これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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はなまるア・ラ・カルト

08/03
2015

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とかち天空カフェin芽室

「めむろ牛と芽室野菜のサンドウィッチ」

ん~、ボリュームもあって美味しい!

「芽室産ニジマスのスモークと十勝チーズのサンドウィッチ」

このニジマスもとても美味しい~!

そう舌鼓を打ったのは、北海道・芽室町の
「とかち天空カフェin芽室」に訪れたときのこと。

これは、芽室町にある新嵐山展望台に
特別に設置してつくられたカフェで、
10日間限定でオープンしているのだ。

冒頭で紹介したメニューは、
訪れた際に注文したもの(どれも本当に美味しい)。
メニュー名から分かるように、
このカフェでは地元の食材を
豊富に使用した料理を提供しており、
十勝平野の雄大な景色を眺めながら
“芽室ならでは”の味を堪能することができるのだ。

そんな天空カフェだが、
2013年に開催されてから今年で3年目。
カフェの運営は芽室町役場を中心に、
地元のボランティアスタッフなどが集まり、
地域ぐるみで行われている。

また、カフェに訪れる人も7割以上(?)が地元住民で、
芽室町の人にとっては
ちょっとした恒例行事になりつつあるようだ。

ここで、中島流ビジネスの視点!
この天空カフェの役割は、カフェの運営ではなく
「芽室町の魅力の再発信」にあるということ。

カフェの席数は30席余り。
オープン期間も限られていることから、
どんなに人気であろうと採算ベースには乗らないだろう。

しかし、カフェを訪れる人にとっては、
料理や景色などを通して“芽室ならでは”を体験し、
その魅力を再発見することができる。
これにより、地元住民は帰属意識が高まり、
また芽室町以外の人へは芽室町のアピールにもなるのだ。

ん~、この取り組み、
まさに以前にもビジ達で紹介した
「益はなくとも、意味がある」という
キーワードが当てはまるだろう。

たとえカフェで利益が得られずとも、
その活動を通して地元の魅力を誇りに思い、
地元のための活動・情報発信するようになり、
ひいては地域全体の活性化につながるのだ。

かくいう私も、芽室町上美生(かみびせい・
新嵐山よりもっと奥に進んだところにある)の出身で、
地域のブランディングを目的とした
ワイナリー計画をこの地で進めようとしている。

このワイナリーを中心に人が集まり、
ワインやイベントをきっかけに
地域の魅力を体験・発信することで、
相乗効果が生まれ、
地域活性化につながると見込んでいるのだ。

これまでのビジネスにおいては、
ついつい個人における目先の利益や
即物的なものに目が行ってしまう人が多かったことだろう。

だが、今後は、長期的視点で地域全体への利益を生む、
「益はなくとも、意味がある」的なビジネスこそが求められ、
結果として多くの人たちに支えられ、
継続していけることとなるのだろう。

いやぁ~、改めて十勝の、
そして芽室のビジネス的な広がりや可能性を
再発見することができた天空カフェだった。

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10日間限定オープン!

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芽室の魅力がいっぱい

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天候は曇りだが…訪れる人は多い

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ん~おいしーい!

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店内は大盛況

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自然に包まれた素敵なカフェだ

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はなまるア・ラ・カルト

07/27
2015

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これからは“先義後利”が選択

このビジ達では、いままで数々の
すばらしい企業を紹介させてもらってきた。
やはりいつも鍵となるのはもちろん、“先義後利”!

例えば、つい先日ご紹介したばかりの吉田カバン。

創業者である吉田吉蔵(きちぞう)氏の
「日本の職人技を未来に」という信念から、
今もメイド・イン・ジャパンにこだわった
カバンをつくり続けている。

短期的に見るとコストは高くつくが、
日本の職人の技術を未来に伝えることを考えれば、
吉田氏の信念は実に理にかなったものだ。

あるいは何度もご紹介してきた、
クラウンと似顔絵師集団の会社であるプレジャー企画。

私が行くところ、多くの場所で大活躍(!?)している
Mr.セイージをつくってくださった会社なのだが、
「ホスピタルクラウン」としての顔を持っている。

入院中の子どもたちに
笑顔と勇気を与えるクラウンとして、
代表取締役会長の大棟耕介氏をはじめ、
多くの社員が活動しているのだ。

どちらの企業も目先の利益を優先しているだけでは、
決して生まれてこない発想を持っている。

こうしたビジネスのあり方や、
社会における存在理由が
経営理念に組み込まれている企業。
こういった企業こそ、
応援すべきだといえるだろう。

そこで、私が提案しているのが…
“生活者としての選択”だ。

私たち誰もができる“応援”の方法として、
最もポピュラーなものが、「購入」だ。

生活者として、私たちはさまざまなものを
選択しながら購入している。
便利! 安い! 新しい!
それだけで企業や製品が選ばれていた時代もあっただろう。

しかし、これから先は違ってくるはず。
「日本の未来のことを、この企業は考えているのか?」
「この製品が生み出す社会的価値は?」

こんなことを考えながら、
買い物をする時代がもう訪れている。

つまり、“先義後利”の視点が
その企業にあるか否かが、選択する際の
大きな決め手となってくるということ。

もちろん、生活者としての私たちにも
先義後利の視点が必要とされることは言うまでもないだろう。

先に義、後に利。そんな時代がやってくるのだ!

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各地で大活躍中のMr.セイージ

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私たちも選択できる“応援”の方法がある

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これからは“先義後利”の視点が大切!

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メイド・イン・ジャパンにこだわる吉田カバン

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はなまるア・ラ・カルト

07/21
2015

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プロセスが人をつくり、結果につながる

「結果か、プロセスか」

これは、私がセミナーや講演会で
お話をさせていただく中で、
長い間テーマとしているものの一つだ。

スポーツ選手などは
「結果こそが重要」と言い切る人も多い。
ただ、私からすると“結果”は、
色々なプロセスの末に出るものなのである。
すなわち、どう結果を出すかが重要と言うことだ。

というのも、一時的に素晴らしい結果を出すよりも、
継続して結果を出すプロセスを続けることの方が、
後に大きな結果を生み出すことにつながるからだ。

それを実感したのが、
先日長野県東御市を訪れたときのこと。
その道中で、ワイン用のブドウ園で
作業に勤しむ若者と出会い、話をすることができた
(年齢は40代だそうだが、私にとってはまだまだ若者だ)。

若者はワイン用のブドウを
つくりはじめて10年が経つそうだ。
現在こそ5ヘクタールもの土地で
ブドウづくりを行っているが、
当初は土地を借りるのにも苦労したという。

最初は僅かな土地に
ブドウを植えるところから始まったが、
地域の人との交流を重ね、
その結果、土地を借りるための信頼を獲得。
現在、収穫したブドウは自社のワイナリーで
高級ワイン(?)となり、販売されるまでに
事業が成長しているという。

このように、現在の姿に至るまでのプロセスの中には、
継続的なチャレンジであり結果が詰まっている。

この若者の場合、様々なチャレンジにより
地域の人に認められ、良いブドウが実るようになり、
広い土地を確保することができた。
そんな小さな結果の積み重ねによって
現在のブドウ園の姿へと成長できたのだ。

ここで、中島流のポイント!
このチャレンジのプロセスは結果を生むだけでなく、
人間の成長にもつながるということ。

この成長が人間関係を作り、
次なるチャンスを引き寄せることにつながっていくのだ。
はっはっは、だからプロセスなくして
結果は生まれないということだ。

このことを表している例としては
玉村豊男氏が経営する
ヴィラデストガーデンファームワイナリーがある
(先述の若者のワイナリーから15分ほど進んだ先にある)。

ここでは、ブドウ園やワイナリー以外に、
レストランやショップなどの様々な施設があり、
全国から人が訪れる人気の観光地になっている。

しかし、最初にブドウの木を植えた1992年には
20年後にここまでなるとは玉村氏自身は勿論、
関係者の誰もが思わなかっただろう。
この20年というプロセスの中には様々な成長があり、
現在につながったのだ。
やはり、プロセスにこそ結果に結びつく要素が
たくさん秘められているということだ。

今回、たまたま出会った若者と話をしたわけだが、
改めてプロセスの大切さを確認することができた
(40代の若者だろうがまだまだ
プロセスと言う雰囲気を漂わせていた)。

ビジネスにおいて、
ついつい「結果」だけに目が行きがちだが、
プロセスこそが人を成長させ、
結果に結びつくと言えよう!

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偶然の出会い

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玉村氏のワイナリーにも行ってきた

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ブドウを植えてから数十年…

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プロセスが成長につながる

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今でこそこの広さだが、当初は…

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ビジネスにはプロセスが重要!

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はなまるア・ラ・カルト

07/13
2015

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インバウンド時代の口コミマーケティング

2020年の東京オリンピックに向けて、
日本経済に大きな変化が訪れるといわれている。
それが、外国人観光客がもたらす経済効果“インバウンド”だ。

この言葉は、日経MJの『2015年上期ヒット商品番付』の
東の横綱にランキングされているほど、
今注目されているワードなのだ。
事実、外国人観光客は増加し、
この1年で1,300万人(前年比60%以上)が
日本を訪れたという。
この調子ならば、オリンピックを待たずして、
年間観光客数が2,000万人を超える日も近いだろう。

そんなインバウンドに焦点をあてたイベントが、
先日、私たちも関わる形で開催された。
イベントは、「宿研キズナサミット」と銘打ち、
私がパネルディスカッションのモデレーターを
務めさせていただいた。
そこでは、様々な企業の事例をあげながら、
インバウンド攻略の鍵を模索した。

来たるインバウンド時代に対して、
宿泊施設はどう対処すればその恩恵にあずかれるのか。
そのための対応をシミュレーションする場だった。

そして、その最善策としてあげられたのが「口コミ」。

壇上で議論の中心にいたのは、
庭のホテル東京の木下社長と、
旅行サイトの運営を手がける
トリップアドバイザーのマネージャーの方々。
彼らの持論には、「口コミ」という言葉が盛んに登場した。
しかし、その「口コミ」という概念は、
私がマーケッターとしてこれまで
使っていたものとは異なったものだった。

一昔前の口コミとは、個人が個人にであったり、
個人が数人にという伝わり方。
それが数珠繋ぎのように広がっていくことだった。
ところが、今の時代の口コミは、
インターネットによる口コミであり、
集約的で連続的な口コミを実現してくれるのだ。
例えば、トリップアドバイザーの
投稿型サイトのようにITやSNSを通じて、
世界中の人に同時に発信することなのだ。

特に、トリップアドバイザーの旅行サイトは、
28言語で展開しており、外国人観光客が検索しやすいことから、
爆発的な支持を得ている。
さらに、スマートフォンの普及により、
手軽さが倍増したことの影響も大きい。

外国人がトリップアドバイザーから得た情報が、
また別のサイトを通じて別の人へと発信される。
しかも、それが28言語に対応できれば、
地球上のさらに多くの人々へ発信することができる。
となれば、口コミの効果は絶大。
この情報伝達の力が来たるオリンピックの
インバウンドを底上げするのは間違いない。
そして、彼らの評判がまた次のリピーターを生むことにもなる。

社会環境や技術の進歩によって、
意味や形が変わったにせよ、
広告戦略よりも信頼感のある口コミであり、
インターネットを介したマーケティングこそ、
インバウンド時代を生き抜くために必要な戦略なのだろう。


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宿研キズナサミット

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インバウンドについて熱く討論

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宿泊施設経営に携わる方々に真剣な眼差し

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はなまるア・ラ・カルト

07/06
2015

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イタリア流文化の継承

今年の海外研修ツアーで訪れたイタリアでは、
フィレンツェ郊外にある宿泊施設も備えた
「クッキング・アカデミー」へ。

このクッキング・アカデミー、
ビジ達を愛読している方はご存知でしょう!
料理人として約35年以上日本に腰を据えて活動されている、
カルミネ・コッツォリーノ氏が運営しているのだ。

のびのびと栽培されている
ぶどう畑やさくらんぼ畑を眺めながら、
およそ10ヘクタールもある敷地内を案内していただいた。

その際カルミネ氏から、
とても興味深いことを伺った。
ええ~~~!? 何とイタリアでは、
土地を買って家を建てるということがNGなのだそうだ
(もちろん、地域柄によってのルールなのかもしれないが)。

日本では、購入した土地に家を建てることは一般的。
だがこのフィレンツェ郊外のルールでは、
自分の土地であろうと、
個人の意思で家を建ててはいけないようなのだ。

すでにある家や建物を土地と共に買い取り、
そこをリフォームするしかないという。

実際に「クッキング・アカデミー」は、
もともと修道院だった場所をリフォームしてつくられている。

イタリアといえば、
世界に誇る古くからの文化や
多くの世界遺産が現存している。

そしてどの街をとっても、
屋根や壁の色合いが統一された、
美しい景色が浮かび上がる。

勝手に家を建ててはいけないのは、
世界遺産そのものだけではなく、
街全体の景観を守り抜くためなのだ。

過去の遺産を守り抜くイタリアを見て感じたこと…。
それは施設や形あるものである「ハード面」を
伝承していかなければ、
その価値観である「ソフト面」をも、
次の世代に残せないのではないだろうかということ。

ツアーの道中に立ち寄った
ヴェネツィア、フィレンツェ、ローマといった
有名な街には多くの世界遺産がある。

しかしどこの街も、
これほど徹底して維持に努めていることに驚き!
そんなイタリアの姿からは、
我々も学ぶべきところが多いはず。

なぜなら少子高齢化が進む中、
日本の人口が増加していた頃のように、
次々と新しいものを作る必要性がなくなってきている。

だからこそ、
これから先につなげていかなくてはならないものや、
ここまで残ってきている文化に深く関わるものを
守っていく必要がある。

人口減少という大きな変化を迎える中、
日本も次世代につなげるべきものを
大切にする価値観を徹底するべきなのだろう。

「イタリアの振り見て我が振り直せ」。
やはりいいところは見習い、
悪いところは直すということ。

海外にいる際に日本を見つめなおすと、
本当気付かされることがたくさんあるんだよねぇ。


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のどかな場所にある「クッキング・アカデミー」

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見渡す限りのぶどう畑

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いまなお現存する建物の美しさ

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カラッとした陽気だが、日差しは強い

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セイージもイタリアへ!!

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みんなで記念にパシャリ

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