これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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03/19
2018

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「なくすを、なくす」は難しいかも!?

「忘れ物はないかな?」
店を出るときは必ず振り返ることにしている、のだが…
いや、家を出るときも必ず振り返ることにしている、のだが…

それでも忘れることが度々。
自転車のキーであり、手帳であり、ipadであり…
時々、こんなことも。
あっ、テーブルに置いていた携帯はどこに入れたっけ?
いつものズボンの後ろのポケットにはないし…
あれっ(^_^;) あれっ…

いま私は店を出るとともに会社に電話をかけようとしていたのだ。
この右手に持って耳に押し付けられているのは何だっけ…
いやぁ~冗談ではなく、ネタでもなく、
こんなことが本当に度々起こる。

こんなことが頻繁に起きるようになってきたとき、
JALの機内誌で「なくすを、なくす」を見つけたのだ。
なくすを、なくす…とはどういうこと!?
と一瞬思ったわけだが、
何か“私にとって”便利ツールではと思えたのだ。

そう、機内誌に目を通す年頃の人たちは、
みんな“忘れもの”世代だからだ。
しっかり、ターゲット特性にハマってしまっての注目。

しかし、だ。
この世代は、これらIot便利商品の
ネット注文と利用設定が苦手だから大変。
欲しくても、ここで半数が脱落することになる。
はっはっはっ、メーカーはわかっているのだろうか!?

それはともかく、私も“mamorio”を
利用してみようとは思っているわけだが…。
まずは忘れちゃいけない財布に“mamorio”を入れて、
手帳にもはさんで、ipadにもつけて…

そして、これらを忘れるとスマホに合図が来るわけね。
ふむふむ。
ところでスマホを忘れるとどうなるわけ!?
“mamorio”さん、その辺はどう考えているわけ!?

度々、スマホを忘れて家を出ちゃうんだよねぇ~
スマホを忘れたとき、知らせてくれる何かウェアラブルが必要で、
それを忘れたときの次なるウェアラブルが…

やっぱり「なくすを、なくす」は難しいかも!?

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Iot便利商品は続々登場している

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私も“mamorio”を 利用してみよう

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03/12
2018

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別府行くより、草津行こうぜ!

「今は、別府行くより、草津行こうぜ。」

“草津”が発信した広告なのか!?
いや、“別府”が発信したのか!?
いや、それとも…
果たして、誰が発信した広告なのか!?

答えは…“別府”。
別府市と西日本新聞が企画制作し、2月に掲出された広告だという。
このキャッチフレーズの横には小さめに
「元気があってこそライバル。」の一文が。

実は、1月末の噴火による風評被害に困っている
ライバル(?)の草津温泉を応援する広告だったのだ。
(お~粋な計らい企画だこと)
2016年4月に発生した熊本地震の影響で、
観光客は激減し、大きな風評被害を受けることになった別府温泉。
でも国や市など支援策を受けたことなどで、
年末年始にはほとんど客足は回復したという。

これら支援への感謝の意を込めて、
2017年から「別府温泉の恩返し」と称して47都道府県に
別府温泉の湯をトラックで運んで入浴してもらうという
企画を実施していた。
そんな中で、ライバルの草津温泉との交流もできていたことで、
今回の応援広告に至ったのだ。

うんうん、美しい。
この広告への注目によって、草津温泉はもちろん、
別府温泉にもいいリターンがあるように思えてならない。

そう言えば、「100万再生で本当にやります!」と言っていた
“湯~園地計画”も別府市長だった。
そして、あの100万回以上再生された
「シンフロ」も大分県の広報広聴課だし…。
(素晴らしい効果的な広報だこと!)
まさに、これからの広告活用とwebづくりが見えてくる展開。
広告とwebの連携がうまいのだ。

目先の利益しか考えず、我田引水の広告を展開する企業や
偽善的CSRを発信しアピールする企業がまだまだ存在するが、
時代の移り変わりとともに
“広告の役割”が変わって来ているように思えてならない。

そういう意味でも、“別府温泉”の広告から学ぶことは多い。
ぜひ「別府温泉の恩返し」ムービーを観て欲しい。
たぶん、別府温泉で心もカラダも温まってみたくなってくるはず。

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粋な計らい企画だこと!

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敵に塩を送るというが…

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前代未聞の企画だった

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行ってみたかったなあ~!

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03/05
2018

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里山“志本”主義の実践

なまこで、さざえで、きのこと小松菜の和えもの、
そしてじゃこ天…
見た目も美しいし、美味しい。

この後も、つぼ鯛の焼きものに金目の煮つけ、
ごぼうと竹の子の揚げ物と続く。

神楽坂の裏路地には、こんなこだわりの店があるのだ。
こだわりのキーワードは“宇和島”。
これらほとんどのものが宇和島から直送されている。
そして、ここの店主でもある板長さんも宇和島産。

だから、四国とかかわりの深い人にとっては、
この店で“じゃこ天”に出会っただけでも一家言あるようなのだ。
(先日も、一緒に来店した仲間が“じゃこ天”を語っていた記憶が...)

そう、“じゃこ天”と言うと愛媛の南予地方であり宇和島の特産品として有名。
ところがだ、この“じゃこ天”、もともとは初代伊予宇和島藩主の伊達秀宗が
故郷仙台をしのんで職人を連れてきて生産させたのが始まりだという。

あの仙台藩藩主の伊達政宗の長男である。
その時代、秀吉であり家康の権力争いの波にのまれて、
行きついた先が四国の宇和島だったということ。

約 400 年前、この伊達秀宗が仙台から職人を呼び寄せなければ、
この“じゃこ天”の存在もなかったのだ。
(文化とはこんなきっかけもあって形づくられていくということ)

日本は歴史と里山文化が深く結びついて今に続き、
その見た目の美しさもあるが、奥行きも備えた国なのだ。

この神楽坂にある“季彩やひで”もそうだが、
“志”を持って立ち上げ、徹底したこだわりでお客さまをもてなす。
こんなこだわったお店こそが、
日本の文化や里山もその先に繋いでいってくれるのだと思う。

だから私たちは“Fine Choice の実践”。
すなわち、こだわりの贔屓の店を選ぼうってこと。
安さやポイントにごまかされるな。
こだわりで勝負できないから、
価格やサービスに重きを置いているだけ。

次の世代に日本の文化や価値観、そして里山を残すなら、
こだわりの店を選ぼうではないか。
こんな志を持ったこだわりの店づくりであり、意味ある“Fine Choice の実践”を
“里山志本主義”と呼ぶことにしよう!

藻谷浩介さん、次回のイベントでは
里山資本主義でなく、里山“志本”主義でよろしく!

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宇和島直送の食材ばかり!

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金目の煮つけ

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こぼうとたけのこの揚げ物

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こだわりの店を選ぼうではないか

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02/26
2018

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「五輪五常」の姿勢が美しい

「歩夢(あゆむ)が1440をしたことで自分を後押ししてくれた。
 歩夢には感謝しているよ!」
とインタビューでしっかり言葉にしてくれたショーン・ホワイト選手。
まずは、平野歩夢選手がフロントサイドダブルコーク1440の連続技に成功!
その得点、95.24点。すばらしい!

この時点で絶対王者のショーン・ホワイト選手は94.25点の2位。
アメリカ開催のワールドカップで100点満点をたたき出した実績まで持つ、
まさにレジェンドのショーン・ホワイト選手。
後は3回目の試技を残すのみ。
(まぁ、これで歩夢の金は70%は堅いと思っていたわけだが…)

ということで、ラストの試技でショーンは歩夢に対抗して、
自分を病院送りにしたダブルコーク1440の連続技にチャレンジ。
そして97.75点をマークし、トリノ五輪、バンクーバー五輪に続いて
3つ目の金メダルを獲得することになったのだ。

そして、冒頭のコメントとなったわけだが…
勝者は自分のことだけにとらわれず相手を讃えられるかどうか!
ここに、その人の人間性が見えてくるのだ。
スピードスケート女子500メートルで
金メダルを獲った小平奈緒選手は、銀メダルに終わった
韓国の李相花(イ・サンファ)選手の肩を抱きしめ声をかけた。
3連覇がかかっていた李選手の気持ちを察しての行動だったようだ。

今回の冬季五輪でこれらの光景を観て思い出すのが、
1964年の東京オリンピック男子柔道無差別級での決勝戦。
オランダのへーシンク選手と神永選手による決勝の戦い。

残念ながら神永選手は袈裟固めによりしっかり負けてしまうのだが…
へーシンク選手は主審からの勝ち名乗りを受けても
勝者としてのポーズを取らず、まずは、敗者の神永選手に寄り添い讃え、
そして、観客席に向け2人で感謝のお辞儀をしたのだ。

この姿、この姿勢は対戦相手にとっても、
どちらの出身国にとっても、いや誰から観ても“美しさ”を感ずる。

そして、地球規模の祭典であるオリンピックの意義をも感ずるのだ。
まさにこれが“五倫五常”の「仁、義、礼、智、信」の真髄といえるだろう。
中島流では、オリンピックにおけるこの美しい姿勢を
“五倫五常”あらため「五輪五常」と呼ぶことにしよ~っと。

私たちのビジネスにも、この五常の姿勢を常に活かしたいものだが…
これがその会社や人の“徳”につながるんだなぁ~。

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相手を讃えられるかどうかに、人間性が見えてくる

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2018

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100年時代の“無形の資産”づくり

“The 100-Year Life”
100年時代の人生戦略だって!
まさにそんな時代なのかも!?

この本によると…2050年には、
日本人の100歳以上の人口は「100万人」を突破するって言う。
(げげっ!)

すでに100歳以上の人は6万人以上もいるのだ。

2050年は32年後だが、確かにいま70歳を迎えた団塊の世代が
100歳を超えるタイミング。
もしかしたら私も90代の中頃となり、まだ生きている可能性も…
(ぜんぜん、想像できないが…??)

ここから30年以上も人生があると捉えると…

ほとんどの人は、金融機関や資産管理の関係者に侵されていて、
ついついお金であり有形の資産を貯めなきゃと
思ってしまうわけだが…。
私が本当に大切だと思う資産は、“無形の資産”。

この“無形の資産”があれば、もっと仕事もできるし、
人や社会に貢献することができるわけ。
すなわち、自分にとっても社会にとっても存在理由があるってこと。

もう一度くり返すが、“有形の資産”より“無形の資産”
のほうがその後の人生に意味をなしてくるのだ。
ふっふっふっ…この“無形の資産”について、知りたくなったでしょう。

例えば…
今後にも活かせる“スキルやノウハウ”があれば、
多くの人たちが欲しがるわけだし、
さまざまな分野の“人脈”があれば、人にも紹介できるし、
自分が何かするにも有利に展開できるわけだ。

そこに信頼度、すなわち“徳”があれば
もっと多くの人たちが動いてくれることに。
これらを活かせば、新しい仕事だって起こせるし、
必要なお金だって稼げ、充実感も得ることができるってこと。

おっと忘れてた。無形の資産の中でも
肉体的精神的な健康は必須条件。
これはとにかく大切。
さまざまなやる気であり、チャレンジ精神もこれがあってこそなのだ。
(詳しくは、来週の“ビジネスの達人”を見て欲しい)

ざっと書き出してみたが、“無形の資産”とはどのようなものか、
伝わっただろうか。
“有形の資産”もあることに越したことはないが、
“引退”というタイミングが特にないこれからの時代には、
そこに注力するより“無形の資産”に焦点を当てたい。

少なくとも還暦を迎えてから、30年を過ごすと考えると、
第2の人生がここから始まるように思えるのは私だけだろうか。
だから還暦がくる前から第2の人生ステージに向け、
無形の資産を貯蓄しようではないか…

あっ! こんなこと言っても
私はすでに第2のステージに入ってしまっていた!?
まだ間に合うと思いたい。

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100年時代の人生戦略だって!

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