これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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ビジネスの達人

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03/16
2015

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中里流まち工場の仕事道

「社員数は上限28名と決めている」。

そう言いきるのは、
全国47都道府県すべてに取引先を持っている
中里スプリング製作所の社長・中里良一氏。

中里スプリングは、6800種類以上の
精度の高いバネをつくっている町工場。

その中里社長の経営方針を聞くと、
実に独特な価値観をもっていることがわかる。

たとえば、「嫌いな取引先は切ってよし!」。
社長は、酒やゴルフ、カラオケなどを
むやみに誘ってくる企業とは取引しないという。

これだけでも、普通とは違う会社、
いやむしろ非常識な会社とも言えるだろう。
しかし、そうした経営方針であっても仕事は増え続け、
社長就任時点では、15社ほどだった
取引先が、1700社以上に成長したのだ。

また、仕事の請け方も、ひとつの取引先に
大きなウエイトを置かないようにリスクを分散しているという。

一見、非常識に見える経営方針も、十分考えられた発想なのだ。

それは、中里スプリングで働く社員が
働き易い環境づくりを追求し、
さらに良い経営状態を維持するためなのだ。

良い環境づくりを表す具体的な例がある。
それは、年間を通して一番の評価を受けた社員は、
会社の設備も仕事時間も自由に使って、
つくりたいものをつくってよいという制度。

また、地方の町工場ということもあり、
たとえ社員の平均点は低くても、
光る長所をしっかり伸ばしてもらう。
足りないところは、みんなで補えばいいのだ。

こうすることで社員の存在理由も醸成することができ、
イキイキと仕事ができる環境をつくれるということ。

非常識に見えるが、
理にかなっている経営なのだ。

中小企業であり町工場だからこその規模を
活かし、社員のモチベーションも
維持しながら安定した経営を続ける。

これこそ、中里流“まち工場の仕事道”なのだ。

そんな中里氏の仕事道がたっぷり聞けるラジオBUSINESS LAB.は
3月22日、29日(日)それぞれ朝6:00から!
ぜひぜひ聴いていただきたい!!

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ラジオに出演していただきました!

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非常識な経営方針を語る中里氏

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03/09
2015

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「ザ・フナイ」に8,000字掲載!

「これから75年、選ばれるビジネス」
このタイトルを目にすると読んでみたくなる!?

そして、こんな書き出しで始まった。
「これからの時代に選ばれるビジネスとは?」
誰もがその問いかけの答えを知りたいことだろう。

ところで、なぜ私が“75年”に
焦点を当てたかというと、
実は、この2015年は、中島流に
言うとパラダイムシフトの時なのだ。

わかりやすく言うと、
枠組みの転換期ということ。
もちろん私だけでなく、
多くの先輩たちも転換期と語っている。

2015年から75年くらい遡ると、1940年。
つまり…
この辺のくだりは、たびたび“ビジ達では登場する
「中島流パラダイムシフト75」のこと。

ここから、約8,000文字の文章が続く。
これは「ザ・フナイ」3月号に掲載されたもの。
(webで検索してみると、その書き出しが読めるのだ)

久々に長い文章を書く機会となったこともあり、
結構、真剣に取り組むことに。

さすがにいつもの1,000文字くらいの
コラムとはちょっと違う。

でも、“ビジ達”で毎週、5コンテンツも
発信していることもあり、
その内容には、事欠かなかった。

やっぱりポイントは、それらの事例を
どうつなぎ串刺しにしてまとめるか。
すなわちどう編集するかということだ。
(いいまとめ方ができたと思うが…)

それはともかく、改めてこのところの
いろいろな中島流の注目の企業事例を
集めることで、確かにこれからの時代の
“選ばれるビジネス”が見えてきたのだ。

ちょっと無責任な言い方であるが、
「これから75年、選ばれるビジネス」と
タイトルをつけときながらも、
書きながらその共通点であり、
傾向をシミュレーションすることで、
しっかり見えてきたということ。

少なくとも“これまでの常識”通りに
やっていたのでは、“選ばれるビジネス”
側には入れない。

すなわち、大胆で潔い革新を図り、
しっかり徹底できるかどうか…

このところのビジ達では
何度も語っていることだが、
その会社ならではの“存在理由”のある
ビジネス展開をしないことには
選ばれ、そして事業の継続はできないのだ。
うんうんヽ(´o`; ということ。

どんなビジネス事例が紹介され、
どんな結論になっているのか興味のある方は
まず、「ザ・フナイ」で検索してもらいたい。
すると、3月号の表紙がでてきて、
右サイドに「中島セイジ」の名前が…

何と今どきは電子版もあるよう。
クリックして買うか、買わないかはあなた次第。
「ザ・フナイ」

ナマで中島から直接聴きたい方は、
4月16日(木曜日)のαクラブ定例セミナーで!
第129回αクラブセミナー

あれっ?いつの間にかPRになっちゃったσ(^_^;)
はははぁ

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中島セイジの名が!

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見てみて!

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パラダイムシフト75だ

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お申込みはじまってまぁ~す♪

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03/02
2015

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創業の地、早稲田探索!

おっ!この珈琲館、まだあるんだ。
30数年前、採用のための面接に
利用させてもらった記憶が…

そう言えば、募集告知に
「美味しいコーヒーごちそうします」って
書いたっけ。
いろいろな人たちをここで面接したなぁ~。

そしてここが33年前
創業した時の“米川レジデンス”。

この扉の奥の半分地下のようなマンションの
一室からスタートしたんだ。
33年経つけど、まだまだそのマンションは
しっかりとそこに存在している。

あっ!スーパーSantoku。
すぐ前の表通りにお店があったこともあり、
最初の頃は仕事がなくて
“Santokuでアルバイトしようか”なんて、
みんなで冗談のようで
本気モードもあって言ってたっけ。
(さすがにその頃は、
やりくりは大変だった。
あっ、馬券が当たって、
やっと写植代を払ったのもここでだ)

この早稲田の地も、
ビルが多くなり街の様子は
30年前となかり変化しているが、
私との関係でポイントとなるお店は
まだ存在してくれている。
なにげに安堵感。

そして、いつも美味しいラーメンを
食べさせてくれたメルシー。
もう、営業して50数年経つという。
あの競馬好きの主人はいつの間にか
厨房からはいなくなっていた。

久々に食べるメルシーのラーメンは
やっぱり美味しい。

少し大きめの煮干しとモミジ(鶏の足)を
しっかり煮込んで今もダシを
取っているのだろう。
ず~~っと味も変わらず、
メルシーのラーメンの味だ。

そしてそして、ラーメンの
価格が何と今だに400円。
記憶では、30数年前は、
300円前後だった記憶が…

とにかく美味しくて安いのだ。
無闇に値段を上げない。
他の店との比較もしていない。

来店する学生たちにとって、
来店しやすく食べやすい価格かどうかが、
このメニューの裏づけなのだろう。
このメルシー“存在理由”の徹底がスゴい。

だから、店の躯体やインテリアに
ほとんどお金をかけない。
ということで、店の雰囲気は昭和の食堂のまま。

この徹底で50数年の経営実績は、すばらしい。
本当に多くの早稲田の地の学生たちが
お世話になったことだろう。

もしかしたら早実にいた
王貞治さん含め…数十万人?
いや、もっとかも…

メルシーの初期の頃にお世話になった学生は、
もう70歳を超えているってことだ。
すばらしい貢献。

もちろん、私もメルシーにお世話になり、
お陰様で会社も33年経ったわけだが…
メルシーの“存在理由”を
つくり徹底することが、
多くの人たちから選ばれ
支援される理由なのだろう。

我社(QB)の“存在理由”をもっと
しっかりつくらなければ…
メルシーに負けない、ダシづくりを…!

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お!メルシー!

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うわ~!なつかし~!

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店内もあのときのまま!

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価格も学生をいまだに支えているのだろう

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お~この珈琲館も!!

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02/23
2015

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東京マラソンは“いそがわ回れ”

4時間23分23秒。
すばらしい!
東京マラソンのタイムでも
東京23FCの“23”を主張する西村氏。

そして、初マラソンの
木地本氏が5時間台で完走。
やるときはヤル男!
Finisherしかもらえないメダルと
バスタオルを手にしてニコニコの表情。
とにかくやり遂げることがスゴい!

42.195キロは遠い。
それなりのマラソンの実績のある人でさえ、
何度も途中で“やめようか”
という誘惑に誘われるという。
(東京マラソン関係者の
“リタイヤさせない仕掛け”もスゴいが…)

42.195キロを走りきるエナジーがスゴいのだ。
そして、やり遂げることによって、
次なる自信というエナジーが備わる。

マラソンも100キロ歩きもそうだが、
一見たくさんの体力を使うムダな
イベントのように見えるが、
その精神的ストレスも含め、
これがその人の“人間力”に…
結構その人の“人間力”にプラスされるのだ。

もしかしたら、そのための体力づくりや
体調の管理など準備の方が、
その後にいい影響を与えるのかもしれない。

私たちは、ついつい直接的に
利のあるところであり、
得のあるところを
優先しまいがちだが…
実は一見、利にもつながらず
得にもならないところにこそ、
“徳”が身につく要素があるということ。

小さい頃、よく学校の先生が
“いそがわ回れ”と言っていた。
一級下の学年に“五十川”という男子生徒がいて
よくボクらは“ほら五十川、回れ”と言っていたのだ。

実は先生方は“急がば回れ”と言っていたのだが…
五十川くんは先生がその言葉を
言う度に憂鬱な顔をしていた記憶が…

でも、まだ小学生の私たちは、
先生が口にする度に五十川くんの顔を見て
何か言っていたのだ。

その話は置いといて…
多くの先生が“急がば回れ”を事あるごとに
口にしていた記憶がある。
先生方は、自分の体験も含め子供の私たちに
その言葉の意味の大切さを伝えたかったのだろう。

私はその言葉の概念を取って
“いそまわ論”と呼んでいる。
すなわち、“急がば回れ”の意味を基本にした論。

人はついつい目先を優先して近道を選びたがるが、
近道はリスクも多く、その後に使えるノウハウや
要素も少なくなってしまうという考え。
(あくまで中島流にしているが…)

ビジネスにおいても、思わずショートカットして
その仕事を獲りに行き、そして終結させようとするが、
実はその後の企業展開を考えれば、手間をかけ
少しずつ少しずつ信頼をつくり、
そして顧客の満足のいくところまで
行き着き、終結した…

考えてみると、人生はもっとそうなのかも!?
一見効果に繋がらないムダに見えること、
その繰り返しによって、
その人に何らかの人間力(“徳”につながる要素)
が備わり、結果として…

あっ、鍵山相談役もこんなことを言っていた。
「自分の得にならないことをやることです。
メシの糧にならないことが、
心の糧になるのです」だって!

ビジネスも、人生もマラソンや
100キロ歩きより長~い活動。
あまり焦らず、目先を追わず、
でもいろいろとチャレンジすること。

それが、ロングレンジで見るとより
充実した意味あるものにいろいろと
変化していくということなのだろう。

でも、100キロは歩いてもマラソンは
チャレンジするのはやめよう。
私のDNAにその要素が欠けているように思えるからだ…
それでも週に2度は3~5キロは走り続けよう!

メンタルのためにもフィジカルのためにも
“急がば回れ”だから…

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東京23FCの“23”を主張する西村氏

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やるときはヤル男!木地本氏

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42.195キロ

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お疲れ様でした!

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02/16
2015

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自転車もビジネスも、Keep Left!

自転車もKeep Left
車道では左!

先日、こんなチラシを警察官の人たちが
飯田橋の交差点のところで道行く人たち配っていた。
私は自転車だったこともあり、
ティッシュと共にしっかり手渡されたのだ。

自転車は車道が原則。
てことは、一応歩道を走るのも
許されてはいるということ。

“携帯電話使用運転は禁止”
“傘さし運転は禁止”うんうん、知ってるよ~。

“イヤホーン等使用運転禁止”
あ~こんな輩にときどき出会う。

そして、このところはタチの
悪い違反車が多いこと。
一番、恐いのが、車道の右側を
走ってくる対向自転車。

きちっと左を走っている私が、
どちらにかわしたらいいか
わからなくなるんだよねぇ~。

やっぱり“Keep Left”は守って欲しい。

ビジネスでも、いまだに右側を走ってくる
経営者がいるから恐い。
この時代の変わり目は、どうしたって左側でしょう。

左側、すなわちビジネスの革新を実践しなければ
次のステージに行けないということ。

これまでの業界の慣習に甘んじて右側を走っていると、
それは“斜陽”を意味していると言っていい。

たとえば、
★価格をどう安く売るかに固執しているとか。
★売り上げの増大ばかり追っているとか。
★都合のいい効率的マニュアルづくりを常に模索しているとか。
★会社のスタッフをいまだにコストと考えて経営しているとか。

こんな発想をいまだにしているビジネスパーソンを
私は右派“コンサバ”と呼んでいる。
これでは、周りの関係者がたまらない。

やっぱり、この時期、左派であり
イノベータ―でなければ
“日の当たるビジネス”は
展開できないのだ。

だから、ビジネスもKeep Left.
とにかく、自分が運転者の意識をもたないことには、
イニシアチブはとれない。

だからと言って、ルール違反の運転には気をつけよう。

ビジネスの運転も、美しく!だよねぇ~。

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運転は“美しく”!

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愛車でルールを守り安全運転

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Keep Left!!

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