これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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02/24
2026

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Think Global, Act Local. Think Long-range, Act Tomorrow. 2040年から逆算せよ!

専門知識が細分化され、AIが作業を代替する未来。
そこで人間が発揮すべき価値は“多角的な視座”、
すなわち“リベラルアーツ”にあるとこの“ビジ達”で語った。
だが、その知性はただ持っているだけでは意味をなさない。
激動の時代を航海するための具体的な座標軸が必要だ。
それが、私が2020年に提唱した
“超マクロ思考のマトリクス”。
すなわち…Think Global, Act Local.
Think Long-range, Act Tomorrow.
この概念は今、その重要性をさらに増している。

【経済地図の塗り替えと、足元の変革】

まず“Think Global, Act Local”
→地球規模で考え、足元から行動せよ!
この解像度を上げなくてはならない。
数十年前の常識はもはや通用しない。
“先進国と途上国”という単純な二項対立は消え去った。
かつて途上国と呼ばれた国々のGDPは飛躍的に上昇し、
イノベーションの中心地となりつつある。
日本の取引先や競合も、もはや国内企業だけではない。
世界経済のパワーバランスが劇的に変化する中で、
自社のビジネスはどこに位置づけられるのか。
このマクロな“Global”の視点を持ち、
かつ、その変化に対応するために“Local”での
具体的な取引や商慣習、組織体制をどう変革するか。
世界の変化を肌で感じながら、足元のビジネスモデルを
柔軟に組み替える実行力が問われているのだ。

【2040年からの逆算が、明日の行動を決める】

そして、さらに重要なのが時間軸の戦略、
“Think Long-range, Act Tomorrow”
→長期的視点で考え、明日からの行動に反映せよ!
2030年、2040年のビジネスシーンはどうなっているか。
AIを含めたテクノロジーはどう進化し、
人口動態はどう変化し、社会はどんな価値を求めているのか。
その未来において“どのような自社を確立していたいか”を
強烈にイメージすることから始まる。
未来の理想像(Long-range)を明確に描くからこそ、
そこに至るために“明日(Tomorrow)”
何に着手すべきかが逆算できる。
未来を予測するのではない。
未来を“設定”し、そのために今日とは違う明日を創り出す。
このバックキャスティング思考こそが、
不確実な未来を切り拓く唯一の方法に違いない。

【時空を自在に行き来するリーダーへ】

先ほども語ったように…
未来は地球規模でも、時空的にもいろいろ変化するが、
その未来において、あなたは
“どのような自社を確立していたいか”ということ。
リベラルアーツが教える歴史観や哲学は、
この“Global”な空間把握と、“Long-range”な時間把握を
より強固なものにする。

世界経済のうねりを読み解き、20年後の自社の姿を構想する。
その壮大なビジョンを胸に、明日の朝一番の業務改善や、
新たなパートナーとの交渉という具体的な一歩を踏み出す。
“時空のマクロな視点”と“徹底した現場のミクロな行動”。
この振れ幅の大きさこそが、
AIには模倣できないリーダーの真価であり、
2030年を勝ち抜くための羅針盤となるはずだ。

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超マクロ思考マトリクス

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01/13
2026

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“不易流行”から「シン・不易流行」へ。 2026ビジネスは、聖域なき刷新へ!

『シン・ゴジラ』『シン・ウルトラマン』をご存知だろうか?!
近年、よく使われるようになったこの“シン”という言葉は、
単なる“新しさ”を示す「新」とは一線を画す。
その本質を問い直し、時代背景や社会状況を深く踏まえた上での
新たな“シン”であり、再構築するという意味が込められている。
まさに我々は今、ビジネスにおいても、
この“シン”が求められる転換点に立っているのだ。

松尾芭蕉が説いた「不易流行」の概念も、
ただ受け継ぐだけでなく、『シン・不易流行』として
アップデートすべき時が来たということ。
聖域なき刷新で、2026年以降の新時代を切り拓く覚悟が
今こそ問われている。

かつて日本的経営の羅針盤であった「不易流行」。
時代を超えて変わらぬ本質“不易”と、
変化を取り入れる柔軟性“流行”を意味する。
しかし、経済的合理性の追求だけでは、
“働く人々の疲弊”と“サステナビリティの破綻”を招きかねない。
これからの生存戦略では、これまでの常識を捨て、
“不易”さえも聖域とせずに書き換え、
“流行”の異次元の加速を味方につける覚悟が必要なのだ。

【令和なればこその“不易”の再定義が求められている!】

従来の経営論では、創業の精神やコア事業は
“変えてはならない礎”であった。
だが、『シン・不易流行』においてその礎は
時代に合わせて形を変える可変的なものとなる?!

例えば、富士フイルムは“最高峰の写真フィルム”という
過去の不易に固執せず、
“独自技術で社会課題を解決する”と再定義し、
全く異なる分野で成功を収めている。

任天堂も、創業時の花札メーカーから、
様々な迷走を経て“娯楽を通じて人々を笑顔にする”という
本質(シン不易)に到達した。
時代に合わせて、自らの存在意義(パーパス)さえも
進化させる勇気を持つことが重要なのだ。

あー私の創業した“クオーターバック”も
ビジネス領域のシフトに伴い、後継の山田社長に
“社名変更”を余儀なくされたのだ…うんうん。

【AI時代の“流行”は、変化に対応するな、乗りこなせ!】

一方、“流行”も様相を変えた。
生成AIの台頭などにより、かつての10年分が
数ヶ月で過ぎ去るような猛烈な速さである。
変化に必死に“対応”するだけではこの加速には追いつけない。
サーファーが巨大な波を恐れずボードを走らせるように、
変化そのものを“乗りこなす”マインドセットが必要。

Netflixは、DVD郵送レンタル事業という自らの収益源を破壊し、
ストリーミング配信へと舵を切った。
さらに、単なるプラットフォーム提供に留まらず、
オリジナルコンテンツ制作へと巨額投資を行い、
ハリウッドの動画づくりにも影響を与えた。

これは“AIをどう使うか”という単なる対応ではなく、
“AI前提でビジネスモデルをどう作り変えるか”という、
変化を乗りこなす姿勢の典型である。
前者がカイゼンに留まるのに対し、
後者は真のイノベーションを生み出す。

【未来を切り拓く、変革への覚悟】

全てが加速する時代において、
立ち止まることは安定ではなく後退を意味する。
企業として長く存続したい(=不易)のであれば、
誰よりも早く変わり続けなければならない(=流行)。
この“変わらないために、変わり続ける”という
パラドックスを恐れず、自ら波を起こし、
その頂点に立ち続ける覚悟が問われている。
“シン・不易流行”を掲げ、2026年以降の新時代を切り拓くのは、
他ならぬ我々ビジネスリーダーなのである。


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2026年ビジネスの展望

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12/15
2025

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選ばれるための新基準! “短時間正社員制度”の導入。

今、注目の“短時間正社員制度”はご存知だろうか?!
この制度が、人材確保のためにも、企業の活性化にも、
そして社員のエンゲージメントにも効果があるという。
(え〜〜〜本当?!)

「この会社は、完全に正社員とパートを区分する方法で
やってきたんです。
その中で当時は、パートの離職率が高いとか,
ベテランのパートの不満が大きいという
小売企業の典型的な課題に直面していました。

そこで、そういう問題を解決しようとして、
その働く時間の長さに関係なく待遇を平等としてみた。
そうしたら離職率が一気に下がって、職場の一体感が増して、
働く人のモチベーションも上がり
結果的に会社の業績も向上したんです」

これは家具などのインテリアを扱う
スウェーデン発祥の大手小売チェーンでの話。
11年前、非正規のパート全員を短時間正社員とする
人事制度の見直しを実施したという。


【“短時間正社員制度”とは?】

“短時間正社員制度”とは、フルタイム正社員よりも
所定労働時間が短い“正社員”を雇用する制度。
無期労働契約を結び、時間あたりの給与や賞与、
退職金などの待遇は、フルタイム正社員と同等の基準で計算。

育児・介護との両立をしたい人、定年後も働き続けたい人などが、
正社員としての安定した雇用を維持しながら
多様な働き方を実現できる。

実は“短時間正社員制度”の導入は、今日の労働市場において、 
人材確保に寄与する重要な戦略とも言われている。
特に日本の中小企業においては、多様な働き方を取り入れ、
自社に最適な制度設計を行うことが求められているのだ。

これにより、優れた人材を確保し、
社員自身もヤリガイや充実感を感じながら
仕事に取り組む環境を生み出すことができるという。


【フレキシブルな働き方のメリットとは⁈】

“短時間正社員制度”は、原則として
社員が自分のライフスタイルやニーズに応じて
働き方を選択できる柔軟性を提供する。

この制度により、家庭の事情や自己成長に合わせた
働き方が可能となり、社員のモチベーション向上にも繋がる。
特に、育児中の親や、キャリアの再構築を求める人々にとって、
短時間勤務は非常に魅力的ということ。

また、企業側にとっても、短時間正社員制度を導入することは、
採用難の緩和に大きく貢献する。
人材不足が深刻化する現代において、
短時間勤務を選択できることで、より多くの求職者にリーチでき、
採用プロセスでの競争力を高めることができるのだ。

加えて、社員にとって働きやすい環境を提供することで
離職率の低下に繋がり、長期的な人材育成にも寄与するという。


【海外も含めたさまざまな成功事例から学ぶ】

日本より人口が少なくGDPの高いドイツでは、
時間短縮の権利が法制化されていて、
短時間勤務の選択肢が広がることで
生産性向上にも寄与しているという。

これら成功事例を考えると、
人材不足が課題の日本企業は、働き方の多様性を重視し、
制度を積極的に見直すことが
労働環境も含め活性化に向けた展開なのだろう。

日本の中小企業も、自社の業務ニーズを見極め、
社員の意見を反映させながら、
必要な制度やサポートを整えることがポイントとなる。

結果として、企業と社員の双方にとって
充実したビジネス環境が実現することになるということ。
後は、経営者であるあなたの決断だけってこと。

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多様な働き方を実現できる

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11/04
2025

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“余計なこと”を言わない・しない! 七十にして、心の欲するところに従うと危うい?!

先にも論語の
『子曰く、吾れ 十有五にして学に志す。
三十にして立つ。 四十にして惑わず。
五十にして天命を知る。 六十にして耳順がう。
七十にして心の欲するところに従って、 矩(のり)を踰えず』
を紹介し、私が古稀を迎えたこともあり
”七十にして 矩をこえず”について発信したが…

このところ70歳を超えた者として心がけているのは、
若い人たちに“余計なこと”を言わない・しないということ。

“七十歳にして、矩を超えない”
自分の欲望にも正直でありながら、
自然と倫理観に基づいた行動ができる状態?!

すなわち、長年の経験と知恵により、
無理なく正しい判断を下し、
徳を表す行いが自然にできるようになるのだと。

えっ?!欲望に正直にして倫理観?!…これは難しい!
これは孔子の時代の価値観であり、この実践はかなり高度なもの。

そこで中島流では…
大きな変化が伴うこの時代にあっては、
若い人たちに“余計なこと”を言わない・しないがテーマ。


【“余計なことを言わない”を実践してみた?!】

私が創業した会社の経営で
“余計なことを言わない”を実践してみたのだ。
約10年前に経営を30代前半の社内の者に任せたわけだが…

このコロナ禍もあり、アドバイスの少ない経営は
大変だったと思うが、その渦中でのさまざまな発想、決断が、
その後にいいカタチで反映したように思えるのだ。
(山田社長ご苦労さまでした!)

もちろん試行錯誤を繰り返したと思うが、
結果として自分たちでその先を見据え、
責任を持って経営してくれるようになったということ。

あと10年もすると(2035年)
ミレニアル世代、Z世代、α世代中心の社会が…
いや、Z世代、α世代中心の社会かも?!
彼ら彼女らの方が当然“未来”に近く、
その未来のためにも責任を持ってくれるはず?!

「余計なこと」すなわち
“お節介” “差し出がましい” “余計なお世話”

文脈によっては、
“出過ぎたこと” “蛇足” “無駄なこと” “ありがた迷惑”である。

これらに当たることを口にしないことが、
少々の失敗があったとしても
今後に対して責任を持ってくれる理由となるのだ。


【“余計なことを言わない”には、忍耐力が必要!】

実は歳取ってくると、意味ある経験、不要な経験含め、
さまざまな経験が蓄積される。
思わず必要・不要にかかわらず、
ここまで来れたことを正当化し、偉そうに語ってしまう。
時代背景も環境も違うのに、無責任に語ってしまうわけだ。

ということで、私は若い人たちに
“余計なことを言わない”を実践し、
若い世代にイニシアチブ(主導権)を渡してみた。
(もちろん大株主であっても…)

還暦を過ぎた私たち高齢者(まだ抵抗あるが…)が、
次世代に向けて重要な使命を果たすには、
“余計なこと”を言わない姿勢と“忍耐力”が必要となってくる。

彼らが下すさまざまな決断には、もちろん成功も失敗もある。
それによって試行錯誤しながらも、
やがて新しい時代をカタチづくってくれるはず?!

私たち高齢者は、自分の経験を活かしつつも、
若い世代の自主性を尊重することがポイント。
過度に介入せず、彼らの決断を信頼し、
対話を通じて支える姿勢が、
彼ら主体の時代をカタチづくるお手伝いとなるのだ。

結論として…
“七十にして、心の欲するところに従う”と危うい?!

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過度に介入しないのが大事

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09/29
2025

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井上陽水が自分に捧ぐ“新・人生がニ度あれば”

井上陽水氏のアルバムを久々にSpotifyで聴いていて
思わず口ずさみ、その意味を改めて考えてみた。
タイトルは『人生が2度あれば』。
↓ ↓
父は今年二月で六十五
顔のシワはふえてゆくばかり
仕事に追われ
このごろやっとゆとりができた
父の湯呑み茶碗は欠けている
それにお茶を入れて飲んでいる
湯飲みに写る
自分の顔をじっと見ている
人生が二度あれば
この人生が二度あれば

母は今年九月で六十四
子供だけの為に年とった
母の細い手
つけもの石を持ち上げている
そんな母を見てると人生が誰の為にあるのかわからない
子供を育て
家族の為に年老いた母
人生が二度あれば
この人生が二度あれば

【この曲がデビュー曲だったという?!】

父は今年で65…
母は今年で64…
この歌がデビュー曲(再デビュー)としてリリースされた
1972年は、井上陽水氏は24歳。
福岡県飯塚市で育った。
(私はまだ17歳で北海道にいた)
へ〜よく24歳でこの歌詞に至ったものだ。
当時から、それまでの人たちと何かが違うと思ってはいたが…
やっぱり才能とセンスだろうか?!

そして1973年にリリースしたアルバム「氷の世界」は
日本初のミリオンセラー作品に!

「窓の外ではリンゴ売り 
声をからしてリンゴ売り
きっと誰かがふざけて 
リンゴ売りのまねをしているだけなんだろう」
(これは「氷の世界」の歌詞だが…なぜこんな歌詞に?!)

その後「傘がない」「夢の中へ」「いっそセレナーデ」
「リバーサイド ホテル」「少年時代」などの名曲を多数発表した。
この私でさえ、どの曲も大体は口ずさむことができる。

【「新・人生が二度あれば」を歌って欲しい!】

シンガーソングライターとしてデビューして52年。
井上氏はさまざまなヒット曲を世の中に発信してきた。
私は中森明菜さんが歌っていた
「飾りじゃないのよ涙は」を思い出す。
(流石にあの高いキーでは、歌えなかった記憶が…)
中森さんにとっては、アイドルからアーティストへの
転機となった重要な曲だ。

井上陽水氏は団塊の世代であり、もう77歳だという。
当時の“人生が二度あれば”の両親よりすでに年老いている。
そこで提案だが、今度は父や母ではなく
自分をテーマに「人生が二度あれば」を歌って欲しい。

どんな違う自分を想像するのか?!
果たしてどんな歌詞になるのだろう。
もちろん、曲は一緒で歌って欲しいのだが…

さて、私なら…人生が二度あれば…

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井上陽水氏のアルバム

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