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07/10
2023

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“経営はゲームのようなもの”という経営者の時代?! 31歳、カソク株式会社 CEO新井恵介氏

先日のビジネスイノベーションのゲストは
カソク株式会社 代表取締役CEOの新井恵介さん。
(“加速する”のカソクと聞いたが…)
東京NBCのメンバーであり、NBC Beyond Channelにも
登場いただいた方。
今31歳で、カソクグループ10社の経営者でもあるという。

そして、全国11都道府県及び米国テキサス州にて40棟のホテル・
旅館業施設・特区民泊ならびに500室の住宅宿泊施設の運営をしている。
(素晴らしい!)

【カソク株式会社の事業内容とカソクグループ】
1:宿泊施設の企画・運営事業

2:マンスリーマンションの企画・運営事業

3:インテリアデザイン事業

4:空間活用コンサルティング

5:購入前デューデリジェンス支援

6:M&A事業

7:アウトソーシング事業
  (物品の製造・卸し・小売り事業)

カソクグループとして、不動産事業、貿易事業、インバウンド事業、
飲食事業を展開し、フォトウェディングスタジオの企画・運営事業、
美容業(着付け・ヘアメイク)も展開している。
このところはアート事業にも乗り出したという。
とにかくビジネスに対してその発想も豊かで、バイタリティもあるし、
人間性も伴い、すべてが加速する時代にはピッタリの経営者と
いっていいだろう。

【“経営はゲームのようなもの”という経営者の時代?!】
先日のビジネスイノベージョンの収録で31歳の新井社長が放った
「経営はゲームのようなもの」という言葉。
私はもちろんのこと、一緒に聞いていたおじさん経営者たちにも
インパクトある言葉だったという。

新井社長は“同世代の有能な共同経営者もいるので”ともいうが、
これら多くの事業を並行して展開できるのも、
この“ゲーム感覚”があってこそなのかもしれないのだ。

【1】リスクを冒しながらも、新しいアイデアやビジネスモデルを試すことに
積極的であることも
【2】失敗を恐れず挑戦的な姿勢を持ち、目標を達成するために
戦略を練ることも
【3】経営における競争や成果の追求が、モチベーションにつながることも
すべて“ゲーム感覚”ということ。

小さな頃からゲームが当たり前だった世代には、
自然な価値観なのかもしれない。

【少年ジャンプ的経営から、ゲーム感覚経営へ】
そこで“チーム・ラボ”の猪子寿之社長を思い出す。
このビジ達で紹介したのは約5年前。
その時私は、少年ジャンプ的価値観“麦わらの一味経営”と紹介した。
今回の31歳の新井恵介社長と比較するとその経営に違いが見えてくる。

ご存知の方も多いと思うが、お台場や豊洲で最先端のデジタルアートを
展開し、多くの人たちを集め注目されている集団。
多くのウルトラテクノロジストたちがチームラボで活躍しているが、
ばらばらの得意分野を持つ彼らをまとめているのは代表である猪子氏。

猪子社長は週刊少年ジャンプばかり読んでいる少年だったらしい。
何度も繰り返して読んだ猪子少年は、
当然のように「少年ジャンプ的価値観」を持つ大人になった。
少年ジャンプの主人公たちは必ず仲間を作るのだが、
それはお互いの長所を活かし・短所を補うため。
そしてそのチームで次々と新しいものにチャレンジしていく…
ということから私は“麦わらの一味経営”と呼ばせてもらった。

ちなみに猪子社長はもう46歳だという。
多感な頃“少年ジャンプで育った”猪子社長。
片や“ゲームで育った”新井社長。

まだまだこれからも活躍する経営者の二人だが、
その経営に違いがあるとするとこの違いではないだろうか。
時代は“少年ジャンプ的経営から、ゲーム感覚経営へ”。

私たちの役目は、それら新しい時代の“感覚の経営”を後押しすること
だろうか。

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新しい時代の“感覚の経営”とは!?

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