07/22
2013
お金にならない3Kの仕事って?
仕事には多くの人がやりたがる“お金になる仕事”と
ほとんどの人がやりたがらない“お金にならない仕事”が
あるという。
ここは早朝の渋谷の駅前。
街の中心だというのに、ドブの臭いを発する排水溝がそこにある。
多くの人たちがその臭いに気づいているかどうかはわからないが、
その上を足早に通り過ぎる
(この足早の人たちは、当然“お金になる仕事”に向かう人たち)。
その大きな鉄の天板を取りはずし、男4人で手早く掃除する
(この人たちは、“お金にならない仕事”を精魂込めてする人たち)。
排水溝の中の臭いの元、汚泥をも引き上げて処理しようとしている。
目詰まりした天板も、一列ずつ丁寧にスクレーパーで削ぎ落とす。
うっ! 臭っさ~。
撮影する私の方まで強い臭いが漂うのだ。
もちろん私も手伝いたいのだが、
役割が記録ということなので…。
うわ~~、この臭いなかなかカラダから取れないだろうなぁ~。
写真にも撮れないしねぇ~。
臭い! 汚い! きつい!(あれ?危険は?)
まさに3Kでそして、お金にならない仕事だけど、
誰かがやらないと街は汚れるし、臭くなる一方
(役所は!? 役所はそんなマメにやってくれないの!)。
そう、誰かがやらないと、ということ。
世の中には、2種類の仕事があるという。
お金になる仕事と、お金にならない仕事が。
当然、お金になる仕事は、誰もがやりたがるし、
これこそ誰もが“仕事”だと思っている。
でも、このようにお金にならない仕事も社会にはいろいろとあり、
これも放っておけば社会は疲弊し乱れてくるのだ。
さて、誰がどのようにこのお金にならない仕事をやるのか。
アイデアを持ってソーシャルビジネスとして、やることもできるだろう。
それでもまだまだ、お金にならない仕事は
たくさん残るはず、果たして…。
やっぱり、“仕事道”としてこれらをも取り込んで日々の仕事に…!
「だったら、あんたも写真なんて撮ってないで、
手を汚して清掃活動しなさいよ~~」
なんて、聞こえてきそう!
はい!(‐.‐;)
頑張りまぁ~す。