これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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シナジースペシャル

12/22
2014

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“犬も歩けば里山に当たる”

犬も歩けば棒に当たる。
では、ナカジマが歩けば…?

その答えを先日、
東京ビッグサイトで見つけた。

そこでは、3日間にわたり
「エコプロダクツ2014」という、
環境に関する展示イベントが行われていた。

当初の私のお目当ては、
建築廃材などを独自の技術でリサイクルし、
ゴミにしないで循環させていく事業を行っている
石坂産業の社長、石坂典子氏のセミナーだった。

ラジオにゲスト出演して
いただくこともあり、
事前にお話を伺うチャンス!
とばかりに出かけて行ったのだ。

セミナーを受講する前までは、
「我が社では、環境に優しい
こんな取り組みをしています」
というような内容だろうと
勝手に考えていた。

ところが、
石坂社長が発信していたのは、
「自社の存在理由を考え、
もっと広い視点から里山を守ろう、
復活させよう」ということ。

例えば、「くぬぎの森再生プロジェクト」。

これは、花壇に咲く花としてではなく、
里山の中に自然にやまゆりが咲くような
地域をつくろうというもの。

そうした想いからネーミングされた
“やまゆり倶楽部”によって行われているのが、
持続可能な“里山”の保護と活用だ。

その活動の継続性と、
里山に着目する視点に、
ウムウムと頷くことが多かった。

他にも、この「エコプロダクツ2014」で
行われていた展示では“里山”、
あるいは“里山主義”に着目したものに多く出会った。

それを目の当たりにし、
“里山”への注目度を、改めて実感した。

今、自然の摂理に立ち返るという発想は、
それほどの切迫感を持って求められているはず。

経済効果ばかりを追い求めてしまっている
この資本主義の社会に、“里山”の概念を
どうやって取り込むかが今後の課題だ!

みんなが“里山”をもっと意識した発言と行動をすれば、
サステイナブルな国づくりに近づいていけるはずだ。

いろんなところで“里山”に関する
トピックスに行き着くのは、
それだけ注目度が高まっているからだろう。

犬も歩けば棒に当たる、
ではなく「里山に当たる」時代が
やって来ているのだ。

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イベントで購入した書籍

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エコプロダクツ2014風景

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学校単位での見学

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“里山”に触れる小学生

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石坂産業の展示ブース

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どんぐりポイントブース

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“里山”をテーマにした展示がたくさん

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エコプロダクツ2014の概要

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12/15
2014

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“三尺三寸箸会議はリアルトレーニング”

三尺三寸もある長~いお箸を持たされたら、
自分の口に運ぶのには困ってしまう。
でも、向かいの人の口に入れてあげるなら?
こんなに便利なものはないだろう。

そんなエピソードに倣い名付けた
“三尺三寸箸会議”も今年で3年目。

このビジ達でも何度かご紹介したが、
経営者たちが自分の抱える
悩みやトラブルをありのまま相談し、
メンバー経営者は真摯に答えるというものだ。

今年はさらに2つのチームが発足し、
全部で4チームの大所帯になった。
1チーム10人ほどなので、
全部で40人はメンバーがいるだろうか。

遠くは三重県熊野(!)からやってくる
経営者もいるほど、参加に値する会議として
満足度が高いものになっている。

どうしてこんなにも多くの経営者に
この会議が求められるのか?
その理由を私なりに推測するなら、
4つほど挙げられるだろうか。

1.経営者は孤独
(なかなか相談できる人がいない!)

2.経営者には常にマクロかつ多角的な視点が求められる

3.経営者は常に決断を迫られている

4.それなのに火の粉は降ってくる!!
(トホホ…)

こんなわけで、つねに悩み、
葛藤しているのが経営者だ。

そこで、三尺三寸箸会議には
まさにリアルな悩みが持ち込まれる。

参加メンバーもまた、
自分のリアルな視点から真剣に答えてくれるのだ。

自分ならどう考え、どう決断するか。
三尺三寸箸会議に集まる経営者たちは、
業界も、年齢も、社歴も、経営哲学さえも異なる。
当然、全く違った視点から
自分のリアルな意見を述べることになる。

思いもよらぬ視点に驚かされることもあるだろう。
あるいは、もし自分だったら…という視点から、
思いがけないアドバイスをもらうこともあるだろう。
その一つひとつがかけがえのない、
リアルで価値あるアドバイスとなるのだ。

相談する人も、応える人も、
“リアルトレーニング”を積むことが
できるということ。

これが、高い満足度に繋がっていると
言っていいだろう。

しかも、この会議での相談事は他言無用!
(毎回、会の冒頭で“内密性の確認”を
してから始まる)
内密性が高いからこそ、
安心して相談することができるのだ。

参加メンバーの熱意のおかげで、
こんなにも充実した会議になろうとしている
三尺三寸箸会議。
悩み多き経営者たちを救う場として、
需要はますます高まるに違いない!

そして、ここに参加している経営者の会社は、
三尺三寸箸会議を糧に、
必ずやその先に継続するはずである!
うんうん、楽しみで仕方ないのだ。

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リアルな悩みを打ち明ける

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和気あいあいと…だが真剣に!

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参加メンバーとは出張ミーティングも!

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こちらは石川酒造を訪れたときのもの!

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12/08
2014

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第7回リーダーズセミナー フィナーレイベント

第7回目となるリーダーズセミナーの集大成である、
V&Tプレゼンテーション&アワードが
無事にフィナーレを迎えた!

V&Tプレゼンテーションとは、
Visionを語り、それを実現するために明日(Tomorrow)から
具体的に何を実践するかをプレゼンテーションするイベントだ。

今年参加の十数名のリーダーズたちが、
12名の経営者陣にプレゼンテーションを行い、
優秀者には賞が与えられるという流れ。

今年もこれまで以上の
プレゼンテーションが展開された。
よかったよかった。

それぞれのV&Tを聞きながら、改めて感じたこと。
それは立場や年齢、業界によって
プレゼンテーションする内容がまるで違うという点だ。

やはりこの違いこそが面白い!
自分にない視点だからこそ、
刺激となる瞬間がたくさんあるのだ。

そしてこのリーダーズセミナーの
一番の売りといえば、ディスカッション。

社外や業界外の分野の人の元へ
足を運び、視察をして話を聞く。

そこで気づいたこと、
今後への活かし方をそれぞれの視点で
ディスカッションするのだ。

違いがあるからこそ、
そこにシナジー(=相乗効果)が生まれる。

新しい場所や人との出会いが、
参加者たちにさまざまな産物をもたらしてくれる。

そして、それこそが次なる時代を
“見通す”ための材料になるのだ。

世の中は、日々とてつもないスピードで変化している。
そんな中で、目先のビジネスや
自分たちの業界だけを見つめていては、
時代の変化に置いていかれてしまうだろう。

だからこそ、これからの自分や
会社の在り方を再確認するためには、
広い視野と、“相乗効果”を生み出せる
コミュニケーションが大切なのだ。

このリーダーズセミナーを始めて早くも7年。

そして、今年のリーダーズたちも緊張しながらも
素晴らしいV&Tプレゼンテーションを行ってくれた。

今後はこの体験を活かした、
それぞれの活躍を期待するだけだ。

さて、私も次のステージへ向かって、
活躍の場を拡大して行かなければ!

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真剣なまなざしの経営者陣

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一年間の成果を存分に発揮しています

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それぞれがいろんな話をしていて面白い

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本年度の優秀者と記念撮影!

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12/01
2014

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「人脈」2乗のシナジーの実践

のっけから恐縮だが、私が1年間で行っている
プロデューサーとしての仕事をご紹介したい。

1.月刊ビジネスの達人CDのゲスト選定と演出

2.月刊ビジネスイノベーションCDの
ゲスト選定と演出

3.毎週のラジオBUSINESS LAB.
ゲストの選定と演出

4.年に4回行っているαクラブ視察セミナーの
視察場所選定と演出

5.東京NBC定例会の隔月講演会
ゲストスピーカーの招待と演出

6.NBC“昼餉フォーラム”における毎月のゲストスピーカーの選定

7.年7回のリーダーズセミナーの研修視察場所の選定と演出

8.年1回の海外ツアー先と諸々のコーディネート・演出

この他にも、仕事として請け負う
イベントや情報コンテンツのプロデュースがあり…。

いやいや、
ここまで読んだ方も大変だっただろうが、
これだけのゲストをコーディネートし
演出する私もなかなか大変(?)なのだ!

平均すれば、月に5人ほどは
ゲストを選定・演出しているだろうか。

プロデュースするだけではなく、
講演会では私がナビゲーターを務めることも多い。

元々はこんなにたくさんのゲストを
お招きするだけの人脈を持っていたわけではなかった。

しかし、今これだけのプロデュースを
実践させていただいているのには、
理由がある。

それは、今から20数年前のこと。
αクラブという中小企業経営者の会を作り、
2ヶ月に1回の例会セミナーを予定した。
もちろん私も話をさせていただくのだが、
ゲストスピーカーも必要となってくる。

そんなことからゲストの人たちと親しくなり、
ある著名人と月刊CDを作ることに。
そして、その月刊CDのために
毎回ゲストのコーディネートが必要になったのだ。

そうして月刊CD作りを続けていたことで、
ラジオパーソナリティとしてもお声がかかり、
ラジオのゲストにもお会いすることになり…。

こうした場があるからこそ、
新たな人とお会いできるようになったのだ。
さらに、その人との出会いは、
次に繋がる新たな人脈を
もたらしてくれることも多い。

例えば、先日このビジ達でご紹介した
Candy Miyuki氏も、
ホスピタルクラウンとして
度々登場していただいたプレジャー企画の会長、
大棟氏からご紹介いただいたのだ。

“類は友を呼ぶ”と言うように、
世の中には、チャレンジ型の経営者もいれば、
保守型の経営者もいる。
私が会いたい! と思う方は
チャレンジ型の経営者が多く、
しかもスピーカーとしても
実に質の高い方々なのだ。

その方々から広がる人脈もまた、
チャレンジ型で話し上手の方ばかりだ。

このビジ達でも何度か紹介している、
中島流の「相乗効果は行動の2乗に比例する」という法則。

すなわち、
人脈もその2乗に値するシナジーをもたらす
ということだ。
人との出会いが、また次なる人脈の広がりへ…という、
“人脈シナジー”が発生しているのだ。

つまり、チャレンジこそが
人脈シナジーの発現につながるということ!
さて、次なる人脈のためにも
新たなるチャレンジを実践しなきゃ!

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相乗効果は行動の2乗に比例!

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“人脈シナジー”からこんな出会いも

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人との出会いが、また次なる人脈の広がりへ…

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11/25
2014

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“里山ビジネス”の原点

大ヒット中の書籍『里山資本主義』。
この本を読んでいると、
内容がやけに身近に感じられた。

なぜなら、そこで推奨されている各地での活動は、
私が“里山主義”と提唱している少し前の、北海道十勝での
生活(ビジネス)と多くの点で共通しているからだ。

十勝の中でも、芽室町上美生という
家が数百件程度しかない地域がある。

私はその、ほとんどの家が農家の町で
生活を送っていた。

そこに住む農家の人たちは忙しく、
衣類などを買うためには、
片道16km以上の道のりを越えて、
市街地まで行かなくてはならなかった。
また、その頃は(1955~1970年)、
車やバイクもなかった。

そのため、気軽に衣類などを
買いに行くことが難しかった。

その中で、衣類などの生活雑貨を買い付け、
地域の人たちにお届けしていたのが、
私の母だったのだ。

母は、夏場は自転車で、冬は歩いて、
地域の人たちのニーズに
合わせた生活雑貨を届けた。

このように、里山地域ならではの役割の実践も、
中島流で言うところの“里山ビジネス”なのだ。

そして、上美生地域の人は、他にも自分の生業を活かし、
互いに不足している部分を補う商売を行っていた。

例えば、農家の人が、畑で取れた大豆を1升分持っていくと、
何丁かの豆腐に換えてくれる豆腐屋さん。
牛を飼っていない農家の人が、
100円を持って酪農農家に行くと、
一升ビンいっぱいの牛乳を入れてくれるのだ。

つまり、その地域にないものは、
地域の数少ないお店や誰かが用意するのだが、
それ以外は地域内での物々交換で賄われていた。

すなわち、不必要なお金が動かない、
無駄を省いた流通システムで北海道の里山地域は、
循環していたのだ。

足りない物を補足し合い、
個々の家の生業を活かした流通で相乗効果を生み、
小さい規模ながらも地域社会を成立させていた
上美生地域のビジネスは、里山ビジネスの原点と言ってよいだろう。

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こんなに入って800円!?

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地域でとれたおいしいトウモロコシ

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大ヒット中“里山資本主義”

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中島の育った十勝の風景 

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