これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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先取りビジネストレンド

03/26
2018

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“UUUM株式会社”が発信していること

2017年8月、東証マザーズに上場した
“UUUM(ウーム)株式会社”が、
日本経済を活性化させている企業として、
IPO大賞に選出された。
(かなり風変わりな名前ではあるが…)
設立から5年目だが、既に80数億円を売り上げる
今大注目の会社だという。

これは、今若者に絶大な人気を誇る
「YouTuber」専門の初の芸能事務所!
YouTuberが一生懸命動画をつくる代わりに、
UUUMが企業とのタイアップや、イベント運営、
グッズ販売支援など動画以外の部分をサポートしているということ。

そんなUUUMの代表取締役・CEOは鎌田和樹氏。
さらに、最高顧問はYouTubeチャンネル登録数が(私が見た時点で)
5,760,261人にもなる、日本のYouTuber界のメインスター
「HIKAKIN(ヒカキン)」だという。

UUUMが設立されたのは、2013年6月。
そしてなんと! 2017年8月には東証マザーズに上場している。
私からすると、まるで誰かに後頭部をガツン! と殴られた気分…。
たった4年で、80億円を売り上げ、上場してしまったのだ。

しかし、その人気の裏付けは確かに存在する。
中学生男子の「なりたい職業ランキング」を見てみると、
1位はITエンジニア、2位はゲームクリエイター、
そしてなんと、YouTuberが3位にランクインしているのだ!

さらに、アメリカでも13歳~18歳に最も影響力があるスター
トップ5の調査で、1~5位をYouTuberが
独占している(6位にやっと映画俳優が入っている)という。
このような事実を目の当たりにすると、
テレビを見る若者が減少しているということが
リアリティを持って伝わってくる。

15年後には、今中学生の子どもたちは30歳になる。
すなわち、ビジネスシーンにおいて
彼らがバリバリと活躍する頃ってこと。
ということは、このYouTubeを観て育った人たちの
価値観が反映されビジネスが展開されていくに違いない。
私たちも経営者として、若い人たちが起こす次なる流れを
意識して行動していくことが、判断を誤らないための要素となるだろう!

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設立から5年目だが、既に80数億円を売り上げる!

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1.先日行われたIPO大賞の様子

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先取りビジネストレンド

03/12
2018

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株式投資型クラウドファンディングの出現

今となっては世の中に浸透しつつある
クラウドファンディング。
寄付型や購入型など、さまざまな種類があるが、
ついに“未上場会社の株が買える”
…そんな時代が訪れたという!

先日、私どもの経営者の集まりに
ゲスト講師として来てくださったのが、
株式会社日本クラウドキャピタルの取締役。
株式投資型クラウドファンディングの概要や、
企業の選定基準など私たちの疑問点に対し
明確に答えてくれた。

株式投資型クラウドファンディングとは、
個人投資家が1社あたり年間50万円を上限として、
インターネットで企業の未公開株を購入できるというもの。
イギリスやアメリカでは既に始まっていたが、
2015年に金融商品取引法が改正されたことで
ようやく日本へやってきたのだ。

どんなにビジネスモデルがよいとしても、
残念ながら資金が足りず、
思いきった展開ができないこともある。
そんなときに、株式投資型クラウドファンディングは
存在理由を発揮するのではないだろうか?

この流れはまさに、ビジ達で何度もご紹介している
“パラダイムシフト75”そのもの!
過渡期である今、さまざまな技術とインフラを駆使して、
次から次へと新しい商品やビジネスモデルが
生まれてくるということ。

日本クラウドキャピタルの管理のもと
可能性を感じたベンチャー企業やビジネスに、
多くの人たちが投資をする。
今後このような支援システムが増えていけば、
新たなビジネスがどんどんと生まれてくるのではないか…!?

とにかく新しいビジネスの支援環境は
次第に備えられつつあるということ。
なんだか私も、クラウドファンディングを
使ってみたくなってきた…!

みなさんも、自分のビジネスモデルに自信があり
ビジネスを加速させたい! と思ったら
株式投資型クラウドファンディングに
参加してみてはいかがだろうか?

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株式投資型クラウドファンディングの仕組み

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株式投資型クラウドファンディングサービスだ!

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先取りビジネストレンド

02/26
2018

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100年時代の“Myアセットマネジメント”

先日のビジ達で紹介した
『LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略』という本を覚えているだろうか。
長寿化が進む中で、私たちはいかに生きるべきかという内容である。

これまで何度も繰り返しているように、
これからの時代を生きるには、お金や物件など、
有形の資産にばかりにとらわれてはいけない。
スキルや経験などの「無形の資産」こそが、
新しいものを作り出し、自分のやりがいに繋がるのだ。

私が考える「無形の資産」は、この5つである。

1、知識・スキル・ノウハウ(生産性資産)
2、人的ネットワーク(人力資産)
3、肉体的・精神的な健康(活力資産)
4、信頼や徳づくり(信頼資産)
5、チャレンジ精神(リスク回避力)

上の基本的な4つを土台に、5により新たな挑戦を続けていく。
それこそ時代に合わせた最大のリスク回避になるだろう。

では、この「無形の資産」はどのように築きあげるのか。
そこで大切にしたいのが、
中島流の “Myアセットマネジメント”である。
アセットマネジメントというと、
つい資産管理や運用を手伝う人をイメージしてしまうが、
これは「自分の資産の管理活用を、自分で考える」ってこと。

従来のような、「教育・仕事・引退」と人生を
3つのステージで区切れる時代はもう終わったと言えるだろう。

例えば、教育の期間を第1ステージだとすれば、
20代が第2ステージ、30代が第3ステージ、
4~50代が第4ステージ、60代以降が第5ステージとしよう。

20代の仕事では、30代のための「無形の資産」をつくり、
30代の仕事を通して4、50代のための「無形の資産」を築きあげる。
そして、4、50代は仕事をしながらも第5ステージのための「無形の資産」づくりをするというもの。
そうやって、丁寧に重ねた中でこそ、60代以降の挑戦も豊かになるのだ。

つまり5つのステージで、
それぞれ次のステージのために今何をするのかを
考えながら仕事をすることこそ、中島流“Myアセットマネジメント”ってこと。


100年時代はもう始まっている。さあ一緒に次なるステージのことを考えて仕事をしていこう!

(私はすでに60代…。いや、今からでも遅くないはず!!)

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これがMyアセットマネジメントだ!

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先取りビジネストレンド

01/29
2018

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シンギュラリティが近づくから“石門心学”

「シンギュラリティ」…いやぁ~難しい言葉だ。
これは「人工知能が人類の知能を超える転換点のこと」と説明されている。

簡単に言えば、
人間が作ったAIががさらに優秀なAIを作り出す
「AIがAIを生み出す時代」がやってくる、ということ。
その転換点を、シンギュラリティと呼ぶようだ。


先日のビジ達でも紹介した、
手塚治虫氏の60年以上前の作品、『火の鳥』。
その中に登場する多くの国は、
コンピュータの指示を受けて人間が動く、という社会になっていた。

その結果、コンピュータの指示によって、
人間の意志を無視して戦争を起こしてしまうというストーリーだ。
60年も前に発表された作品の中で、
手塚治虫氏はすでに、そんな未来を見据えていたのだろう。

また、
メディアアーティストとしても活躍しているあの落合陽一氏も
「ホワイトカラーの仕事のほとんどがなくなるだろう」と示唆している。
残念ではあるが、AIが今の私たちの仕事を吸収していくのは間違いない。

そんな風に次の時代のことを考えいてるとき、
私の頭にふと浮かんだのは、あの石田梅岩の『都鄙問答』であり“石門心学”だった。


私達が毎月1回開催している「石門心学・実践講座」は、現在57回目を迎える。
もうすぐ丸4年となるが、なぜいま“石門心学”なのか。

それは、どれだけテクノロジーが発展し、
新しい社会が作られようとも、
人間が生きている以上は「変わらない普遍的な価値観がある」と思うからだ。

約300年前の江戸時代ですら、
石田梅岩の元に多くの武士も商人も農民も集まって学んでいたのだから、
やはりここには立場を超えた普遍的な価値観があったということ。

『都鄙問答』は、あの松下幸之助氏も座右の書としていた書籍だという。

たとえば「正直・勤勉・倹約」、
そして「先義後利」などは人として常に意識しなければならない価値観だろう。

落合陽一氏の言葉に
「魔法をかける人になるか、魔法をかけられる側になるか」とあるが、
私はたとえ魔法をかけられる側になったとしても、
人間として忘れてはいけない価値観は保っていたい。

時代の流れを掴むためにどれだけ未来のことを学んでも、
ブレない軸が自分の中になければ、テクノロジーの先に築けるものはない。

だからこそ、今“石門心学”なのだ。

私達の「石門心学・実践講座」は、毎月第3月曜日(祝日の場合は火曜日)に開催中!

石門心学・実践講座_表_再修正

何度学んでも、新たな気づきは絶えない

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まさに時代を超えて大切にしたいことである

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01/15
2018

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流れに乗るなら有機3倍!

このところのビジ達では「機械的組織」
「有機的組織」という話をよくしている。

簡単におさらいすると、機械的組織とは、
ルールや伝統を重視する、ヒエラルキー型の組織。
有機的組織とは、年齢や社歴に関わらず、
プロジェクトごとにリーダーを立てる、
フレキシブル型の組織のことである。

しかしどんな企業にも、
管理しながら進める機械的部分と、
柔軟に対応する有機的部分があるといえる。
ここで重要なのは、そのバランスだろう。
これまでの企業のあり方は、8:2で機械的部分がほとんどだ。

だが、これからの時代を生き抜く
フレキシブル型の組織を考えるならば、
そのバランスを変えていく必要があるのだと私は思う。
8:2から4:6へと、機械的部分を4割に抑え、
有機的部分をこれまでの3倍にあたる6割にしていくことが、
選ばれる企業への道なのだ!
(だから、有機3倍ってこと)

では、なぜ今それが必要なのか。
これまで何度か紹介した、中島流“パラダイムシフト75”では、
「時代の価値観は75年周期で大きく変わる」と考える。
つまり変化の過渡期は75年ごとに訪れるってこと。
そしてまさに
今年2018年はその過渡期だといえるのだ。

そんな中で、
変化のスピードが早くなったなと感じる出来事があった。
それは、落合陽一氏という研究者であり
メディアアーティストの存在である。
弱冠30歳という若さでありながら、
筑波大学で教鞭をとり実業家としての顔も持ち、
アートとテクノロジーと科学を掛け合わせた価値観で活躍している。

奇才とも呼ばれる落合氏だが、彼は決して特別な存在ではない。
確かにその実力は稀ではあるが、
彼のように若くして時代をつくる人が出ること自体は、珍しくないのだ。
これからの時代を築くのは、
20代半ばから30代前半の
リーダーシップにあると言っても良いのではないか。

彼らは生まれた頃からインターネットがあり、
様々ないまどきの機器と共に育った世代だ。
そんな次世代のリーダーたちだからこそ、
ビジネスの観点からも目を見張るものがある。
そこで今、私たちに求められることは何か。
それは変化の流れに合わせ、
有機的組織に向け舵をとり、若いリーダー達を
知識と経験を持って重厚に支えていくことだろう。

目指すは“キカイ4:ユウキ6”のバランス。

“ユウキ”といえば、
その昔「少年ジェット」の主題歌にこんな歌が。
ユウキだ力だ誰にも負けないこの意気だ、ヤア♪
白いマフラーは正義のしるし…。

時代は変わっても“ユウキ”は大切ってこと。
ということで、改めて皆さんと一緒に唱えたい。
「流れに乗るなら有機3倍!」

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ああ懐かしき少年ジェットよ!

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2018年は過渡期にあり!

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