工夫を語っている

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モバイルショット

04/19
2021

moba

聖徳学園高等学校で“SDGs”を語る‼︎

思わず、最後の方で66歳の逆立ちを披露。
これにも“おお~っ”の声と、拍手が…
これって高校生たちが私の語りに、“いいね!”を出してくれた証!?

「高校生のみんなにもできる“SDGs”の実践は
どの企業の商品買うか、どの店で買うかということ。
お金を支払うってことは、モノやサービスを買うだけでなく、
“その先に残って欲しい”と投票することにもつながるわけです」

うんうん、意外に説得力ある話ができたような…。
まさにこの“ビジネスの達人”で語ってきた
“Fine Choiceの実践”を語ったわけだ。

すなわち、その会社やお店が“SDGs”を意識した
企業展開をしているかどうかが物差しとなる。

「もしかしたら、道に落ちている缶を1日1個拾い、
缶収集BOXに入れることも
ひいては“SDGs”につながるわけなんです」とも語ってみた。

今回のテーマは“企業のSDGsへの取り組み”についてであり、
今の高校生にも知っといて欲しいこと。

確かに、私がSDGsについて深くあれこれ語ることはできないが、
私と関わりのある多くの中小企業が、SDGsにつながる
さまざまな社会課題と取り組んでいるわけだ。

そう、2020年の経営品質賞を受賞した“石坂産業株式会社”も。
(石坂産業 経営品質賞受賞ドローン動画)
https://www.youtube.com/watch?v=ZZtDLklG4wI

同じく2020年の地方創生大臣賞を受賞した“大里綜合管理株式会社”も。
(大里綜合管理 ビジ達)
http://bt.q-b.co.jp/date/2021/04/

そして、“鍵山掃除道”と取り組む数多くの企業も。
(鍵山秀三郎の掃除道)
https://m.youtube.com/watch?v=dTaKhLC727U

ということで、私と深く関わる企業の取り組み事例を紹介するだけで
“SDGsを実践する企業”の具体的事例となるわけだ。
それもこのところ価値ある賞を受賞するほどの注目の企業たち。

もしかしたら…
私が注目し興味を持ちお付き合いする企業たちは、
経済合理性に合わない社会課題と取り組む企業たちなのかもしれない。

そういえば、拙著『儲けないがいい』にもそんな“先義後利”的、
SDGsを実践するような中小企業ばかりを紹介していた。
な~んだ、これって私、中島セイジの価値観からくるものであり、
“存在理由”と言えることなのかもしれない。

聖徳学園の先生方、山尾社長、ありがとうございました。
いい機会をいただき、気づきも多くありました。
ある高校生からはYouTubeにお礼のメッセージもいただきました。
結構、うれしい!(((o(*゚▽゚*)o)))


moba

聖徳学園高等学校の生徒たち

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選ばれるビジネス

04/19
2021

biji

“東京ガールズコレクション”に参戦! ワークマンがリブランディングに挑む!

“ガイアの夜明け”にてワークマンの東京ガールズコレクション
(TGC)の参加を知った。
あの“作業着のワークマン”がそのイメージとはかけ離れている
TGCに参加したと聞き驚いた。
ランウェイを歩いたのは、ニッカポッカを履いた土屋アンナ。
実際このニッカポッカを土屋アンナは、
「これ、かなりカッコいい」と発言。

このビジ達でも紹介しているワークマンは、
60歳で三井物産を定年退職した今の土屋専務が先頭に立ち
データドリブンを実践し、効率を考えた事業を展開している。
“ガイアの夜明け”でも土屋専務のことや、
抜擢された女性リーダーの“チャレンジ精神”に触れていた。

この番組を観て、早速ソラマチの“ワークマン女子”へ!
取材のつもりが、反発ソールのスニーカーと
速乾性のTシャツとランニング用の半ズボンを購入してしまった。
これだけ買って3千円台なのだ。
機能性高くそれでいて安いのでつい買ってしまった。

ご存知のように、ワークマンは作業着のブランドで有名だが、そこを敢えて
“ワークマン女子”として“アウトドア&スポーツ”すなわち
“アスレジャー”領域に進出。
アウトドア領域では、スノーピークやモンベルはどちらかというと価格は高め。
スポーツでもナイキ、アディダス、デサント、ミズノも
どちらかというと高めなのだ。。
ワークマンは戦略として、競合のいない領域での展開を優先し、
機能性が高くしかも廉価の領域に挑んでいる。
もともと建築土木等の作業の人たちが対象で、
雨に強く、滑らないなど安全性や機能性を備え、
それでいて安いのがウリ。
それらを活かして“アスレジャー”領域へシフトしたということ。

すなわち、機能性と安く提供できるノウハウを活かしながら、
若い人達やスポーツ、アウトドア愛好者、女性にも
選ばれるようファション性、デザイン性を高めたのだ。
そしてついにTGCに進出したということ。
まさにこれが、ワークマンの“リブランディング”
というのが中島的発想。
もはや、吉幾三のイメージはないのだ。
(吉幾三のCMご存知ですよね?)

2020年のインターブランドジャパンにおける
日本発のブランドを対象とした“ブランド価値ランキング”でも
ワークマンは78位に躍進。前年比57%増で成長率は
史上歴代2位となったという。
このことからも昨年からかなり躍進していることがわかる。

ワークマンは、その“存在理由”があり、この“リブランディング”も
成功していくことだろう。
そしてこれから10年で“#ワークマン女子”は
400店舗の展開を目指すという。
店舗に行ってみると分かるが、安いこともあり、
つい買いたくなるんだよねぇ~。
これからのワークマンの躍進に注目!!

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ワークマンの女性向けブランド”ワークマン女子”

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早速ソラマチの店舗に行ってきた

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これからのワークマンの躍進に注目!

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選ばれる仕事道

04/19
2021

sgt

ついに“新国立競技場・周辺街頭清掃”スタート!

4月11日(日)、第1回目の新国立競技場・周辺街頭清掃を行った。
これから毎月第2(?)日曜日に朝5時50分、五輪のマークの
ある建屋に集合して清掃を行うことになった。
ちなみに次回は5月9日。
ビジ達読者はきっと新国立競技場近くの
オリンピックミュージアムに集ってくれることだろう!
(ふっふっふっ)

さて、この清掃活動は“日本を美しくする会”が主催。
オリンピック・パラリンピックに参加する
海外からの選手や関係者に向けての“おもてなし清掃”なのだ。
残念ながら、海外からの観戦目的の訪日客は
いないことになったが・・・。

海外の人達は、一様に日本はきれいだと言ってくれる。
私達は、もっともっときれいな日本をアピールしたい。
より美しくするためにも新国立競技場の街頭清掃を
これから継続してやっていく。

今回の掃除では
ホウキとちりとりも使い、枯れ葉、ゴミ、吸い殻、空缶等を集めた。
気になったのは雑草。
コンクリートの隙間から根を張っている雑草を引き抜く。
それと“グレーチング”。 
側溝のグレーチング蓋を取り“どぶさらい”も含めきれいにする。

少し前にこれからの企業活動として、お金になる仕事と
お金には直結しないが社会の課題解決に必要な仕事を
同時に行う“新パラレルワーク”について発信した。
私達、“日本を美しくする会”が取り組む
「徹底した掃除、街頭清掃、トイレ掃除」も
“新パラレルワーク”のひとつということだろう。

今回、私達が“新国立競技場周辺・街頭清掃”
をしていたその日の鍵山秀三郎相談役の
“一日一話”を紹介する。

『精神浄化作用』
「掃除をしていて、人をだましてやろうとか、陥れてやろうなどと
考えることはありません、また人を憎んだり、恨んだりするような
気持ちになったこともありません。
不思議と掃除をしているときはきれいな心でやっております。
掃除をすると心が磨かれるといわれますが、たしかに、掃除は
心をきれいにする精神浄化作用があるように思います。」

掃除をすることは、自分自身の浄化作用に通ずるということ。
確かに私も掃除をしている時は、邪念は起きない。

そして、もうひとつ、その1週間前の4月4日には、
『継続する秘訣』
「ことわざに“継続は力なり”とも“雨垂れ石を穿つ”ともいいます。
身の回りの小さな平凡なことでも、継続すると大きな力になります。
継続させるためには工夫改善して進歩させることです。そのうえで、
コツコツ努力することです。少しでも進歩すれば、楽しくなります。
楽しくなると、続けたくなります。進歩しないことはなかなか続きません。」

新国立競技場の街頭清掃は、オリ・パラのためだけではなく
実は継続する秘訣を学んでいるのだ。
ふむふむ、継続するとはそういうことね。
掃除道は仕事道にも通ずるわけだ!

それでは皆さん、5月9日、新国立競技場の五輪のマークの
下でお待ちしています!!

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新国立競技場・周辺街頭清掃を行った

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清掃活動は“日本を美しくする会”が主催

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