これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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先取りビジネストレンド

08/25
2014

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“坐禅”のチカラ

近年、ビジネスパーソンの間で

人気が高いという坐禅。
かの有名なスティーブ・ジョブス氏や
京セラの創業者である稲盛和夫氏も、
坐禅を日常に取り入れていたとか。
なぜ、いま坐禅が求められているのだろうか。

坐禅について調べてみると、
以下の様なことが書かれていた。

「人間はどうしても自分中心に、
ものごとを考えてしまいます。
(中略)自分の我、欲をどうしたら
無くす事が出来るか?
その修行をするのが『坐禅』なのです」
(大心堂HP「坐禅の基礎知識」より)

余計なことを一切考えないことを行う「坐禅」には、
煩悩を無くし、本来の自分を
取り戻すという意味もあるそう。

また、以前にビジ達で紹介した、
禅の心を言い表した「禅語」
(日々是好日や行雲流水など)も、
シンプルかつ心豊かに
生きる知恵が込められている。

すなわち、あらゆるものが進化したが故に
混沌とする現代において、
いま一度、生き方や自分自身を
見直そうとする人が増えてきている
ということなのかもしれない。

そこで、毎月開催している
石門心学実践講座では、
次回は坐禅を体験しに行く予定だ
(メンバーには禅トレプレナー
<禅のスペシャリスト>もいるのだ)。

ところで、坐禅というのは、
一見それらしいポーズをすれば
よいだけかと思いがちであるが、
実は奥が深い。

坐禅で組む足には、
両足の裏を上向きに組む
結跏趺座(けつかふざ)と
片足だけを組む
半跏趺坐(はんかふざ)の二通りがある。

手の組み方のことを指す印相(いんそう)は、
お釈迦様のポーズ(?)であり、
両手を組んだ足の上にのせ、
お互いを支えるように重ねる。

そして、背筋を伸ばし、斜め先を見つめて、
ゆっくり呼吸をしながら心を静め
(これを調息という)、自分と向き合うのだ。

こう表現すると、実に簡単に思えるが、
この“呼吸を整えながら
自分と向き合う”というのは、
なかなか実践できないのだ。

今回のチャレンジで、
その奥義に少しでも
近づきたいと思うのだが…果たして。

このように、
坐禅という修行によって「悟り」を
直接体験することを目的とする
「禅」は、インド仏教僧である
達磨大師を開祖とした仏教の一派。
1500年位の歴史を持ち、
多くの人々によって
伝わってきたものといわれている。

様々な情報があふれる現代において、
シンプルな考えを
取り戻すことができる禅の教えだからこそ、
重要な決断をする際に
必要になるのかもしれない。

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Mr.セイージも坐禅に挑戦!?

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さぁ、修行の時間だ!

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08/04
2014

trend (1)

「時流ウム」リニューアルオープン

先日、弊社が10年近く毎週続けてきた
“時流”を発信するブログの
“時流度チェック”が、
リニューアルオープンして
「時流ウム」となった。

「時流ウム」はただデザインをリニューアルした
だけではなく、そのシステムと内容が
リンクしたものになり、
時流1つ1つの記事が
繋がりを持ったことが一番の進化だ。

今までの時流のWebページだと、
ファーストビュー(最初に見える画面)では
最新週の時流しか紹介することができなかった。

しかし、「時流ウム」では、
キーワードをプラネタリウムに映る
星に見立てて、
4週分(28個のキーワード)が
一度に見られるように
なったのだ(だいぶ進化したぞ!)。

実は、これが非常に重要な事。
時流キーワードの1つ1つは、
様々な面に向けられれている。

生活者動向や社会情勢、
国際社会についてのものから、
最近の注目の商品や人名、
ビジネスや政治などの
注目すべきワードだ。

そのため、様々なジャンルを
取り上げる4週分のキーワードを
総合的に理解してもらうことで、
今の時代の流れと今後の展開を
多角的に捉えることができるのだ。

つまり、キーワード単体を知る
“点”ではなく、それぞれを繋げて
“線”にして、さらに束ねて
“面”として物事を見ることに
意味があるのだ。

今回のリニューアルページ
「時流ウム」は、まさにその
考え方を実現したものなのだ。

これからの時代はビジネスだけではなく、
生活者の価値観や世界の動き、
情勢などをマクロ的視点で流れを
持って捉えていくことが必要だ。

ビジネスに詳しい人もそうでない人も、
毎週生まれるきらめく7つの時流を、
是非チェックしてほしい。

日々のお客さんとのビジネスシーンでも、
朝礼などのスピーチにも活用できる
「時流ウム」なのだ。
そして毎週継続チェックすることで、
まさに時代の流れを読みビジネスの
先読みも可能にするのだ。

それこそがビジネスを活性化する
土台を築き、未来に向けた
次の一手を決めるヒントになるはずだ。


ビジネスシーンのあなたを輝かせる
時流ウム

毎週火曜日更新

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“時流ウム”トップ画面

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時流記事

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“ビジネスの達人”中のバナー

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07/28
2014

trend1

“Pepper参上”

ひと昔前に一大ブームとなった
SONYのペットロボット「AIBO」が
発売されたのは今から15年も前(1999年)のこと。
その間パーソナルロボットの
レベルは飛躍的に進歩した。

ロボット開発における数々の技術革新の末、
ついにパーソナルロボットの最新型が、
来年2月にソフトバンクから発売される
(もう知っているだろうか…)。

そのパーソナルロボットの名前は
「Pepper」。
何が最新かというと、
人と触れ合い、話すことで
自立的に反応しながら
成長するということだ。

それを実現させた技術は、
世界初の感情認識技術。
これは、カメラに映った人の表情や
聴いた音声から感情を
読み取ることができる技術である。

そして人とのコミュニケーションで
採取・蓄積されたデータは常に
クラウド上で更新され、世界中のPepperの言語力や
対応力が日々成長するという
仕組みだ(なんて書いても、
どう成長するかは全然わからないが…)。

このPepperの背丈は120センチくらい。
好奇心旺盛で少年のような声で
よく喋ると聞いていたのだが…。

先日、新宿のソフトバンクで初対面。
確かに、あるカップルと
ペラペラと喋っていた(ちょっと驚き!)。

これから先、Pepperの成長と
共に会話レベルが向上していけば、
一人暮らしのご老人の話相手になれたり
介護の現場での活躍が見込めたりする
ロボットになっていくだろう。

しかし、ここで中島流の問題視すべき点がある。
それはPepperの所有者が、人との触れ合いよりも
Pepperとの関わりを優先してしまう可能性である
(人と違って人間関係の煩わしさがないことを
いいことに、Pepperとばかり接してしまうかも!?)

そうなると、文化の継承が
途絶えることも考えられる。
かつては、人から人へ
(おじいちゃんから孫へ)話すことで、
様々な体験や経験を次の世代に
継承することができた。

しかし、人が受け継ぐべき貴重な文化や
歴史を話す相手がPepperに
取って代わられてしまうことで、
その場限りの対応策で終わってしまい、
次世代につなげなくなる恐れがある。

こうした対症療法的な考えは極めて
危険を孕んでいる。例えば、
私は体力維持のためにジムへ行くのだが、
それも対症療法的考えだ。

本来ならば、農作業をして生産性を
持ったりした上で体力維持ができるなど、
善循環的な考えが良いのだが、
便利になった世の中の弊害として
ピンポイントで対処できてしまうのだ。

Pepperの存在も対症療法にとどまらずに、
善循環的な働きができるのならば、
買ってみてもいいのかもしれない。

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Pepperです!

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子どもと触れ合うPepper

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子どもも興味津々

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ソフトバンクショップに展示

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07/14
2014

trend (2)

日本も品格 ビジネスにも品格

他国を訪れるとき、私が欠かさずしていることがある。
それは、スーパーマーケットや書店に立ち入ること。
スーパーマーケットに行くと現地の人々の生活が見え、
書店に行くとその国の興味があるものが見えてくるのだ。

先月末の台湾研修ツアーでも、
スタッフたちがお寺で参拝(祈願?)している間に
私は1人書店へ向かった。

驚いたのは、「東京」「京阪神」「北海道」などの
文字が並んだ旅行ガイドが
所狭しと平積みされていること
(「東京下町」なんて特集も…)。

ソウルや上海、バンコクを特集したガイドもあるが、
日本を取り上げた書籍が圧倒的に多い!
フムフム、どうやら台湾の人々は日本への関心が高いらしい。

2日目の夜には、台湾の若者たちとの
交流会を開催して“生の声”を聞くことができた。

これまでは、海外を訪れた際に
注目の場所や観光スポットに行き、
ガイドさんからいろいろとお話を聞くことはあっても、
現地の人々が日本にどんな思いや印象を
抱いているのかを直に知る機会はなかなかなかった。

やはり、実際に顔を合わせて話をすると
いろいろなことが見えてくる。

彼らの祖父母の代には日本語を話せる人が多く、
さらに統治時代の日本の取り組み
(都市の建設や技術の伝承など)に感謝しているという。
どうやら、その影響で日本に興味を抱く若者が多いようだ。

交流会に訪れた若者たちは
全員が日本への留学経験者であり、
もとから日本に興味を持っている人たちであるのは確かだ。
しかし、それを抜きにしても
全体的に台湾が日本に抱いているイメージは
良好というのが私の印象。

ここで頭に浮かんだのが、
「勝って兜の尾を締めよ」という言葉。
成功したり勝ったりしたときこそ、
気を引き締めて謙虚な姿勢にならなくては!

2020年のオリンピックを控え
「お・も・て・な・し」なんて
フレーズも注目されているが、
日本への評価の高さにあぐらをかかず、
日本に来た外国人に対しても
誠意ある対応をすることが必要だ。

またビジネスにおいても、
儲けばかりを考えるのではなく、
社会への貢献をテーマにした道理に適った
ビジネスを展開することが、日本の品格に繋がる。

海外との交流が増えるであろう今後。
日本の品格を今一度復活させなくては!

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日本は大人気!

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漢字だとなんとなく意味がわかる

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どこもかしこも日本特集!

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日本の書店と見まごうくらい

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充実した交流会だった

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06/30
2014

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キラキラ“きらむぎ”OPEN

那須塩原にオープンした
パン・アキモトの新店舗“きらむぎ”。
私たちもブランディング含め
色々と関わらせてもらったので、
オープン当日はお手伝いしに行ったのだが…。

スゴ~イ!

「きらむぎ」に多くのお客様が
来てくださっているではないか!
お店がキラキラと輝いているような感覚さえ覚えた。
パンの陳列の仕方や商品ポップなどの
ディスプレイとインテリアが、そうした空気感の
演出につながっているのはもちろんだが、
それだけではない。

お客様が作る行列とそのときの表情、
スタッフの笑顔と呼びかけの声、
そして美味しそうなパンの品揃え。
それらが醸し出す何とも言えない
「氣」が、この活気につながっているのだ。

私が思うに、
繁盛店というのは「氣が良い」ものだ。

お客様、スタッフ、店のこしらえ、
全てが一体となって
良い「氣」を生んでいるお店は繁盛する。
良い空気感が笑顔のお客様を呼び、
その笑顔がスタッフのやる気と
より良い商品を導く。

するとお客様はリピーターとなり、
新たなお客様をも呼び込み、
もっと活気が生まれ…。

この善循環を継続させることが、
繁盛店への道なのだ。

つまりは、まず良い「氣」づくりをすること。
お店の関係者が足並みを揃え良い氣を発信する。
そして氣の入った商品づくりと空間づくり。

そこに今回のような、プレジャー企画の
クラウンたちの氣の発信をプラスする。

プレジャー企画代表の大棟氏は、
よく“場の空気”を変えるための
パフォーマンスをやるのだが、
これらお客様へのアプローチが、
より良い空気感を演出することは間違いない。

この空気感が、
繁盛に繋がるということだ。
そして良い「氣」が大切なのは、
飲食店に限らない。

先日のイギリス視察で私が連れて行った
Mr.セイージも、現地の人に見せると
皆がパッと笑顔になったものだ。

そこに良い「氣」が生まれ、
良いコミュニケーションが生まれる。

ビジネスの現場でも同じことだ。

良いモノ作りを心がけるのは当然のこととして、
ビジネスを成功させるためには、
“場の空気感作り”も大いに大切だ。

それによって自分のビジネスに
“善循環”を呼び込むことができる。
ここでも“暗黙知”がポイントとなるが、
これからは目に見えない
暗黙知が注目される時代なのだ。

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スタッフのこの笑顔!

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行列中のお客様もにっこり

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クラウンのパフォーマンスで笑顔がはじける

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もちろんMr.セイージも大活躍!

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キラキラ輝く笑顔が満ちる“きらむぎ”

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