これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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08/05
2019

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えっ、私が“脳梗塞治療”!?

えっ、10日間の入院!?
先生、1週間くらいではダメですか!?
「ダメです」

先生とのこんなやり取りの末、きっちり10日間の入院を覚悟。
そして、約2カ月先のすでに入っていたセミナーや収録予定をずらし、
10日間の入院予定を入れたのだ。

「すみません、急遽入院しなくてはならず…」
関係者の方々は急な投げかけにも、この“入院”の2文字が効き
あっさり変更に応じてくれる。
その日の午前中の病院で決断し、
その日のうちには10日間の入院日程を確保できたのだ。

まぁ、60代も半ばになってからの
“入院”の2文字はインパクトがあるようだ。

いや、今回の話はそこではなく、
10日間の入院を覚悟させてくれた先生の話。

病院に着くと早速、頭を固定され脳のMRI検査。
そしてこの道の権威、金澤先生が直々にそのMRI画像を観ながら診断。
「うんうん、この辺は綺麗で問題ねぇがぁねえ~。
このあだり(辺り)のすろい(白い)箇所が気にかかるかなあ~。
あ?そうねぇ、血管を観てもこのあだり(辺り)が少し繋がりの薄い部分が…」

ということであっさり「脳梗塞未病治療」10日間の結論。
(えっ、10日間の入院!?)

人体の血管の長さはおよそ10万キロ。
なんと地球を2周半する長さ。
血液は血管の中を時速216キロというものすごいスピードで
心臓から送り出されるという。

その圧力が血管にもろにかかってくるわけで、
60余年も経てばそりゃ血管の侵食、劣化も起こって当たり前。
そして、血管が詰まり(狭窄)、その先に血液が運ばれなくなると、
脳梗塞となるわけだ。

予兆としての症状から「未病状態」見つけ出し、
脳梗塞を未然に防ぐことはできるという。
もちろん詰まってしまった血管が戻ることはないが、
この点滴療法により、血管の脳全体の血流を良くし、
機能回復を導くことはできるというのだ。

さすがこの道の権威、金澤武道(たけみち)先生。
50年間に渡る臨床経験と6,000症例以上の実績からの
金澤流の「未病治療法」ということ。

海外での医療実績もある先生なのだが、
なぜか青森出身が伺われる津軽弁での診断トーク。
この訛りある優しい喋りが、
その経験と実績をより裏付けてくれたのだ。

これぞプロフェッショナル、
まさに“ビジネスの達人”である。
やっぱり、この領域をベンチマークとしなければ…

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えっ、私が脳梗塞!?

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気をつけねば…!

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07/29
2019

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「5つのS」でおもてなし

一升瓶を前に並べ、
日本酒を美味そうに口に運ぶお姉さん。
隣の席が海外の方であることは分かっていたのだが…

それにしても美味しそうに日本酒を呑み、
美味しそうに揚げたてのカキフライや唐揚げを
頬張っているのだ。

どうしたら市街地から離れたこの8席しかない店にたどり着き、
このシチュエーションとなったのか。
カップルではあるが、
どちらかかが日本に詳しいというわけではないようだし…

そして、右隣の日本人とカタコトで話が始まる。
口から出てきた単語は、“サンタクロース”“ムーミン”だったのだ。
思わず私が続いて“サウナ”“サルミアッキ”と言ってみた。

すると今度は“サルミアッキ・セイム・ジャパニーズ納豆”
と返してくるではないか。
((o(^▽^)o))
そう、このお二人はフィンランドからの旅行者だったのだ。

私は今回のフィンランド・エストニアツアーで覚えた
フィンランドの「5つのS」を披露してみたわけ。
このフィンランドからのお客様は、その歓迎ぶりにも笑顔で応え、
満足そうに店を後にしたのだ。

さて、ここで来年の2020に向け思ったことがあった。

私たち日本人は、多くの海外の人達の受け入れ側として
例の「お・も・て・な・し」実践のために、
日本らしい準備をあれこれしてるわけだが。

“日本”の体験、紹介ばかりでなく、
訪問してくれる方々の“お国のこと”を知っとくことも
大切ではないのだろうか。

このフィンランドのカップルも
“お国のこと”を知ってもらっていたことが
とにかく嬉しそうだったのだ。

まぁ私たちも、海外訪問で日本のことであり出身地の街のことを
知ってくれていると話は弾む。

すなわち、2020に向け、いやそれ以後の日本においても
自分たち“日本”をアピールするだけでなく、
相手の国のことをしっかり知っておくことこそが、
本当の「お・も・て・な・し」となり、
いい関係づくりになるのではないだろうか。

令和の変革時代のキーワードは
やっぱりThink Global, Act Local.
Think Longrange, Act Tomorrow.
となるわけだ。

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一升瓶を前に並べ、 日本酒を美味そうに口に運ぶお姉さん…

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07/22
2019

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まずは“グレタ”とYouTube検索 …

私の名前は、グレタ・トゥーンベリ、15歳です。
スウェーデンからきました。
未来の世代を代表して話します。
(→ちなみに、このスピーチは2018年12月
ポーランドで開催されたCOP24でのもの)

あなたたちの多くは、ただの子どもだから、
私たちの声を聞きたくないでしょう。
あなたたちの多くは私たちが学校に行かず、
大事な授業を受けないことを心配しているでしょう。
(→彼女は2018年にスウェーデン議会前で気候変動問題のための
学校ストライキを決行して注目された)

しかし、あなたたちが科学に耳を傾け、
私たちに「未来」をあたえてくれたらすぐに学校に戻ります。
(中略)

2030年に私は26歳になります。
私の妹ベアタは23歳になります。
多くのあなたたちの孫や子どもと同じです。
(→確かにそこで聴いているのは、
世界各国から集まったおじさんおばさんたちだ)

そして、いい年齢だといわれるでしょう。
まだこれから先に人生があるからです。
しかし私は、この先の人生がそんなにいいものであるのか
確信できていません。
(→この年齢の差があることがより意味が出てくるわけで…)

私たちはこの時代に生まれたことで
欲しいものすべてを手に入れることができましたが、
今、私たちはすべてを失うかもしれません。
(→あなた方のせいで失うかもしれないと言っているのだ)

2078年に、私は75歳の誕生日を迎えます。
もし私に子どもがいたら、子どもたちは私にあなた方のことを
尋ねることでしょう。
(→約60年後に予測されることへの“いちゃもん”なのだが…)

まだ行動できる時間があるうちに、
なぜその人たちは何もしなかったのかと。
あなた方は、自分の子どもたちを何よりも愛していると言いながら
その目の前で、子どもたちの未来を奪っています。
(→という話の流れで確信へと行くわけだが…)
↓ ↓ ↓
すなわち、グレタ・トゥーンベリ女史は、
ごく少人数の人たちが莫大なお金を稼ぎ続けるための代償こそが
多くのこれからの人たちの“無くなるかもしれない未来”なのだと。

先日ある方から紹介され、YouTube検索で
「グレタ・トゥーンベリ」と入れ3分30秒の動画を観たわけだが…
とにかく、最初に観たときのインパクトはスゴかった。
「ここまで16歳のあなたが言っちゃう!?」

高校生になったばかりの女の子が、国連の大人たちの前で、
臆することなく堂々と言ってのけるとは…
→ぜひ、YouTube検索で観て欲しい

まさにこれからは
Think Global, Act Local.
Think Longrange, Act Tomorrow.
なのである。

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スウェーデンのグレタ・トゥーンベリさん

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07/16
2019

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やっぱり、“人間万事塞翁が馬”

そう4年前の春、すなわち2015年の春
出身地“北海道十勝芽室町”に
ワインヴァレー構想の企画を持ち込んだ。

いろいろな地域や役所、町の関係者に
パワポの資料を持ってこの“まちづくり構想”の必要性と
可能性を語り回った。

そこから、このプロジェクトに賛同し協力するという
地元農家の人たちには、ワインぶどうの苗を無償で配布し、
ぶどうづくりの専門家も雇い育成を促すことに。

もちろんまちづくりがテーマなわけだから、
役所の協力、金融機関の後押しももらい
この構想の核となる集客施設の設計も進んでいたわけだ。
(順調、順調…)
そして2017年、初年度に植えたワインぶどうの木にも順調に実をつけた。

自分たちの畑のぶどうの木が成長し、
ワインぶどうの実をつけた姿を見て何か思ったのだろうか!?
この地でもワインぶどうができることを確認して
自我に目覚めたのかもしれない。

一部の農家が、このワインヴァレー構想のワインではなく、
自分たちのワインを造りたいと言い出したのだ。

すなわち、交流人口の増大を目的にする
まちづくりにはそれほど興味はないが、
自分たちの畑でのワインづくりは是非やってみたいとなったわけ。
(私利私欲に走ったわけだ)

そして、プロジェクトの何人かの農家が結託し離反。

離反するだけならいいが、
今度はこちらのワインヴァレー構想の足を引っ張ろうとする。
自分たちの行動を正当化するには
その方法しかなかったのかもしれないが…

地域の将来にとって必要なプロジェクトを
一部の農家たちの浅はかな行動により、
潰してしまおうとしているのだ。

とにかく残念である。

今まさに、朝の連続ドラマ「なつぞら」で注目の
あの十勝の将来を考えてのまちづくりなのに…

とはいえ、私は諦めない。
このくらいのことは0~1を創ろうとするには
必ずあることなのだ。
これは鍵山相談役含め多くの先達たちから学んだこと。

そして、“人間万事塞翁が馬”なのである。

この60余年を振り返っても
あの禍が転じて、その後の福に繋がることが結構多いのだ。
まぁ程よく歳を重ねてくると、
この言葉の奥行きが見えてくるんだよねぇ~、ホント。

さて、禍転じてより意味あるプロジェクトとなることを目指して
Memuroワインバレー構想、再発進!

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Memuroワインヴァレー構想、再発進!

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07/08
2019

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川野先生、「心幹」を鍛えるって⁈

→情報にあふれた現代社会においては、
日増しに増大するストレスとどのように向き合ってゆけばよいか。

→いま、日本の若者層における自己肯定感の低下が
大きな問題に…

→最大のテーマは「他者への思いやりと共感性」であり、
そのためにまず養うべきなのが…

→では、健全な「自己愛」を育むにはどうすればいいか。

ということで、今回の“サマーカレッジ”のテーマは
「心幹を鍛える」。
やっぱり経営者は心幹がしっかりしていないと
取り巻く多くのトラブルや課題に対して
冷静に対処することはできないということ。

今回の多くの参加者が、川野泰周先生が発信する
「マインドフルネス」に共感していた。
こんなに混沌とした時代だからこそ、
まずは“自分”というものをどう制御するかということ。

そこで自分の呼吸に注意を向けるという川野流坐禅。
(いや臨済宗建長寺派の坐禅⁈)
今回はこの坐禅をみんなで体験し、
自分との相性と可能性を感じてみたわけ。

すると多くの参加者がこの坐禅に共感し、
何かを感じとったという。
いかに私たちが普段、自分自身と向き合っていないか
ということでもある。

川野先生曰く、
まず養うべきなのが
“自分自身への慈悲の心(セルフ・コンパッション)”だと。
すなわち「自分自身を愛すること」の大切さを理解し、
これを涵養していくことだというのだ。

分かったようで分からないが、
最後にアタマに残ったキーワードが「看脚下」。
禅語である。

まずは自分の足下を見よということ。

この坐禅を小さく続けていくことで、
私たちも、次第に分かってくるのかもしれない。
いや、分からないかもしれないが…

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川野先生にお話を伺った

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静かな時間が流れる

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