これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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2019

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どっちが、ビリケンさん!?

ツバキを飛ばしながら関西弁でまくし立てる
“ビリケンさん”こと家田裕光氏。

ほ〜、この人がビリケンさんのモデル!?
と言いたくなるわけだが…
(あくまで私の経営者仲間なのだ)

この人の投げ出した足の裏を撫でてもご利益はないわけだ。

これまで何度も大阪を訪れてはいるが
“ビリケンさん”に注目したのは今回が初めて。

大阪の街を歩いていると、足を投げ出したビリケンさんに
たびたびで出会うのだ。
家田氏によると幸運の神様で、
足の裏を撫でるとご利益があるという。

そこで、記憶ある彫刻家を頭に浮かべてみたが…
高村光太郎でもないし、岡本太郎の作風でもないし。

実はこの“ビリケンさん”の生まれは予想だにしないアメリカ。
そして「BILLIKEN」はなんと100年以上前に
アメリカ人の女性芸術家によって制作された。

「夢の中で見た神様」をモデルとし制作されたというが、
あの愛嬌のある顔はどう見てもアジア人の顔。
(その作家はアジアへの憧れがあったともいう)
とはいえ「幸福の神様」として世界に発信されたのは
間違いないようだ。

1912年に通天閣の遊園地にビリケン像が造られたというから
なんと明治時代の終わりの頃。
そんなに長い間、関西の人たちにとって
身近な福の神として愛されて来たのだ。

ところで“ビリケンさん”にたびたび間違えられるという
まさに関西人気質の家田氏だが、
彼も大阪では名を残しているという。

あのバースの活躍で21年ぶりに阪神が優勝した1985年、
あの戎橋から道頓堀川に最初にダイブしたのが彼だという。
(まぁそれほど自慢できる話ではないが…)

あれから34年、そんな向こう見ずなことはできない年頃となった
家田氏だが、今や経営者としてアジアを駆け巡っている。
ビリケンさんほどでないにしろ、東京、タイのバンコク、
そして地元大阪とアグレッシブに活躍しているのだ。

もしかしたらいつの日か、大阪の福の神として
足の裏を触られるときがやって来るのかもしれない。

家田裕光社長の、これからの活躍次第ってこと!?

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どっちがビリケンさん!?

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大阪といえばビリケンさん

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2019

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「さぼうる」が65年も続く理由!?

えっ、1955年4月にオープン!?
てことは、私と同い年の「さぼうる」だったのだ。
今年で65年目ってこと。
(素晴らしい!)

先日紹介したスティーブ・ジョブズも含めて
このところ同い年に関わることが多い。

私が65年生きてくるのはそれほど難しいことはないが、
「さぼうる」のようなお店が65年間変わらず存在してくることは
かなり狭き門なはず。

私が「さぼうる」に通っていたのは
20代半ばの頃だから、なんと約40年前。
同僚たちとこの店でモーニングセットを注文し、
週末の競馬の予想をしながら美人スタッフをからかっていた記憶が。
(若気の至り…σ(^_^;)

もしかしたら人は、これを“サボる”というのかもしれないが…

実は「さぼうる」は、スペイン語の「SABOR=味・旨味」に由来し、
“サボる”ためのお店というわけではないようだ。

それはともかく…
その後もときどき思い出したように来店するわけだが、
店頭のトーテンポールはもちろん、
看板も、内装も、そしてその風情も変わってない。

久々に注文したモーニングも見た目はほとんど変わっていなかったのだ。
40年も経つというのに…

あの頃と違うことといえば、入り口にスクッと立っていた
姿勢のいい鈴木店長がいないことくらいだろうか。
聞いてみると、ちょっとした怪我で療養中だという。
(もちろん、また店頭に立つ予定だという。よかったよかった)

オープンから少し前まで店主で店長としてお店に立っていたわけだから
なんと64年間ず〜っとお店の看板となっていたのだ。
(今なんと86歳だという)

とはいえ、神保町は学生街ということもあり
贔屓客はどんどん変わっていくわけだが、
それでもお店は相変わらず繁盛している。

そして、お店の隣にはいつのまにか「さぼうる2」ができていて、
この店も行列ができるほど繁盛しているというのだ。

時代の変化に合わせ変えていかなければ継続は難しいと
経営者の間ではよく言われるわけだが、
このお店は64年間ほとんど変わらないで継続してきているのだ。

この山小屋風の造りと「さぼうる」なればこその独特の雰囲気、
そして、店長の“勤勉で正直”な姿勢が、
「さぼうる」ブランドをこの地に創りあげていったのだろう。

あ〜もしかしたら鈴木店長は倹約家でもあったかもしれない。

正直で、勤勉で、倹約といえば…
そう、先日開講290年の記念イベントを開催した思想家「石田梅岩」である。

30年続く飲食店が1%もいない時代に
その姿を変えずに65年の永きを継続してくるには、
やっぱり店主の人間性と経営者としての姿勢なのだろう。

もしかしたら鈴木店主も「石門心学」を学んでいたのかもしれない。
今度、復活して店頭に立ってるときに、是非聞いてみよっと!?

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さぼうるの外観

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隠れ家のようなお店だ

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これからも続いてほしいものだ

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あ〜揃え過ぎてしまった⁈“猛者”

→さすが、“逆転人生”の石坂典子社長ならではの里山論。

→47年前「北海道十勝の牛乳を東京のこども達に!」を実現した
青木紀代美代表。

→地域活動により“里山資本主義”を実践する野老(ところ)真理子社長。

→そして、基調講演の“里山を活かした水族館”を全国にプロデュースする
中村 元代表…えっ、中国でもプロデュース⁈

あ〜揃え過ぎてしまった“猛者(もさ)”

この“ビジ達”をよく読んでくれてる人達には理解し易い話だが、
この猛者の方々は“主役”として度々登場してもらっている。
そのくらい注目に値する人達なのだ。

女性に“猛者”とは失礼になる場合もあるが
まぁ、この人達には“猛者”は、まさに言い得て妙。
そのくらい困難と思える難関を堂々と突破してきた人達なのだ。
(素晴らしい功績!)

お陰様で会場は大盛況な訳だが…
「里山」の持つふんわりとしたイメージとは違い
パネラーの口元から発せられる一言ひとことには、
チカラ強さとともに記憶に残るインパクトがあるわけ。

すなわち、リーダーとして実践して来た人達の語りは
密度も濃く、私たちに共鳴感をもたらすということ。
というこもあり、会場に集まった人達はかなり喜んでいただけたよう。

でも、ちょっと悔やまれることが…
私がコーディネートしておいてこんな事を言うのはおかしい気もするが、
切り口の「里山」は互いにオーバーラップしているわけだが、
この個性の強い方々、すなわち“猛者”を一堂に会してしまったことである。

モデレーターとして当然、
最終的には同じベクトルにまとめなくてはならないわけだが…
この猛者たちを、言葉上とは言えまとめる事は至難の業だということ。

(まぁ、こればかりはしょうがない ε-(´∀`; )

それにしても、和気藹々の雰囲気で懇親会含め、
喜んでもらえて無事終了したことに安堵する。

という事で、第3回「里山と生きるフォーラム」が
大盛況のうちに終了したわけだが…
みなさんの共通認識として、この日本の“里山の価値”を
次の世代に繋いでいかなければならないということ。

猛者たちの活躍で、集まったみなさんは、
そこのところは理解していただけたはず⁈

ところで「猛者」って褒め言葉になる⁈

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水族館プロデュースで名をはせる中村さん!

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沢山の人が訪れてくれた!

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参加者のみなさんと!

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2019

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ついに「高野山」に詣でる!

宿坊の精進料理に舌鼓をうち、
“金剛峯寺(こんごうぶじ)”の品のある美しさを体験し、
奥の院で1,200年という永きを知る。

そして、阿字観体験もさせていただいた。

ふっふっふっ…
訪れなければ分からないことばかり。

やっと“空海”という教科書上の人物が
実在していたことを体感し、
その功績を改めて実感することになるわけだが…

→唐で学んだ土木知識を活かして、
香川県にある満濃池をたった3か月で治水
→中国でも認められるほどの書の達人だとも

→難解なサンスクリット語と中国語を数か月で習得
→そして、たった2年間の留学中に儒教・道教・キリスト教・
ゾロアスター教・マニ教といった様々な教えも学んだとか

とにかく、真言宗の総本山「高野山」に
足を踏み入れないことにはその影響力は分からないわけだ。
平安時代の初期に活躍し、835年62歳で入定したと。
すなわち永遠の禅定(瞑想)に入ったとされている。

そこで高野山では、“空海”は今も生きているとされていて、
奥の院には毎日朝6時と10時半の2回、
数名の僧侶によって食事が運ばれているという。

もう1,200年も経つというのに、その“空海”の教えは
未だに脈々と受け継がれていることを実感する。
私たちも同じ世界にいることは間違いないのだ。

さて…
今私達は、AIやICTの可能性を研究し、
アメリカのプラットフォーマーも意識して
これからのビジネスを考察しているわけだが…

1,200年もの間綿々と続く、この“JAPAN”ならではの大切な価値観を
私たちはこの期に及んで、忘れているような気がするのは
私だけだろうか?

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高野山に行ってきたのだ

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“金剛峯寺”の美しさを体験してきた!

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参加者のみなさん、お疲れさまでした!

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佰食屋“すき焼き”体験!

営業時間はランチの3時間半。
どんなに売れても100食限定。
飲食店でも残業ゼロを実践。

こんなお店が京都にあると聞き、
早速体験してくるわけだが…

ほらほら、見るからに美味しそうでしょう!?
これで1,100円+税だという。

原価率50%というだけあって、
いい肉と食材を使っているから、リピート客も多いのだろう。

「佰食屋では“1日100食”という売上の上限を決めたように、
自分たちの収入にも上限を決めたのです」と中村朱美代表が語る。
たどり着いたのは、業績至上主義からの解放だという。

ただひたすら売上拡大を目指すというのはどこかおかしい。
ということで、出した答えは「売上を減らそう」。

え、そんな答えってあるんだ。
とにかくより売上を上げよう、利益を出そう。
その先に経営者としての次なる目標が…
なんて発想が当たり前だと思っていたのに。

これもミレニアル世代だからの発想であり、着地ということ。

マズローは5段階欲求階層の最上位「自己実現欲求」の
さらにその上があると…
それは「自己超越」という段階だと。

このレベルの人は見返りも求めずエゴもなく、
何らかの課題や使命に真摯に取り組むのだと。

まさに、“佰食屋”が目指すものは
「自己実現欲求」であり、この「自己超越」なのでは!?
そう…
蜘蛛の糸繊維の量産に成功したスパイバーの関山代表も、
“ミドリムシで世界を救う”のユーグレナの出雲社長も、
石灰石から紙とプラスチック代替品を創る山﨑社長も…

“ニュータイプ”の人たちの価値観と経営は
昭和育ちの私達と大きく違う。
この違いをしっかり受け止め、ビジネスに反映しないことには、
明日以降の会社の成長は見込めない。

さて、2020年1月には佰食屋代表の中村朱美さんの取材が決まった。
私達世代との価値観の違いをぜひ確かめてみたい。

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これで1100円⁉

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“佰食屋”、ぜひ注目したい

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