これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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はなまるア・ラ・カルト

05/24
2021

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ドローン動画による“ビジュアルストーリーテリング”の効率性

今、町に出ると、デジタルサイネージ、オーロラビジョンや
大型のLEDビジョンのモニターがあちらこちらに設置され、
動画が私達の目に飛び込んでくる。
町に出なくとも、スマホ、iPad、パソコンにて
様々な動画サイトを観られる。
私たちは、24時間のうち、テレビも含め
どの位の時間を動画視聴に費やして
いるのだろうか・・・。

今や、日々創られ配信される動画の中から、
いかに人々に観てもらえるかがテーマになってきている。
少しでも長く観てもらうために、
アテンションがあり、インパクトも強くストーリーも
あることが求められる時代になってきた。

そこで、私が注目しているのがドローンを使った
動画というわけ。
私自身も動画づくりをしてきて、今の注目がドローン動画なのだ。
ドローンを使った動画は、アテンション、インパクトがあり
YouTubeにアップすれば、視聴回数も多く視聴時間も長くなる傾向だ。
セミナー会場や講演会場において、ドローン動画であれば
より真剣に観てくれるのというわけ。

既に制作したドローン動画を紹介すると、

①ホームビルダーのモデルハウス紹介をドローン撮影
ただ住宅をドローンで撮影したのではなく、
家族が過ごしているシーンをドローンで撮影。
この家での生活をイメージできる内容にした。
②石川酒造のPR動画
2つのレストランや酒蔵、室の中、重要無形文化財の
建屋をドローンで撮影。
その全体像が伝わる動画だ。
③パーティイベントの動画
会場の様子、パーティの楽しげな様子、
そこにどのような人たちが集っているかが
一目瞭然となる動画だ。
④企業の運動会動画
玉入れの競技では、かごの上空から
玉が入る様子を撮影し、
徒競走では走る人と同じスピードで
ドローンが飛ぶので、
今までに観たことのない視点からの動画となった。
⑤経営品質賞受賞動画
石坂産業のプラントの中の作業工程をもドローン撮影。
東京ドーム4個分の広大な敷地もマクロ的視点で撮影した。
⑥障がい者雇用の農園紹介動画
70~80メートルあるビニールハウスの中を
活躍するスタッフ含めドローンが撮影
⑦ショッピングモールの企業紹介動画
お客様にも了解を得ての撮影で、広大な売り場を
ドローンが縦横無尽に飛んだ。

このように今までにない視点、スピード感、
アクロバティックな飛行撮影で動画にインパクトを与えるのだ。
固定カメラにはできない表現をドローンがしてくれるというわけ。
そしてスピード感ある飛行で短時間で伝えたいことが
伝わるのがドローンの特徴でもある。
これまでになかなか実現できなかった事柄を、
身近なものにしてくれたことで、効率性の高い
“ビジュアルストーリーテリング”を実現してくれたのだ。
加えて、先進性やスケール感も伝わり、多くの人が
思わず観てしまうというわけ。
ドローン動画の時代・・・きていますよ!


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ドローン動画の時代・・・きています

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はなまるア・ラ・カルト

04/26
2021

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“動中の工夫”こそ「エコーロケーション戦略」に通ず

先日丸善本店(本屋)にてなぜか気になったので手にした本、
『Think Clearly』ロルフ・ドベリ著。
サブタイトルは、
「最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法」。
オビには、この複雑な世界を生き抜くための鮮明なる指針。
心理学、行動経済学、哲学、投資家や起業家の
思想をひもとき、スイスの知の巨人が
まとめあげた未来が変わる「52の考え方」とあった。

私がこの本を買おうと決めた理由は、52の考え方の
1番目に、「考えるより、行動しよう」とあったから。
このことはまさに私がこのビジ達でも幾度も発信してきた。

何を書くかというアイデアは、
「考えているとき」に出てくるのではなく、
「書いている最中」に浮かぶとも書いてあった。
その通りだ!
実は、このビジ達コラムでも、書き始める時点では、
テーマこそあるが、最終的な展開や“オチ”は考えていない。
だが、書き始めてみると、そこにアイデアが生まれてくるのだ。

また、人生においても自分が何を求めているかが
わからない時には、何かを始めてみるのが一番手っ取り早いと。
実は私もデザインに興味があり愛知県立芸術大学を受験するが、
あっさり不合格となり、デザインの専門学校へ行った。
就職したが、思うような会社や仕事に出会えず、
自分でやってみようと思い独立した次第。
そうこうするうちに、自分のやりたいことも
見えて来て、その方向に序々に舵を切るわけだ。

あのピカソも新しいことにチャンレンジする大切さを言い、
「何を描きたいかは、描き始めてみないとわからない」と。
鍵山秀三郎相談役も、
白隠禅師の言葉を引用し、
「動中の工夫は静中の工夫に勝ること幾千億倍」
(白隠禅師は百千億倍と語っているのだが・・・)
と語っている。

ピカソも、白隠禅師も。鍵山相談役も、ロルフ・ドベリ氏も、
結果、同じ事、すなわち、「考えるより、行動しよう」と
語っているのだ。

そこでもうひとつ思い出したのが、
私の“エコーロケーション戦略”。
“チャンレンジの繰り返しこそが次なる時代のビジネスを察知する”
ということ。
これも、留まりあれこれ思考するのではなく、
まずは一歩踏み出そう!ということ。

この章には他にも、
「人は率先して行動を起こすより、考えているだけの方が気楽だ。
実行に移すよりぼんやりと思いをめぐらせている方が心地がいい。
考えているだけなら失敗するリスクはゼロ。
行動すれば失敗のリスクは確実にゼロより高くなる。
他人の行動にコメントしたりするだけの人が多いのはそのため」と。
著者は、理論家や教授、コンサルタント、作家やブロガー、
ジャーナリストのことを言っている。
(うんうん、分かる分かる)
私もコンサルタントだが、自分の会社を30数年間経営し、
新規事業も立ち上げ、理論だけのコンサルとは違うからこそ
多くの経営者に支持されているという・・・。
(本当に支持してくれているのだろうか!?)

ちなみに、今回は“目からウロコのおすすめ本”ではないですよ~。


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何かを始めてみるのが一番手っ取り早い

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『Think Clearly』ロルフ・ドベリ著

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鍵山秀三郎相談役も道中の工夫を語っている

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はなまるア・ラ・カルト

04/05
2021

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ディスカッションを活かす“リーダーズセミナー2021”スタート!

今年も“リーダーズセミナー”がスタートする。
なんと今年は19人もの参加者が参加してくれるのだ。
(ありがとうございます!)

実はリーダーズセミナーを開催してもう15年以上経過。
今回19名もの参加となったのも、前年、そして前々年の
人達がいいカタチで、活躍してくれているからだろう。
それぞれの経営者の方々からもいい報告や期待を聞いている。

2020年度は、コロナ禍によりZOOMを活用しての
開催も多かった。そのZOOMのブレイクアウトルームでの
ディスカッションが思った以上に効果的だったのだ。
そしてこのリーダーズセミナーの
一番のポイントは、私のセミナーではなく(!?)
グループディスカッションだと気づいた!

セミナー参加者から、「違う業種、立場・年齢の人達と
話す機会が今までとんどなかった。
だからグループディスカッションでの
交流がとても勉強になった」との感想をもらっている。

“リーダーズセミナー”では、
様々な場所へ視察に行き、
経営者やリーダーの人達の話を聞き、新たな体験もし、
それをテーマにディスカッションする。
そうすることで、人それぞれの様々な捉え方があることに気づくのだ。
さらに、ディスカッションで自分の捉え方、感じたことなどを
言葉にすることで、より明確に自分の体験や経験が
自分のものとなってくる。
漠然として見聞しているだけでは、
自分のものとはならない。
さらに参加者が、この経験、体験を日々に
どう活かすかまでディスカッションする。
ここまでのメンバー同士のやり取りが、
より確かな“持ち帰り”につながるところが
リーダーズセミナーのいいところなのだ。

さて、2021年度の選りすぐりの“訪問体験”スケジュールで
既に決まっているものを紹介する。
4月 顔合わせとしてのワークショップの後は、
国立新美術館の“佐藤可士和展”見学
5月 精神科医で第19代林香寺の住職、川野先生を訪ね
座禅とマインドフルネスを学ぶ
6月 靖国神社境内での鍵山流トイレ掃除体験と本殿での参拝
7月 大磯で山登り兼ハイキングと山頂付近での瞑想体験
9月 石坂産業視察研修と石坂典子社長と私のトークセッション
この他にもZOOMによる開催も計画しているわけだが・・・、
そして、12月3日が“V&Tプレゼンテーション”
最終日に、メンバーそれぞれが、これからのビジョンを
計画書にして、その実現のための明日からの
具体駅行動も発表するプレゼンテーション。
送り出してくれた経営者の方々も参加する。

とにかく、2021年度は19名もの参加となりワクワクしている。
今回も、このリーダーズセミナーでのディスカッションにより
参加メンバーの可能性をより引き出して行きたい!!
(リーダーズセミナーは今後もレポートさせていただきます。
乞うご期待!)



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今年も“リーダーズセミナー”がスタート

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リーダーズセミナーを開催してもう15年以上!

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今後のリーダーズセミナーに乞うご期待!

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はなまるア・ラ・カルト

03/15
2021

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いま注目の“識学”とは!?

先日ある経営者に紹介して頂き、次回の月間CDに
出演して頂く為に、“株式会社識学”の安藤広大社長にお会いしてきた。

識学の識は、意識の“識”であり、組織の“織”ではないとのこと。
安藤社長の最新本、『リーダーの仮面』は10万部売れていると!
『マネージメントで「いい人」になるのはやめなさい』
こんなサブタイトルがついている。
(げっ!?)

ここで、紹介したい安藤社長の著書は、『リーダーの仮面』ではなく、
『伸びる会社は「これ」をやらない』。
その中に、こんな小見出しが並んでいる。
1.明確なルールを持たずに組織運営することをやめる
2.社長が自ら現場に入って行くのをやめる
3.社員一人一人の声に耳を傾けることをやめる
4.社長がトップ営業マンであり続けることをやめる
5.社員に愛社精神を期待するのをやめる
6.経営理念を社員全員に理解させるのをやめる
7.社員のモチベーションに気を配るのをやめる
8.数字・事実で判断できない評価基準を伝えるのをやめる
9.がんばっている姿をほめるのをやめる
10.過程・プロセスを評価することをやめる
11.チャレンジする姿勢を評価することをやめる

ドキッ!とすることの羅列だ。
今までの自分はこれらをやっていたかも!?と思う人も多かったはず。
他にも、
→社長は部下と二次会に行ってはいけない。
→社長は部下から上司の評価を聞いてはいけない。
「エッ?それダメだったの?」と思えるこんな辛辣な
小見出しが並んでいる。
中小企業の経営者はやってしまっている人が多いだろう。

改めて“株式会社識学”についてだが、
この会社はコンサルティング会社だ。
2015年に設立し、なんと3年11ヵ月月でマザーズへ上場。
現在は2000社以上の顧客を指導し、
120数名いる社員の約半分がコンサルタントだ。
実績も数多くあるが、わかり易いところでは、
Bリーグの“西宮トークス”を営業改革により黒字化。
このところ、“福島ファイヤーボンズ”を買収し、グループ企業として
本格的スポーツビジネスへの挑戦を始めたという。

安藤社長の最新本が10万部ものベストセラーということは、
今までとは違うアプローチだからこそ、共感されているのだろう。
まさしく、これまでの経営コンサルとは
大きく違う“識学”の展開なのだ。

社長曰く、組織のゆがみ、すなわち、
“当事者意識”、“指揮系統”、“評価”、“育成”、“責任”、
それぞれのゆがみが組織の成長を阻害しているという。
そのゆがみをなくすことが大事で、そのために
リーダーがフォーカスすべき5つのポイントを言っている。
それは、
“ルール”、“位置”、“利益”、“結果”、“成長”を明確にすること。
これ以外のことは不要と言っているのだ。

思ったような数字を出すための“識学”。
これからちょっと注目していきたい。

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思ったような数字を出すための“識学”とは?

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安藤社長の最新本、『リーダーの仮面』

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はなまるア・ラ・カルト

02/22
2021

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宮田運輸の“こどもミュージアムプロジェクト”とは!?

子どもが一生懸命描いたものは、真っ直ぐに心に届く。
子どもたちのメッセージをポスターにして、
絵をトラックにラッピング。
なんとかして危険運転・交通事故をなくしたい。
こんなトラック運転手の願いから生まれたのがこの
“こどもミュージアムプロジェクト”。

先日Business Todayのゲストで登場してもらったのが
このプロジェクトを起ち上げた
株式会社宮田運輸の代表取締役社長宮田博文氏。
宮田社長は、子どもの頃から、トラック運転席の隣に
座るのが大好きだったという。

そんなトラック大好きな宮田社長の会社の
トラックがある日、死亡事故を起こしてしまった。
“大好きなドタックが人を不幸にした”と
絶望しながら、もがいていた宮田社長。
先輩の経営者が、
「おまえ、トラック好きなんやろ?
だったら、トラックを活かす道を考えろ」と言った。
その頃、売上を伸ばそうと必死になっていたが、
この一言で、数字に追われて見えなくなっていた自分に気がついたのだ。
「そうだ、トラックが大好きだったあの頃の
“子どもの心”で、会社をやってみよう」と思ったという。

そこで、ある運転手がダッシュボードに子どもからの
メッセージを入れて運転していたことからヒントを得て、
トラックのボディに子どもたちからのメッセージや絵を
ラッピングするプロジェクトに行きついたという。

宮田運輸がこの、こどもミュージアムプロジェクトを実施した結果、
危険運転・交通事故の圧縮、安全運転、社員の幸福、社会の幸福、
そして世界の幸福につながったという。
このプロジェクトは業界を超え、
中国へも広がり、宮田社長も中国へ招かれたという。
さらに、「宮田運輸ドキュメンタリー映画」までもできて
2019年11月に公開された。
テーマ曲は日本センチュリー交響楽団が協力。
映画制作に関して、多くの支援者が参画してくれた。

この話を聴きながら、大きなトラブルや事故がきっかけで、
経営者が発憤して、その後の経営に反映される事例に思い当たった。
ビジ達でおなじみの大里綜合管理も数十年前に
作業中に事故をおこし、若者の命が奪われた。
この事故を機に野老社長が行き着いたのが
「経営理念の見直し」「地域、社会貢献」だ。
そして“ちょっとした小さな油断”をも起こさないために、
“徹底した掃除”へとつながった。
石坂産業も1999年のニュースステーションの思わぬ風評被害による
アゲインストな状況から、今の石坂産業に行き着いている。

宮田社長も、野老社長も石坂社長も、
何かとんでもないことが起きたことをきっかけに、
自分達の理念を見直し、“存在理由”を再確認したことが
その後に活かされているということ。
トラブルが起きた時、それをどう経営に
結びつけていくか・・・
あなたはその時、その危機を活かせるのか!?

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ビジネストゥデイのゲスト

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宮田運輸の代表取締役社長宮田博文氏

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