これからの選ばれるビジネス!

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選ばれるビジネス

10/23
2023

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僅か3秒から学ぶ、 勝ち残るための“選ばれるビジネス”へ!

《Truth is stranger than fiction.》
世の中の実際の出来事は、虚構である小説よりもかえって不思議である。
私たちもときどき使う「事実は小説より奇なり」として有名な
英国の詩人バイロンの言葉という。

この言葉を使いたくなることは、どのくらいあるだろうか。
私は年に一度くらい…(いや二度かな)はあるかもしれない。
今年春の、歴史的で劇的で感動的な侍ジャパンのWBC優勝のときも
「事実は小説より奇なり」を使った人も多かったと思う。
そして、今回…

ある土曜日、おもむろにテレビをつけると、
2024年正月の箱根駅伝の予選会がスタートしていた。
どこを応援するわけでもなくぼ〜っと見てたわけだが…
いつのまにかトップグループを構成するほんんどの選手がケニア出身の
留学生ランナーとなっていた。

今回の箱根駅伝は100回の記念大会により、
この予選会では、いつもの10校でなく13校が選ばれるという。
番組のゲスト解説を務める駒大の大八木総監督が、その中でも
東京国際大学の1年生ランナー“エティーリ選手”の走りに注目していた。
(エティーリ選手は5000メートル、1万メートルの日本学生記録を保持)
このエティーリ選手の所属する東京国際大学は7年連続出場を狙っていたのだ。

ハーフマラソンということで21キロ強走るわけだが、8キロ付近でのこと。
その先頭集団にいたエティーリ選手が、
他の選手と接触してバランスを失い、転倒。
すぐに起き上がり、その先頭集団の後ろには付けたが、
その走りは先ほどの勢いはなかったように見えた。
大八木総監督も心配の声を発していたが…

【21キロ走って10人合計でのタイム差は、わずか3秒!】
今回の予選会には史上最多の57校が参加。
各校10人以上、12人が出場。
各校上位10選手の合計タイムで競う。
先ほどのようなアクシデント等もありながらも、予選の結果が発表された。

11位 →東京農業大学 10時間39分05秒
12位→駿河台大学  10時間39分40秒
13位→山梨学院大学 10時間39分47秒
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
14位→東京国際大学 10時間39分50秒
15位→麗澤大学   10時間43分 15秒

ご覧のように10人の合計タイムだというのに、39分台には4校が僅差で並ぶ。
残念ながらこの3秒差により
東京国際大学の7年連続出場は無くなったわけだ。
→あそこでエティーリの転倒がなかったら…
→一人1秒ずつ縮めてくれるだけで12位と並んでいたのに…
→あの時躊躇せずラストスパートをもう少し早めにしていたら…
など関係者は言っているに違いない。
東京国際大学の出場していた12人の選手全員とその関係者は
とにかく悔しい思いをしているはず。

【そしてその3秒差が、次なるストーリーを創ることに!】
2024年100回大会の予選、注目の選手の転倒によって3秒差で競り負け
晴れの箱根の舞台へ出場が無くなった東京国際大学。
このエピソードにより奮起した選手たちは、
留学生に頼らないチームづくりを目指し、
3年後にはついに駒沢、青学と競い、箱根駅伝の総合優勝へ!
まさに“事実は小説より奇なり”である。
(→この後半は私の身勝手なフィクションストーリーである)

という話ではこの“ビジネスの達人”は終われないわけで…

実は私たちのビジネスも、この21キロ強の予選会と一緒で、
ロングレンジによるスタッフの仕事連携によって成立している。
いろんな場面でクライアントであり、多くの関係者から選択されているわけだ。
この箱根駅伝の予選会のように、明確なタイム差こそ表示されないが、
実は微妙な差により、勝負どころで負けていたのかもしれないのだ。

このハーフマラソン×10人の結果、僅か3秒差で負けないためにも、
ここはスタッフのいい連携による“選ばれるビジネス”を
常に演出したいところだが…いかがだろうか。
そして令和時代のビジネスのリーダーは、“選ばれるビジネス”実践のためにも
常に時流を察知しての素早い判断が求められている。
もっともっと“選ばれるビジネス”をスタッフと共に追求しよう!

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勝敗を分けたものは…

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