02/18
2013
イントレプレナーの時代
現在、日本企業が抱える雇用問題。
海外ビジネスに対して、日本のビジネスは衰退が進む傾向にあり、産業空洞化が加速することで雇用消失への懸念は高まり続けている。
そんな問題を改善すべく“雇用創出”をテーマにビジネスを立ち上げたのが、
国内企業の支援ビジネスを展開する
インターウォーズ株式会社の吉井信隆社長だ。
吉井氏は、その事業内容を先日の『BUSINESS LAB.』の収録で詳しく語ってくれた。
インターウォーズ株式会社は、
「イントレプレナー」の専門企業。
新たな企業を1から創り出す
アントレプレナー(起業家)に対し、
イントレプレナーとは、企業内で新しい事業を創出する“企業内起業家”のことだ。
1からの起業は様々な準備が必要となり、
成功までには多くのリスクを伴うこととなる。
一方、企業内起業はすでに経営資源がある程度用意されていて、経営のノウハウもあるのでリスクはかなり少なく展開できる。
いい条件で新しい事業にチャレンジできるというわけだ。
吉井氏は、企業内起業の支援を通じて新しい事業を次々と創出。
現存する企業を底上げし、新たな雇用に結び付けることで雇用問題を改善しようと考えているのだ。
私がこの話を聞いて着目したのは、
既存のビジネスモデルから、今求められつつある
これからのビジネスモデルへと
シフトチェンジしていかなくてはならない時代である、という点だ。
例えば不動産業界では、
今や営業所に足を運ぶなど時代遅れ。
ネット上で情報を仕入れるのが主流となっている。
また、シェアハウスのみしか扱わないサービスなど、
1つの分野に特化したサイトも展開され、
顧客ニーズに合わせた事業の革新で
多くのユーザーを獲得している等々……。
現在、グルメ情報サイトとして
躍進を続ける「ぐるなび」が、
ある広告会社の企業内起業から発足したように、
時代の変化に合わせてビジネスのベクトルを変えてチャレンジすることで、
新たなニーズを掘り起こした例も多くある。
このような事例から察するに、ITをうまく取り入れて研究開発、業種開拓していくことは、当然の対策と言えるだろう。
大手であっても中小企業であっても、
イントレプレナーのようにビジネスを革新する意識を持ち、各社の業種業態に合わせて
移り変わる時代に対応していかなければならないのだ。
今回、吉井氏からは新たなビジネスに対する多くのヒントをいただいた。
詳しくは、是非2/24、3/3に放送される
『BUSINESS LAB.』から学んでいただきたい。
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InterFM『BUSINESS LAB.』
東京76.1MHz・横浜76.5MHz
毎週日曜23時から好評放送中!
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