これからの選ばれるビジネス!

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選ばれる仕事道

02/22
2021

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ミレニアル時代に求められる佐藤可士和的思考とは!?

『世界のエリートはなぜ“美意識”を鍛えるのか?』
~経営における「アート」と「サイエンス」~
『13歳からのアート思考』
『感性思考』
これらは以前ビジ達で紹介した本だ。

論理的思考を代表する「左脳的思考」を持つMBA人材よりも
デザインスクールが提供するMFA(Master of Fine Arts=美術学修士)
人材の方がビジネス上での価値が高まっていると・・・。
強烈な差別化を持ち、インパクトを与えられるのは
この“感性思考”から生まれる。ということなのだ。

“必要(ニーズ)からくる課題解決の時代”は終わり、
“欲求(ウォンツ)からくる課題解決の時代”とも発信した。
そうなると論理的発想でたどりつけるところは限られてくる。
一方、アート思考、感性思考は、まさにウォンツでり
感性に響く提案ができるという話なのだ。
これから求められる新商品開発、ブランディングのためには
感性思考、アート思考からのアプローチが大切なのだ。

先週のモバイルでも書いたが、佐藤可士和氏の展覧会に行ってきた。
そこで「佐藤氏はブランドマークを綺麗にデザインするデザイナーという
わけではない。
その企業の可能性をブランドに反映し、
ブランディングの時間軸をもデザインしている」と書いたが、
このことを展覧会で目の当たりにしてきたのだ。

中島流で付け加えると、
「佐藤氏はクライアントの理念を共有し、
次なるビジョンを引き出し、言語化し、それを的確に表現しながらの
佐藤可士和流のアウトプットを実践している。」

これまでの主な佐藤氏の仕事は・・・、
“SMAPプロジェクト”を解散するまでの17年間担当。
ユニクロは2006年のニューヨーク、ソーホー地区の
旗艦店発進から既に15年経過。
楽天は2003年から17年経過。
楽天はゴールデンイーグルスのマーク、
“FCバルセロナ”とのパートナーシップもしている関係で
カンプノウのサッカー場にはあの楽天のマークがあり世界中で
見られている。
TSUTAYAのTカードは2003年からだ。

これら多くの名のある企業が次なるビジョンを
展開しようとする時に佐藤氏を採用する理由は
数年先をも見据えていることだ。
佐藤氏はクライアント(経営者)としっかり
コミュニュケーションをとり、
お互いのキャチボールから可能性をさらに広げ、
次なる展開までをも導く。
すなわち、その企業の時間軸をもデザイン
しているということ。

今、時代が求めているのは、アート思考、感性思考だ。
その意味で、まさに佐藤可士和的ブランディングは誰もが欲しいところ。
佐藤可士和の仕事道・・・おわかりいただけただろうか?

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佐藤可士和氏の展覧会に行ってきた

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時代が求めているのは、アート思考、感性思考

佐藤可士和の仕事道

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インパクトは “感性思考”から生まれる

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モバイルショット

02/15
2021

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必勝請負人、佐藤可士和氏って!?

先日、あるラジオ番組に佐藤可士和氏が登場していて、
「佐藤可士和展」を知り、さっそく国立新美術館に足を運んでみた。
祝日だったこともあってか、驚くほどの大盛況。

え~、一般の人が佐藤可士和氏の展覧会にこんなに来る!?
このコロナ禍でも、この六本木にみなさん足を運んでいたのだ。

佐藤氏は自分が“国立新美術館”のシンボルマークを創ったこともあり、
今回の展覧会開催の話にはワクワクしながら望んだという。

私もまさに同じ業界にいたわけだが、佐藤可士和氏の
その“仕事ぶり”には感心させられる。
ユニクロ、楽天、日清食品、セブン-イレブンなど
有名どころをやっているからというわけではない。

実は、私も関わりを持った立川市の“ふじようちえん”で
その“仕事ぶり”を実感したからなのだ。
そう、佐藤氏は幼稚園づくりにもそのクリエイティビティを発揮している。

“ふじようちえん”の加藤園長からその当時の佐藤氏とのやり取りであり、
進め方等いろいろお聴きした。

てっきり平面のデザインをお手伝いするのかと思いきや、
設計士と組んで注目の楕円形の幼稚園建屋を創造することに。
なんと園舎全体が巨大な遊具となっているのだ。

この“ふじようちえん”はその造りがユニークなだけでなく、
園児はもちろん父兄にも人気で、存在理由のある幼稚園となり、
常に入園希望者で溢れる幼稚園となっている。

その“ふじようちえん”に経営者たち数十人をお連れして、
園内視察や園長の話はもちろん、
園の給食まで体験させさせてもらった記憶が…

とにかく、こどもたちの顔つきも含め、
それまでの幼稚園の概念と大きく違っていたのだ。

さすがの必勝請負人の佐藤可士和氏である。

佐藤氏はブランドマークを綺麗にデザインするデザイナー
というわけではない。
その企業の可能性をブランドに反映し、
ブランドディングの時間軸をもデザインしているということ。
(同じ業界にいた者として、ちょっと嫉妬心も湧いてくるが…)

佐藤可士和氏は有名どころのリーダーが依頼したくなる
“意味あるアウトプット”であり、実績までも創ってくれるということ。

今やそれらのブランドたちは、私たちが訪れる世界の大都市でも
その存在感をアピールしながらビジョンを発信してくれている。

今、盛んに“美意識が求められる時代”とよく耳にするが、
佐藤可士和展を観てその理由が分かったような気がするのは
私だけだろうか!?

この“美意識”にヒントをくれる展覧会は
5月まで開催しているという‼︎

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「佐藤可士和展」に行ってきた

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驚くほどの大盛況

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5月まで開催している

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02/15
2021

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“アジリティ”が求められるから「時間を買う!」

ビジネス用語として使われることが多くなった
“アジリティ”とはスピード、素早さ、機敏性という意味。
今のビジネス界、“先手必勝”で“早い者勝ち”だ。
新しい先端技術が次から次へと開発されてきている。
それらを取り込み、いかにスピーディに次なるステージへ
あがるかが求められているということなのだ。

何故、DX(デジタルトランソフォーメーション)
が求められのか。
何故、クラウドファンディングやVC(ベンチャーキャピタル)
が注目されるのか。
などを探っていくと・・・、

1.DXに投資することとは・・・
ロボットを使い、AIを活用してデジタル化を進めることは、
人より早く、コストをかけずに効率よくパフォーマンスを
あげることにつながる。
→ 結果的に“時間を買う”ことに通ず。

2.クラウドファンディングもVCも・・・
多くの企業家がVC相手にプレゼンテーションをし、投資を促す。
通常であれば、なかなか融資を得ることも難しいテーマも、
クラウドファンディングにて先に資金調達を可能にすることができる。
→ 結果的に“時間を買う”ことに通ず。

3.M&Aも
先日も紹介したM&Aも“時間を買う”ことに通ず。

4.私が定期的に開催していた海外研修ツアーも・・・
海外の事例を日本ではまだ見えないうちに見ることで
自分達のビジネスに早く活かしていけるというわけ。
→ 結果的に“時間を買う”ことに通ず。

5.経営者の会への入会
 東京NBCという経営者の会に入会してみると
 多くの経営者との交流により、
 気づかされることもたくさんある。
経験を重ねている先達たちの知見を聞くことで
自分達のビジネスにより早く活かせるわけだ。
会費も経費もそれなりにかかるのだが・・・。
→ 結果的に“時間を買う”ことに通ず。

そして、セミナーや講演会に行くことも時間を買うことに通じている。
楽天の三木谷CEOも、鎌倉新書の清水社長もある時期
1日60万円もするセミナーに参加したという。
このセミナーからヒントを得て起業をし、
その後、“楽天”になり、“鎌倉新書”
になったという。
これも“時間を買う”ことにつながっているのだ。
すなわち、手間ヒマかけて試行錯誤する前にヒントをもらうということ。

例えば、新型コロナウィルスのワクチン開発も
世界の企業が“我先に”と開発をし、使ってもらおうと、
スピードを競い合っているのが最たる例なのだ。
これが今求められているビジネスアジリティ。

これからは「時間を買う!」という企業戦略が意味をなす時代。
それはビジネスに“アジリティ”が求められるようになったからなのだ。
“時間を買う”発想を常に意識しておこう。
淘汰される側にならないためにも!?


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“時間を買う”発想を常に意識しておこう

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目からウロコのおすすめ本

02/15
2021

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「1日1話 読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書」致知出版社

この分厚い本をついに買った。
2020年11月25日発刊、1ヶ月で10万部売れた本だ。
私が最近よく行くようになった丸善・丸の内本店では、
店長が出版されるやいなや、200冊を並べたと
聞いている。

このプロローグに、
「人間力と仕事力が身につく、
仕事ができる人はここが違う。
人生で真剣勝負をした人の言葉は詩人の言葉のように光る」とある。

この本は、致知出版社ということもあり、
鍵山秀三郎相談役も勿論登場するが、
めくっていくと、私が直接お会いし、
話をお聴きした人がなんと30人も!

その30人をあげると・・・、
1.渡部昇一(上智大学名誉教授)
2.平尾誠二(神戸製鋼ラグビー部ゼネラルマネージャー)
3、塚越寛(伊奈食品工業会長)
4、安藤忠雄(建築家)
5、坂田道信(ハガキ道伝道者)
6、木下晴弘(アビリティトレーニング社長)
7、上甲晃(志ネットワーク「青年塾」代表)
8、和田裕美(HIROWA代表取締役)
9、山口良治(京都市スポーツ政策監)
10、鍵山秀三郎(日本を美しくする会相談役)
11、玉置辰次(半兵衛魅第11代目当主)
12、植松努(植松電機代表取締役)
13、森下篤史(テンポスバスターズ社長)
14、山下泰裕(東海大学教授)
15、桜井章一(雀鬼会会長)
16、鈴木敏文(セブン&アイホールディングス名誉顧問)
17、白駒妃登美(ことほぎ代表取締役)
18、鳥羽博道(ドトールコーヒー名誉会長)
19、江崎玲於奈(物理学者)
20、高嶋栄(船井総研ホールディングス社長)
21、高田明(ジャパネットたかた創業者)
22、奥田政行( 「アル ・ ケッチアーノ」オーナー シェフ)
23、岡田武史(日本サッカ ー協会理事・日本代表前監督)
24、神田昌典(経営コンサルタント)
25、木村秋則(りんご農家)
26、野口誠一 (八起会会長)
27、青木定雄(MKグループ・オーナー)
28、黒川光博(虎屋社長)
29、舩井幸雄(船井総合研究所社長)
30、羽生善治(将棋棋士)

この方々は講演を聴いただけでなく、関わりがあった人達なのだ。
私が主宰するαクラブセミナーに登壇して頂いたり、
私がパーソナリティを務めたラジオ番組に出演して頂いたり、
18年続いているCDにも出演して頂いたりしている方々ということ。

“365分の30”は少ない!?
それとも、意外と多い?!
いろんな出会いがありご縁のできた30人を
この本により、身近に感じることができた。
出会いがあり、そのお陰で私や私の関係する経営者にも
学んでもらい、経営や自分達の生き方に
たくさんの影響を与えられたと思った次第。

出会いに感謝!
ということで今回は一日一話を紹介させてもらった。


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2020年11月25日発刊、1ヶ月で10万部売れたそう

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出会いに感謝!

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02/08
2021

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九十九里の海と“幸せになる条件”

この青い海の水平線とサーファー。
そしてこの蛤のジューシー感といえば…
ふっふっふっ、湘南のイメージは打ち消されるはず。

このコロナ禍にクルマで一走り。
青い海を眺めながらも、その水平線から地球を感じとる。
そこでマスクを外し、思いっきり深呼吸。
(うんうん、これが気持ちよくストレス発散にも)

そして、この九十九里に似合う産物に舌つづみ。
コロナ禍でも、とにかく繁盛する食事処“まるに”。
12時前に到着したと思ったが…この状態。

このガス台の上で焼かれるホタテと蛤を見れば
その美味しさも伝わってくるはず。

この“まるに”で鯵のたたきを注文すると
何故か酢醤油もついてくる“なめろう”となる。
これも美味しいが、やっぱりアジフライにかぶりついた時
“まいう~”と言ってみたくなる。

この九十九里ならではのイワシの胡麻漬けも美味しいし、
イワシの団子汁も味わいたくなる。
ということで、次回はこれを食べるぞと言いながら店を出るわけだ。

いや、“まるに”のPRをしたいわけではなく、
この水平線に邪魔をするものがない海の心地よさと
その海の産物の豊かさを改めて感じ、
コロナ禍も含めての私たちの今を感じた次第。

この自然の豊かさへの感謝の気持ちを
忘れてしまっているのでは!?
「SDGs」を語る前に気づかなければならないことがたくさんある。

そんなタイミングで鍵山秀三郎相談役の『一日一話』が届く。

↓ ↓ ↓

『幸せになる三つの条件』

幸せになる条件として、次の三つのことを提唱しています。

一、与えられた枠をぎりぎりいっぱい使いきらないこと。
二、人様に喜ばれることをすすんですること。
三、どんな小さなことにも感謝できる人間になる。

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青い海の水平線とサーファー

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この蛤のジューシー感!

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