これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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先取りビジネストレンド

09/16
2014

trend

テスラモーターズの納品イベント

「予約してから納品まで2年かかったけど、
昨日だけで2時間乗ってしまいました」

そんな話をしてくれたのは、
株式会社アドバネクスの加藤雄一会長
(東京ニュービジネス協議会の先輩であり、
ラジオにもゲストで登場していただいた)。

加藤氏は、六本木ヒルズで行われた、
いま話題の電気自動車会社であるテスラモーターズの
「テスラ モデルS」日本初納車イベントに参加したという。

テスラモーターズとは、
シリコンバレー発の電気自動車のベンチャー企業である。
そして、同社が最初に発表した「テスラ モデルS」は、
世界初の高級電気セダンだ。

スタイリッシュな外観に加え、
わずか5.6秒で時速100キロまで加速できるという。
まさに、ガソリンエンジンの
スポーツカー並の高性能を誇るのだ。

また、今回の納車イベントには、
PayPalの共同設立者であり、
テスラモーターズの取締役会長兼CEO(最高経営責任者)である
イーロン・マスク氏も登場。

日本での最初の購入者9名に
自ら鍵を渡したという
(そして加藤会長は鏡開きまで
一緒に行ったという)。

そして今回、私が注目したいのは、
イーロン氏ではなく、
このイベントがもたらす、
車づくりならぬ“クルマづくり
(新しい車づくりという意味で
あえてカタカナで表記している)”への影響だ。

というのも、この納車イベントは、
ビジ達で何度も私が提唱している
“パラダイムシフト75”にあてはめるならば、
まさに、自動車業界においての転換期だといえるからだ。

なぜ、この納車イベントが
転換期を迎えるきっかけになるのか。
それは、飽和状態ともいえる自動車業界に、
従来の自動車メーカーではないIT企業(?)が
新たなクルマづくりのベクトルを示したからだ。

これまでの自動車は、
ご存知のように石油・ガソリンを
燃料としたものが当たり前だった。

そこにハイブリッド車やEV、
燃料電池自動車といった様々な形態の車が生まれたが、
それはあくまで、
これまでの自動車メーカーが
市場に送り出したものだった。

ところが今回、デザイン・機能の両面を兼ね備えた
「テスラ モデルS」という画期的な車を送り出した
テスラモーターズは、自動車業界外からの参入なのだ。
それは、自動車メーカーに縛られない、
新たな価値観による自動車の誕生ともいえるだろう。

また、今回の納車イベントは、
IT企業をはじめとした、
自動車以外の業界からも熱い視線を送られている。
そのため、新たな未来を予感させる
「テスラ モデルS」の登場は、さまざまな業界を刺激し、
新たな時代の価値観を生むことにつながると予測できる。

テスラモーターズの存在は、
その画期的な“ものづくり”ゆえに、
多方面へ刺激を与え、さまざまな業界を巻き込んだ
“クルマづくり”が広がるきっかけになるだろう。

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加藤氏も魅了された電気自動車とは…?

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先取りビジネストレンド

09/08
2014

trend (3)

「BUSINESS LAB.」がビジネスのトレンドを紹介

「恐れながらこの日、
 番組の存在を初めて知りましたが、
 内容の充実した、
 完成度の高い硬派な番組構成に驚き、
 大変感動しました」

「経営者として刺激のある情報を
 いつもありがとうございます」

これらは、私がパーソナリティーを務めるラジオ番組
「BUSINESS LAB.」に寄せられたリスナーの声だ。
おかげさまで番組の聴取率が上がり、
リスナーだけでなく、
生の声で感想をいただくことも増えてきた
(声をかけられることも多いのだ)。

番組の中で特に反響が大きいのが、
毎回ゲストをお呼びして白熱のトークを繰り広げる、
「FEATURE OF THIS WEEK」のコーナー。

ここでのゲストは、
これからのビジネスに
ヒントをもたらす注目の経営者ばかり。
日本のため、ひいては世界のために、
社会性のあるビジネスを展開している人たちなのだ。

ビデオリサーチ調べでは、
メインのリスナーは自営業の40代男性が多いという
(もちろん、女性のリスナーもたくさんいる!)。

だからこそ、リスナーが求める
ビジネストレンドとも
マッチングしているのかもしれない。

さて、ここで現在放送中のゲストをご紹介。
直近で聴けるのは、
株式会社マイファームの
代表取締役社長・西辻一真(にしつじ・かずま)氏の話だ。

マイファームは「自産自消」を理念に掲げ、
日本各地にある耕作放棄地の
有効活用に取り組んでいる。

西辻氏いわく、農業体験などを通して、
農業と生活者の距離を
近づけることが大切なのだという。

そうすることで、
生活者は直接口に入る食べ物に対して
より興味を持つようになり、
もっと農業に対しても
理解を持ってくれるようにもなるというのだ。

そんな西辻氏は、
東日本大震災による津波で塩害を受けた
農作地の復興にも携わっている。
まさに、今後の日本の農業を担う
キーパーソンとも言えるだろう。

その次のゲストは、
なんと日産自動車株式会社の
副会長・志賀俊之(しが・としゆき)氏
(この規模の企業からのゲストとしては初)。

大手企業ながら、
地に足ついた経営を実践できている理由、
そして、代表取締役会長兼社長であるカルロス・ゴーン氏との
コンビネーションについても語ってくれる予定だ。

このように、ゲストが
どんなビジネスをしているかを紹介。
加えて、選ばれつづける、
社会性のあるビジネスについても
一緒に模索していく番組内容となっている
(もちろん、私のコラム“仕事道の極意”には、
これからのビジネスヒントがいっぱい!)。

次代のビジネスを知りたい方は、
ぜひとも毎週日曜日朝6:00からの
「BUSINESS LAB.」を聞いてもらいたい。

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リスナーからの声、続々登場!

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需要と供給がマッチ?!

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大好評配信中!

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西辻氏のビジネスにも注目だ!

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08/25
2014

trend1

“坐禅”のチカラ

近年、ビジネスパーソンの間で

人気が高いという坐禅。
かの有名なスティーブ・ジョブス氏や
京セラの創業者である稲盛和夫氏も、
坐禅を日常に取り入れていたとか。
なぜ、いま坐禅が求められているのだろうか。

坐禅について調べてみると、
以下の様なことが書かれていた。

「人間はどうしても自分中心に、
ものごとを考えてしまいます。
(中略)自分の我、欲をどうしたら
無くす事が出来るか?
その修行をするのが『坐禅』なのです」
(大心堂HP「坐禅の基礎知識」より)

余計なことを一切考えないことを行う「坐禅」には、
煩悩を無くし、本来の自分を
取り戻すという意味もあるそう。

また、以前にビジ達で紹介した、
禅の心を言い表した「禅語」
(日々是好日や行雲流水など)も、
シンプルかつ心豊かに
生きる知恵が込められている。

すなわち、あらゆるものが進化したが故に
混沌とする現代において、
いま一度、生き方や自分自身を
見直そうとする人が増えてきている
ということなのかもしれない。

そこで、毎月開催している
石門心学実践講座では、
次回は坐禅を体験しに行く予定だ
(メンバーには禅トレプレナー
<禅のスペシャリスト>もいるのだ)。

ところで、坐禅というのは、
一見それらしいポーズをすれば
よいだけかと思いがちであるが、
実は奥が深い。

坐禅で組む足には、
両足の裏を上向きに組む
結跏趺座(けつかふざ)と
片足だけを組む
半跏趺坐(はんかふざ)の二通りがある。

手の組み方のことを指す印相(いんそう)は、
お釈迦様のポーズ(?)であり、
両手を組んだ足の上にのせ、
お互いを支えるように重ねる。

そして、背筋を伸ばし、斜め先を見つめて、
ゆっくり呼吸をしながら心を静め
(これを調息という)、自分と向き合うのだ。

こう表現すると、実に簡単に思えるが、
この“呼吸を整えながら
自分と向き合う”というのは、
なかなか実践できないのだ。

今回のチャレンジで、
その奥義に少しでも
近づきたいと思うのだが…果たして。

このように、
坐禅という修行によって「悟り」を
直接体験することを目的とする
「禅」は、インド仏教僧である
達磨大師を開祖とした仏教の一派。
1500年位の歴史を持ち、
多くの人々によって
伝わってきたものといわれている。

様々な情報があふれる現代において、
シンプルな考えを
取り戻すことができる禅の教えだからこそ、
重要な決断をする際に
必要になるのかもしれない。

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Mr.セイージも坐禅に挑戦!?

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さぁ、修行の時間だ!

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08/04
2014

trend (1)

「時流ウム」リニューアルオープン

先日、弊社が10年近く毎週続けてきた
“時流”を発信するブログの
“時流度チェック”が、
リニューアルオープンして
「時流ウム」となった。

「時流ウム」はただデザインをリニューアルした
だけではなく、そのシステムと内容が
リンクしたものになり、
時流1つ1つの記事が
繋がりを持ったことが一番の進化だ。

今までの時流のWebページだと、
ファーストビュー(最初に見える画面)では
最新週の時流しか紹介することができなかった。

しかし、「時流ウム」では、
キーワードをプラネタリウムに映る
星に見立てて、
4週分(28個のキーワード)が
一度に見られるように
なったのだ(だいぶ進化したぞ!)。

実は、これが非常に重要な事。
時流キーワードの1つ1つは、
様々な面に向けられれている。

生活者動向や社会情勢、
国際社会についてのものから、
最近の注目の商品や人名、
ビジネスや政治などの
注目すべきワードだ。

そのため、様々なジャンルを
取り上げる4週分のキーワードを
総合的に理解してもらうことで、
今の時代の流れと今後の展開を
多角的に捉えることができるのだ。

つまり、キーワード単体を知る
“点”ではなく、それぞれを繋げて
“線”にして、さらに束ねて
“面”として物事を見ることに
意味があるのだ。

今回のリニューアルページ
「時流ウム」は、まさにその
考え方を実現したものなのだ。

これからの時代はビジネスだけではなく、
生活者の価値観や世界の動き、
情勢などをマクロ的視点で流れを
持って捉えていくことが必要だ。

ビジネスに詳しい人もそうでない人も、
毎週生まれるきらめく7つの時流を、
是非チェックしてほしい。

日々のお客さんとのビジネスシーンでも、
朝礼などのスピーチにも活用できる
「時流ウム」なのだ。
そして毎週継続チェックすることで、
まさに時代の流れを読みビジネスの
先読みも可能にするのだ。

それこそがビジネスを活性化する
土台を築き、未来に向けた
次の一手を決めるヒントになるはずだ。


ビジネスシーンのあなたを輝かせる
時流ウム

毎週火曜日更新

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“時流ウム”トップ画面

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時流記事

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07/28
2014

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“Pepper参上”

ひと昔前に一大ブームとなった
SONYのペットロボット「AIBO」が
発売されたのは今から15年も前(1999年)のこと。
その間パーソナルロボットの
レベルは飛躍的に進歩した。

ロボット開発における数々の技術革新の末、
ついにパーソナルロボットの最新型が、
来年2月にソフトバンクから発売される
(もう知っているだろうか…)。

そのパーソナルロボットの名前は
「Pepper」。
何が最新かというと、
人と触れ合い、話すことで
自立的に反応しながら
成長するということだ。

それを実現させた技術は、
世界初の感情認識技術。
これは、カメラに映った人の表情や
聴いた音声から感情を
読み取ることができる技術である。

そして人とのコミュニケーションで
採取・蓄積されたデータは常に
クラウド上で更新され、世界中のPepperの言語力や
対応力が日々成長するという
仕組みだ(なんて書いても、
どう成長するかは全然わからないが…)。

このPepperの背丈は120センチくらい。
好奇心旺盛で少年のような声で
よく喋ると聞いていたのだが…。

先日、新宿のソフトバンクで初対面。
確かに、あるカップルと
ペラペラと喋っていた(ちょっと驚き!)。

これから先、Pepperの成長と
共に会話レベルが向上していけば、
一人暮らしのご老人の話相手になれたり
介護の現場での活躍が見込めたりする
ロボットになっていくだろう。

しかし、ここで中島流の問題視すべき点がある。
それはPepperの所有者が、人との触れ合いよりも
Pepperとの関わりを優先してしまう可能性である
(人と違って人間関係の煩わしさがないことを
いいことに、Pepperとばかり接してしまうかも!?)

そうなると、文化の継承が
途絶えることも考えられる。
かつては、人から人へ
(おじいちゃんから孫へ)話すことで、
様々な体験や経験を次の世代に
継承することができた。

しかし、人が受け継ぐべき貴重な文化や
歴史を話す相手がPepperに
取って代わられてしまうことで、
その場限りの対応策で終わってしまい、
次世代につなげなくなる恐れがある。

こうした対症療法的な考えは極めて
危険を孕んでいる。例えば、
私は体力維持のためにジムへ行くのだが、
それも対症療法的考えだ。

本来ならば、農作業をして生産性を
持ったりした上で体力維持ができるなど、
善循環的な考えが良いのだが、
便利になった世の中の弊害として
ピンポイントで対処できてしまうのだ。

Pepperの存在も対症療法にとどまらずに、
善循環的な働きができるのならば、
買ってみてもいいのかもしれない。

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Pepperです!

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子どもと触れ合うPepper

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子どもも興味津々

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ソフトバンクショップに展示

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