12/01
2014
“敢えてSpirits”が選ばれる
「普通のことをしても褒めてもらえない」
ある時、こんなフレーズがテレビで紹介されていた。
今注目されているミュージシャンである
べーシストのKenKen氏を紹介する番組だった。
今でこそ、いくつものバンドをかけもちする
人気ミュージシャンであるKenKen氏。
音楽を志すきっかけは、8歳のときに見た
海外ミュージシャンのビデオだったという。
ミュージシャンを目指し始めた
KenKen氏は、実は音楽一家の出身。
ならばギターなんて弾けて当たり前…
という反応しかされなかったそうだ。
「だったら、人の倍以上やってやる」
という気持ちで練習に打ち込み、
その結果才能を開花した。
そしてKenKen氏は
多くのミュージシャン仲間からも
その実力を認められるようになったという。
私がそこでふと気づいたのは、
音楽一家という厳しい環境にいたからこそ、
通常以上を求められ、試行錯誤したのではないか。
それによって自分の可能性を最大限に
発揮できたのではないかと思うのだ。
どんな環境であっても、
より高いレベルを目指して「敢えて○○をする」。
厳しい条件があるからこそ、
自分なりの努力を重ねて能力やノウハウを
身に付けることができるのだ。
この“敢えて”を選べる精神(=Spirits)があれば、
新しい段階へ進んだ自分に出会うことができるのだ!
先週ご紹介した飴細工師の
Candy Miyuki氏も同様だろう。
シングルマザーとして子どもを育てていくことを考え、
技術力と演技力さえあれば男女関係なく
能力が発揮できる“飴細工師”を選んでいる。
その結果、ディズニーワールドで働くという機会を得て、
さらなるレベルアップを可能にしている。
KenKen氏のように音楽一家に生まれながらも、
家族以上のミュージシャンを志すことや、
Candy Miyuki氏のように女手一つで子どもを育てること。
これらは一見選択肢の限られた環境に思えても、
「敢えて○○をする」という選択により、
より上質な自己実現につなげることができるのだ。
これって、実はうちの会社にも
当てはまることがあるのだ!
弊社はコーポレートコミュニケーションを
テーマにした制作会社だ。
そしてそれだけではなく、
「プランニング」も含めた、
責任あるビジネススタイルを徹底してきた。
そのお陰か、少しだけ、
より皆さまから選ばれる会社になれている気がするのだ
(まだまだ発展途上だが…)。
自分が試行錯誤するために
厳しい環境・状況を“敢えて”選ぶ。
その“敢えて”Spiritsを持ちながら努力を続ければ、
選ばれる理由につながっていくのかもしれない。