これからの選ばれるビジネス!

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はなまるア・ラ・カルト

07/06
2020

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アップデートコーチングが求められる理由

少し前にご紹介したアップデートコーチング。
私が作った概念で、アップデートコーチングクラブの案内が
すでにこちらのサイトにアップされている。
https://ucc.q-b.co.jp/

この“アップデートコーチング“という概念に
至った理由だが・・・。

最近、経営者会議にて、退職者が出てきているとの
相談があった。
退職理由として、
「結婚を機に・・・」
「親の介護を機に・・・」
「やりたいことが明確になり、この機に・・・」
とそれぞれもっともらしい理由なのだが・・・。

実は私が気になるのは、その経営者の事業そのものが
“昭和のビジネス”のままだったり、
その先に可能性が見いだせなかったりすること。
果たして、あなたの会社は、若い社員にとって
働き続けたい会社であるかどうか・・・。
自分が20才代、30才代として考えてみてほしい。

働き方対策、テレワーク体制、デジタルシフトなど、
アフターコロナを意識しての新たな戦略や
“ニューノーマル”に向けての新商品、新サービスの展開は
できているか。
何よりも若い人にとってワクワクする会社かどうかなのだ。

よっぽどでない限り、今の収益性は関係ない。
給料の支払いと社員がその会社に自分の未来を見ることは
別の次元の話なのだ。
そこでだ!若い人達にとってワクワクする会社となるには、
経営者自身がアップデートしていかなければ
未来が見えてこないというわけ。
これまでの延長上の価値観で見ていては、
どんどん遅れを取ることに。
私が“CORONAトランスフォーメーション“と発信しているのは、
この機会に既存の概念を“令和ビジネス”にマッチしたカタチに
変えていかねばならないということ。

たとえ、後継者がいたとしても、そのビジネスを後継者が
真にやり続けたいビジネスかどうかなのだ。
厳しいことを言うが、“昭和のビジネス”を続けている限り、
後継者は育ちにくいし、将来性も見えて来ないはず。

もちろん経営者はたくさん勉強している。
セミナーに参加し、ネットワークも豊富だ。
しかしどんなにいい知識を身につけても、どんなにいい理論を
学んだとしても、経営者自身が時代に合わせて
アップデートしない限りそれを活かすことはできない。

だからこそ経営者同士でお互いにさまざまな提案を出し合い、
自分の経験をシェアし、そして素直に相談することが大切。
ここから多くの“気づき”をもらえるのだ。
会議に出て、人の話を聞いているだけでも実は刺激になる。
ここに“アップデート”が生まれるのだ。

私もアップデートの繰り返しにより、今、自分に求められている
ポイントはどこなのかを気づくようになった。
お互いに様々なアイデアを出し合い、プレゼンテーションすることで、
それが互いのアップデートに向けた“コーチング”となる。
ゆえに、“アップデートコーチング”というわけ。
“ニューノーマル時代”のビジネスに向け。
自分自身をアップデートしよう!



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自分自身をアップデートしよう!

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はなまるア・ラ・カルト

06/15
2020

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amazon go(アマゾン・ゴー)& Touch to goの可能性

アマゾン・ゴーは、カメラやAIを駆使し
手に取った品物をそのままレジを通らずに
買い物をするレジなし技術“Just Walk Out”テクノロジー
を用いた店舗だ。
2018年に無人コンビニとしてオープンした。

そのアマゾンがこのシステムの利用をスーパーマーケットの
規模へと拡大する“アマゾン・グロサリー店舗”の
展開を図っているという。
そしてコロナ禍により、“Just Walk Out”テクノロジーが
役に立つ時代となったことは間違いないだろう。

スーパーでは、フェイスシールドを着けたり、
飛沫感染防止のビニールシートを設置することで、
働く人の安全を確保している。
そう考えると、レジに人がいなくて済む
“Just Walk Out”テクノロジーはコロナ禍において注目をされている。

アマゾン・ゴーの日本版、
高輪ゲートウェイ駅の“Touch to go”について
以前ビジ達で紹介した。
この“Touch to go”はJR東日本とIT会社が共同出資し
新会社を設立して運営しているとのこと。

このシステムを月額80万円くらいで
販売しようとしているという。
これが高いか安いかはわからないが、
日本は今後少子高齢化社会となるゆえ
今後の需要は見込まれるだろう。

さて、私が実際に体験したところ、
お金を払わずに自身のバッグに商品を入れるのに
なんか違和感がある。
この形式の店が主流となると、レジなしシステムを
導入していないお店でもバッグに商品を入れてしまうかもしれないと・・・。

さて、これが私達の生活にどう入り込んでくるのか・・・?
このスシテムは少子高齢化の人口問題、コロナ禍による
エッセンシャルワーカーの安全確保の目的以外にも
大きな目的がある。

それはこれら店舗で獲得するデータそのもの。
購入データはもとより、
たとえば、手にはしたけど購入に至らなかった商品データ。
入店したものの買い物をしなかった人の動線。
それぞれの人の性別、年齢の個人データからもさまざまな分析が
可能となる。

得られたデータは商品開発にも活かされ、
店の品揃え、陳列などを様々な角度で精査可能となる。

こう考えると、アマゾン・ゴー も Touch to goも
このコロナ禍もあり、その存在に注目が集まりつつ
あるのは間違いない。
ますます、社会構造、ビジネス構造が大変革していくわけだ。
これらは、特化した突き抜けた発想、
チャンレンジではあるが、高輪ゲートウェイ駅を
体験することで未来の可能性が見えてくるかもしれない。
“すでに起こっている未来”がある高輪ゲートウェイ駅を
まずは体験してみてほしい。


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レジなし技術“Just Walk Out”テクノロジー

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高輪ゲートウェイ駅でまずは体験!

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はなまるア・ラ・カルト

06/01
2020

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“The BIG ISSUE”の存在理由

皆さん、『The BIG ISSUE』という雑誌をご存知
でしょうか。
ビジ達モバイルでも紹介したことがあるのですが・・・。

“ISSUE”とは、「議論されるべき問題」という意味。
すなわちこの雑誌は“地球規模で議論されるべき、大きな問題”を
取り上げている雑誌。
1991年、ロンドンで第一号が発行され、
日本では2003年9月からなので今年で17年目。

“The BIG ISSUE”の存在理由を2つあげると・・・

1つ目は“働く場”を作ること。
ホームレス問題の解決を目指しての雑誌販売。
ホームレスの人たちは、住所を持たないと職につけない。
そこで、彼らがこの雑誌を販売することで、“住所を得る”手がかりとする
ことを目的としている。
価格は450円で、雑誌1冊につき230円が収入になる。
(この4月から値上がりしたという)
多く販売することで、ホームレスからの脱却を図るのだ。
現在、東京では102人が登録されていて
ここで働いて得たお金をもとにし、住所を得た人が
既に200人以上いる。

もう1つの存在理由は、記事の世界観とクォリティだ。
政治・環境・エコロジー・自由・人権・平和・国際事情など
をテーマとして扱っている。
4月号の表紙はグレタ・トゥーンベリ。
そして5月号の特集は、
“コロナ補償とベーシックインカム(BI)”。
 (BIとは国が全ての国民に対して最低限の生活をおくるのに
必要とされる現金を支給する制度)
これは、コロナ禍ゆえの記事であり、
日本のニュースだけみていたらわからないことを
地球規模で、しかもマクロ的視点で編集されている。

私はこの記事で、BIが世界的に注目されていると知った。
“ただでお金をもらえると誰も仕事しなくなるのでは?”
という疑問に対し、BIの実証実験しているリーダーは、
“BIが導入されたら、働かなくなりますか?”との質問に
実に90%の人が“仕事を続ける”と答えたとあった。
そして「なぜなら仕事にはお金意外の意味があり、私達は仕事により
承認され、成長し、社会的なつながりを持つのです」と。
このように奥深い記事が掲載されているのだ。

私は時々、飯田橋の交差点で赤いベストを着たオジさんから
この雑誌を買う。
このオジさんの首には、顔写真と販売者番号が
明記されている身分証明書がぶら下がっている。
販売の心得の一つとしてこんな内容がある。
「売り場を大切にしています。売り場のゴミ拾いや
周辺で仕事をする人たちとのいい関係づくりをし
必要に応じた道案内も、身体の不自由な人の手助けを
するなどまちを心地よくするよう努力します」

社会問題解決、クォリティの高い記事、そしてしっかりした
販売員の行動規範が設定されている“The BIG ISSUE“は
存在理由がある雑誌なのだ!

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BIG ISSUEをご存知?

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存在理由がある雑誌なのだ!

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“The BIG ISSUE”の存在理由とは…

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はなまるア・ラ・カルト

05/18
2020

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今こそ“Chance to Challenge!”

“挑めばチャンス”、いや“挑まなければならない!”
と強く言いたい。

新型コロナウィルス禍において経営者たちはどんな
対応をしているのかを、ニュースやwebで視聴し、
経営者を3つのタイプに分けてみた。

1.Oh my God派(嘆きグチ派)
「なんでこんなことになった」、「国の対応が悪い」、
「もっとバックアップしてくれ」と愚痴をいう派。

2.行動フォロー派
この状況下、“今、自分達のできることをしよう”派。

3.Nextステージ派(Chance to Challenge!)
直近のフォローはもちろんするが、
“アフターコロナ”を思考し
次なるステージに向かいビジネスドメイン刷新に動く派。

ビジ達でも再三発信しているとおり、時代が大きく変わるこの時期、
コロナ禍を契機にさらなる変化をすべき時なのだ。
したがい、結論を言うと、この3つの中で、“Nextステージ派”
でなければならないというわけ。
(実際のところは、一握りしかいないかも・・・!?)

さて、この35年から40年を振り返ると、
1991年 バブル崩壊
    株価、不動産価格が大幅に下落した。
(2001年 同時多発テロ)
2008年 リーマンショック
    このとき我が社の売上は3分の2になったのだが
    対策を施し、次なるステージを見つけた。
2011年 東日本大震災
    経済的、精神的にも打撃を受けた
そして今年、2020年は新型コロナ禍

すなわちこの約30年の間に4件もの有事があったのだ。
これから先も当然有事は襲ってくるということ。
そして75年周期のパラダイムシフトのときと
繰り返し発信してた矢先のこのコロナ禍。

パラダイムシフトとして、
1.進むデジタル化
2.働き方改革 (リモートワーク、パラレルワーク)
3.一極集中からの緩和(デュアルライフ・ワーケーション)
4.オンラインビジネスの促進
5.ミレニアル世代へのチェンジ
6.労働力不足によるロボット化、AI化、RPA促進
7.キャッシュレス(フィンテック) 
etc.
少なくともこの7個が間違いなく促進されていたわけで、
これらがコロナ禍により、ぐんと加速されるということに。

ということは、“行動フォロー派”では次なる
ステップには行けないということ。
すなわち“Chance to Challenge!“の時。

コロナ禍により、ビジネスも、生活のしかたも、
社会のしくみも大きく変化する。
この大きな変化の時、経営者として求められているのは、
「先見性、判断力、対応力、向上心、実行力」。
まさに、平時よりも経営者としての資質がしっかり
求められるということなのだ。

さすがにここは、経営者として“Chance to Challenge!“を
実践していって欲しい。

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今こそチャレンジのとき!

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経営者としてこの期を逃すな!

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はなまるア・ラ・カルト

04/27
2020

ジョブズから学ぶ

アップルの“ナレッジナビゲーター”を知り“Wants’sビジョン“を創る

先日ある本を読み知ったアップルの
“ナレッジナビゲーター”という6分程度の動画。
これは、1987年に制作されたもの。
近未来において、コンピューターがいかに
人々の知的活動を支援するかの構想、
すなわち“ビジョン”を示すために制作されたものだ。
https://www.youtube.com/watch?v=yc8omdv-tBU

この動画の舞台は2010年。
カリフォルニア大学バークレー校のある教授が書斎で、
iPadの原型らしきタブレット端末を使い
AIによるナビゲーターとやりとりをする。
教授はナビゲーターに指示を出し、友人の教授にテレビ電話をし、
その日の大学での授業へのオンラインでの参加・協力依頼をし、
資料の作成も音声の指示だけで図やグラフを作り
シュミレーション資料までも作成する。

今となっては、既に2010年は過去だか、その当時としては
近未来の21世紀のパーソナルコンピューターの
可能性について物語り風に創っている。
まさにビジュアルストーリーテリングだ。

まとめると、
1.ネットワークでつながったデータベース
2.タブレット端末
3.タッチパネルでの入力
4.音声による入出力
5.曖昧検索
2020年、これらは確かに現実となっている!

この動画はアップルがステークホルダー向けに創った。
未来のコンピューターの世界を表現し、
それをアップルが実現することを示す、
まさに、“アップルのビジョン”なのだ。
映画「ブレードランナー」のような“未来予測”ではなく
れっきとした“ビジョン”ということ。
その後のアップルの研究はまさに、そこに向かっていったのだ。

なんと言ってもこれを動画としたことが素晴らしい。
文章ではなく、動画としたことで、未来を想像しやすく
そしてそのメリットがしっかり伝わる。

先日のビジ達でも“Needsソリューションから
Wantsソリューションへ“と発信した。
すなわち、人々の“必要なもの”を提供するビジネスから
“人々の欲求に応えるもの”を提供するビジネスへの
転換が迫られていると。

“Wantsソリューション”のためには“Wants’sビジョン”を
アップルのナレッジナビゲーターの如く
創っていかねば多くのステークホルダーには
伝わらないということ。

すなわち、20年、30年先に向けた“Wants’sビジョン”を
目に見える「動画」で創り、その実現に向かって
研究開発をし、商品・サービスとして社会に送り出して
いくことが求められている。
この創った動画で表現される内容こそが、
“自分達の存在理由”となっていくのだ。

とにかく、まずは「Knowledge Navigator」をYouTubeで観て欲しい!
驚嘆すること間違いなし!

ジョブズから学ぶ

やはり動画が重要なのだ

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ニーズからウォンツへ!

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