これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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05/28
2018

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大棟耕介のディファクト・スタンダード

“クラウン(道化師)”を仕事にしてやっていきたい。
ホスピタル・クラウンとして、
長期入院の子どもたちに笑顔を届けたい。
大棟耕介氏はとにかくチャレンジャー。

「よいと思ったことや、このことは間違っていないと確信したことは、
自分が率先して始めるべきです。
ディファクト・スタンダード(事実上の標準)という言葉があります。
自分が率先して正しい規範を作り、それを示し行えば、
真っ先に規範を作り示した人が一番強いという意味です。」

これは鍵山秀三郎相談役の「1日1話」からの引用なのだが、
相談役自信がカー用品会社を創業したときも、
徹底した掃除を始めたときも、
自分を信じて規範づくりを実践してきたということ。

「クラウンK」こと大棟耕介氏も大手鉄道会社を退職し、
仕事として成立するかどうかわからない
クラウンを仕事としてスタートした。
そして、クラウンを養成し、様々なイベントに派遣することで
事業展開していこうと…

あるとき、クラウンドクターのパッチ・アダムスに出会い、
ホスピタル・クラウンの存在を知り、
日本でも子ども達が入院する病院訪問を始めることに。
今では、日本ホスピタル協会を立ち上げ、
全国100近くの病院を定期的に訪問しているという。

そして、東日本大震災以降、被災地でもサーカス用のテントを張り、
ボランティアとして定期的に訪問しクラウン活動を活かして
活躍しているのだ。

先日、大棟氏が立ち上げた会社「プレジャー企画」が
ついに20周年を迎えた。
(私も名古屋の名鉄ホテルに駆けつけたわけだが…)
行く先の見えない状態でスタートしたクラウンの会社が、
ボランティアも多くやりながらも20年間継続してこれたのだ。
(すばらしい!)

この記念イベントに参加した多くの経営者たちが、
口をそろえて「こんな会社こそ、協力、応援するべきだ」と。
まさに、その通り!
社会に、そして多くの人に、かけがえのない役割を
担ってくれる会社が継続できなくては、
その先の未来に期待はできない。

このところ私は、“Fine Choiceの実践”が大切と
度々語っているわけだが、
まさに、私たちがどの会社に依頼するか、
どの店から買うかを“Fine Choice”しようということなのだ。
日本初のチャレンジをくり返し、
クラウン事業をここまで継続してきた大棟耕介氏率いる
プレジャー企画を、みんなで応援しよう。

大棟氏がつくりあげてきたディファクト・スタンダードを
より確かなスタンダードに!

イベントには、クラウンを呼ぼう、似顔絵師を呼ぼう。
そのイベントが笑顔でいっぱいになること間違い無し。
そして、ホスピタル・クラウン協会も応援しよう。

詳しくは…こちら!
http://www.hospital-clown.jp/

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祝「プレジャー企画」20周年!

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大棟氏はとにかくチャレンジャー

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大棟氏と記念写真!

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イベントにはクラウンを、似顔絵師を呼ぼう!

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05/21
2018

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里山ココ・ファームからの恵み

「こんなはずじゃなかったんだけどねぇ~」
これは、初めて川田昇園長(故)とお会いしたときの第一声。
2009年の春だったような…
私は思わず「えっ!? それってどういうことですか?」と
聞くしかなかったのだ。

久々に訪れた足利の三角山は、
新緑の風を受けワクワクしていた。
そして入口に掲げられていたパネルには、
今年で葡萄畑開墾60周年と。

川田園長たちが私財を投じて足利の山林を買い、
障害を持つ彼らと開墾することになって
もう60年が経ったという。

残念ながら川田園長はもういないが、
立派な三角山とワイナリーがここにしっかりと存在する。

私がココ・ファーム・ワイナリーを知ったのは、
1999年に出版された「山の学園はワイナリー」
という本に出会ったからだ。
そして、ついに川田園長に会えることになり、
お会いしたときの第一声が冒頭の
「こんなはずじゃ…」だったのだ。

1958年、川田さん37歳。
学園の生徒たちは中学生だったわけだから15歳前後。
この子たちの働き場所をつくらないことには、
自立はありえないと考えた。
そこでいろいろと動き回り、
足利のこの急斜面の三角山に辿り着いたということ。

すなわち、36人の子どもらの自立のために
山林を買い、開墾し、葡萄など果樹栽培をしようと考えたのだ。

そこから約50年経った頃、
川田園長は80代も後半に入り子ども達も70代に。

川田園長は、この子らを自立させ、
そして彼らの最後を看取ってやろうと思っていたという。
ところが、子どもらは三角山での自然相手の日常により、
自信に満ちた健康で誠実な農夫に変わって行った。

だから90歳に近くなった川田園長は、
70歳を超える年齢になっても健康で逞しい彼らの姿を見て
「こんなはずじゃなかったんだけどねぇ~」
という言葉になったのだ。

川田園長からすれば、嬉しい誤算だったということ。
この誤算も、目の前の里山とのやり取りを大切にしながら、
子どもたちと必死に生きてきたからこその
“自然からの恵み”なのかもしれない。

そして、ココ・ファーム・ワイナリーでつくられるワインも、
自然の恵みを十二分に引き出し、多くの人たちに愛される
美味しさを発信し続けているのだろう。

ココ・ファームのシャルドネ主体の辛口ワイン
「風のエチュード」は、JALの国際線の
ファーストクラスラウンジで利用されているという。
(本当に美味しいんだよねぇ~)
とにかく里山と仲よくすることは、
いろいろな恵みを私たちに与えてくれることにつながるのだ。

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久々に訪れた足利の三角山

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今年で葡萄畑開墾60周年

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里山と仲よくすることは、恵みを与えてくれる

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残念ながら川田園長はもういないが…

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05/14
2018

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水漉し磨きと落合陽一氏の価値

黄色に白い水漉し(みずこし)が美しい!?
そしてトイレ掃除は私たちに“清々しい”を届けてくれる。
400人も集うトイレ掃除に参加してきたのだが、
久々に水漉し磨き担当となった。
それもヤリガイのある水漉しと格闘することに。

スクレパー、マイナスドライバー、ヤスリ、
サウンドメッシュ、そしてカネヨン(洗剤)と
いろいろな道具を駆使して磨き上げるわけだが…
中学校のグランドにあるトイレとあって、
その水漉しをおおっている尿石もスゴいのだ。
もちろんそれに伴って匂いもスゴいわけだ。

鍵山相談役と雑誌の企画で対談された方の話なのだが…。
「私は自分を磨くためにかなり多くの本を読んでいるんですが、
鍵山さんのような偉い方と直接お話をさせていただくと、
1時間の面会で本を10冊読むくらいに相当するんです。
ところがトイレ掃除というのは1時間やるだけで、
偉い人の話を10回聴いた程、すなわち本を100冊読むくらいの
価値があるんです」と語っていたのだ。

この方は、鍵山相談役の本を読んだことで
若者たちにトイレ掃除をすすめておきながらも
自分ではなかなか実践に至らず、
ついに実践したことによる体験からその価値を発信しての話。

まぁ~そのくらいトイレ掃除の実践は
価値があるということなのだが、その中にあっても
鍾乳石のような尿石がこびりついた水漉し磨きは、
トイレ掃除の中でも特別な作業で
尿石と格闘していると
いつの間にか我を忘れて没頭してしまうのだ。

水漉しの写真を見ていかがだろうか。
1時間ほどの没頭磨きにより、尿石はきれいに剥がれ、
瀬戸物なればこその光沢が見えてくるではないか。
自分で磨くとこの水漉しが頬ずりしたくなるほど愛おしくもなるのだ。
(やってみないことには、分からないんだよねぇ~)

さて、先週はこの週末のトイレ掃除の数日前、
ビジ達でも何度かご紹介している落合陽一氏にも出会えた。
そう、ナマ落合陽一の初体験である。
(甲野さん、ありがとうございます)

40人ほどの集まりでの講演だったこともあり、
落合氏を身近に感じながら「計算機自然」の話を聴くことができた。
「情熱大陸」であり、書籍でこれからの時代の行方を発信している
若くビビッドなの落合氏がそこにいたのだ。
(けっこう感動!)

ということで先週は、ナマ落合氏との出会いで
10冊の本を読んだことに相当し、
そして徹底したトイレ掃除体験で100冊の価値となり、
計110冊の本を読んだのと同等の1週間だったということだ。
ふふふっ、世の中甘い!
落合さん、トイレの水漉しと並べてしまって、すみません!

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水漉しをごしごし…

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水漉しの場所、わかりますか!?

中学校のトイレを綺麗に!

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落合氏の講演にも行ってきたのだ!

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05/01
2018

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“自分アップデート”の流儀

「アップデートしますか?」
「今すぐ!? 後で!?」
思わず“後で”を選択してしまうことが多いのだが…

iPhoneやiPadでは度々出会う「アップデートしますか?」。
ところであなた自身、アップデートしてる?
「えっ!? 自分自身のアップデート?」

そう、自分のアップデート。
すなわち自分の知識やノウハウを増強し、
次なるバージョンに更新してるかってこと。
それを度々実行しないことには成長もしないし、
時代の変化にもついていけないってことなのだ。

これまで中島流では“プロセス進化論”とか
“複利力”とかのキーワードで、
それまでの自分と進化した自分とを比較して
どんどんバージョンアップしていこうと発信していたわけだが…
ここでそれらを集約して「自分アップデート」としてみたのだ。

歴史の中で何度もイノベーションが起き、
社会システムやビジネスが革新され
人々は変化を余儀なくされてきたわけだが、
この地球規模でのテクノロジーの進化によるイノベーションは
これまで以上にさまざまな角度で
変化を求められているのかも!?

だから“自分アップデート”。
これまでも、いろいろと変えてきたつもりでも、
もっとその先を見据えての変化を強いられているのだ。

とにかくちょっとの知識や小手先での対応では
大きな流れの外にはじき出されてしまうのは間違いないだろう。
だから“自分アップデート”。
個人としてだろうが、リーダーとしてだろうが、
その変化の流れを見極めしっかり“自分アップデート”を
繰り返さない限り、流れに乗っていくことはできないということ。

そこで、私がどうにかでも時代の流れについていこうとして
“自分アップデート”する方法。
中島流“自分アップデート”の手法その1。
“キーパーソンとの出会い”。
本も手にするが効率的なのがいろいろな分野の
キーパーソンとの出会いをつくり出すこと。
やっぱりその道のプロは、先端の情報であり、
その先を見据えている。

その2は、“飛耳長目(ひじちょうもく)”。
国内はもちろん、海外も含め、時間をつくり出し自分の目で見て
自分の耳で聴いて体験してくる。
その3は、“チャレンジ&チャレンジ”。
小さなチャレンジでもいいから、
新たなことにどんどんチャレンジするってこと。
チャレンジさえすれば、例の“エコーロケーション戦略”により、
さまざまなフィードバックがもたらされるのだ。

“自分アップデート”の手法、いかがだろうか。
あっ! その4があった。
それらで得た情報や知識、ノウハウを自分流に要約して発信するということ。

この発信するというアクションの時に、
それらは自分の情報でありノウハウとなり、
自分のバージョンアップにつながるのだ。
(実はこの4が“自分アップデート”には重要なのだ)

さて、“自分アップデート”しますか?
「今すぐ!?」「後で!?」

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“自分アップデート”しますか?

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04/23
2018

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「五縁」を掲げて440年

創業から何と440年。
という記念イベントにお邪魔してきたわけだが…
440年というと、まだ江戸の時代にも入る前ということ。

織田信長が“長篠の戦い”で勝利してから3年、
“本能寺の変”まで4年という頃。
歴史上では“安土桃山時代”と呼ばれる時代である。
(尾張のうつけ者が全盛の頃ってこと)

さすがにパレスホテルの会場に集まっていた人たちは、
経済人、文化人など名のある人たちがいっぱいだったような…。
ただ見渡した限り、創業当時からお付き合いあった人はいないように見えた。
(もしいらしたらとにかく驚くわけだが…)

私がこの“とみひろ” 440周年イベントで着目したのは、
シンボルマークにも使われている「丸五(円の中に“五”の字)」。
この日の23代目冨田伝兵衛(浩志)氏の話にも出てきたわけだが、
冨田家では代々受け継がれてきた言葉が「五縁」だという。

人の縁、地の縁、時の縁、そして育縁、殖縁の五つの縁。
人との出会い、その地域との縁も大切に。
そして、時との縁、すなわちタイミングも大切ということ。
残りの2つ、育縁と、殖縁。
すなわち縁は育んでこそ、殖してこそ、
相乗効果もあり活性化するということなのだろう。
(中島流解釈だが…)

今回の440周年のイベント、手間もお金もかかるわけだが
このように多くの人たちを招き発信することで
改めて“とみひろ”をしっかり知ってもらい、
懇意に思ってもらうことに意義が出てくる。
これが育縁であり殖縁ということだ。
この“五縁”を意識した冨田家のこれまでの経営が、
440周年という長きにつながっていることは間違いないだろう。
この“五縁”を会社として掲げるかどうかは別にして、
「縁」を大切にして「縁」を育て育む意識はIotでありAIの時代だとしても
私たちのこれからのビジネスに重要に思えてならない。

もしかしたら“丸五”は丸い五縁という意味もあり、
縁を包み込むことの意味もあったのかもしれない。
とにかくいいビジネス展開のためにも、
会社の継続のためにも“縁”をもっと大切にしよう。
さて、我社QBもまずは100年に向けて…あと64年。
果たして縁を意識した64年後は、
どんなビジネスをもたらせてくれるのだろう!?

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とみひろのシンボルマーク

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創業から何と440年!

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縁は育んでこそ、殖してこそ

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経済人、文化人など名のある人たちがいっぱい

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