これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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先取りビジネストレンド

11/26
2012

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ヒット商品の“育ての親”「Mart」

「節約なんかつまらない!
もっと生活を遊んじゃおう!」

そんなキャッチフレーズが踊る、
女性向け雑誌『Mart』。
“節約”をテーマにした女性誌が多い中、
なんとも目を引くキャッチフレーズだ。(やっぱり売れるものはあるのだ!)

『Mart』は、大都市近郊に住む30~40代の
ミセスを対象にした雑誌。
雑誌不況と言われる中で着実に部数を伸ばし、
いまや22万部という人気ぶり。

なぜ、私がこの雑誌に注目したかって?
それは、先日のセミナーで
小阪裕司博士(こんな呼び方、
普段はしないのだが…)が、
「食べるラー油」をヒットさせた雑誌として紹介していたからなのだ。

いまや、『Mart』はヒット商品を発信する雑誌として、
メーカーからの注目も集めているという。

『Mart』に注目が集まる理由を分析すると、大きく2つ。
「なぜ人気雑誌になれたのか?」「なぜヒット商品が生まれるのか?」だ。

「なぜ人気なのか」ということを考えてみる時、
キーになるのが、「生活を豊かにする」というそのコンセプト。

ある時、『Mart』でル・クルーゼという
カラフルな鍋を紹介したところ、
読者たちに見事にヒットした。その理由は、なんと
“ル・クルーゼをキッチンに飾るとおしゃれに見える”からだとか。
(小坂博士談)

読者のミセスたちは、金銭的に余裕がある層。
だから商品に求めるのは、
安価な値段やスペックよりも
心を豊かにする「付加価値」だ。

『Mart』は、ル・クルーゼの持つ価値を、
ふさわしいターゲットに見事にマッチさせたのだ。

そして、2つ目。『Mart』がヒット商品を発信できるのは、
紙面に「読者会員」を登場させているから。

『Mart』は、読者モデルならぬ
「読者会員」が料理をしたり、
商品を紹介したりする企画が多い。
同じ生活者である彼女たちが
登場することで読者は親近感を覚え、
ついつい『Mart』のリピーターになってしまう。

その読者会員が商品をオススメすると、ファンである読者が購入。
そして口コミにのり、たちまちヒット商品が出来上がるという流れ。
商品の生みの親はメーカーだが、
『Mart』は“育ての親”というわけだ。

今の時代、商品を並べて売るだけではダメ。
そこには、感情を揺さぶる何か、
心を豊かにする価値が必要になる。
商品に新たな価値を作り出すことが、
多くの人を引き付けることに繋がるのだ。

心の豊かさという観点から商品に
新たな価値をつくり、
「読者会員」を通して、生活者に発信する。

まさに、『Mart』が創り出している世界は、
これからのビジネスの未来となることを実践していると言えるだろう。

私も、ミセスになった気で、
このボリュームある『Mart』のページをめくってみよう。

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女性誌の棚で『Mart』を発見!

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「もっと生活あそんじゃおう!」

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親しみやすい構成がヒットの鍵

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先取りビジネストレンド

11/12
2012

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Wendy’sの“クオリティ”とは?

イベリコベーコンデラックス、フォアグラロッシーニ、
キャビア&ロブスター…う~ん、なんともぜいたくなラインナップ!

実はこれ、日本から一度撤退し、
昨年末に再上陸したハンバーガーショップ
Wendy’s(ウェンディーズ)のメニューなのだ。

今回私が食べたハンバーガーは、
ザ・チリ・イベリコベーコンデラックス980円!
うんうん、やっぱりイベリコベーコンはおいしい!

肉厚なパテやダブルチーズが挟み込まれ、
ボリュームたっぷり。
ハンバーガー1つでも十分満足できる量だ。

そのほかにも、フォアグラロッシーニ1,280円、
キャビア&ロブスター1,280円など、
こだわりのハンバーガーがメニューに並ぶ。

さて、現在表参道と六本木に2店舗を構えるウェンディーズを日本に再上陸させたのは、ドミノピザを日本に広めた
ヒガ・インダストリーズのアーネスト・M・比嘉会長。

先日のラジオ収録で、ウェンディーズ再上陸に
まつわるお話を聞かせていただいた。

初めはアメリカ大使館を通じて
アドバイスを求められていたのだが、
だんだんと話が発展し、ついに合弁会社を
つくることになったという(本人はそんな気も予定もなかったらしいが…)。

とはいえ、ハンバーガー市場はすでに成熟期。
日本では、マクドナルドがシェアの76%を占めているという。つまり、マクドナルドと同じ方向性で戦ってもダメということ。

そこで、マクドナルドのハンバーガーで育った人たちが、
すでに40代にさしかかっていることに着目したのだろう。
ウェンディーズを「大人のハンバーガーショップ」として展開し、上質な商品と空間を提供することを発想したのだ。

プレミアム感のあるメニュー展開に加え、
落ち着いた雰囲気や色使いの内装に変えることで、
以前のウェンディーズとはガラリと印象の異なる高級志向の店へとチェンジ!

再上陸のキーワードは、アダプテーション(調整)だという。
還暦を過ぎながらも、持ち前の“アントレプレナー精神”で
次なるハンバーガーショップを目指す比嘉会長の
ヴィジョンはぜひBUJINESS LAB.でお聴きあれ!!

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InterFM『BUSINESS LAB.』
東京76.1MHz・横浜76.5MHz
毎週日曜23時から好評放送中!

今週11月18日、来週25日のゲストは、
株式会社ヒガ・インダストリーズ
代表取締役会長 アーネスト・M・比嘉氏です。
お聴き逃しなく!!!
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再上陸後のウェンディーズ

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大きな箱!

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ボリューム満点だ!

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これから店舗が増えていくのかな?

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先取りビジネストレンド

11/05
2012

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やっぱり、ビジネスにKAIZEN!

11/16(金)は
“KAIZEN ビジネス カンファレンス”に集え~!

今回のαクラブ定例セミナーは、
“KAIZENビジネスカンファレンス”と銘打ち、
これからのビジネススタイルとワークスタイルについて発信するセミナーだ。

なぜこのテーマでセミナーを開催するのか。
なぜならビジネスは今、“変化の時”を迎えているからだ。

先日、“アドテック東京”という
デジタルマーケティング系のイベントに参加してきた。
そこには多くのIT企業がブースを出展し、
ITの最先端で活躍する企業たちによる
セミナーやワークショップも行われていた。

デジタル化によって起こっている、
マーケティングの変化を目の当たりにできるなど、
最先端のマーケティング手法とその背景を知ることができた。

その中で注目を集めていたのはやはりスマートフォンやタブレット端末。
今やスマートフォンとタブレット端末を合わせると、
3,000万人を超す人たちがタッチパネルを搭載した
モバイル端末を所持する時代になっている。

そうなると、当然ものの買い方や情報収集の仕方、
コミュニケーションの方法も変わってくる。
ビジネスに置き替えれば、メーカーや流通の人たちのお客さまとのコミュニケーション方法や、
マーケティング方法もシフトしていくことになるだろう。

こうしたIT化と端末の変化により、
マーケットもコミュニケーションも変化を
余儀なくされる。
すると、当然、私たちのビジネススタイルや
ワークスタイルも変化を求められることになるということ。

今回のαクラブ定例セミナーのゲストには、
かねてよりお客様と企業(お店)との関係の変化に着目し、ビジネススタイルのシフトを提唱していた
小阪裕司氏をお招きし、変革を求められる時代の、
これからのビジネススタイルについて語っていただく!

また、ワークスタイル改革のスペシャリストとして、
共催企業でもあるダンクソフト代表の星野晃一郎氏にもITを駆使したKAIZENについて
お話をしていただく。

今回は、私がこれまでにプロデュースしてきたセミナーの中でも中身も濃く企業のリーダーには必見の内容だ。

ぜひ11/16(金)は
“KAIZEN ビジネスカンファレンス”にお越しあれ!
“KAIZEN ビジネスカンファレンス”
▼お申し込みはこちら▼
http://www.q-b.co.jp/alfaclub/index.html

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イベントに参加!

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人が多くにぎわっていた!

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こんなものも…

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是非、きてください

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