これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

HOME

ビジネスの達人

先取りビジネストレンド

07/25
2022

tre_0725_1

2030年すべてが加速する時代の「ビジネスLABO」発進!

いま研究・実践しないで、いつするの?!
満を持して、“ビジ達”が主催する
「2030年すべてが加速する時代の研究&実践所」がスタートします。
その名も[2030 Business LABO]。

いまや“2030年すべてが加速する○○に備えよ!”と
まことしやかに言われています。
今後、ビジネスはどう変化していくのか?!
2030年からはどう加速するのか?!
どのビジネスも加速するのか?!
社会課題とはどう取り組めばいいのか?!
私たちはどう対応すればいいのか?!
これらを皆で考えていきましょう!との趣旨で
[2030 Business LABO]を毎月開催します。

参加希望の方はこちら↓までお問い合わせください。
https://labo.q-b.co.jp/?page=business-labo

[2030 Business LABO]の詳しい内容はこちら↓
https://labo.q-b.co.jp/pdf/biz_labo.pdf

私が広告の企画制作会社を起業してから40年。
そして経営者のための未来戦略研究会“アルファクラブ”を
スタートして約30年。
この間ビジネス環境はかなり変化してきた。
私は経営デザイナーとして、
その時その時の変化を読み解きながら、
何らかの提案を発信してきた。
ところが令和時代に入る頃から
ビジネス環境はより大きな変化を迎えようとしている。
このコロナによるパンデミックも変化を余儀なくさせる要因であった
ことは間違いない。

2030年には“弱いAIから強いAIへ”シフトする?
先進テクノロジーの融合によるイノベーションで変わる?
中心となる世代がミレニアル世代からZ世代へとシフト?

これらは未来の一端でしかないが、
“加速する未来”について、私が本を読んだり、
人から学んだだけでは限りがあると考えた。
そこで今、ビジネスの最前線で活躍する人たちと共に
研究所[2030 Business LABO]にて
研究・実践していこう! ということ。
業種業態や世代を超え集まった皆さんと
“加速する未来”研究をし、実践・チャレンジしていきたい。

[2030 Business LABO]展開施策は、
→ビジネスにおける分野ごとのチーム別研究&発表+ディスカッション
→ビジネスのトークセッション+ディスカッション
→ゲストスピーカーを招きセミナー+ディスカッション
等を考えている。

皆さん期待しますよね?
皆さんと共に情報を集め、知恵を出し合いやっていきましょう。
ぜひご協力ください!

スケジュールはこちらです。
初回8月10日18:00より
第2回9月7日(水)
第3回9月28日(水)
第4回11月2日(水)
第5回11月30日(水)
第6回1月11日(水)
第7回2月1日(水)
第8回3月1日(水)

開催場所はQB浅草オフィス。
ちなみにQB浅草オフィスもこの8月にグランドオープン!
乞う、ご期待!

tre_0725_2

[2030 Business LABO]2022年8月スタート

tre_0725_3

tre_0725_4

ページTOPへ
先取りビジネストレンド

07/19
2022

tre_0719

書店から“文喫”へ、Chance to Challenge!

「書店がすごいことになっている。
入場料制を導入し、音楽が流れるおしゃれな空間では
本は読み放題、コーヒーも飲み放題。
コスパもいいと若者には人気だ」と
日経MJ一面に六本木の“文喫(ぶんきつ)”が取り上げられていた。
もともとの本屋さんを、
“文化を喫する、入場料のある本屋”というコンセプトにして
平日→1,650円、土日・祝日→1,980円を支払うシステムへ変えた。

この“文喫”が書籍を中心としたカフェに生まれ変わったのが
2018年暮れのこと。
新しいエンターテイメント施設として、
リモートワークのベースとして
若者の利用客にはコスパも含め人気があるという。
私も数度訪れたことがあり、
飲み放題のコーヒーやお茶を飲み、リラックスしながら本を読んだ。

“文喫”のたしなみ方は、
1、総合受付で入場バッジを受け取る
2、飲食受付で珈琲・煎茶(おかわり自由)を受け取る
3、じっくりと本を選び、好きな席で過ごす
4、意中の一冊と出会うかもしれない
5、店内の全ての本が購入可能
6、お帰りの際は入場バッジを受付に返す

人文科学や自然科学からデザイン・アートに至るまで
約三万冊の書籍を販売。
本屋というより、洗練されたブックカフェ的感覚だ。

注目したいのが“選書サービス”。
プロが本を選んでくれる有料のサービスで、決して低価格ではないが、
すぐに予約が埋まり、リピート率も3〜4割と高い。
新しい本との出会いのために利用する人も多いし、
ちょっとした占いのような気分で利用する人も多いという。

また、著者をお呼びしてのセミナー等も定期的に開催したりと
さまざまな仕掛けがあり、このアプローチが上手くいくと
収益性の高いビジネスとなるわけだ。

数年前、池袋にある“天狼院書店”というユニークな書店を
ビジ達で紹介したことがある。
小さなお店をベースにゼミや部活、読書会も開催している。
“天狼院クラブ”という会員クラブが活躍しているようだ。
“天狼院本”というどのような本だか明かさずに売る手法と
“文喫”は少し違うが感覚的には似ている。

2000年には全国に21,000軒あった書店は、
2020年にはほとんど半分になったという厳しい業界。
旧態依然とした本の販売だけではうまくいかないと
判断した上での展開を“文喫”も“天狼院書店”もしている。

あらゆる業種業態で同じようなことが起きている。
と言っていいだろう。
今までと同じやり方のビジネスは淘汰されていく。
新時代にあったビジネスにチャレンジしていかないと
チャンスは訪れないですよ!
それは、あなたの業種・業態でも同じということ!

tre_0719_1

六本木の“文喫(ぶんきつ)”

tre_0719_2

リモートワークの利用も多い

ページTOPへ
先取りビジネストレンド

07/04
2022

tre

もっとエシカル消費&エシカルトレードの実践

私がプロデュースを務めナビゲーターもさせていただいている
NBCの動画番組、“Beyond Business Channel”。
先日、ここにゲストで来ていただいたのが、
株式会社KOLテクノロジーズの池田社長。なんと30歳!
この方の発信内容が私にとってインパクトがあったので紹介する。

“テクノロジーの⼒で⼈々の好きと商品を結びつけ
地球上のあらゆる商品ロスを0 にする”
がKOLテクノロジーのパーパス。
それを実⾏するための第⼀歩として、
サステナブルファッションプラットフォーム“Beee”を開発した。
ファッション業界のロスを0 にするために、
A I による画像解析でインフルエンサーと余剰在庫を
マッチングするという。

インフルエンサーとのネットワークがそもそもあった
池田社長は、社会課題解決取り組みへの
賛同をしてもらう呼びかけをインフルエンサーにする。
そこで集まったインフルエンサーはすでに1000人以上にのぼる。
かたや、余剰在庫のファッションアイテムを
色・デザイン・生地を画像解析で分析をして
集まったインフルエンサーとマッチングをする。
それぞれの商品にふさわしいインフルエンサーに
商品についての発信をしてもらおうという仕組み。

池田社長がこのことをビジネスにしようと考えたきっかけは
前職で大量の余剰在庫の廃棄を目の当たりにしてからという。
自分達のもっているノウハウを駆使し、
ビジネスで解決をしていくという。
私もこの発想をすばらしいと感じたし、
実際に多くの投資家の方々もこのビジネスに興味を持っているとのこと。

前回も紹介したが、2015年に
世界29カ国のミレニアル世代を対象に調査したデータでは、
◆その企業が事業を行なっている目的を重視する⇒60%
◆高い給料をもらうよりも人のためになる仕事をしたい⇒44%
◆勤務先が社会に貢献していると働く意欲が増す⇒36%
このようにミレニアル世代は未来に対して責任を持つ意識が高く
社会課題の解決に取り組にも積極的だ。

さて話はタイトルに戻るが、
経営者も、サラリーマンも、主婦も、子供も
すべての人は消費者だ。
日々の暮らしの中の買い物を通じて、
世界が抱えている問題解決に一端を担うことが可能。
どのお店で買うか、どこの商品(ブランド)を買うかの選択次第で
世界の抱えている問題を解決へと導けることもある。

もっと言えば、企業間の取引(B to B)においても
“エシカル”すなわち“道徳観・倫理観”のある取引を
優先していくと、もっと大きな課題解決に
つながるのではないだろうか。
このことを“エシカルトレード”と中島流で名づけてみた。
私たちのクライアントだとしても、企業として
エシカルトレードを実践しているのか。
さまざまな取引先もコスト重視だけでなく、
その辺を理解して企業運営しているのか。
これからは企業も“エシカルトレード”優先の時代です。
ぜひ、そんなエシカルトレードを実践していきたいものだ。

tre

個人も企業もエシカルトレードの時代!

ページTOPへ
先取りビジネストレンド

06/10
2022

tre_0606

“すべてが加速する世界”のこれからのビジネスへ Beyond 2030 その②

前回に続いての話で、“その②”としてみた。
“すべてが加速する未来へ備えよ”
“指数関数的に加速する世界へ備えよ”
このようなタイトルの本が出版されていることもあり、
この事がいろいろなところでまことしやかに語られている。

“弱いAI”から“強いAI”に変化していくというが…
“弱いAI” とは、
→ 用途ごとや部分に特化したもので、
例えば将棋や碁などその分野でしか対応できないAI。
人間の脳のような汎用性のある対応は不可能で、
自らの意思により判断するのは無理。

“強いAI”とは、
→ 人間の脳と同等の仕組みで
人間が判断できる以上の汎用的な思考を持ち、
自らの判断で、行動が可能という。

“シンギュラリティ”とはAIが人間を超えるという意味だが、
“強いAI”がシンギュラリティとイコールとはいえないが、
2029年には“強いAI”が完成すると言われている。
この“強いAI”はどのような可能性があるのか?
例えば、クラウドコンピューターに“強いAI”が実装されると、
クラウドの中に“人の思考・記憶”が保存されることとなり、
個人の脳の外部に個人の記憶・思考を
保存し検索可能になるという。
人と話すときも、ナノボットが人に替わって
コミュニケーションするとも…?

ある本に、“強いAI”が実装されることで変わる12の産業分野が
紹介されていた。
1. コンピューター・ネットワーク(IoT・ARとVRとMR含む)
2. ビッグデータ(ディープラーニング含む)
3. ロボティクス(家庭用ロボット・自動運転車・空飛ぶドローン自動運転車)
4. ナノテクノロジーと材料科学(原子レベル操作とグラフェン等)
5. 3Dプリンティング(ナノテクノロジーとロボットとの融合)
6. 医学と神経科学(遺伝子操作による治療・新食品製造)
7. エネルギーと環境システム(太陽光発電・汚水処理・水耕栽培)
8. 教育イノベーション(遠隔教育システム)
9. 余暇と娯楽(ビデオゲーム・eスポーツ)
10. 金融システム(スマホ決済機能・ブロックチェーン)
11. 安全とセキュリティ(GPS・画像解析・グリッド)
12. 宇宙開発(宇宙旅行・低空人工衛星)

これらの代表的な12個の産業分野だけでなく、
その他でもさまざまなテクノロジーが融合することで、
エクスポネンシャル(指数関数的)な加速が始まり、
その加速のスピードはさらに加速していくという。

となると、社会生活はどんどん便利に進化していく。
同時に私たちのビジネスも私たちが創る商品やサービスも
それら先端技術や価値観をしっかり組み込まない限りは
選ばれないということに。
ゆえにこの変化にどのように対応していくかが、
2030年以降のビジネスシーンにおいて私たちの会社が
活躍できるかにかかってくる。
さぁ、皆さんもBeyond2030を目指し、
新たなチャレンジをどんどんしていきましょう!

※ビジ達7チャンネルでも解説している。ぜひ参照いただきたい。
〈ビジ達7 vol.121〉2030年どうなる?「全てが加速するこれからのビジネスへBeyond2030 vol.02」

tre_0606(1)

ビジ達7にて動画で詳しく解説している

ページTOPへ
先取りビジネストレンド

05/30
2022

0530_tre

“すべてが加速する世界”のこれからのビジネスへ Beyond 2030 その①

“すべてが加速する世界へ備えよ”
“指数関数的に加速する未来へ備えよ”

このようなタイトルの本が出版されていることもあり、
これらフレーズをよく聴くようになった。
2030年からは私たちの社会生活もビジネスも
加速すると言われている。

2030年以降の社会生活はどのように変わるのか?
・毎日の買い物はドローンがやってくれるのか?
・お出かけする時は家の前まで自動運転のタクシーが迎えにくるのか?
・アレクサに指示すると3Dプリンターで料理をしてくれるのか?
・人間の脳と同等の仕組みを持つ強いAIができあがっているのか?
・私たちの脳とクラウドコンピューターがつながって交信できるのか?
こんな可能性がまことしやかに語られている。

例えば、2029年にはできあがると言われている
“強いAI”がクラウドコンピューターに実装される?
そうなったら、人間の脳と直接交信が実現し、
2030年にはパソコンやスマホはもう不要なのか?
自動運転車は、すでにアメリカのアリゾナなどで実際に
走っているという。
アップルやグーグルも開発していて
そのうち無人タクシーの時代に?
IBMのワトソンが白血病患者の治療をすでに実行している。
ドローンが人を乗せて空を飛び、
無人のロボットが空を飛ぶ可能性も…?

日本では法律面からもいろいろ後手になっているが、
さまざまなロボットが家にもお店にも出現している。
ファミレスやカフェで稼働しているロボットも
よく見るようになった。
変なホテルではフロントでの顧客対応をロボットが…。
介護現場や病院において、人の力の助けとなるロボットも。
ペッパーも教育現場で活躍しているという。
AR・VR・MR(仮想現実・拡張現実・複合現実)
ももっと発展しリモート会議やゲームの中で
展開されていくだろう。

これらの実現に向け、世界の様々な企業が競争しながら、
技術革新をしている。

これほど多くの破壊的テクノロジーが指数関数的に癒合すると
中島流でいうと、今後“エキスポネンシャル(指数関数)なシナジー”
が生まれてくることに。

ということは社会生活の変化だけでなく、
私たちのビジネスもこれらのテクノロジーに伴って
大きく変化していくことも間違いないだろう。
そうなると、商品のつくり方も売り方も
使い方や伝え方も変化していくことだろう。

これらイノベーションの変化に合わせて
私たちのビジネスもシフトしていかねば
選ばれるビジネスであり企業にはなれない。

2030年までのこれからの7年~8年は
そのプロローグとして、あれこれシュミレーションしながら
準備をしていくことが重要になっていくということ。
覚悟して取り組んでいかねばなるまい。

0530_tre(1)

2030年からは社会生活もビジネスも加速する

ページTOPへ

BACKNUMBER

ページTOPへ