これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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01/21
2013

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挑めばチャンス、逃げればピンチ

「2013年は“挑む!”」

毎年、年が明けた1月の月1定例セミナーでは、私も含め社員それぞれが
今年1年の抱負を色紙に書き、発表している。

私の今年のテーマは“挑む”。
このテーマを立てて思い出したのが、
“挑めばチャンス、逃げればピンチ”
という言葉を発信していた
アサヒビール再建の立役者・樋口廣太郎氏だ。

以前、情報誌の取材でお会いさせて
いただいたことがあり、
その時、樋口氏はこんなことを語ってくれた。

実は樋口氏は、元住友銀行の
副頭取という経歴の持ち主で、
誰もがそのまま、頭取になるだろうと思っていた。
そんな矢先、あることがきっかけで
頭取と意見が食い違い、
頭取への道をあきらめざるを得なくなった。
(こんなことだったと記憶するが…)

そこで、樋口氏の元に舞い込んできたのは、
厳しい状態に陥っていたアサヒビール社長への話。

当時、アサヒビールのシェアは
36%だったシェアが9.6%へと
大きく落ち込んでいた。
樋口氏はその状況を見て、
「ここは攻めだ!」と言って
アサヒビール社長としての仕事をスタートした。

そんなどん底のような状態から、
どのような決断を経て、アサヒビールを
今の姿へ導いたのだろうか?

なんと、樋口氏は「わからないことがあれば、
そのライバル会社のトップに聞け!」と、
キリンビールまで自ら足を運び、
当時のトップに話を聞きに行ったという。

そこで、ビールには「品質管理が大切である」と、
「原材料には金を惜しまない」ということを
学んだそうだ。

その話を聞いて、今までどの
会社にも前例がなかったが、
古くなってしまったビールを店頭からすべて回収し、
新しく新鮮なビールを入れる取り組みを行った。

コクとキレが魅力のアサヒスーパードライは、まさに
「前例がない。だからやる!」を象徴する起死回生のビールなのだ。

今、時代は過渡期へと移り、
新しい価値観が求められている。
その中で大切なことは“チャレンジ”。

こんなチャレンジ精神旺盛な
樋口氏から学びそして見習って、
2013年は私も
「Challenge & Challenge & Challenge & Challenge &
Challenge & Challenge & Challenge & … Synergy!」
で、どんどん挑んでいきたいと思う。

「チャンスは貯金できない」。
58歳のチャレンジに乞うご期待!

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これが2013年の私のテーマ!

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すばり「挑む」だ!

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樋口氏のチャレンジ精神から 学ばせていただこう!

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01/07
2013

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60歳からのハローライフ

人生のターニングポイントは、55歳。
1人の人間が、安定していようが波瀾万丈だろうが
それまで生きてきた人生を振り返り、
「これからの自分の人生について考えなければ」
と決断する時期。
それが55歳だという私の提言が“R55”だ。

村上龍氏も『55歳からのハローライフ』という本で、
55歳の再出発を描いている。
(婚活や老いらくの恋、ペットロスなど
中篇小説のオムニバス編集なのだが…)

色々な所で“55歳”という分岐点(?)
について 語られているが、
ふと自分を振り返ってみるとびっくり!

あと1ヵ月もしないうちに私は58歳になってしまう。
そして2年過ぎれば、もう60歳。
なんと世の中では還暦と言われている年齢だ。

自分は果たしてどんな決断ができたろうか…と
考えてみると怖くなる。
しかしそこで私に一筋の光を与えたのが、
あの五木寛之氏の言葉。

60歳までは、様々なことを学ぶ
“学生期(がくしょうき)”。
60~70代が仕事をし、家庭を維持する
“家住期(かじゅうき)”、
そして80~90代が林の中に籠り、
自己を見つめて…と続く。

つまり、私もまだまだ60歳という
中間点に差し掛かろうという時期だということ。
そう、まだ中間点なのだ。

これまでに得た経験や知識、ノウハウ、
人的ネットワークなどを、
あとの2年でさらに磨きあげ(果たして?)、
60歳以降の将来でどう活かしていくか
考える時にあるのだ。

どこへ投資するのかは、見・投資コンサルタントと
名乗る以上しっかりと見据えていきたい。

それはもしかすると、どこかの業界かもしれないし、
社会なのかもしれない。
地域、町という可能性もある。

重要なのは、人の役に立つという“志”であり、
背負うべき“使命(ミッション)”。

時代の過渡期が訪れた今、私をはじめ、
人生の中間点である60歳を目前にした人々が
考えるべきは、これからの自らの存在意義を
どこへ持っていくかということなのだ。

定年後は悠々自適にゴルフでもとか、南の島で…
な~んて考え方は、私からすれば過去の発想。

人生の充実度を決める、人生の後半戦を
どう生きていくか、そこへ頭をシフトさせることが
重要! という結論に、村上氏の著書をもじって
命名したのが、今回ご紹介した
“60歳のハローライフ”ということだ。

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村上龍が描く55歳のターニングポイント

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01/01
2013

Challenge3

2013年は“Challenge & Synergyの仕事道”

新年あけましておめでとうございます!

2013年も時代の流れを先読みする
ビジネスコンサルタント、
“見・投資コンサルタント”として、
使える情報をどんどん発信するぞ~。

さて、2013年一発目のビジ達は、今年の最重要キーワードを発信!
それは…

“Challenge & Synergyの仕事道”だ!

2013年、いや、2015年ほどまで日本の社会は、
混沌とした状態が続くと言われている。
これは本当に私もそう思う。

私、中島の唱える“パラダイムシフト75(75年周期説)”からいっても、2015年ごろがターニングポイントになることはほぼ間違いないと見ている。

まさに2015年にかけてが、新しい価値観に移行するタイミング、そして新しい時代の価値観が明確になるときなのだ。

そう考えると、2013年の今年は、次なるステージへ行くためのヒントを
たくさんの「チャレンジ」を通し見つけていく期間と言える。

しかし、経営者の中にはこう考える人もいる。
「寒い冬は静かにコタツにでも入って、春が来るのを待った方がいい」

どうやら、状況が厳しいときはジタバタしても仕方ない、業界が活性化するまで待とうという
考えのようだが…。
当然この経営者たちの会社に
春が訪れることはない。
(経営破綻、企業縮小、店仕舞いの
いずれかだろうな…)

すなわち、混沌とした状態が続いていても、
また、アゲインストの風が吹いているときでも、
常にチャレンジすることが大切ということ。
“チャレンジ癖”をつけることが重要なのだ。

「Challenge&Challenge&Challenge!」
(何度でも言うぞ!)

失敗することもあるかもしれないが
(命取りの失敗は避けなきゃいけないが)、
その体験は必ず次のステージへ
進むための情報(ヒント)を与えてくれる。
チャレンジの継続によって、
さまざまなことが察知できるようになるからだ。

そしてそのチャレンジは、
出会い・学び・知識・スキルなどをもたらし、
それが“Synergy”を呼び込む。ここがポイント。

このシナジーが、次なるビジネスの
活性化につながっていくのだ。

もちろん忘れてはいけないのが、
これからの時代の永遠のテーマである“仕事道”。
育みや社会貢献といった考えが土台に
なければ意味がない。
これは今年も徹底すべき価値観と強く訴えたい!

私たちは、必ず来る次のビジネスステージに対応していかなくてはならない。

“Challenge & Synergyの仕事道”

時代にあったビジネスを展開し、
選ばれ続ける企業になるためにも、
このFine Spiritsキーワードを
是非とも実践してほしい。

もう一回くり返しておこう。2013年は、
「Challenge&Challenge&Challenge&…」

えっ、何回言うんだ! しつこい! って??
今年もしつこい“ビジ達”を
よろしくお願いいたしま~す!

Challenge3

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12/10
2012

ohgonhi

“黄金比ビジネス”を求めて

時代によって流行はあれど、誰もが美しいと感じ、
自然の摂理にかなった比率は不変らしい。
その比率は1:1.618。“黄金比”という。

バルセロナ研修で見たハビエル・マリスカル氏のデザインは、
ポスターから椅子まで、すべてが美しいカタチと
気持ちいいバランスでできていた。

国や地域、時代をも超えた
美しいクリエイティビティは確かに存在するのだ。

今回ビジ達で取り上げた「鬼ごっこ」も、
時代や地域を超えて人々に愛されるものの1つ。
非常に身近であり、老若男女を問わず包括できる遊びだ。
まさに黄金比というフレーズが似合う。

では、ビジネスにおける“黄金比”とは
一体なんだろう。

そのヒントは、石田梅岩が語っていた
「実(まこと)に子孫を愛せば、道を学びて栄うることを致すべし」
という言葉。

商人道の意義を説いた言葉だが、
これは私の語る“仕事道”にも通じるだろう。

サステナブルなビジネスを展開するためには、
さまざまな要素のバランスを
保つことが大切なはずだ。
目先の利益や自分の欲望を優先していては、
長く継続していくことはできない。

近年、効率性や経済性ばかりが優先されてきたが、
本当に必要なのは時代の変化にも左右されない根幹を築くこと。

利益だけではなく、人を育てることや地域への貢献を心がけて
理念を持ったビジネス(経営)を徹底していけば、
相乗効果がうまくめぐって時代への対応力も身についてくる。

いつしかその姿勢は志に変わり、使命になり、
結果的にサステナブルなビジネスへと繋がっていくのだ。

時代を超えても変わらない、人々に愛されるビジネス。
それこそが“黄金比ビジネス”であり、
不変の美しさを持つ“仕事道”ということ
(今から300年も前に石田梅岩も語っていたくらいだしね)。

もちろん時代によって美の基準は
変化していくだろうが、
その本質は不変だ。事業や人は変わったとしても、
“黄金比ビジネス”を追い求めていけば
時代に対応しながら道を切り拓いていけるだろう。

私の使命は“黄金比ビジネス”を
追求していくことだと、再確認!

ohgonhi

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ハビエル・マリスカル氏の クリエイティブも黄金比!

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12/03
2012

key3

中島流“養生と定体観測”

連日の懇親会ラッシュの中、1つ予定をキャンセルしてまで向かったのは
いつものフィットネスクラブ
(週2回は行かなくては…)。

なぜか通い続けることが、“自分を保つこと”と思えてならないのだ。
周りの人たちはこんな私のことをストイックと言うが、
実は、走り続ける理由は、千葉県の山武市で開催され、毎年参加している“さんむロードレース大会”。

5kmのトライアルが、初回は23分台だったのだが、
ここ数年、5kmが24分、25分…と、毎年1分ずつタイムが落ちてきていた。

そこで昨年は、「このままじゃいけない!」と奮起し、
23分台までタイム短縮に成功! キツかった~…が、
年齢に逆らってタイムを縮めることができたのだ、はっはっはっ!
(今年は残念ながら登録が間に合わず、参加できなかったのだが…ホッ! )

最近は、私が目指しているのは“養生”なのだと思うようになった。
というのも、先日、五木寛之氏のインタビュー記事に書かれていた
「養生とは自らの生を養うこと」という言葉を読んでから。

今は自らの身体に何かあれば、医者に頼ればいいと考えている人が多いだろう。
しかし、自分の身体から発せられているメッセージを自分で読み取ることが
できなければ、自分自身の身体に責任を持つことはできないのだ。
まずは大事に至る前に自分で察知しなければ…。

さて、そんなことが重なり私の中で生まれたのが
“定体(ていたい)観測”という考え方だ。

マーケティングの世界では定“点”観測や
定“物”観測といった言葉が使われているが、
中島流・定体観測とは、文字通り身体の観測を定期的に行うこと。

定期的に健康診断をしなさいと
言っているわけではない。
つまり、自身の身体の変化や
体調の変化が分かるように、
定期的に自分の身体と交信しておくべきということ。

だから、定期的に走ることや、
色々な筋トレをすることで、
自分の体調の変化が読み取れるのだ。
大病を患う人は、普段自分の身体から発せられている信号を
しっかり読み取ることができていない典型だろう。

定体観測をすることは、変化の察知はもちろん、
各細胞の活性化や耐力までも身につけることができる。
それは、今80歳を迎えた五木寛之氏の語る“養生”にもつながるのである。

私もまだまだ学生期(がくしょうき)。
身体をしっかり鍛えつつ、自分のこれからと向き合っていきたい。

まだまだ、ストイックに!

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こうして鍛えているのだ!

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まだまだやるぞ~!

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フィットネスクラブセット!

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