これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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シナジースペシャル

06/15
2015

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“視覚”を制するものは、ビジネスを制す

シカクを制する…?
これは、高木彬光の推理小説
『白昼の死角』の死角ではない
(そんなこと思ってなかったって?)。
聴覚や触覚といった五感の“視覚”のこと。

最近多くの企業や経営者が、
実践している“見える化”。
文字通り、これは現場のモノやコトを
目に見えるようにすることだ。

例えば、お客様からきたクレーム
または、業績などを数値化したもの。
要は問題や原因を、可視化してみるのだ。

視覚的に状況を提示されると、
問題になっている内容や原因を
簡単に認識できるというもの。

だからこそ、“見える化”が
注目されているのだろう。

視覚がもたらす影響力には、根拠があるという。

有名な「メラビアンの法則」では、
話し手が聞き手に与える影響力の割合は、
表情やボディランゲージなどの
視覚情報が55パーセントといわれている。

そして聴覚情報が38パーセント、
残った7パーセントが言語情報なのだ。

つまり、なによりも視覚情報が
強い印象を与えられるということ。

確かに日々の生活や仕事中、
“見る”ことによって、
何かを思い出したり、ひらめいたりする。

意識してみると、視覚情報は
私たちの行動に大きく作用している。

だからこそ私は、
セミナーや講演会をする際には
話の内容を象徴するイラストや写真、
図を使うように心がけている。

そうすることによって、
より人に伝わりやすくなるからだ。

愛用しているiPadは、
ホーム画面に多くのアイコンが並んでいる。

メールのアイコンを見て
「あっ、メールを返さなきゃ!」と気付いたり、
しなくてはならないことを思い出せたりする。

また、手帳にも小さな付箋を貼って、
すぐに優先順位がわかるようにしている。

単純なことだが、
視覚情報をうまく使うことで、
自分の仕事を円滑に進められる。

ビジネスにおいての“見える化”は、
能動的に仕事をするための
重要なポイントを押さえてくれているのだ。

昔はクライアントの担当者の顔写真を、
机の正面に張り出すことで、
追い立てられるように
仕事をしたこともあったっけ…
(顔を見ていると、
やらなきゃいけないことを忘れない)。

“見える化”するということは、
何よりも先に作用する。

目に映るものを工夫するだけで、
誰にとってもわかりやすく、
効率的に認識することができる。

だからこそ“視覚”を制することは、
ビジネスシーンを統べるための、
ひとつのヒントになるのではないだろうか。

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それぞれのアイコンを見て思い出す

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忘れないように優先順に付箋を貼る!

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06/08
2015

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“より高い志”ワイナリー構想

「ワイナリーをつくって、6次産業化を!」
なんてことだけでは留まらず、
「新しい時代の農業ビジネスの確立を目指して!」
と熱く語ってしまった。

え? どこで語ってきたって?
実は私の出身地である北海道で、
プレゼンテーション(セミナー)をさせてもらう
機会があったのだ(今回で2度目!)。

北海道の地でぶどうを育て、
ワイナリーづくりをし、
新しい農業ビジネスを目指す。

私が思い描いているのは、
ただ「つくりあげたい」ということだけではない。
日本のこれからに、
先駆けていくものを確立させたいのだ。

私が生まれ育ったのは、
北海道・芽室町の上美生(かみびせい)という地域。
ここに流れる川は、美しく生きる川と書いて
「美生川(びせいがわ)」なのだが、
構想中のワイナリーには
この「美生」という地域名を用いたいのだ。

そうすることによって、
美生地域の私たちも
“美しく生きること”を
意識していくことができる。
そして、訪れてくれた人にも、
“美しく生きる”ということを
考えてもらうきっかけとなってほしい。

今回のプレゼンを通じて、
何より嬉しかったのは、
このコンセプトが響いた感触があったことだ。
やはり重要なのは、どんな志があって、
そのビジネスを展開するのかということ。

私の趣味や道楽として
始めたいと思われてしまったら、
おそらく誰も耳を傾けてはくれないだろう…。

収益性のあるビジネスだから。
世の中の時流だから。
そんな内容を伝えたとしても、
なかなか参画者は集まらないだろう。

だからこそ時代背景を考慮した、
この地域ならではの
農業ビジネスを先駆けよう! と思ったのだ。

日本の農業が、厳しい局面に差しかかっている現代。
TPP問題、農業改革といった課題が山積み状態だ。

そして都会の多くの人が
里山を求めているはずなのに、
里山に触れるきっかけが
なかなか得られないという現状。

これらの課題に、
ソリューションをもたらす構想を提案したなら、
参画してくれる人も多いはずだ。

この話は、ビジ達でも何度も登場している
“三角コーン力学”に当てはまる。
より高い志を持ち、広い範囲で発信していたことは、
やがて集約され、狭い範囲に効果をもたらす。

三角コーン力学の事例として、
すでに里山ビジネスで成功している
「産直市場グリーンファーム」や
「ヴィラデスト ガーデンファーム アンド ワイナリー」
が挙げられる。

こういった事例が示すように、
高い次元でとらえ、
より広く発信していくことが結果として、
多くの人たちの価値観につながっていくのだ。

益があるかどうかではなく、
参画し協力することに
意味があると思ってもらえること。
それこそが、構想が成功へと近づく
第一歩になるのだと信じている!

さて、次はいつ
“高い志と具体的構想”を
プレゼンに行こうかな!?

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地元・北海道で二度目のプレゼン!

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真剣に耳を傾けてくれる皆さん

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貴重な場をありがとうございました!

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これからの農業を考えていこう

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06/01
2015

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タオルの洗い方から「一事が万事」

リーダーズセミナーでは恒例となった、
大里綜合管理での合宿。
合宿中のテーマは、地域貢献活動体験だ。

気になる体験内容は、
道端のガードレールや
インターロッキングブロック磨き、
そしてトイレ掃除など…。

今年は諸事情でトイレ掃除の実践が
できなかったのだが、
その代わりにあることに集中して
取り組んだおかげで、新しい発見を得ることに!

それは……、
タワシとタオルの洗い方!

え~~!
そう、今回の新しい発見は
掃除をする「場所」ではなく、
掃除に使う道具の「扱い方」だ。

タオルとタワシ、どちらも掃除をするときに
大活躍するアイテム。
効率的な使い方から後処理の仕方まで、
大里綜合管理の野老社長が丁寧に指導してくれたのだ。

ここでの着眼点は、タオルの洗い方。
まず、3つのバケツが用意された。
なぜ3つもバケツがあるのだろう?
これは汚れの段階ごとに使うバケツを分けているためで、
節水と効率につなげるための方法だ。

汚れの順にバケツを変えて
洗ったあとは、水切りをする。
半分に折ったタオルの中心を両手でつまみ、
水をバケツに落としていく。

縦半分に折り、下に向かって軽く水を絞る。
そして縦に集約したタオルを
さらに2つ折りにすると、15センチほどになる。

そのタオルを剣道の竹刀を持ち、
しっかりと握るかのように絞れば、
汚れも水気もバランスよく取れ、
あとは干すだけのキレイなタオルになる。

そして、ここでもう一押しする野老先生(社長)。

その絞られたタオルを広げながら、
手に付いた水分も拭き取る。
とても細か~~い、スゴ技だ!

これにより、先の問題をも
“前始末”するというのだ。

単純なこのタオル洗いの
プロセスをひとつとっても、
次の後処理をスムーズにするための
進め方がこれだけ意識されている。

汚れたタオルの洗い方、
そして道具の使い方の中にこそ、
大里綜合管理の社屋の活かし方、
仕事の進め方、お客様対応の仕方といった
すべてのことが集約されているのだろう。

この発想は、もちろん日々のビジネスにも
通ずるところがある。

一連の流れの先を考えた行動というのは、
仕事においても必要な意識だ。
段取りを決め、
物の使い方のルールを決めておく。

タオルの洗い方だけでなく、
私たちの仕事の仕方も、
手前の作業でいかに先のことも考慮した
“前始末”ができるのかが大切なのだ。

ついつい急いでいるときや、
違う行程が頭に思い浮かんでしまうときでも、
目の前のことを疎かにしてはいけない。

野老社長が教えてくれたことは、
「一事が万事」だということ。

たったひとつのことへの対応が、
すべてのことに通じていくのだ。

ひとつのことから、全部を推しはかれる。
だからこそ、小さなことも疎かにしてはいけない!
これを意識しているだけで、
毎日の生活の仕方は変わっていくだろう。

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みんなの表情は真剣そのもの!

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並んだバケツは節水と効率よく作業をするため

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タオルを半分に折ったそのあとは…?

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野老社長の実践指導

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さぁやってみよう!

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上手にできたかな?

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05/18
2015

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“里山ワイナリーの相乗効果”

ついに、あのヴィラデスト ガーデンファーム
アンド ワイナリーへ行ってきた。

ビジ達で何度かご紹介している、
玉村豊男さんがオーナーを務めるワインの複合施設だ。

ヴィラデストのワイナリーは勿論のこと、
千曲川ワインアカデミーの教室であり、
ワイナリーでもある建屋を見学させてもらった。

アカデミーは今年スタートし、
教室と新しいワイナリーも竣工したのだ。
周辺農家が沢山の葡萄を収穫しても、
5、6年分は十分対応できる醸造施設だという。
今回のアカデミーは24名の生徒を受け入れ、
週2日ぶどう作りやワイン造りを学んでもらう。

現在、玉村さんのワイナリーは12年目に突入し、
多くのお客様に利用され、順調に事業展開できているそうだ。

なのに、なぜ玉村さんはアカデミーを開いたのか?
施設の建設には大きなお金が必要だっただろうし、
生徒が安定して集まらないリスクがあったのにも関わらず、である。

ここに私の注目は集約された。
玉村さんの本でも語られているが、
千曲川沿いには沢山の集落が存在する。
ここで葡萄やワインが沢山造られることで、
多くの人が集まり、ひいては地域活性化へつながるとすれば…。

更にロングレンジの視点で考えてみる。
ヴィラデストワイナリーだけが事業展開できていても、
その先もお客様が来続けてくれる保障が無いのである。

地域の発展はヴィラデストワイナリーの未来をも考えた行動であり、
そこからアカデミーの構想も生まれているのだ。

地域活性化のため、玉村さんは
「千曲川ワインバレー構想」に取り組んでいる。
これはワイナリー開設に興味がある人々、
就職を希望する若者を支援するもので、
アカデミーもこの一環である。

これだけのチャレンジを行う玉村さんは、
なんと今年で70歳!
ここまで精力的に活動する理由を訪ねた時、
玉村さんはこう語ってくださった。

「地域活性化こそが嬉しいんだよ。
実はヴィラデストワイナリーもそうだったんだけど、
上手くいくかどうか分からない時に一生懸命やる、
そのプロセスが面白いんだ。」
なるほど! そこに生きがいを感じているということだ。

玉村さんが取り組んでいるワイナリー事業には、
人や地域、里山をも活かした、すべてに好影響を与える可能性がある。

これが“里山ワイナリーの相乗効果”なのだ。
玉村さんはそのことを、
葡萄を育てワインを造ってきたことで実体験したのだろう。

活動が大きくなるにつれ、また新たに引き寄せられる
仲間やお客様が大勢いるに違いない!
今、日本のあちこちで“里山ワイナリー”から次なる
“相乗効果”が生まれようとしているのだ。

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葡萄の木

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美味しく出来たかな

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すばらしい笑顔の玉村豊男さん

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大きく育て!

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05/11
2015

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「ジェネリックスキル」とベンチャーニーズ

最近の大学教育の現場で、
注目のスキルがあるらしい。

それはジェネリックスキルと呼ばれる
特定の職業を超えて、あらゆる仕事に
活用できる“考える力”と
“生きる力”を合わせたスキルのことだ。

もう少し詳しく説明すると、“考える力”とは、
知識やノウハウを応用して困難を
いかに乗り越えるかという課題解決力のこと。

そして、“生きる力”とは、
仕事をするうえでのコミュニケーション能力や、
生きるうえでの自主性・自律性を応用していく力だ。

これらをまとめてジェネリックスキルとし、
いわば“社会人として活躍するために必要な能力”
ともいえるだろう。

大学ではこのジェネリックスキルを磨くために
専用のカリキュラムが組み込まれるほどらしいが、
むしろ、ビジネスの現場で求められる能力なのだ。

なぜなら、現在は世の中が
新しい価値観へと移り変わる過渡期にあるからだ。

たとえば、急速なIT化の影響で、
ボーダレス化が進む世の中では、
異業種だった企業が続々と参入してくる。
競争が激化する中で、
旧態依然としたビジネスを続けるだけでは
とうてい太刀打ちできない。
新たな企業内起業やそれまでの業種にとらわれない
ベンチャーを起こすチャレンジが必要だ。

過去のやり方を踏襲するのではなくて、
新たなビジネスをつくり推進する。
そこでこのジェネリックスキルが必要になるということだ。

1つの具体例として、
全国に900店舗以上を展開している
カメラのキタムラを例にとってみよう。

かつて、フィルムからデジタルの時代に移行したとき、
カメラプリントや現像のニーズが減り、
業界全体がこぞって元気がなくなった時期があった。

収益をカバーするためには、
次なる事業を立ち上げるしかないという
状況まで追い込まれたという。

そこで、新たな付加価値を組み込んだ、
子どもたち向けの洋服付き写真館もスタートさせ、
それまでのキタムラの店舗と連動することに。

さらにカメラのキタムラは、
それまで全く手を出していなかった中古カメラの
流通、買取・販売を皮切りに、スマホの販売事業まで着手。

こうしたチャレンジによってカメラのキタムラは、
新たな市場を創造し
苦境からの脱出を成し遂げたのだ
(浜田社長、いろいろと頑張ってますね~。
次なる新事業もそろそろ発進しますか? 応援してます)。

これはまさに中島流“エコーロケーション戦略”。
あらゆるチャレンジを続けることで、
次代のビジネスを察知することが出来る。

新たな一歩を踏み出すためには、
業界の知識だけに詳しくてもだめで、
チャレンジの原動力が求められる。

だからこそ、ジェネリックスキルが重要なのだ。
身につけた知識をいかに応用し、
新たなビジネスをつくりだすか。

やはり、これからのベンチャーニーズ時代に向けた
チャレンジに欠かせないスキルということだ。

まぁ~、できる経営者は、学ばずとも当然のように
このスキルを持っているけどね~。

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中島流“エコーロケーション戦略”

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カメラのキタムラのジェネリックスキルに迫る!

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