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選ばれるビジネス

12/24
2021

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“Fine Choice”の実践時代にどう選ばれるか!?

このところの私のセミナーや講演会ではSDGsにからめて
話して欲しいと言われることが多くなってきた。
そのくらい、時代や社会が環境問題をからめた社会課題に
対して取り組まなければならないことを意識し始めたということ。

このビジ達で“Fine Choiceの実践”を紹介したのが2016年。
概念図もつくり発信していた。
このコンセプトは、
“未来の人たちにツケを廻さないためのFine Choice”で、
いいモノを選ぶという発想。ここで言ういいモノとは、
孫子の代まで残って欲しい“いいお店”、“いい会社”の商品やサービス。
そういういいチョイスをしましょう!ということ。

5年前のビジ達で“Fine Choiceの実践”で、
具体的にあげていたのが
・吉田かばん 
→ 海外に発注せずに国内産へのこだわりがある
・奇跡のりんごの木村秋則さん。
→ 農薬を使わない自然栽培のりんごを生産している
・サイボクハム
→ 美味しく安全な畜産を提供している
・石坂産業
→ 地域のことを考え95%(現在は98%)のリサイクル率を達成している
・寺田本家
→ 身体を思い、天然醸造にこだわっている
こういう会社の商品やサービスを選んでいきたいという概念だ。

今でも、経済合理性だけでビジネスを展開している企業も多い。
そういう会社は、環境問題や社会課題に目をつむり
結果として次世代へツケを廻すことにつながっているのだ。
自分達の利益のためだけに、商売をしているのかを
きちっと見きわめ、いい会社の商品やサービスを選ぶことで
次世代にツケを廻さないことをしていきたい。
すなわち、まさに“Fine Choice”の実践のときがきたということ。

では、実際にはどう選ばれるかというと、
上記5社のように直接のビジネスで“選ばれる”のと同時に
直接のビジネスではない活動からも“選ばれる”こともある。
例えば、“日本を美しくする会”は、全国の中小企業が主な会員で、
それぞれの地域の学校のトイレ掃除や街頭清掃に取り組んでいる。
町や地域を綺麗にすることだけではなく、
地域の問題点に気づき、解決を図っている。
広島の暴走族の解散や、荒れた学校問題にたいしても
“掃除の会”が貢献していることも少なくない。

“新・パラレルワークの実践”でも語ったが、
お金になる仕事の他に、地域の公共スペースの掃除など
お金にはならない取り組みもして、
地域の社会問題と対峙する会社も存在する。
結果として、“地域の存在理由”へとつながり、
選ばれることになっていくというワケ。

私たちは直接のビジネスで“選ばれる”ことを模索しつつ、
直接のビジネスにはつながらないけど、
今の時代に見合った社会課題解決に
企業として取り組むことで、
“存在理由のある会社”へと成長し、
結果として選ばれていくことを目指したい!

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“Fine Choice”実践のときがきた

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