これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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選ばれるビジネス

09/24
2013

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ソースを売るなら、まず用途を売れ!

お好み焼きというと、生地にキャベツやいろいろな具を入れ、
かき混ぜて…というのを想像していたが、これはあくまで関東風。
広島風は全然違うのだ!

広島にあるオタフクソース株式会社へ企業訪問した際に、
併設されている「Wood Egg お好み焼館」を訪れた。

ランドマークにもなる釣鐘型のその施設では、
お好み焼きの歴史や文化に関する展示や、
広島風お好み焼きづくりをも体験できる。

私がこの度、体験し美味しく食してきた、
広島風お好み焼きのつくり方はこちら!

1.生地をおたまで1杯すくい、クレープのように薄く広げる。
2.千切りにしたキャベツをどっさりのせる(本当にどっさり!)。
3.天かすとネギ、3枚の豚肉を上にのせる。
4.火が通ってきたところで、ひっくり返す!
 たっぷりのキャベツが蒸し焼きになって、おいしそ~。
5.鉄板の空いた部分で焼きそばを焼く。
 少し焼けてきたところで、(4)を上にのせる。
6.卵を割ったら黄身をつぶしながら焼き、
 その上に(5)ごと全体をのせる。
 上の屋根は薄い生地。次はキャベツ、焼きそば、
 そして卵焼きの下地という順。
7.そして、この(6)をうまくひっくり返す。
 形を整えたらオタフクソースをたっぷりつけて、
 アツアツの広島風お好み焼きのできあがり!

お好み焼館の役割は、「広島風お好み焼きとはどういうものなのか?」
ということを、歴史やつくり方の手順などを含めて人々に伝え、
お好み焼きに親しむ場をつくること
(お好み焼きのプロを育成する場でもあるようだが…)。

ソースを売るのであれば、まずはお好み焼きという
食べ物の認知度を高め、正しいつくり方を伝えて
家庭でもつくれる人気メニューにしよう!
というのがオタフクソースの発想。

そうして初めて、ソースを売ることに繋がるのだ。
さらに、広島風お好み焼き店をあちこちに
つくることにも努力しているという。

目先の利益を求めると、ついソースを直接宣伝したくなるもの。
しかし大事なのは、“急がば回れ”精神。

すぐに結果を出そうと目先ばかりを見るのではなく、
相乗効果を考えたうえで発想していけば、
広く長く選ばれるビジネスを展開できるということ!

ロングレンジで捉えるならば、
“ソースを売るなら、まず用途を売れ!”ということだ。

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釣鐘型の「Wood Egg お好み焼館」

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中ではオタフクソースについて学べる!

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まずはクレープ風の生地を焼くんだよね~

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それを上にをのせて、と…

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お次は焼いた卵をのせて、と…

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できた~~~!!!!

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広島風お好み焼きを学んできた面々

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09/17
2013

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諦めない“仕事道”

困難にぶつかった時、あなたならどうするだろうか?
ビジネスの手本とすべき企業の経営者たちが選んだ答えは
「諦めないこと」。

困難にぶつかってもそれを突破できない企業が
継続できることはまずない。

先日、経営者仲間と共に広島を視察に訪れた時のこと。
企業訪問先として株式会社アスカネットにお邪魔し、
代表取締役社長である福田幸雄氏に
興味深いお話をたくさん聞かせていただいた!

アスカネットでは大きな軸となる2つの事業を展開している。
1つは冠婚葬祭市場向けに「遺影」をテーマにした事業。
もう1つはオリジナルフォトアルバムに関するサービス事業だ。

今では2つの事業も軌道に乗り、
会社は上場を果たすまでに成長したというが、
過去には大きな失敗も多くあったという。

福田社長は、「新しいビジネスを発想しても、
ある程度のカタチになるまで5年は必要」と語る。

たとえどんなによいビジネスモデルを構想しても、必ず困難は訪れる。
その困難の壁をどうやってブレイクスルーしていくかが肝心であり
解決するまでにはある程度の時間が必要なのだという。

最新技術が解決へと導いてくれる場合もあれば、
新たな発想が求められる場合もある。

困難が訪れたからといってその解決に焦ったり、
すぐに解決しようとしたり諦めてしまうのではなく、
根気よくより良い方法を追求していくことが大切ということ。

私が所属しているNBC(東京ニュービジネス協議会)は、その名の通り
ニュービジネス振興のために経営者たちが集まる協議会だ。

やはりニュービジネスをうまく展開している創業者たちは、
いくつかの壁を突破して現在に至っているし、
たとえ困難にぶつかっても決して諦めなかったと語っている。

BUSINESS LAB.に登場していただいた注目の経営者の方々も、
決して諦めない忍耐強さと、自社の存在価値を
追求することの必要性を語っていた。

経営は百人百様。しかし、どんな業界やビジネスモデルであっても、
経営者は諦めてはならない。追求を続けることで、
他の追随を許さないポジションまでたどり着けるのだ。

私もかなりしつこいし、諦めないタイプ。
諦めなければ、その人には成功しか訪れないということだ。
経営者として、起業家として、存在価値のあるビジネスを
展開していくためには、諦めないことも“仕事道”!


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福田幸雄社長

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ビジネスが実を結ぶまで5年は必要!

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09/09
2013

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桃栗3年 TESSEI 8年

新幹線の清掃を手がける、
株式会社JR東日本テクノハートTESSEI。
同社を改革するべく、“おもてなし創造部長”矢部輝夫氏が
JR東日本から転属され8年が経つ。

先日、公式に矢部氏とTESSEIを取材させていただく
機会があったのだが、やはり実際に現場などを見せていただくと、
8年かけて少しずつ少しずつ培われてきたものを感じることができた。
矢部氏は、8年かけてやってきたからここまで来れたのだとも。

本社からやって来た当時は、清掃員の女性たちから
「矢部さんはホラ吹きね」と言われていたという。

しかし、矢部氏(当時は部長ではなかったが…)曰く
“ホラは言い換えればビジョン。
その気で実践しようとするかどうかだ”。

「ただ掃除をするだけでなくお客さまに喜んでもらい、
 お客さまの笑顔をつくろう」
と、掃除の範疇を超えたビジョンを提案していくうち、
矢部氏をホラ吹きと揶揄した女性たちも
ついてきてくれるようになったという。

今ではそれぞれのチームリーダーが、
800人を超す現場の人たちを引っ張ってくれているのだ。

現場では、あらゆる場面で清掃員の方たちの
活き活きとした表情を見ることができた。
その理由の1つは、
TESSEIが一人ひとりのアイデアを大切にする点だろう。

場合によってはコストがかかることもある。
しかし実際に経験させることで責任感が芽生えるし、
うまくいこうがいくまいが、次なるチャレンジに活かされる。 

TESSEIの取り組みを通して、リーダーとして組織をまとめるうえで
大切な4つのポイントについて中島流に考えてみた。

1.リーダーは率先垂範する
2.リーダーは見届ける
3.リーダーはリーダーを育む
4.リーダーは風土や文化をつくる

リーダーとして率先して組織を
引っ張っていくのであれば、決断力が必要だ。

組織の一人ひとりが自分たちでアイデアを考えて行動しているのなら
たとえ成功しようが失敗しようが見届ける。
そうして成長を促すことで、次なるリーダーを育むのだ。

さらに大切なのは、リーダーとして
組織の風土や文化づくりを意識すること。
一朝一夕では、決して風土はつくれない!

矢部氏は8年という時間をかけて、少しずつ人を変え、
考え方やシステムを変え、今のTESSEIを形づくってきた。
3年では、今のTESSEIは実現できなかったと矢部氏は語る。
まさに、桃栗3年 TESSEI 8年だ。

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“おもてなし創造部長”矢部輝夫氏

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清掃後は整列!

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一人ひとりがプロフェッショナルだ。

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舞台裏を見せていただく機会も…

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09/02
2013

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「自遊人」の仕事道

「雑誌『自遊人』は知っていますか?」

こう尋ねると、だいたいの人は「あ~、知ってますよ!
コンビニにも置いてありますし」と答える。
私も、買って読んだことはなかったが(岩佐十良さん、すみません)、
その存在はもちろん知っていた。

雑誌『自遊人』の編集・出版をしている株式会社自遊人。
なんと東京・日本橋からオフィスを引っ越し、
新潟・南魚沼で約8年以上制作をしている会社だ。

そこでは、雑誌を制作する傍ら、お米作りを始めたり
インターネットで食品販売を始めたり、
カフェや旅館を始めたりと…、
ここまでくると一体何をしている会社なのかわからない。

一見、脈絡なくビジネスを広げているように感ずるが、
すべては読者のレスポンスに応え、
「本物」を多くの人に伝えたいと考えるがゆえのことだ。

東京から南魚沼に移転した理由のひとつも、
雑誌で紹介した美味しいお米を
読者が買うことができなかったところにある。

「だったらその美味しいお米を作っている場所を調査し、
10軒の農家のお米をまとめて買い、責任を持って販売していこう」
というのが“自遊人的発想”なのだ。

すると、雑誌のレスポンスよりも、
お米を販売した時の方が強いレスポンスが返ってきたという。
その経験が、今のカフェや旅館経営へとつながるのだ。

株式会社自遊人 社長兼編集長の岩佐十良(いわさ・とおる)さん曰く、
雑誌に比べ食品の販売や旅館は、
ダイレクトに生活者とつながり、反響もダイレクトにあるという。

つまり、お米作りや旅館経営も自遊人にとって、
雑誌と同じ「メディア」ということなのだ。

ここで、中島流にまとめるとするならば、
やはり「とことん追求する」「大胆で潔い」ことが重要だということ。

つまり、周りから「え!? そこまでやらなきゃいけないの?」
と言われるくらい、徹底的に追求すること。
また、大胆で潔く決断することが、
新たな気づきにつながり、
新しい時代の次なるステージへと導いてくれるのだ。

これは中島流・選ばれるためのルール“選ばルール7”のうちの
2つ「とことん追求する」「大胆で潔い」であり、
まさに自遊人はこの2つのポイントに当てはまる
(もちろん大前提として、他の5項目もできているけどね~)。

こうしたビジネスへ向かう姿勢は多くの人に伝わり、
必ずや選ばれる側になれる。
いや、逆に言うとここまでやらないと「本物」になれず、
多くの人から選ばれないということだ。

そんな追求心と決断力を持った自遊人 岩佐さんが
9月8日・15日放送のInterFM『BUSINESS LAB.』に登場!
都会で暮らす私たちにはない発想を是非聴いてほしい!

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  InterFM『BUSINESS LAB.』
  東京76.1MHz・横浜76.5MHz
  毎週日曜6時から好評放送中!
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新潟・南魚沼で編集される「自遊人」

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岩佐氏の追求心と決断に注目!

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08/26
2013

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星野リゾートの流儀

ついに星野リゾートが手がけるホテルに泊まって来た!

星野リゾートと私の接点は、
昨年、弊社がお手伝いさせていただいた
イベントのゲストが星野社長だったところから。
その流れから、私がパーソナリティを務める「BUSINESS LAB.」にも
出演していただいて…といった経緯がある。

もちろんお話を聞かせていただくにあたって、
星野リゾートに関する書籍を読んで
勉強させていただいたのだが、その中でも
『星野リゾートの事件簿~なぜ、お客さまはもう一度来てくれたのか~』
が面白かった。

これは一度体験しなくては! ということで、
ついに先日、軽井沢の星野エリアを訪れたのだ。

先ほどの本のサブタイトルにある
「なぜ、お客さまはもう一度来てくれたのか」。
そのヒントになる体験ができたので、ここで紹介していこう。

星野エリアにはオーガニック建築の第一人者
ケンドリック・ケロッグ氏が設計した「石の教会」がある。
石とガラスのアーチが交互に折り重なるような美しいデザインが特徴で、
挙式を上げるカップルが多くいるそうだ。

そんな礼拝堂をバックに写真を撮っていると、
どこからともなくスタッフが現れ、
「お撮りしましょうか?」と声を掛けてくれた。

また、中庭では結婚の披露宴が行われていて、
多くの関係者が新郎新婦を取り囲んでいた。

当然、仕事柄、団体から遠まきにカメラを構えたわけだが…
これまたどこからともなくスタッフが現れ、
「お客さま、プライバシーの問題がありますので、申し訳ありません」
と声を掛けられた。

さらに、ハサミが欲しいと思い、
バンガローからフロントに電話をすると、
わずか2分くらいで「このハサミで、用は足せますでしょうか?」と、
届けてくれたりもした。

このように星野リゾートでは、
次から次へと何かにつけてスタッフたちが
能動的に接触してきてくれるのだ。

そこで、先日お会いした
食の演出家の大久保一彦氏の「接触デザイン」という話を思い出した。
接触デザインとは、お客さまとの接点を
より意味ある機会としてデザインすることが、繁盛のコツだということ。

星野リゾートでは、
まさにこの接触デザインを体現していると感じた。
そしてそれこそが、冒頭で紹介した本のサブタイトル
「なぜお客さまはもう一度来てくれたのか」の答えのように感じる。

料理のおいしさやホテルの雰囲気のよさはもちろんだが、
それだけではないスタッフのチャレンジ精神に満ちた接触の中に、
お客さまの満足を演出し、リピーターをつくり出す理由があるのではないだろうか。

よし、私もまた行こう~!
(お金が貯まったら…)

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素晴らしい対応をしてくれるスタッフ!

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星野さんが演出するおもてなしは素晴らしい!

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行けば納得の満足感!

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石の教会

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お幸せに

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