これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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ビジネスの達人

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2018

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勇気ある六十歳がいる

臆病な二十歳がいる すでにして老人
勇気ある六十歳がいる 青春のまっただなか
歳を重ねただけでは 人は老いない
夢失ったとき はじめて老いる

青春とは 真の青春とは
若い肉体のなかにあるのでなく 若き精神のなかにこそある
(サムエル・ウルマンの「青春とは」からの抜粋)

先日の「石門心学・実践講座」のプレゼンで
60代半ばの吉田 有(たもつ)氏がこの詩を使い語ったのだが…

吉田氏は現状である「今、ここ」が大切なのだという。
吉田氏は今、ZENコーチングをしながらアメリカでの“天平山プロジェクト”に関わり、
“ZENトレプレナー”を目指している。
まさに今が青春のような勢いで語っていたのだ。

やっぱり「人生は短いけど、長い」。

先日も「サピエンス全史」の紹介の時に語ったが、
地球の歴史45億年を小さな部屋の壁一辺の4m50cm(4500mm)に例えると。
100万年がたった1mmとなり、
アフリカで人らしき者が出てきたのが250万年前だから
わずか2.5mm。
部屋の隅っこのたった2.5mmってことだ。
我々の祖先といえる(?) ホモ・サピエンスが登場するのは
それからだいぶ経った20万年前だからわずか0.2mm。
私たちが西暦で…とかいうキリストの誕生の時は約2,000年前だからなんと2ミクロン。

さて、そう考えると私たちの人生なんて本当に短い。
この人類の歴史から観ても一瞬のようなもの。
でも、でもだ…

私たちのいるこの時空間はゆったり流れていて、
人生100年は結構長く感ずるのだ。
いろんなチャレンジはできるし、失敗してもまたチャレンジできるし…
すでに会社も起こし、いろんなビジネスを体験してきても
まだ、チャレンジさせてもらえるという。

人生100年はやっぱり結構長い。
その長さを意識して、「今、ここ」を大切にしないことには。
勇気ある60歳にとっては、青春の真っただなかなのだ。
はっはっはっ。
歳を重ねただけでは、人は老いない。
夢を失ったときはじめて老いる。
まさに、青春は若き精神のなかにあるのだ。

さすがサムエル・ウルマン。
いい詩を書いてくれている。
ところで…

やっぱりサムエル・ウルマンが70代で書いたという。
だからこそ書けるわけで…ある意味、我田引水!?
自画自賛!?
いや、自詩自賛!?


そんな石門心学・実践講座の詳細は…こちら!
http://bt.q-b.co.jp/wp-content/themes/qb/pdf/sekimon.pdf?v=1

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人生100年はやっぱり結構長い

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「今、ここ」を大切にしたい

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青春は若き精神のなかにあるのだ

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200回目の「一つ拾えば、一つだけきれいになる」

「この新宿の街頭清掃は今日で200回目を迎えました」
と終了のミーティングで司会役の人がいう。
そして、街からも貢献に対して表彰されたのだと。

ほ~ついに200回。
なんと16年以上は続いているということ。
100回目の時は記念のイベントの企画があり、
ステージでパネルディスカッションのお手伝いをした記憶が。
あれからも8年以上経ったということ。

夜型の私にとっては朝の5時50分集合はとにかくキツいが、
かなりの率で参加して来たと思う。
寝過ごして参加しなかったことは一度もなかったような…!?
朝方まで酒を飲んでいて寝ずに参加した記憶も。
(ふっふっ、意外に真面目なのだ|( ̄3 ̄)|)

ちょっと振り返ってみると…
前日のNBC定例会に鍵山相談役がスピーカーとして登場してくれた時、
NBCの池田会長(当時)はじめメンバーの何人かが早朝清掃に参加してくれていた。
それまでほとんど雨に合わなかった街頭清掃が、大雪に見舞われたこともあった。
海外からの視察団が参加されたことも何度か。
200回も繰り返して来たのだから、当然いろいろなことがあったのだが…

とにかく16年という年月で、新宿は綺麗になり、「掃除」は世界へと拡がっている。
そして、歌舞伎町の犯罪件数は減り間違いなく安心して歩ける街に近づいているのだ。
この「街頭清掃」の効果とは言い切れないが、なんらかの貢献はあったのは間違いないだろう。

改めて、鍵山秀三郎相談役の信念を込めた言葉
「一つ拾えば、一つだけきれいになる」がそのことを語ってくれている。

一つ拾っても一つしか綺麗にならないが、
一つでも拾ってみた人は無神経に捨てることはしなくなる。
そして拾った後を歩いた人は、そのゴミを観なくて済むことで、
心が荒むことなく落ち着かせることができる。
だから、こんな小さなことでも繰り返し、
そして年月が経てば大きな効果となってくるというのだ。

そして、50余年徹底した掃除と取り組んで来た鍵山相談役は
人生もこうした積み重ねからできているので
ゴミ一つといえども小さなことではないという。
まさに「掃除と継続のチカラ」はスゴい!

お陰様でこんな私でも少しは「継続のチカラ」を理解できるようになり、
この「ビジネスの達人」の発信は、もうすぐ800回を迎えようとしている。
なんと満16年ということだ。
文章力はともかく、コンテンツ力は少しは…

とにかく、「一つ拾えば、一つだけきれいになる」ということ。

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新宿は綺麗になり、「掃除」は世界へと拡がっている

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「掃除と継続のチカラ」はスゴい

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200回。 なんと16年以上は続いている

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2018

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“鯛のなめろう”が選ばれる!

やっぱり、ここの名物っぽい20個餃子でしょ!
それ2皿と刺身の盛り合わせ2つ。
ここはなめろうが美味しいだろうから2つに…
茹でもやしは2つ?3つ?

「ウチのは量が多いから、まずはこのくらいで…」
店のお兄さんに笑顔でアドバイスされることに。

20個で500円だから餃子は何と1個25円(´・_・`)
茹でもやしは200円だし、
滅多に食べられない一尾の鯛のなめろうが何と600円。
“レストランのカレー”の見出しがついた
カレーライスが500円だと。

安価なことも手伝いあれこれ注文が止まらない。
そして、どれも十分美味しいのだ。
ここの店ならではのメニューもあり、繁盛店であることも理解できる。
お酒も何度かおかわりして、
それでも一人単価は何と2,000円とちょっと。
(´⊙ω⊙`) → (((o(*゚▽゚*)o)))

ここは千葉県のいすみ市。
こんなに安くて美味しく、
気持ちよく過ごせる店がこの地にあるとは!?

果たして、この満足度は何と何で演出されるのか?
まずは店の人の表情と対応。
他のお客様も含めた店の雰囲気。
出される料理の美味しさとその見せ方は大きいだろう。
そして何と言っても価格は大きな要素であることは間違いない。
もちろん、こちらサイドの来店の目的と顔ぶれも重要かもしれない。

実は私が気にかけていたのが、
厨房の人も含めた店の人たちの顔ぶれ。
お母さんと息子とだけでやっているのかと思いきや、
後で親父らしい顔も見えたのだ。
この人たちの顔ぶれと顔つきを見て頭に浮かんだフレーズが…
「地域の人たちに安く美味しく、たくさん食べてもらいたい」。
多分、コンセプトはこれに違いない。

このフレーズは北海道の「六花亭」の先代がよく口にしていた言葉。
だから地域の人たちから「六花亭さん」と呼ばれる繁盛店になったのだ。
そしてもう一軒“安くて美味しい”を代表するビジ達推薦のお店が、
400円そこそこで今も美味しいラーメンを食べさせてもらえる
早稲田の「メルシー」。
まさにコンセプトが「学生たちに気軽に美味しく、
たくさん食べてもらいたい」なのだ。
(私が勝手に創ったコンセプトだが…)

多分、これらのお店づくりのコンセプト、
すなわち“存在理由”がここにあるからこそ、
私たちの高い満足に繋がったということ。
仕事柄、日本全国あちこちを訪れるが
このコンセプトを持った店に出会えるのはとても嬉しい。

やっぱり時流は変わっても
「レーゾンデートル」が明確なお店は選ばれるのだ。
それにしても“鯛のなめろう”は新鮮で美味しかった。


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絶品のなめろう!

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みんな満足そうだ

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カレーもおいしかった

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安くて美味しく、 気持ちよく過ごせる店

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年配者をくすぐる「おっしゃる通りです」

…てことは、もっと拡大するってこと!?
「おっしゃる通りです」
まさにこのフレーズ。

経営者と話すことやインタビューすることが多い立場として、
このところ度々この「おっしゃる通りです」を耳にする。
私にとっても耳には快い言葉ではあるのだが…

この言葉を多く耳にするには訳がある。
私が話しの先回りが出来るようになったということもあるのだが、
決定的なことは私が白髪アタマになったってこと。
お会いする経営者は当然私よりだいぶ若い方々が多くなって来ているが、
若くても経営者としての資質であり人間力も高いから
陽の当たるところに登場しているってわけ。

このところの月刊 CD「Business Today」のゲストをとっても…
博多ラーメン「一風堂」で拡大する
「力の源ホールディングス」清宮俊之社長は34歳!?
私達に坐禅の意義でありマインドフルネスを教えてくれる
精神科医で林香寺住職の川野大周先生はなんと38歳。
「エアークローゼット」の天沼 聰社長も38歳!?
(30代の経営者が続々と登場している)

そして、もうすでに東証一部上場企業となった
「M&Aキャピタルパートナーズ」の中村 悟社長は45歳。
あの石坂産業の石坂典子社長も実は40代の半ばなのだ。
(いや~Business Todayはいいゲストが多いねぇ…
興味のある方はこちらへ→http://bt.q-b.co.jp/business_today/)

とにかく若い経営者がビジネスの主軸となりつつあるということ。
時代は次なるステージに移ろうとしているということだろう。

そこでこれらの皆さんは、目上となる私に「なるほど」ではなく
「おっしゃる通りです」と言ってくれる。
言葉をしっかり選んでくれているのだ。
「なるほど」は相手に対する返答として、言葉自体は間違いではないものの、
「上から目線」の印象を与えてしまう可能性があるという。


こう考えると「おっしゃる通りです」がいかに使い良い言葉なのか。
もしかしたら、『年配者を味方につける“おっしゃる通りです”』なんて隠れ本が
電子本で既に出版されてるのかもしれない。

そういえば元船井総研社長の小山政彦氏も若手経営者から
「おっしゃる通りです」を何度か繰り返され、
滅多に褒めない小山政彦氏も
「アイツはできる経営者だ!」なんて言っていた記憶が…

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月刊 CD「Business Today」

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2018

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六花亭 VS Amazon

いつも十勝の帰りには決まってどら焼きを買ってくる。
六花亭のどら焼きだ。
ブランドだからというより、もちろん美味しいからなわけで…

先日ついに六花亭が「カンブリア宮殿」に登場していた。
そう小田 豊オーナーが出演していろいろと語ってもいたわけだが、
改めて六花亭の凄さを確認した次第。

あの 日刊社内報の「六輪」の話をしていたのだ。
拙著『非効率な会社が上手くいく理由』にも出てくる「六輪」だが、
当時の小田社長から「六輪」を見せられた時、
とにかく驚きそのことを本に書いた。

もう一度繰り返すが「六輪」は日刊の社内報なのだ。
日刊とは毎日発行してるわけで、常に記事を編集している人たちがいるということ。
そして、その記事のネタとなる社員から上がってくる原稿(231文字)を
経営サイドが全て目を通して選んでるという。
毎日である。
多い時は1,000通も読むというのだ。

六花亭が今もお客様から人気があり、働く人たちの満足も高いという
“いい会社”としての理由はまさにこの非効率にあるのだろう。
だから当然、毎年の採用への応募も多いという。
それでも、入社してくるスタッフの価値観のベクトルだけは
しっかり合わせているというところも、
六花亭ならではということなのだろう。

さて、ここで注目の「Amazon」。
ジェフ・ベゾス氏率いる「relentless」
(情け容赦ない)のAmazonはどうなのだろう。
日刊社内報のような稼ぐのに非効率なことはやるわけないし…
それぞれの部門のコミュニケーションは取らない方がいいとしているし。

きちんとスタッフのAmazonとしての価値観のすり合わせはしているのだろうか⁈
Amazonの“ES”すなわち従業員満足は高いのだろうか?
実のところ、この従業員満足とブランドは深い関係があり、
長いレンジで考えると、
“CS”すなわち顧客満足とこの従業員満足度とは
表裏の関係にあると私は考えている。

まだ、起業して20数年なのに地球規模で躍進するAmazon。
そのESとCSの関係はどうなっていくのか⁈
時価総額は高いが、“いい会社”としてもその先へ歩んで行けるのだろうか⁈
果たして、Amazonは多くのスタッフを抱えて今後どう歩んで行くのだろう⁈

北海道から出ない六花亭と地球規模で拡大するAmazon⁈
その目指すベクトルは大きく違う。

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ついに六花亭が「カンブリア宮殿」に

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改めて六花亭の凄さを確認した

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