これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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ビジネスの達人

モバイルショット

09/29
2014

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Mr.セイージもまだまだ、過程相!

さすがにMr.セイージも緊張ぎみ。
だって掃除道の神様と呼ばれる
鍵山氏とのツーショットなわけで…

鍵山氏は私を手にすると笑顔を投げかけてくれて、
まさに幾多の経験を積んできた鍵山相談役らしい
相(顔つき)でカメラに向かってくれたのだ。

果たして私の人相は、鍵山氏にはどう映っただろう。
深みのある人相(ぬいぐるみ相?)に見えただろうか。

実は鍵山氏は高校時代の恩師に
こんな言葉を教わったという。
“過去相も現在相も決定相ではない。過程相にすぎない”

この言葉にはあらゆる場面で勇気づけられたという。
逆境でも悲観することもなく、
また順調でも有頂天にならずにすんだと。
まさに鍵山氏らしい解釈!

すなわち、人相はまだまだ変わるということだ。
今後、さまざまな経験を積めば積んだなりの
相になってくるということ。

いまの見てくれは当然、過程相だ。

“中島セイジ”もまだ60歳。
もっともっとチャレンジをして深みあるいい相を
つくって欲しいものだ。
うん、うん。

えっ、私!?(Mr.セイージ)
人相としては、まだ深みはないんだろうが、
私を手にした方々は茶目っ気があってかわいいと…

私も、まだまだ過程相ですから!

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鍵山氏にはどんなふうに映ったのか!

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こんな扱いをする人も…(田中会長、優しくして!)

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Mr.セイージは旅に出ます

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会長就任イベント

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はなまるア・ラ・カルト

09/29
2014

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縁の下の、縁の下の仕事道

先日、私が所属している日本を美しくする会と
関係の深い、日本企画株式会社が主催する
トイレ掃除に参加させていただいた。

そして、今日は久々に男子便器を
しっかり磨かせてもらった。

陶器製の便器に着いた黒ズミは、
ナイロンたわしで一生懸命磨いても
なかなか綺麗にはならない。

そこで、いろいろ用意されている道具の中から
サンドメッシュをピックアップ。

カネヨン(洗剤)を少しつけ、
その目標の部分を30回くらい往復すると、
黒ズミはどこへやら(すばらしい!)。

こんな気持ちよさを得られるのは
縁の下の力持ちがいるから。
この掃除に学ぶ会のスゴいところは、
この段取りと掃除道具の品揃え。

今回は日本企画さんが全て用意してくれているのだが、
彼らがこの掃除環境を演出してくれているから
私も存分に腕を振るえたわけだ。

そんなこともあり、
今回は掃除の会終了後も、
主催者である日本企画にお邪魔した。

するとスタッフは、掃除現場から運んできた
四角いプラスチックのケースに入った
掃除道具を全て出し始めた。

そして何人もの人が、サンドメッシュやたわし、
タオルなどの掃除道具を洗い始めたのだ
(現場でも適当な洗い方をしたわけではないのだが…)。


洗い干されたタオルや道具は部屋を埋めつくすほどの量。
それを見て私は、「そうか。私たちはこういう人たちがいるから
掃除ができるんだ!」と改めて感じた。

トイレ掃除そのものも、ある意味「縁の下の力持ち」だろう。

しかし、それに私たちが没頭できたのは
この裏側にさらなる「縁の下の力持ち」がいたからなのだ。

つまり、トイレの黒ズミを取れたのは、
スタッフたちが道具を綺麗に保つ努力を
陰ながらしていてくれたからできたことなのだ。

こうした道具を用意してくれる人、
綺麗に保ってくれる人、
その段取りをしてくれている人がいることで、
「縁の下の力持ち」は力を発揮することができる。

こうした下支えがあって、
今回の掃除も成り立ったということを再確認した。

つまり「縁の下の力持ち」は、
そのさらに下で支えてくれている
「縁の下の、縁の下の力持ち」
の協力があってこその力持ちなのだ。

まさにここにも仕事道がある。

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トイレ掃除に没頭するスタッフ

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こどももトイレ掃除に参加

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並べられる多数の掃除道具

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今回の参加者たち

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部屋いっぱいに干されたタオルと道具

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選ばれるビジネス

09/29
2014

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11時40分に満席の店

また一軒、神楽坂で良い店を見つけてしまった。

ランチに1000円の和食膳を出す店なのだが、11時40分には満席!
18、9席の小さな店が、ランチ終了時間までいつもいっぱいだ。
1000円で新鮮な刺身や焼き魚の定食が味わえ、
そこについてくる煮物やポテトサラダ、
茶わん蒸しなどの小鉢料理も実に美味しい。

決して安い!という価格設定ではないけれど、
品数の多さや手間のかかった料理が楽しめること、
そして店内に立ち込める焼き魚のいい匂いなど、
人を引き寄せる魅力にあふれているのだ。

ここで思い出して欲しいのが、“選ばルール7”。

1.本物にこだわる
2.手間をかける
3.とことん追求する
4.大胆で潔い
5.必要以上のコミュニケーション
6.積小為大
7.徹底の二乗

この7つの項目のうち、
“5.必要以上のコミュニケーション”以外は
ほとんど全てを満たしたお店だと言えるだろう。

そのおかげか、短いランチ時間でも
途切れることなくお客さんが回転している。
大体、3~4回転はしているだろうか。

それを見ていて改めて実感したのだが、
繁盛店には不思議と行列ができない。
それは、本当に行きたい人は
お店に時間を合わせて行くからだろう。

11時半だろうが、14時だろうが、
比較的お店の空いている時間に
自分の時間を合わせてやってくる。

だから、行列のできない繁盛店、というわけだ。

何度かビジ達でご紹介した三州屋にも
同じことが言える。

価格設定も同じくらいだし、
途切れることないお客の入り、
そして“選ばルール”を満たしていることも同じ。
神楽坂に数ある料理店の中から選ばれるには、
選ばれるだけの理由が存在するのだ。

ちなみに、私が時々行く中華屋さん(?)で、
夜11時には閉店してしまうにも関わらず、
夜10時30分に満席の店、というのもあるのだけど…
(半数以上の人は、お酒も飲まないにも関わらず!)。

こちらもやはり“選ばルール”を満たす繁盛店。
ビジネスでもお店でも、
必ずそこには選ばれる理由が存在するのだ。

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見よ、この美味しそうな和食御膳!

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店内には焼き魚の香ばしい香りが…

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お店の人の働く姿も気持ちいい!

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目からウロコのおすすめ本

09/29
2014

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『アドラーに学ぶ部下育成の心理学』小倉広・著

「あ~ダメダメ! そんなやり方をしたら、
 こういう問題が起きちゃうでしょ。
 なんでそんなやり方をするのかなぁ…考えればわかるでしょ。
 いいかい、このやり方でやり直してみて」

う~ん、会社ではよく聞くこんな言い方
(私もよくやってきた…)。
これでは、勇気づけならぬ“勇気くじき”となってしまう。
私は30数年経営をやってきたが、
20年以上は部下に対して“勇気くじき”の
コミュニケーションをしてきたのでは…とハッとさせられた。

先日ご紹介した
『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』は、
アドラーの考え方や哲学について触れる書籍。
今回ご紹介する『アドラーに学ぶ部下育成の心理学』では、
日常生活やビジネスにおいて、アドラーの考え方を
具体的にどう活かしたらいいのかが書かれている。

先ほどの事例の場合、部下を勇気づけるには
こんな接し方が効果的だという。
「この仕事を進める際には、
 こんな観点に気をつけるといいかもしれませんね。
 そうすると、どのようなやり方が考えられますか?」

つまり、学校の先生のように教える(ティーチング)ではなく、
相手と対話することにより自発的な行動を促す(コーチング)なのだ。
この書籍によると、部下の教育の三本柱は
「ほめない」「叱らない」「教えない」。

短期的な結果を出すために、
部下をやみくもにほめてその気にさせたり、
思い通りのやり方をしないからといって叱りつけたり、
上司が先に答えを出してしまったり…。
これでは人は育たない!

部下に主導権を握らせて自発的な思考や行動を引き出すことで、
自信を持って仕事に取り組んでもらうことができるのだ。
そして自らの行動で得た経験や知識は、
成長するための糧となる。

この40~50年、多くの企業は目先の利益を追ってきた。
そのため全国チェーン展開がよしとされ、
安易なマニュアル重視のビジネスが浸透してしまった。

しかし長い目で見ると、
人が育たなければその会社が困るだけではなく、
いずれは本人の社会生活にも偏りが生じる。

社会のためにも今後のビジネスのためにも、
人を育む価値観こそが重要なのだ。
つまり、「人を育てない限り先はない」。

…あれ、これって私がいつも言っていること!?

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ほめるな叱るな教えるな!

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選ばれる仕事道

09/29
2014

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上神田梅雄氏の仕事道

「“いくら働けばいくら給料が貰えるのか”
と考える人がいますが、
その考えは仕事ではなく“労働”です」。

そう話すのは、
新宿調理師専門学校の校長である
上神田梅雄(かみかんだ・うめお)氏。

過去に幾度かお会いしているが、
今回、ラジオのゲストとして
出演していただいた際にも、
興味深い話を聞かせてもらった。

その中で注目したのが、冒頭の言葉。
上神田氏曰く「やりがいのある仕事には
“仕事の道(仕事にまつわるあらゆることを極める姿勢)”
を追求しなければ到達できない」。

それは、仕事において利益(給料)を優先する考えでは、
多くの人から尊敬・期待されることもないため、
いい仕事(天職)に就くことができないからだ。

上神田氏は、調理師専門学校を卒業してから、
師匠に弟子入りし、16年の修行時代を過ごした。
修行時代にはさまざまな職場で働き、
料理長を務めたこともあるという。

給料はもらっていたが、
上神田氏にとっては、
師匠の弟子として修行している
意識が強かったという。

このように、上神田氏はその仕事において
「まずは自分の役割を全うすること」、
「自身を修行(修業)させること」が大切だという。
これこそが、“仕事の道”の追求につながるのだ。

これは、まさに
“先義後利”に近い発想だといえるだろう。
自分の役割を「義」とするならば、
義を全うした先に、はじめて対価がもたらされるのだ。
この考えは、上神田流仕事道の真骨頂とも言える。

そういえば、ビジ達でもおなじみの人たちにも、
“仕事の道”においての
“先義後利”を実践している人が多い。

例えば、元大相撲横綱の
大乃国康(おおのくに・やすし)氏。

大乃国氏の話によると、
角界(相撲界)の給料は、
番付における階級によって異なる。

そして、幕内十両といった
上階級の力士(関取)に上がらなければ
給料はもらえないそうだ
(小遣い程度にはもらえても…)。

だから、一人前の力士として認められるよう、
強くなるためにみんな鍛錬を続けるのだという。
そうすることで、心身ともに強くなれるのだ。

また、家具工芸を手がける
秋山木工の秋山利輝(あきやま・としてる)社長。
秋山氏の著書『丁稚のすすめ―夢を実現できる、
日本伝統の働き方 』にあるように、
この会社では4年間の丁稚制度を取り入れている。

これにより、ただ技術を学ぶだけでなく、
“職人の心得”すなわち
プロとして・人間としてのあり方も学べるからだ。
職人として対価を得るまでには、
丁稚による学びが大切なのだという。

このように、
修行・鍛錬といった“仕事の道”の追求や
“先義後利”の価値観を
重要視している人や企業は多い。

それは、仕事の質だけでなく、
人間としての質を磨く機会であり、
やりがいのある仕事に就くための
プロセスでもあるからだ。

現在、上神田氏は、
調理師専門学校の学校長として、
料理人を目指す若者の育成に尽力している。

上神田流仕事道の精神を受け継いだ料理人の輩出は、
業界にとって大きな意味をもたらすことになるだろう。


上神田流仕事道には
まだまだビジネスヒントが沢山詰まっている。
InterFMにて10月5日・12日(日)朝6時から放送の
『BUSINESS LAB.』をお楽しみに!

sgt (1)

16年もの修行の末に得たビジネスヒントとは…?

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相撲界も…

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職人も先義後利!

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