これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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04/15
2013

moba (3)

松木安太郎氏の“ビジネスもサッカーも、GO!でしょ”

「バルサみたいにとか、〇〇みたいなとか、
まずは日本が伸びて行く途上では、これも大事。
でも、そろそろ日本のオリジナリティを
もっと出していくことが必要だと思うなぁ~」

と、エネルギッシュに熱く語るサッカー解説者の松木安太郎氏。

これまでも何度かお話をさせてもらったことはあったが、
ラジオの収録というそのナマの声が
活かされるインタビュー場面は初めて。

「ついつい定番を追い過ぎて、個性を大事にしていない。
もっともっと、日本の良さを大切にしながら、そして、
新しいものを取り入れて、自分たちのカタチをつくっていかないと…」

BUSINESS LAB.は、ビジネス番組なので、
私は、ビジネスに落とし込もうとするのだが、
なかなか話はサッカーから離れないのだ。

私「そうですねぇ~、ビジネスにも守・破・離という
言葉があるように…」

「そうそう、そろそろ日本のサッカーも孤立から
自立という雰囲気がでてきたような…」

私「……そうですねぇ……」

まぁ、なかなか松木さんの話はビジネスの方に
ベクトルは向かないのだ。
とはいえ、最後に松木さんは、こうまとめてくれた。

「ビジネスもサッカーも一緒。基本はGO!
躊躇しちゃいけない。行くときは行く。GOでしょ!
でも、そのときにフっと止められる力ももっていること。
とにかくGO!でしょ!GO!」

まぁ~ビジネスも確かにGO!なのだ。
2013年のスローガンが
“Challenge&Challenge&Challenge”と
発しているようにとにかく“GO!”であることは
間違いない。

それにしてもどの話でも、熱い熱い松木さんでした。
4月21日、28日の朝は、BUSINESS LAB.で朝から松木さんでしょう。

GO!でしょ!


──────────────────────
InterFM『BUSINESS LAB.』
東京76.1MHz・横浜76.5MHz
毎週日曜朝6時から大好評放送中!
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moba (3)

BUSINESS LAB.今週も宜しく

moba (1)

熱く楽しい収録でした

moba (2)

松木さんの笑顔はサイコーです!

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はなまるア・ラ・カルト

04/15
2013

ARA (3)

“踏み絵的採用”のオススメ

4月入社の新入社員も少しずつ馴染んできた頃だろうか。
晴れて会社の一員となったからには、
同じベクトルで前に進んでもらいたい
(まぁ、なかなかそううまくもいかないのが現実の厳しいところ…)。

江戸時代から続く老舗くず餅店・船橋屋の
経営理念は、“くず餅ひと筋真っ直ぐに”。
創業以来、作り方も理念も徹底して変えていないという。

さて、そんな船橋屋の会社説明会には
年間トータル数千人の学生が訪れるそうだ。
しかし実際に入社できるのは5~6人程度。

精鋭を決めるには、船橋屋の理念や家訓を
しっかり理解してくれて、なおかつ価値観を
共有できる人材かどうかを見極めなくてはならない。

そのために、会社説明会では必ず
「皆さん、船橋屋のくず餅は食べてきましたか?」と尋ねるそうだ。
確かに、本当に情熱があるのなら誰かに言われなくても能動的に
船橋屋について知ろうとするはず。

つまり、価値観を共有し同じ方向を目指して
共に歩んでいけるような人材を選ぶには、企業風土や価値観に対する
共感度を確認できる機会(イベント)が必要となる。
これを中島流に言うと“踏み絵的採用”というわけ。

その昔、踏み絵によって
キリスト教徒であることを見分けていたように、
採用の際にしっかりと踏み絵のような
確認をしておかないと、のちのち困ることに繋がるのだ。

弊社クオーターバックでも価値観を共有する大切さを実感している。
クリエイティブな会社なのでその方向性と質、
そして全員が日々成長を目指してもらわないと
会社の成長も継続も難しい。

有名な大学を卒業しているから優秀な人材というわけではないからねぇ~。
これからの時代、組織の一員として
共に歩んでいけるような人材を選ぶためには、
船橋屋のような(?)“踏み絵的採用”が必要だ。

そのためには企業も
“何を目指しどう社会に貢献できているか”を
もっと明確に発信していかないとね!

そうそう、採用される側も
「入社できるならどこでもいい」という気持ちじゃだめ。
継続して勤めていくためには、
やはり自分とベクトルの合う企業を選ばなくては!


ARA (1)

船橋屋の会社説明会

ARA (2)

果たして誰が選ばれるのか!?

ARA (3)

1人1人が誇りを持った会社に

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熟ジュクア・ラ・カルト

04/15
2013

juku (4)

地球儀撤去は、質の劣化に通ず

あ! “アレ”がない…!
つい先日のカフェでのできごとである。

“アレ”とは、以前にビジ達で紹介した、
とあるカフェに置いてある地球儀のこと。

地球儀を囲むように並べられた席は、周りと微妙な距離をとりつつ、
エネルギーの流れる空間演出に一役買っていると紹介した
(「この地球儀がなかったら、
こんなに利用することはなかっただろう」とまで言った)。

しかしそれが先日ついに撤去されてしまったのだ。

空いたスペースには結果10席ほど増設されていた。
効率よくお客さまを入れるということを優先してのことだろう。

さて、地球儀がなくなるとどうなるか。

かつての地球儀スペースは喫煙ルームとなり、
店の奥にあった喫煙席スペースが禁煙席に変わった。

ひとりでの利用客が多いこともあり、
仕切りの多いカウンター席が多くつくられていた。
そして奥の席はスタッフからは死角に。

それによってお客さまの中に「見られていない」という意識が生まれ、
電話をかける人や、床に置くような荷物をテーブルに置く人、
居眠りする人、挙げ句の果てにはセルフサービスなのに
食器を返却せずに帰るお客さままで現れたのだ。

地球儀が撤去されてから10日も経っていないのに…。

これはこのカフェに限ったことではないが、チェーン店のカフェは
効率を優先するため、マナーやモラルをわきまえない人が増え、
明らかにお客さまの質が下がっているのだ。
(本来、そうでなかったお客さままでもが同質化しているのかも?)

それは、店の空間の劣化に繋がる。
どんなに商品の価格が安くても、そのために安い賃金で雇った
アルバイトの対応の悪さを感じれば、いいお客さまは訪れなくなってしまう。

こうしてどんどん店の質は下がる一路を辿る…
という負のスパイラルが起きてしまうのだ。

今回のカフェでいうなら、
あの大きな地球儀はそれを防ぐための求心力をつくり出し
「エネルギーの流れる空間の中心」としての役割を担っていた。

まさにバランスの良い店の雰囲気をつくり出していたのだ。
これは無駄なスペースと決めつけて、
僅かな席数の確保のために失っていい存在ではなかったはず。

このように一見無駄に見えるスペースには、非効率に見えるかもしれないが、
その空間で何らかの役割を担っていることが多い。

それは今回のように空間全体のバランス管理かもしれないし、
それ以外の様々な役割があるかもれないのだ。

まぁ~何につけても、目先の効率ばかり優先していては、
本当に大切なものを失ってしまうかもしれないということ。

もしかして、それは今回の地球儀のような“モノ”ばかりとは限らない。
ヒトも同様に考えないと…

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カウンター席の多くはひとりのお客様が利用する

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さまざまな人が利用するカフェ

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仕切りが多い空間はどこか閉鎖的だ

juku (4)

ヒトにも同様に役割があるだろう

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ファインスピリッツキーワード

04/15
2013

key1

失敗は“成長”のもと

バンッ!!!

「なんだそのプレゼンは…!?
企画書を読んでるだけじゃないか!!」

企画書を3、4ページほどめくった時だったろうか…。
突然、鳴り響いた机を叩く音。

これは弊社の男性企画マンが、
ある会社のコンペの案件でプレゼンテーションをしていた時の話。

緊張していたのだろうか、彼はお客さまの様子には目を向けずに、
ただひたすら企画書を読んでいた。
すると、その態度にクライアントの担当部長が
大激怒(叱責?)してしまったのだ。

まぁ、私もその現場にいたわけだが、長年この業界にいる私にとっても、
あそこまでクライアントから言われたことは記憶にはなかった。
(当時その男性企画マンは、目が点になっていたな…)

あれから、約5年後。
その男性企画マンはというと、
なんとある企画・プレゼンテーションのアワードで、
750名の頂点に輝くほどまでに成長したのだ。

つまりグランプリ獲得。優勝。覇者。チャンピオン。
呼び方は様々だが、
ようするにものすご~く“成長”したということ。

いや~、おそらく2度とプレゼンテーションで、
あんな痛い思いをしたくないという気持ちがあったのだろう。
確かに、この5年間の彼の成長は目を見張るものがあった(?)。

そういえば、先日ある先輩コンサルタントがこんなことを語っていた。

「社長は『何をやりたいか?』を聞くより、
『何をやりたくないか?』を聞きなさい。」

ふむふむ。若いころに劣等感や苦手だと思っていることは、
その対極に行こうとする最強の“モチベーションリソース”だということ。

中島流でいうと “反動モチベーションの法則”。

未熟なうちに嫌な思いや苦手な経験をすることで、
2度と同じ思いはしないという“反動”の気持ちから必要以上に努力して、
それが成長につながるといことだ。

まさに、先の弊社男性企画マンが体験したことと一緒。
彼の反動モチベーションは、数百人の前で効果的なプレゼンを行い
“グランプリ”という結果を手にした。
そして、大きな自信にもつながったはず。

よく「失敗は成功のもと」というが、私から言わせると少し違う。
「失敗は“成長”のもと」なのだ。

大きな失敗は、結果的に高いレベルまで成長させることにつながる。

さて、早速今年入ってきた新入社員に、こう問いかけてみようかな。
「あなたは何がやりたくない?」と。


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大きな成長を遂げた男性企画マン

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反動モチベーションで最優秀賞!

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先取りビジネストレンド

04/15
2013

trend (3)

新パラダイムシフト15(いちごー)

「時代の価値観は75年周期で大きく変わる」。
私はこの法則を “パラダイムシフト75” と名付け、
これまでのビジ達でも何度もお話させていただいた。

さて、そんな“パラダイムシフト75”だが、さらに細かく15年周期で
切り分けてみると、経済動向における時代の転換期を割り出すことができる。
それが“新パラダイムシフト15(いちごー)”だ。

できれば、図表をご覧いただきたいのだが…。
(Webマガジン『ビジネスの達人』にて公開中!)
75年周期としても、15年周期としても、今まさに新たな時代への
転換期を迎えようとしていることをお分りいただけるだろう。

では、これからどんな時代に突入していくのだろうか。
私は次の15年を、“ヒューマン経済・良知の発現時代” と名付けている。

今までは、即物的なお金やモノを優先し、安さや利便性、
効率性を重視する経済が主流の時代だった。

しかしこれからは、人と人との結びつき(絆)を重視する経済、
“心の満足度”が価値を持つ、より人間的な経済へと
移り変わっていくだろうと思うのだ。

つまり、「あの人だから買いたい!」、
「あの店だから買いたい!」というように、
生活者が“絆”や、その“信頼感”を基に
商品を選ぶ時代になるということだ。

そんな時代の兆候は、少し前にビジ達でもご紹介した
『Mart』という主婦向けの生活情報誌からも垣間見ることができる。
『Mart』は、「心の豊かさ」という観点から
商品に新たな価値を見出す、今注目の情報誌だ。

これまでは、お金をかけた派手な装飾、量の多さ、低価格化、
あるいは利便性の追求、といった商品の訴求方法が一般的だった。

しかし『Mart』では、「もっと生活を遊んじゃおう!」と題して、
料理、メイク、ファッション、インテリアなど、
日常で接する生活物にちょっとしたアイディアや専門性を加えることで、
生活者の心の満足を演出しているのだ。

あまりお金をかけずに時間と手間をかけ、
アイディアをもって新たな価値を生み出すといったスタイルは、
まさに私が考えるこれからの経済の在り方である。

紙媒体が衰退の一途を辿る現代において、20万部以上を発行し、
読者を獲得し続けている『Mart』。
より生活者に近い“読者会員”を様々なかたちで活かした誌面展開も、
多くの読者の共感を呼ぶ理由なのだろう。

人と人の絆や、心の満足度が価値を持つ時代が、もうすでにやってきている。
当然、今後のビジネスの在り方も、
その価値観の変化に合わせて変えていかなければならない。

trend (1)

75年周期の大転換

trend (2)

心の豊さを育てる今注目の情報誌

trend (3)

これぞ、新パラダイムシフト15(イチゴ)だ!

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