これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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先取りビジネストレンド

11/22
2021

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経済合理性から“サスティナブル合理性”へ

前回のビジ達モバイルで紹介した話を試行錯誤した結果、
経済合理性から“サスティナブル合理性”へ
という考え方に至った。
再度になるが話を紹介しよう。

『「ここまで災害が多くなってきたら
そろそろ引越しを考え始めないとねぇ〜」
「じゃ、どの星にする?!」
「あんまり天候が急変したりするのもイヤだし、
地震が多いのもイヤ、津波も怖いし。
怪しいミサイルも無いほうがいいし、
やっぱりパンデミックはもうイヤ!」』

これは、ある夫婦の会話として書いた。
この後、セミナーで話をし、皆さんの反響もあり、
こんな話につなげた。
↓  ↓  ↓
地球って素晴らしいなぁって思いますよね?
もちろん、地球以外の星に行ったことありませんが…

大雨もあります
雪の日もあります
寒い季節もあります
暑くてたまらない季節もあります
そして、台風も来ます

でも…
地球は私たち78億人をしっかり支えてくれています
90億人になっても、100億人になっても
多分支えてくれるだろうなぁという安心感があります
地球は無くならないという安心がありました

ところが…
地球は無くならないし
支えてくれようとしてるんですが
私たちが自分たちで住み難くしているわけです

地球の人同士で争い合い
せっかくの地球の資源を無駄遣いして
目先の経済性を優先して
地球の裏側の人たち、未来の人たちを無視して、
“今だけ、自分だけ、お金だけ”という欲に任せた日々を送る

この浅はかな行動こそが
“素晴らしい地球”を持続させられない理由なのです

これって地球人の“自業自得”ですよね

言っておきますが、引っ越す次の地球は無いんです
多分探してもないでしょう

だから、今から心を入れ替えましょう
“今だけ、自分だけ、お金だけ”をやめましょう
↓  ↓  ↓
続けて、
『経済合理性から、“サスティナブル合理性”へ
地球規模の社会課題にみんなで取り組もう!
仕事でもプライベートでも』と書いた。

さて、ここで語った“経済合理性”とは・・・、
原材料、動力源、人件費などのあらゆるコストを
低くおさえ、コストを重視。
すなわち、安い動力源として、
地球の限りある化石燃料を使い、さらにCO2を排出する。
石油化学由来のプラスティックを使うことで、
廃棄の結果としてマイクロプラスティクとなり海洋汚染へとつながる。
そして、人件費をおさえることで、格差をつくりだす社会となる。
コスト重視の経済活動は地球や社会にさまざまな
ひずみを生み出すことに。

これに対して、たとえば、コストのかかる再生エネルギーを動力源とし、
石灰石からつくる紙やプラスティックを使用し、
働く人に十分な賃金を支払うことは、
コスト高となり、非経済ではあるが、“持続可能”に叶っている。
これが“サスティナブル合理性”

以前“新・パラレルワーク”として、“経済合理性にあった仕事”と
“経済合理性には合わない仕事”をパラレルに展開することが
これからの企業に求められるのでは?と提案した。

人類にとって持続可能な地球や社会とするために、
“サスティナブル合理性”について研究をし
地球規模の社会課題に、仕事はもちろん生活の両面でも
みんなで取り組もうではないか!

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“新・パラレルワーク”を提案する

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地球規模で考えるべき課題

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先取りビジネストレンド

10/25
2021

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プロスペクト理論による“リスクを冒さないことこそ最大のリスクだ”

「リスクを冒さないことこそ、最大のリスクだ」は
UQモバイルのCMで、
「家族全員990円は、リスクが大き過ぎます」という
執事役の松田龍平に対して、QUEEN役の
満島ひかりが「リスクいいじゃないか!」
の後に放つ台詞だ。
私は、このCMのように、リスクを冒してでも
今はやらなければいけない時だと“強く”言いたい。

私がこのところセミナーや講演会にて
けっこう強めに語っていることがある。

その1,
ビジ達でも何度も紹介している“温新知故”。
“このままだと皆から置き去りにされ。
社員も去っていくかもしれないですよ“と。

その2,
日本の人口の平均年齢は最長寿国ということもあり48.3歳。
アメリカや中国は38.3歳~38.4歳。
インドに至っては28.4歳。
世界平均は30.9歳で、日本とは18歳も違う。
これほどの差があるので、これから日本は
世界からもっと遅れをとることになると。

その3,
東京に比べて地方都市は遅れていると。
デジタル化はもちろん、働き方も組織づくりも
どんどん変革しないと生き残れないし、
働いてくれる人もいなくなると。

このような皆が回避したくなる発信をすると、
真剣な眼差しになり顔をあげる。
これがタイトルの“プロスペクト理論”ということ。
これは、“行動経済学”の理論のひとつで、
この理論を発展させた1人であるダニエル・カーネマンは
ノーベル経済学賞を受賞している。

“プロスペクト理論”とは、
「不確実性下における意思決定モデルの一つ。
選択の結果得られる利益もしくは被る損害および、
それら確率が既知の状況下において、
人がどのような選択をするか記述するモデルである」。(wikipediaから)

具体例は、
A-1 100万円無条件であげる
A-2 コインを投げて、表が出たら200万円あげるが
裏が出たら何も手に入らない
この選択を迫られたら、確実に100万円もらえるA-1を選ぶ人が多い。
条件を変え、今200万円の負債を抱えているとする。
B-1 無条件でその負債を100万円に減額する
B-2 コインを投げて表が出たら負債200万円を全額免除、裏ならそのまま
この選択を迫られたら場合は、先程A-1を選んだ人も
B-2を選ぶ人が多いという。
すなわち、人は条件がない場合は確実に利益が入ることを選択し
すでに損失がある場合は損失そのものを回避しようとするということ。

すなわち、“このままだと淘汰され、社員も退職する”との発信は
企業にとって現状はリスクの大きい状況で、
大きな損失を抱えていると判断。
すると人は真剣になり耳を傾けてくれるのだ。
とにかくDXをしないと命とりになる可能性があるということ。
まさに、世界が大変革の時、
そういうつもりでいなければいけないということ・・・。

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“行動経済学”の理論のひとつ

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10/04
2021

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北斎から学ぶ。アート思考、感性思考の時代!

浮世絵師、“葛飾北斎”は、ご存知だろう。
北斎は今で言うとイラストレーターであり、デザイナーであり、
ポップアーティストでもあった。

先日手に取った沢木耕太郎氏の『旅のつばくろ』にて
葛飾北斎について触れていた。
そこでは、すみだ北斎美術館で開催されている
「冨岳三十六景と幻の絵巻」特別展を紹介していた。
これを読み、私自身は“北斎”を知っているようで知らないと気づき、
急遽出かけてきたのだ。

葛飾北斎の活躍した江戸時代中期以降は、
人口も増え、人々の生活も安定し経済的にも潤い、
その結果、歌舞伎、浮世絵、浄瑠璃などの文化も成熟していった。
古今東西、いつの世も、社会が安定すると芸術、
文化は花開くもの。

葛飾北斎が世界へ与えた影響は計り知れない。
そのきっかけは、シーボルトが“北斎”の浮世絵を
オランダへ持ち帰りコレクションを博物館で公開したことによる。
その後、パリ万博において、ジャポニズムブームが起こったのだが、
その中で最も重要なアーティストが北斎だったという。
北斎の極端な投影法や遠近法は、西洋近代絵画や美術に
影響を与え、ゴッホ、モネ、ピカソは
作風に北斎の手法を取り入れている。
とりわけ、印象派への影響は大きかったようだ。

江戸時代中期と同様に現代も、社会は成熟してきた。
そういう意味で、芸術部門への理解も高まりつつあるわけだ。

今、注目されているのがNFTアート。
NFTアートとは、デジタルアートと“NFT”
(Non-Fungible Token 非代替性トークン)
を掛け合わせた作品のこと。
デジタルアートのデータ管理にブロックチェーン技術を
活用することで改ざんすることができない仕組みという。
ブロックチェーンで裏付けされた世界に一つしかない
アートを楽しむというのも現代ならではの
アートというわけ。

今の私たちは、葛飾北斎もゴッホもピカソも
そして近現代アーティストのバスキア、村上隆、草間彌生、
そしてNFTアートとこれらを横並びで見ることができる。

時代の成熟により、人々の欲求は
マズローの欲求5段階説のうちの、
高次元欲求を実現したいと誘(いざな)われている。
その高次元欲求の中に芸術への興味が含まれてくるのだ。
それが、アート思考、デザイン思考、
感性思考へとつながっていくと予測できる。

今回、いいタイミングだと思い、北斎美術館を体験し、
あれこれ調べてみた。
それは、日本人として、日本を語るのに
日本をあまりに知らなすぎると思ったからだ。

皆さんも“北斎の衝撃”とまで世界に言われた
“葛飾北斎”を深掘りする意味がありますよ。
そうすることで、アート思考、感性思考
デザイン思考も磨かれるかもしれません!

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「冨岳三十六景と幻の絵巻」特別展

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すみだ北斎美術館

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09/21
2021

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パーソナル“DX養成ギブス”のオススメ!

“個人におけるデジタルトランスフォーメーション“のことを
中島流で“パーソナルDX”と名付けた。
これを養成するためのギブスがあれば
きっと皆さん欲しがるのでは?という発想だ。
(『巨人の星』の“大リーグボール養成ギブス”のような・・・?!)

今、ビジネスコミュニケーションシーンでは
ZOOMやTeamsなどのオンラインツールを
使わずにはまわらなくなってきた。

私が主宰する月に4回ほどの“経営者会議”では
もはや参加者の半分以上はオンライン参加だ。
掃除関係者の会議は、“理事会”、“執行部会”、
私の主宰する“WEBマガジンプロジェクト会議”と3つの会議は
全てオンラインだ。

“リーダーズセミナー”も開催の1/3がオンライン。
顧問先の“定例セミナー”はなるべく訪問しているが
内容とタイミングによってはオンラインに。
東京NBCも会議やセミナーの動画配信もZOOM
でありオンラインが多い。

弊社はリモートワーク体制のため、“社内定例会議”も
オンライン。
お客様との打ち合わせもオンラインが多い。
月間CD“ビジネスの達人”のナレーション録音さえも、
この1年間はZOOMでしている。
このようにオンラインコミュニケーションをフルに使っている。

リアル参加者がいる場合は、ミーティングオウル
(会議室用webカメラ)を使い運営している。
多人数でのオンライン会議では、ブレイクアウトルームを使っての
ディスカッションが効果的だ。
掃除の会では通常リアルでは会えない
遠方の方々ともブレイクアウトルームで
会話ができ有意義な会議に発展している。

そして連絡は、LINEやフェイスブックのメッセンジャーを使う。
また会議中の資料情報は、ZOOMの「画面共有」機能を使い、
YouTubeやパワポ資料を画面にお見せして話を進める。
デジタル化の波とコロナ禍が生んだ
オンラインコミュニケーションが
ビジネスのあたりまえになった。

ところが・・・年齢が50才~60才台の人たちで、
秘書がいる経営者は自分自身がその使い方を覚えていない人が多い。
つい秘書や部下に頼っている経営者はいつまで
たってっも覚えられない。

会社であれば、秘書がやってくれるのだが、
個人的な趣味の会や家族とのコミュニケーション
にもデジタル化は必須になってきた。
コロナ禍で会えない子どもや孫、
施設に居る親とのコミュニケーションも
もはやオンラインが主流だ。
こう考えると本人が覚えやらねば
蚊帳の外に追いやられる。

“パーソナルデジタルトランスフォーメーション”を
しないといつの間にか仲間から誘われなくなってしまう。
このようなことにならないためにも。

個人のDX化を進めてくれる
“パーソナルDX養成ギブス”があったら
どれほど重宝することだろう!
まさに貴方のような人にうってつけの商品!?
ちなみにまだ“DX養成ギブス”はないんだけど・・・。
本気で個人向けの“DX養成ギブス”というサービス、
始めようかなぁ~!?

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オンライン会議の様子

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08/30
2021

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ICTを活かした“ずかんミュージアム”のチャレンジ

Journey of Life
それは、時空を超えて生命に出会う旅。
知の集積「図鑑」が広がる世界へ、ようこそ。
生き物のありのままの姿を記録しながら、
学び、楽しみ、夢中になれるアカデミック・エンターテイメント。
地球の生命が凝縮されたこの“生きるミュージアム”で、
世界中の生き物たちがあなたを待っている。・・・
(ZUKAN MUSEAM GINZAのホームページからの引用)

先日このZUKAN MUSEAMに出向いてみた。
それはこの新しいスポットでICTやAIがどのように
活かされているのかを体験しに行ったわけだ。
(子どもたちを対象にしたミュージアムであることは
わかっていたのだが・・・)
ここは、7月に銀座の東急プラザ6階にオープン。
入場料は大人2500円で「記録の石」代が300円。
合計で2800円だった。
入場者は小学生とその親がほとんどで、
やっぱり私はちょっと場違いな感じ・・・?

まず前述の“記録の石”の使い方を学ぶ。
出会う様々な生き物を発見する手助けをしてくれるもの。
“記録の石”に“生き物”を取り入れると、
その生き物について詳しく教えてくれるというわけ。

さて、いよいよ、中に入ると、ジャングル、草原、海の中、川の中
などカーテンで仕切られたいろいろな空間がある。
それぞれの空間には、モニターでありクリーンがあり、
その前で“生き物”が現れるのを待つ。
ここでは、“生き物”は人間が通ると逃げる性質も・・・。
現れた“生き物”が、光った時に自分の“記録の石”で取り込むのだ。

それぞれのスクリーンに、アリやカブトムシなどの小さな昆虫類から、
鹿、チータ、バッフォアローや蛇もいた。
“生き物”達がいろいろな場所に隠れていて、“記録の石”に
取り込むと、結果としてMUSEAM退場時に
“記録の証”としてプリントしてもらえる。
結局、私は全40種類のうち、24個を
取り入れることができたわけだが・・・。
(意外に難しいかも!?)

私の感想としては“子ども向け”かな・・・?
プロジェクションマッピングのようなものもあり、
様々な技術も使っていてパーソナルな対応もされてはいるが・・・、
やっぱり子ども向けって感じ。

あくまで図鑑をいまどきの見せ方で見せていたという印象だ。
ゲーム性を加味して、学ぶ時間を子ども達に
楽しんでもらう主旨であれば、スマホでもできちゃうのでは・・・
というのが率直な感想だ。
まぁ、ぎりぎり一歩いや半歩前進というところか・・。
何年か前に訪れたチームラボ “Planets Tokyo”のような
新しさの衝撃はなかった。
チームラボの新しい空間創りには、2歩も3歩も先を行ってた感があった。
そのことを思えば私からするとZUKAN MUSEAMは
少し残念な気分。

このミレニアル時代の空間創りには、
画像や映像を駆使した、新しいプレゼンテーションが欲しい。
もっとチャンレンジしていってほしいってこと。
皆さんも新しいところがあれば、まずは体験してほしい!

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「図鑑」が広がる世界へ

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記録の証

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