これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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08/11
2014

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中村座の“環境が人をつくる”

父の亡くなった日にも
弟の七之助と共に舞台を務め、
涙をこらえて口上を述べていた勘九郎の姿を
テレビで観ていた記憶がある。

そして、今年の7月には、
父・勘三郎が始めたニューヨーク公演を
7年ぶりに開催。
いや“敢行”と言った方がいいかも…

外国人7割以上という満席のお客様から拍手喝采が…
というか、スタンディングオベーションが
鳴りやまなかったという。

これまでは、あくまでテレビの中の人として
見ていたのだが…
ついに今回、新しい歌舞伎座で
観覧のチャンスが巡ってきたのだ。
(山尾さん、ありがとう!)

古典歌舞伎ではない出しもの
(谷崎潤一郎作の「恐怖時代」)だったこともあり、
とても面白く見させてもらった。
勘九郎も七之助も、かなりの活躍ぶり。
お客様のその満足度も見てとれる程。

そしてパンフレットを見ると、
一日の出し物中の4つの物語に
二人が登場するでがないか。
(私は、その内の1本だけしか観れなかったのだが…)
それにしても、二人とも、しゃべりも多いし、
舞台に登場している時間も長いのだ。

味を出すには、もう少し時間はかかるが、本当に驚きの活躍。
勘三郎が元気な頃は、まだまだこれからの役者と
見ていたのだが…

もしかしたら、これが“環境が人をつくる”と
いうことだろうか。
まさに、勘九郎のこの2年(1年半)の
責任感と役者としての成長には
目を見張るものがある。

勘三郎の突然の死が中村兄弟に大きな転機を
もたらしたと言っていいだろう。

そう、ビジネスもいっしょ。
人が“仕事ができる人間”になるのは
ある瞬間からだ。

徐々になるのではなく、その時は突然にやってくる。
何かのきっかけで環境が変わるとき、
突然やってくるのだ。

もちろん不断から“ビジネスの筋トレ”は
やっておかないと、そのときは来ないけどね。
とにかく“筋トレ”は大切ということ。

中村兄弟も、役者としての“筋トレ”は
かなりやっていたようだし、
常に工夫もしていたというし…。

これで今後の歌舞伎界も
だいぶ楽しみになってきた(^▽^)
ワクワク

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新しくなって初めての歌舞伎座!

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ワクワク♪

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はじまりはじまり~

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結構、入ってますぇ~!

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08/04
2014

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ジムも、“推して知るべし”


(私)「ルールは守りましょうよ!」
(オバ)「何で!いいじゃない、後ろの人がいないんだから…」
(私)「やっぱり、マナーとして書き換えはいけないですよね。」
(オバ)「そんなマナー、私は知りませんでした。」

“醜い!”と、心の中で叫んでしまった。
(もう少しで、声に出して投げかけるところだったのだが…)
いや、そのオバさんの顔や体型が醜いと言っているのではなく、
言い訳をするその人間性にだ。

このやり取りは、私がメンバーとして通う
フィットネスクラブでのこと。

オバさんは、まずランニングマシンの予約を
13:30~14:30としていた。
ところが、少し遅れてきて、その予約時間を
13:40~14:40と書き換えてまたどこかに行ってしまった。
(私のようにその時間を見て諦め、
別のマシンにする人もいるのだ。)

そして、おのオバさんが13:40過ぎに来たとき、
冒頭のやり取りとなった次第。
(私は、なぜかこんなことでも見過ごすことができないのだ)

実は、このフィットネスクラブ、
マナーの悪いメンバーが結構いる。
大きな音をさせながらランニングする人。
マシンやダンベルを音をさせながら雑に扱う人。

マシンの使用後、汗を拭きとらない人。
仕上げの柔軟体操スペースで、
いつまでもおしゃべりしていて
なかなか場所を開けない人たち。
(う~残念だが…)

そのオバさんとのやり取りは、冒頭の程度で
終止符を打ち、その日の帰りにフィットネスクラブの
スタッフにいくつかの問題点を報告し、
前向きに対応してくれるようお願いした。

仕事柄、たびたび行き着くテーマなのだが、
“そのお店のレベルは、お客で決まる”ということ。
お店のお客やスポーツジムのメンバーを見ると、
そのお店や会社のレベルが見えてくる。
(これも、“推して知るべし”ということ!?)

実は、お店やジムだけでなく、どの業種業態でも
いっしょなのかもしれない。
自分たちが目指すビジネスをしっかり上のレベルに
設定しないと、現場では、このようなことが
起きてしまうのかもしれない。

それにしても、日本もまだまだ民度が低い。
人が見ていなければ、自分にとって都合のいい
行動をとってしまうのだから。

その行動を見て、“推して知るべし”と言われたくないものだ。

まずは、自分も“自分だけ、今だけ、お金だけ”的
価値観を修正しなくては…

2020年は、もうすぐだ。

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マナーが民度を語る

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次の人のことを必ず考えて行動したいものです!

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心と体型と行動は連動しているような…

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07/28
2014

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“アドラー哲学”との出会い

「嫌われる勇気」。
「“アドラー”の教え」。
「自由とは、他者から嫌われることである」。

これらのタイトルやフレーズで手に取った
わけではないと思ったのだが…
「すべての悩みは、対人関係の悩みである」
これかなぁ~

「フロイト、ユングと並び
“心理学の三大巨頭”と称され…」
というリード文もあった。
とにかく、手に取りパラパラと見ていて注目したのは、
青年と哲人の対話形式のところ。

少なくとも、レジに持って行った理由は、
哲学的内容と問答形式だったことだ。

やっぱり、石田梅岩の「都鄙問答」も
そうだが、なかなか伝えにくい概念は、
ストーリを持った問答形式がいいということだろう。

ある先生(哲人)と考え方を異に
する人(青年)とのやり取りなのだ。

もしかしたら、そうでもしないと伝わりにくい
“哲理哲学”がそこにあることに期待したのかもしれない。

こうして出会った「アドラーの考え」に
いろいろと学ばしてもらった。
日々のビジネスでよく起きる問題の
答えがそこにあったような!?

経営者の集まりでも度々テーマとなることの
問答があったのだ。
人間社会のことは、すべて地続きってこと。
人間の根っこはいっしょということだろう。

それにしても、記憶に残る本や人物との出会いは
突然やってくる。
毎朝のゴミ拾いと似ている。

あそこにタバコの吸い殻が2つほど見える。
ちょっと離れているが、ここは拾うことにしよう。

そして、その吸い殻に近づいてみると、
その奥の植え込みの中にカンやペットボトルが
見つかったりするのだ。

ラクをせずちょっと“勇気を出して”近づいてみることが
記憶に残る出会いをもたらしてくれるということだ。

あっ、この本の中でも“勇気づけ”という
キーワードがあった。

課題に“立ち向かう勇気”がないと、
さまざまなものは解決されていかないと…

さて、この「嫌われる勇気」をひと通りは読んだが、
まだまだ日々の行動や発進する情報に
落とし込むのは難しい。

ここは、勇気を出して、もう一歩近づいて
しっかり使える情報にしなくては!
ここからは、ゴミ拾いより難しい気がする。

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「嫌われる勇気」ふむふむ。

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ひかれる言葉だった

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ここで出会った!

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07/22
2014

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何度読んでも、感動の日記がここに

「税金を出して貧乏になっても
 どこまでも商人として信用確保。
 村民、社会人としての信用は
 まさに紳士的な行動でなくてはならない。

 社会が悪い。社会が悪いから
 俺も悪くなければ生きられないと
 世人は皆言う。小生もそれを幾度思ったろう。

 自分だけは清浄でやろうと思って戦争中、
 ずっと7年間守って来た。
 ヤミもやらなかった。正しき生活の上に
 強い基礎が立つのだと言って来た。
 供出も率先してやった。

 貯金も公債消化も公職も。
 しかしこれらはみんな無駄になった。
 政府の命に背いた者は金も儲けた。
 追放にもならなかった。

 新円の春にほくそ笑んでいる。
 自分もやろう、ヤミをやろう、
 新規事業でボロい儲けもやろうと思った。
 しかし、やらないうちに自己の良心は
 また清らかにいけと教えてくれる。

 インチキの商売でぼろい儲けをするよりも、
 親切な良心的な商売によって 
 長い信用を築けと教える。
 人が良心的ならざる時、
 良心的になることが長い信用確保の
 唯一の道だということを教える」

これは、石川酒造16代目当主の1947年1月の日記。
戦後、1年半の大混乱期のときの日記だ。

感動を覚える、すばらしい内容!
そのときの16代目の心の動きまでもが
伝わってくるではないか。

人が良心を失い、義をおろそかにしている時こそ、
“長い信用確保”の時だと語ってくれている。

でも、多くの人たちが
「自分だけ、今だけ、お金だけ」に
集中しているときに、
自分だけ良心を失わず社会性ある対応を
徹底できるだろうか。

そこで注目する言葉は“品格”。

代々継続している石川家には、
品格があるのだ。

やっぱり、不断から“品格”ある考えや
行動を心がけていない限り急には無理だろう。

ちなみに、私には“品格”を少しでも
保つための座右の銘がある。

それは、“美しく、生きる”だ。

自分の心が俗っぽくゆれ動くとき、
“美しく、生きる”を念仏のように唱えている。

もしかしたら、時代の変わり目の今こそ、
良心を失わず、義を大切に判断するときかもしれない。

7月27日&8月3日の日曜日にInterFMにて
石川酒造の18代目 石川彌八郎さんが出演します!

お聴き逃しなく♪
――――――――――――――――――――――
InterFM『BUSINESS LAB.』
東京76.1MHz・横浜76.5MHz
毎週日曜 朝 6時から好評放送中!
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18代目当主 石川彌八郎氏

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暖簾を守りづつける

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東京都福生市にある酒造です!

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07/14
2014

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先代のα5000は、選手登録抹消

このカメラ、ソニーの“α5000”。
新品だよ~。

かなりいい写真が撮れるよ~。
すでに3ヵ月くらい使ってるから、
使い方のコツはだいぶわかってきたよ~。

でも、この“α5000”は新品だよ~。
「???」
まだ、10回もシャッターを押して
ないくらいの新品だよ~。

さて、“α5000”を買ってから3ヵ月。
なのにいま私の目の前には新品の“α5000”がある。

実は、先代の“α5000”は約3ヵ月で故障者入り。
残念だが出場選手登録抹消ということに。

言い方によっては、選手生命も失ったと
言ってもいいのかもしれない。
(ヤンキース田中将大投手は、
オールスター直前で右ひじ靭帯損傷だという。
まずは、6週間くらいの登録抹消で終わることを祈る)

先日、有楽町のビックカメラで新品の
“α5000”と取り換えてもらってきたのだ。
もちろん、そう簡単に取り換えてくれたわけではないのだが…。

シャッターを押すと 時々、
「カメラエラー、電源を入れ直してください」の表示。

その度に、バッテリーもはずし、電源を入れ直すのだが、
次第に元に戻らないことが多くなってしまったのだ。

3~4日は、その状態で先代の“α5000”と格闘して
いたのだが、シャッターチャンスを逃すことも出てきて、
ついにビックカメラに電話し、故障者入りとなったのだ。

しかし、いまの時代のIT機器は、
メカの不具合というより、
IT基盤(?)の不具合であることが多く、
分解して直すより取り換えてしまった方が、
ず~っと効率がいいということのようだ。
そこで新品の“α5000”となったというわけ。

やっぱり、ipadの故障の時も、
その不具合の内容をヒアリングし、
その状態を確認すると、
新品と取り換えてくれることとなった。

お陰様で仕事におけるタイムラグ(?)はなくなったが…。
果たして、これでいいのだろうか?

私にとっては、治療してリハビリしての
時間を待つことはなくなったのだが、
先代の“α5000”はどこかに行ってしまった。

いま、私の手元にある“α5000”はそっくりだが
あきらかに違う“α5000”。

田中将大投手は多くの人たちから待ち望まれ
数ヵ月後には代替の田中投手ではなく
本物の田中将大投手が右ひじ治療の記憶と共に戻ってくるはず。

私たちユーザーにとっては、
新品との取り換えは確かに機能のタイムラグもなく
嬉しいのだが、本当にこれでいいのだろうか。

何か大切なものを失っているように
思えてならないのだ。
モノに対する愛着は?
そのモノづくりに使われた多くの人たちの
労力や思いは?使われた資源は?

私は田中将大投手に替わる選手ではなく、
田中将大投手を待ちたい。

メッシと連携するネイマールを待ちたいのだ。

先代の“α5000”が治療して復帰し、
誰かの手元で活躍をすることを願う!

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新品のカメラ!

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ビックカメラで買いました…

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ここにならんでたのだ

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