これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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ビジネスの達人

はなまるア・ラ・カルト

04/02
2018

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混沌の時代は“マネジメント<ディベロップメント”

新たなビジネスモデルが次々と登場している現代。
こんな時代に、企業力や生産性を上げるためには
どうしたらよいのだろうか?

先日、先輩コンサルタントが、ビジネスにおいて
生産性を上げるための2つの方法を話してくれた。
1つ目は、スタッフの“ポテンシャル”を上げること。
セミナーを受けて視野を広げたり、人材開発をして、
新しい技術やノウハウを身に付けさせたり…。
つまり、会社のスタッフ・組織の能力を底上げしていくということ。

2つ目は、“フィールド”の拡大。
自分たちの取り扱う領域を広げ、
生産性・売り上げを高めていくということ。
より多くのお客さまを囲い込み、
広い範囲で商品やサービスを展開することがねらいだ。

まさにこの2つを意識して経営していくことは、
今の時代必須といえるだろう。

パラダイムシフトの過渡期といわれているこの時代。
ビジネスにおいても、次なるステージを目指すのは必然である。
さて、これらを進める上で経営に必要な概念、
マネジメント(管理)とディベロップメント(開発)。
これらにおいても、過渡期のいまだからこその考え方を提案したい。

安定的なパラダイムが確立されている環境では、
ディベロップメントよりもマネジメントを優先することが大切。
なぜなら、本来のテリトリーで効率よくやっていくことが
生産性向上につながったからだ。

ところが、過渡期になると世の中の景色はどんどん変化していく。
時代に取り残されないためには、さまざまなチャレンジが必要となり
ディベロップメントに重きを置かなければならないのだ。

企業力・生産性を上げ、競合に負けず生き残るためにも、
ポテンシャルの向上とフィールドの拡大は重要。
そして、意識はディベロップメントへ。
人も組織も管理するより、レベルアップさせ
次のステージへ成長を促そう。
経営者のチャレンジは、終わらないのだ!

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ディベロップメントよりもマネジメントを優先する

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はなまるア・ラ・カルト

03/19
2018

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“日本社会”もブレイクスルーの時

2018年3月11日。
千葉県東金市で行われた、
「あれから7年
 私たちは何を学んだか」
というチャリティーイベントに参加してきた。

3月11日で“あれから7年”といえば、
そう、東日本大震災のこと。
7年経った今、私たちはどう行動していくべきなのか?
あの経験をどう今後に活かしていくのか?
というテーマを掲げたイベントだった。

イベントの中で、白鳥哲さんが監督を務めた
『蘇生』という映画を観ることに。
これは、地球最古の生物である微生物たちの
力によって、目に見えない放射能汚染を分解し、
土地を蘇生していく可能性を追った映画。
なんと、微生物の力によって、
ある地域の放射線セシウムが75%も減ったのだという!

私はこの映画の詳細を知らずに観たのだが、
EM菌を発見した、あの比嘉照夫教授が出演していたのだ
(何度か取材や、お話をさせていただいた記憶がある)。
現在は、東南アジアやタイでもご活躍されているとか。

さらに、『蘇生』には他にも有識者が出演しているわけだが、
環境問題を専門とするジャーナリストで評論家の
船瀬俊介氏も登場。ベストセラー『買ってはいけない』の
著者の一人である
(船瀬氏には、αセミナーにゲスト講師で来てもらった)。
船瀬氏は度々、問題ある既存企業に対して指摘するとともに、
このままでは日本は世界から遅れをとると主張していた。

『蘇生』を観て、このお二方と似通ったものを感じたのが
無農薬・化学肥料なしの自然栽培でりんごをつくりあげた、
「奇跡のりんご」の木村秋則氏。
りんごができてから30年以上も経つにも関わらず、
国や社会は自然栽培の作物づくりに
真剣に取り組まないのである。

以前からビジ達で語っている通り、
パラダイムシフト75でいうところの
現在は過渡期…つまり、次のパラダイムに向け
変化していかなければならない時期。
ところが、既存の体制派であり既得権を持つ人々の
抵抗により、変化が妨げられているのである。

実はこのようなことは、さまざまな業界で
起こっていると言っていいだろう。
だから“ブレイクスルー”。

日本がよりよく変化していくために。
当たり前になっているビジネスを次へ転換しよう。
今こそ、ブレイクスルーの時。

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チャリティーイベントの展示

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東日本大震災から7年

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白鳥哲さん監督の 『蘇生』

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はなまるア・ラ・カルト

03/05
2018

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本気の“仮想ライバル”結成

先日ビジ達でもご紹介した
株式会社アスカネットの福田幸雄CEO。
アスカネットは、業界のトップランナーとして
走り続けるため、社内に“仮想ライバル”を
結成しているという。

私たちが新しいビジネスをスタートした際、
自分たちのビジネスを補強し、
より確かなビジネスとしたいのは当然である。
しかし、アスカネットはそれだけにとどまらず、
ライバルの出現にも負けないビジネスとするために
“仮想ライバルチーム”をつくるというのだ。
もちろん、競合対策のためのシミュレーション部隊である。

今の自分たちのビジネスモデルなどをさまざまな
角度から研究し、アスカネットの展開する
商品サービスに対して、仮想ライバルチームが
さまざまな角度から競争をしかけてくる設定。
これを見せかけではなく、真にチームをつくり
競合展開するというのだ。
ここまで徹底的に取り組まなければ、トップランナーとして
業界の先頭を走っていくことはできない。

サッカーなどのスポーツでは、相手の固い守りを
崩すために“仮想ライバル”を設けて練習に励むことがあるが、
それを企業が行うのは珍しい発想だといっていいだろう。

私が以前αクラブのセミナーで語った“Eカップの理論”。
これは、ビジネスをスタートするにあたって、
そのビジネスモデルが上手く機能して
成功の可能性がどのくらいあるかを確認するための、
2つの大きな放物線理論。

自分がよいビジネスモデルを考えついた時に、
その可能性を表わす上昇ラインと、
その後価格設定や市場性、競合、ターゲット等の
検証をする下降ラインで1つの山ができる。
次の山は、思いついたビジネスモデルを周囲の人にも話し、
同様の可能性のある上昇ラインが描け、
検証しても十分その可能性は着地できるかということ。

この2つの山が、Eカップほどの
(これは中島流のとらえ方なんですが…)
大きな放物線を2つ描けた時に、
ビジネスは上手くいくという理論。

このEカップの理論に似ているのが、
“仮想ライバル”の考え方。
一方的な考え方だけでビジネスを展開していると、
思ってもいないライバルが現れて足をすくわれる可能性が…。
そこでライバルが現れても、トップランナーとして
走り続けることができるか検証しているということだ。
まさに、3つ目の山である!

よいビジネスモデルを考えスタートしたとしても、
その様子を見て市場性があり充分可能性が
見込めると大手企業に判断されれば
大手ならではのネットワークや宣伝力を持って
トップランナーの座を脅かしてくる。

大手が近づいてきたとしても、自分たちが
トップランナーとして走り続けるためには、
“仮想ライバル”をしっかり結成する必要があるということ。
みなさんも本気の“仮想ライバル”を結成して、
本当に強い事業を生み出していこう!

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株式会社アスカネットの福田CEO

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はなまるア・ラ・カルト

02/13
2018

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イキザマが見えてくる「Business TODAY」

「このプログラムはビジネスの今を知り、
ビジネスをアグレッシブにするをテーマに
毎回素晴らしいゲストをお迎えしています。今回は…」

いやぁ~良いテーマですね!!(自画自賛σ(^_^;))

これは、私が山尾百合子氏と制作している月刊CD「Business TODAY」の冒頭の言葉だ。

毎月、著名人や注目の経営者をゲストに迎え、
仕事や人生についてのインタビューをお届けしているわけだが…、
どんなゲストが登場しているのかここで紹介したい。

創刊号であるvol.1には、海洋冒険家の白石康次郎氏に登場していただいた。
ちょうど世界一周の大会後だったので、その興奮が伝わってきた。

Vol.2は、イタリアンレストラン、アル・ケッチァーノの奥田政行シェフ。
料理は命がけで夢中になれる仕事だと語ってくれた。

そしてVol.3には、大人気ラジオ番組「大沢悠里のゆうゆうワイド」で有名な大沢悠里氏が登場。
30年間もパーソナリティを務め上げたお話を
たっぷり伺うことが出来た。

Vol.4は、あの博多ラーメン専門店、
一風堂の社長である株式会社力の源ホールディングスの清宮俊之氏。
今や海外でも70店舗以上を展開し、今後も楽しみな企業だ。

Vol.5は、ビジ達でもお馴染みの石坂産業株式会社の石坂典子社長。
従来の産業廃棄物処理業界のイメージを一新しようと、里山づくりに取り組んでいる。
そのビジョンについて語っていただいた。

Vol.6には、これまたビジ達でお馴染み、パン・アキモトより秋元義彦社長が。
この度、環境大臣賞最優秀賞を受賞されたとのことで、
今後は世界にもその取り組みが広がっていくだろう。

Vol.7は、ピーアークホールディングス株式会社の庄司正英会長。
銀行員からパチンコ店の経営へと、そのヒストリーを教えてくれた。

Vol.8は、「はちみつ黒酢ダイエット」で有名なタマノイ酢株式会社の播野勤社長だ。
他社の経営を真似ることなく、自分の哲理哲学を大事にする姿勢は圧巻である。

(どう!素晴らしい顔ぶれのゲストでしょう!)


このように、さまざまな分野で活躍しているゲストの、
経営方針や“イキザマ”に触れることは
これからの自分の生き方や経営を考えるキッカケになるだろう。

そして、CDの内容はこれだけではない。
「新しいを知る、今月の飛耳長目(ひじちょうもく)」では、
“ビジネス裁判所”や“クックパッドストアTV”など、
最新のビジネス用語を解説。
また、パーソナリティを務める山尾百合子さんの
「やっぱり人ですよね!」や、私、中島セイジの「Today’s仕事道」というコラムコーナーもあるのだ。


CDを聞くだけで、注目の経営も、
時代の流れもつかめる、そんな70分をお届けしている。
ぜひ一度、「Business TODAY」をお試しあれ!!


体験版のご用意もアリ!!気になる方はこちらからご連絡を!!
http://bt.q-b.co.jp/business_today/

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錚々たる顔ぶれだ!!

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はなまるア・ラ・カルト

01/29
2018

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禅は急げ

“善は急げ”
よいと思ったことは、ためらわずに実行に移せ!という言葉。
しかし、今回のテーマは“禅は急げ”。
この時代に“禅”と触れ合える機会があったら、
すぐに取り組んでみることが大切だ、という意味だ。

実は昨年のサンフランシスコ、
シリコンバレー研修ツアーのテーマが
「禅とシリコンバレー」だったのだ!

禅僧レス・ケイ氏のKANNONDO(観音堂)にお邪魔したり、
Yoshi’sというジャズレストランの創業者、
秋葉好江さんの好人庵禅堂で坐禅を組んだりと
禅とたくさん触れ合うことができた。

また、好江さんの夫である秋葉玄吾師と知り合い、
企画をお手伝いすることにもなった。
彼は曹洞宗・北アメリカ国際布教総監を務め、
アメリカの禅僧たちの学び・修業の場をつくる
「天平山禅堂プロジェクト」を行っているという。

さらには、ある仕事の取材で精神科医でありながら、
臨済宗の禅僧も務める川野泰周氏と知り合うこともできた。
川野氏は、『脳がクリアになるマインドフルネス仕事術』
という書籍も出版しており、ビジネスと禅と
マインドフルネスを上手く繋ぎ合わせて、
これからの時代に必要なものを発信してくれている。

このように多方面で注目度が上昇している禅だが、
なぜスティーブ・ジョブズをはじめとする、
一流のビジネスパーソンたちが禅に学び、
こぞって瞑想しているのか。

禅は、多忙ななかにあっても一時の時間を見つけて
心を鎮めることでいろいろな面から効果があると…。

つまり禅は、多忙なビジネスマンに
自分と向き合い正しい決断をするための
「心幹」を持つ大切さを教えてくれるということ。

他者への共感性を高めながら自分を保ち、
ストレスに左右されない安定した状態を維持する。
そうすることで、自分が持つ最大限の力を
発揮できるようになるという。

私がビジ達でよく語っているパラダイムシフト75において
今は過渡期でもあり、混沌の中にあっても
新しいベクトルを見つけ出さなくてはならないわけで…。
そんな渦中だからこそ、「心幹」を持ち
決断しなければならないのだ。

ビジネスにおいては、このような点で
マインドフルネスであり瞑想が役立つのである。
みなさんも禅を学んで、ぜひ日々の生活に
取り入れてみてほしい。
“禅は急げ”ということだ!

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シリコンバレー研修ツアーのしおり

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川野泰周師

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秋葉玄吾師

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