08/26
2013
“凡事徹底”を意識して50年!
「ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる」
この言葉を唱えながら朝のゴミ拾いをしているのだが、
何度くり返していても不思議に飽くことのない奥行きを感ずる。
ひとつ拾えば、ひとつだけしかきれいにならない。
確かにひとつだけ。
でも、後から来る人は、そのゴミを見ないで済む。
そう思うと、タバコの吸殻ひとつでもと思い拾ってしまう。
ひとつだけでも拾う人は、まず捨てることはないのだ。
この“ひとつ拾う”をくり返していくと、
ひとつのゴミでさえ拾えない人とは、
いつかは大きな差になっていくということ。
鍵山秀三郎相談役曰く。
「人生はすべてこうしたことの積み重ねです。
ゴミひとつといえども小さなことではありません。
第一、足元のゴミひとつ拾えぬほどの人間に何ができましょうか。」
うんうん。
ゴミ拾いを、トイレ掃除を、
自分なりの哲学をもって50年継続してきた鍵山相談役は、
この夏で満80歳を迎えた。
その徹底した鍵山相談役の姿が、全国125ヵ所、
数十万人(?)の掃除人に大きな影響を与えている。
小さなことでも平凡なことでも、
徹底した積み重ねが“非凡”を招くということを、
鍵山相談役は、体現してくれているのだ。
“人生はすべてこうしたことの積み重ね”
私はまだ人生の前半戦だと思っていたのだが、
人に言わせるととっくにハーフタイムも終了し、
後半戦だという。
まぁ~、ハーフタイムを終了したことは認めよう。
さて、この後半戦、何を積み重ねていくか。
ゴミは拾い続けることにしても、
走ることと腕立て伏せは続けるにしても、
本を読むことは続けるにしても、
このビジ達も続けるにしても…
さて、あとは何を積み重ねていくか??