これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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先取りビジネストレンド

11/30
2020

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六十の手習い“DX”もまんざらでもない

3ヶ月前にオンライン会議をよりスムーズに行うために
“ミーティングオールプロ”を購入した。
これはカメラとマイクとスピーカーを兼ね備えている
オンライン会議ツールなのだ。

これがけっこう活躍してくれる。
私が主宰している「三尺三寸箸会議」を始め、
経営者10人程の構成の会議がトータルで6~7個ある。

以前は全員が集まり、会議室にて開催していたのだが、
コロナ禍で、遠方の経営者が東京への移動が難しくなった。
また東京近郊の人でも事情によりオンライン参加となる場合もでてきた。
そのような訳で、今ではリモートとリアルの両方を
取り入れた会議となり、参加者は概ねそれぞれ半々の割合だ。

すると、会議室での参加者は自分のPCから参加ということは難しく、
大きなモニターに投影された画面で
リモート参加者を観る。
リモート参加者はipadの一つのカメラで捉えた、
リアル参加の会議室の様子を観るわけだ。
(発言者にカメラがフォーカスされない)
従い、リモートとリアルの参加者同士の
コミュニュケーションが難しかった。
そこでこの“ミーティングオールプロ”が活躍してくれている。
このポイント型ツールは360°方向で声や動きを認識し、
発言者を自動でフォーカスする。

最近開催された、“掃除の会”の本部世話人会議は、
全国にいる世話人が参加した会議で、総参加者が20名弱。
会議室に10名強集まり、他はリモートで参加。
講演会もあり講演者がパワーポイントを使う講演風景を
ビデオカメラで撮影。
ZOOMと“ミーティングオールプロ”とビデオカメラを駆使し、
スピーディで速やかな会議であり講演会を進行することができたのだ。

掃除の会の世話人会議は60才~70才代中心の構成だ。
以前はなかなかデジタルに踏み切れなかったが、
コロナ禍により必要に迫られてZOOMを使うようになった。
そこに“ミーティングオールプロ”のような
便利な機械も開発され、シニア層でもこれまでと変わらない
会議を開催できるようになったのだ。
いや、これまで以上の参加率にもなっている。
まさしく、六十の手習いのお陰だ!

経営者の集まりである東京NBCでもリアルとオンラインでの
セミナーを開催。リアル参加が10数名に対して、
リモート参加者は100名近くも集まる。
東京NBCだけではなく、全国のNBCの人も参加し、
結果として全体の参加者が増えている。

コロナにより想定外のことが起こったが
デジタルを使うことで、超えられなかったことが
できるようになった。
“ミーティングオールプロ”カメラ映りには不満はあるが、
“六十の手習い”のようなDXにより
“禍を転じて・・・”ということだろうか。
さぁ、あなたはこのDXとどう取り組む?

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“ミーティングオールプロ”を購入

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オンライン会議をよりスムーズに

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カメラ映りには不満はあるが…

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11/02
2020

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“サクラマス降海理論”の実践

2ヶ月前に“サクラマス降海理論”として、
“陸封型ビジネスから降海型ビジネスへ”
“LocalビジネスからGlobalビジネスへ“
と発信した。

私のふるさと“美生川”にいる15センチほどの
“ヤマメ”たちの一部は海へ行き、
戻ってくる時は30センチから60センチの
“サクラマス”になる。
“陸封型”とは、海に行かず淡水で一生を終えるヤマメたち。
“降海型”は海に降り、大海原を1~2年泳ぎ、
大きく成長しサクラマスとなり戻ってくる魚たち、
と捉えてほしい。
このことに準え、“陸封型ビジネスから降海型ビジネスへ”
としたわけだ。

さて、“サクラマス降海理論”をビジネスにどう活かすかだが
ここで“降海型”の企業を紹介する。
今回、ビジネスイノベーションに登場していただいたのが、
株式会社モンスター・ラボ、代表取締役CEOの
鮄川 宏樹(いながわ ひろき)氏。
“モンスター・ラボ”は、デジタルコンサルティング事業・
企画設計から開発・運用までを請負い、
RPA(ロボティスク・プロセス・オートメーション)ツール開発も
しているという。

すなわち、メガプラットフォーマーや次なるプラットフォーマー達
(ZOOM、ショピファイ、ドキュサイン等)や
さまざまなIT技術を活用し、それぞれの地域それぞれの
ビジネスにあわせたデジタル化、オンライン化を進めていく
事業をしているのだ。

現在、世界15カ国、26都市の拠点で展開しているという。
アジア・太平洋地域、ヨーロッパ全域から中東を対象とし、
北米においてもニューヨークに本社を置く会社と
提携し事業を展開しているという。
とにかくグローバル企業である。

“モンスター・ラボ”のような会社が、
世界のエンジニアやクリエイターを採用し、
地球規模でデジタル化・オンライン化を進めていくことは、
まさに地球規模で“事実上の標準”と言われる
ビジネスが推し進められているということ。
言い換えれば、世界的“ディファクトスタンダート”の進展なのだ。
そしてこのディファクトスタンダード化は
コロナ禍によりスピードが早まったわけ。

さて、ヤマメの話に戻るが、
ヤマメが淡水から海水へ適用する期間を
“銀毛化→スモルト化”という。
この時代においては、“モンスター・ラボ”のような会社が現れ、
地球規模で“スモルト化”をお手伝いしているわけだ。
ということで、私たちのビジネスを大きく成長させるためにも、
新しい時代のビジネスに適応するためにも、
“スモルト化”をどんどん進めて
いかねばならない時期ということ。

AI技術も取り入れプラットフォームも活かし、
日々の働き方から、商品やサービスも
デジタル化オンライン化を進めていく時期ということ。
さて…今まさに“スモルト化”の時で、
これを“今”どんどん進めていかないと、
やがてくる“ディファクトスタンダード”に
適応できなくなりますよ。


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“サクラマス降海理論”

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株式会社モンスター・ラボの 鮄川氏

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10/19
2020

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四半世紀継続による海外ツアーロス

“旅行ロス”とは、旅行から帰ってきてから
集中力が不足したたり、憂鬱な気分になることなのだが、
今回私が言いたいのは、四半世紀、25年も続いた
海外視察ツアーがコロナ禍により中止となったことによる
“海外ツアーロス”のお話。

個人も含め、年に2回は海外へ行っていたのだが
2019年の6月、フィンランド・エストニアツアーの後、
1年と数ヶ月も海外に行っていないのだ。

この海外ツアーの歴史は、1996年から始まった。
企画をしたのは私だが、船井総研の副社長だった
泉田豊彦氏に第1回から第5回目までアテンドをしてもらった。

四半世紀の歴史を列挙すると、
1,台湾
2,インドネシア
3,シアトル/シカゴ
4,ニューヨーク
5,ミラノ/フィレンツェ
6,ロンドン/リバプール
7,ベルリン/ミュンヘン/フランクフルト、
8,パリ
9,ニューヨーク/ボストン
10, ロス/ラスベガス
11,コペンハーゲン/ストックホルム
12, マルセイユ/リヨン/パリ、
13,バルセロナ、
14,ニューヨーク/ボストン
15,サンフランシスコ/シアトル
16,ミラノ/フィレンツェ/ローマ
17,バルセロナ
18,ニューヨーク/シカゴ
19,ロンドン/リバプール/エジンバラ、
20,ヴェネチア/フィレンツェ/ローマ
21,ボルドー/パリ
22,サンフランシスコ
23,サンセバスチャン/バルセロナ
24,フィンランド/エストニア
25,(アメリカ・ポートランド予定!)
2020年の今年、25回目のアメリカ、ポートランドが
中止になった。

四半世紀、これだけ行ってたわけだ。
まさに、“身体に染みついた海外ツアー”なので、
“海外ツアーロス”になるということも
おわかりいただけるだろう。

この視察ツアーだけでも、アメリカ大陸への上陸は8回。
アメリカへ行く度に変化を感じた。
アメリカでショッピングモールが歯抜けになっていく現象は
実は10年程前に行った時に既に起こっていた。
ほどなくして日本も同じ現象が起こり始めていたので、
この体験はまさしく“すで起、未来”体験なのだ。

海外ツアーでは、その地ごとの価値観の違い、
考え方の違い、都市の見え方、モノの売り方の違い、
日本で過ごしている日常とは違うことを
体験し、各々が感じ、考えるきっかけとなるよう
企画をしている。
だからこそ、日本を、自分のビジネスを、そして自分自身を
客観視できるのが私の企画する海外視察ツアーなのだ。
これは、オンラインの情報だけでは得れないもの。
行って体験してみてわかることがたくさんあるということ。

しばらく前に“超マクロ思考のススメ”を発信した。
まずは時系列で、10年後、20年後、30年後を見据えて、
今何をすべきかを決める。
もう一つは地球規模のマクロの視点でみて、
何から取りかかるかを考えるわけだ。
日本から離れてみるとよ~く分かるということ。

改めて私のなかでは海外へ行きたくてウズウズ
いや、フツフツしてきている。
このコロナ禍が海外含めておさまり、早く安心して
海外へ行けるようになってほしいものだ。


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海外視察ツアーがコロナ禍により中止に…

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09/23
2020

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“D2C”が加わってもっと加速

今やアメリカのショッピングモールは、あちこちで
歯抜け状態。いや、モールの1/3が閉鎖の危機だという。
その立役者がアマゾンであり、D2Cブランドだ。
ZARAも、ECサイトで直接販売するスタートアップの
アパレル企業を意識して、1200店舗を閉鎖して
ECシフトするという。
今、H&MやGAPも厳しい状況におかれているのも
D2Cブランドの影響によるもの。

“D2C”とは“ダイレクトトゥコンシューマー”の略で
メーカーが直接消費者へ販売すること。
もちろんそのほとんどがオンライン上で行われている。

少し前にビジ達で紹介したイギリスのECファストファッション
ブランド“boohoo”(ブーフー)もD2Cだ。
D2Cブランドでは“テスト&リピートモデル”と言い、
初めに多品種、小ロットで生産をし、テスト販売の結果を見て
リピート再生産をし、さらにそのデータを元に本格的な販売となる。
販売の裏づけがされてからの生産なので
リスク回避されるというわけ。
“データドリブン”と言って、データをベースにし
次なる展開を決めていく手法だ。

マットレスや枕などの寝具を販売する“Casper”もD2Cブランド。
オンライン販売のため、家賃、人件費の節約ができ、
当然価格は安価にできる。
また100日間の無料体験というサービスをしているのだ。
しかも10年の補償付きだという。
キャスパーでは、マットレスを実際に触れてみて、しかも寝てみることが
できる有料のデモルームがある。
そこは昼寝ができる体験サービスショップなのだ。

実は、このキャスパーの出現からわずか4年ほどで、
アメリカのマットレスの最大手、“マットレスファーム”が破綻
したという。
消費者にとっては、価格が安いだけでなく、洗練のUI,UXでサービスも
充実していることで、キャスパーが選ばれるというわけだ。
(UI/ユーザーインターフェイス、UX/ユーザーエクスペリエンス)

今、ニューヨークのソーホー地区周辺にはD2Cブランドの
ショップや体験できる場所が増えている。
メガネやスーツケースのスタートアップ店が開店し
今までとは違う店構えがあちこちにあるという。

[概念図参照]
●さてここで、今までの“既存ブランド”と“D2Cブランド”の違いを
ポジショニング・提供価値・チャネル・ターゲット、
マーケティング手法の観点から分析してみた。
↓    ↓    ↓
→既存ブランドは、ものづくりの企業であり、間接販売、
ミレニアル世代以上がターゲットで広告代理店を通す旧来のマーケティング手法。
→一方D2Cブランドは、テクノロジーを駆使したテック企業であり、直接販売、
提供するのはライフスタイルで、ミレニアル世代以下がターゲットとなり、
マーケティングは“データドリブン”で“オムニチャンネル”なのだ。

この対比から見てもD2Cブランドが今後成長していく
ことはわかるだろう。
これからはオンラインがもっともっと加速していくのだ!!

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ここで概念図を参照!

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08/17
2020

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世界のディファクトスタンダードへ“サクラマス降海”理論

先週のモバイルでも紹介したヤマメとサクラマスの関係。
私の故郷、北海道十勝を流れる美生川には
イワナ・ヤマメがいた。そして彼らの一部は
川を下り、太平洋に出て、オホーツク海へと巡り
1年経過(?)したころ、自分が生まれた美生川を遡ってくるのだ。
(美生川の場合はある事情で戻れないんだけど・・・)
その時には体長60センチくらい、約3キロの重さとなり、
“サクラマス”となって戻ってくる!!
太平洋に出る時にはおよそ10数cmほどなので
いかに大きくなるかがおわかりだろう。

イワナ・ヤマメがまさに大海に出ようとする時、
海に入る手前の河口付近にて、スモルト(銀毛化)、
すなわち海に適応するための海水生活準備をするという。
淡水で生活していた彼らが、海水で生活するわけだから
当然あれこれと準備が必要なわけだ。

さて、私のことだが・・・、1982年に広告制作事務所を創業し、
すでに38年となるのだが、今思うと、大海に出ず十勝の美生川(十勝川)
にずっといるヤマメと同じようにローカルで
通用するビジネスをしてきたと改めて感じるのだ。
もちろん、その仕事は多分野に渡り、その規模も次第に
大きくもなっているわけだが・・・。
すなわちあくまで日本でしか通用しない、
日本という土壌でしか通用しない、
ローカルビジネスということ。

最近、ZOOMビデオ・コミュニケーションズから
毎月支払い明細書が届く。
Appleのストレージの請求や、先日も紹介したように
Amazonからの返金もあった。
これらのことに触れていると、いかに自分たちがローカルな
ところで仕事をしているか分かったのだ。

まさに今、コロナ禍もあり、
ビジネスの地球規模でのディファクトスタンダードが
だんだんと構築されようとしているのが分かる。
ビジネスのマナーもルールもグローバル化していき
それが次第に標準となってゆくのだ。
デジタル化、オンライン化が進み、
さらにAI化、RPA化、働き方改革、5Gと
技術革新が進み、“世界で通用する
ビジネス“が見えつつあるということ。

つまり、ローカルビジネスから
グローバルビジネスへと展開せねば、
その先はないし、もっと存在理由のあるビジネスには
なっていけないと思うのだ。

体長10数cmほどのヤマメは十勝川から
大海原へと移動し、体長60cmの“サクラマス”に
となり自らを生息させているのと同様に
大海に出て行き、荒波に揉まれ、存在感ある
ビジネスにして行こうではないか!というお話。
(私はローカルでいいや!という選択肢はないかも!?)
ということで、“サクラマスが海へと
降りてゆく“という意味で「サクラマス降海」理論と名付けた。

今までのローカル中心にビジネス展開してきた皆さん、
Withコロナの今だからこそ、大海に泳いでいくための
準備段階の期間、つまり銀毛化(スモルト)期間として、
ディファクトスタンダードへと向かっていく時なのですよ~!


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“サクラマス降海”理論

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