11/26
2012
凛とした経営、レイコ B. リスター
五木寛之氏80歳、鍵山相談役79歳…
このところ、戦前生まれの方たちの活躍を耳にする機会が多い。
彼らの元気さや発言の確かさからは、
常に時代の先端を歩んできたことがうかがえる。
日本人女性として初めて外資系化粧品会社を設立した、
株式会社エル・インターナショナルの代表
レイコ B. リスター氏もその1人だ。すでに70代後半!
いつもピンヒールでバシッと決めたその姿は、
しゃんと背筋が伸びとてもスマート。
上品なたたずまいの中に芯の強さも感じられる
聡明な方だ(そして、美人!)。
“凛とした女性”という表現は、まさに彼女のためにあるような言葉。
立ち振る舞いもさることながら、ビジネスに対する姿勢にも同じことが言える。
前例がない中で、女性リーダーとしての
さまざまなチャレンジには、当然苦労も多かったことだろう。
しかし、リスター氏は決して人に甘えない。
自分に対しての厳しさと持ち前のフロンティア精神で、
後人のために道を切り拓いてきたのだ。
マックスファクターの通訳から始まり、
米国エスティーローダー社や資生堂アメリカなど
名立たる化粧品ブランドでキャリアを積んできた。
リスター氏は、日本でもアメリカでも
常にあらゆる化粧品会社からひっぱりだこ。
先日のラジオ収録の際に、
「私は人一倍働くタイプなんです。それを周りの人も
見ていてくれたのかもしれない」とおっしゃっていた。
会社設立時にはもともとの取引先である百貨店関係者に加え、
銀行の担当者までもが協力してくれたという。
多くの人々の支えもあって会社を設立し、
外資系化粧品会社初の女性経営者としてスタートできたのは、
リスター氏の人柄ももちろんだが、チャレンジを続ける
その姿勢に理由があるのではないだろうか。
つまり、リスクをいとわず
常に要求の高いステージを選択してきたということ。
新天地にも恐れず立ち向かう姿勢こそが、
多くの人から選ばれ愛される理由なのだ。
“女性初”のさまざまな看板を背負いながら、
半世紀もの間、化粧品業界をリードしてきた
レイコ B. リスター氏のチャレンジ精神と今後のビジネス論は、
ぜひ今週12月2日、来週9日のBUSINESS LAB.でお聴きいただきたい!
──────────────────────
InterFM『BUSINESS LAB.』
東京76.1MHz・横浜76.5MHz
毎週日曜23時から好評放送中!
──────────────────────