これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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06/01
2015

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成功者たちの習慣を求めて


ムカつくんだよねぇ~
あの部長、本当にひと言多いんだよねぇ~
だから言ってやったの…
(??そんなこと言ってる貴方は、何様?)

そうそう、あの部長、会議の途中で舌打ちするわけ。
だから 私、にらんでやったわけ。
そしたら、目をそらせてさぁ…
(永遠にこの人たちは自分の問題に
気づくことはないんだろうねぇ)

なんて話を延々と120分以上!
私が席についたときにはすでに2人はいた。

まぁ私も120分以上その隣で書きものをしながら
聴いていたわけだが…
“時間も遅いし、そろそろ帰ろうか!”だって。

よくウワサ話と人への悪態で
2時間も話せるよねぇ~。
悪態は言っている人の精神にもよくないし、
周りの人からもよく見られないわけだし…
とにかく2時間、2人で喋りっぱなしだったのだ。

ここはカフェなんだけど、
居酒屋ではもっと元気よく
グチや悪態が展開されているんだろうねぇ~
(世の中では…)

ときには、日々のストレスを発散したいのは
わかるんだけど、“悪態”はいくらかのストレスは
発散できるかもしれないけど、自分のカラダも
反応して微妙にカラダに悪く働くって聞いたことが
あるんだけどねぇ(波動の研究者が言っていた)

それにしても2時間がもったいない。
だったら、カラダにいい運動をして、
ストレスも発散し、その後にもいい時間に
使った方がいいと思うけど。

このところ“ビジ達”でも語っていることだけど、
今日の行動が明日の自分の姿に反映するわけだし
(ビジネスタイムもプライベートタイムも)、
どう時間を使うかがポイントってこと。

今日、誰かと出会ってやり取りしたことや、
ある本を読んだことが
明日にいろいろと影響するというわけだ。

私たちにとってかけがえのない時間。
その時間をどう使うかが、その先に大きく
影響するってこと。

毎日の行動のくり返しが、1年後の自分に
大きく反映するのだ。
もちろん、3年後の自分にも反映することになるし…

だから、ウワサ話や悪態をついて時間を
ムダにしてはいけないということなのだ。
ラクなことや、気分に任せてのことのために
時間を使っていては、
その先の充実には繋がらないということ。

あっ!「7つの習慣」にあった
「成功者の共通点」を思い出した。

“成功者たちの共通点は、成功していない人たちの
嫌がることを実行に移す習慣を
身につけているということである”

やっぱり、何かを成し遂げる人は、
能動的に行動をしているということ。

ラクで楽しいところばかりではなく、
何かがある、何かが起こる先へ、
一歩踏み出す勇気が大切ってことだ。

さて、還暦を迎えたかけがえのない時間を
ムダにしないためにも、次なる“ビジ達”の
ネタ探しに一歩踏み出そ~っと!

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あっ!「7つの習慣」にあった!

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嫌がることを実行に移す習慣

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先取りビジネストレンド

06/01
2015

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“盛者必衰の理”の現象

祇園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色
盛者必衰の理をあらわす

これは、ご存知『平家物語』の冒頭の一節。
ここに登場する「盛者必衰の理」というのは、
「栄えたものは必ず滅びる」という意味だ。

この一節のような移り変わりは、
こんなところでも見ることができる。

私が約10年間毎朝行っているゴミ拾いでは、
空き缶、中でも缶コーヒーを拾うことが多い。

その缶コーヒーも、最近ではかつて主流だった
プルトップ缶ではなくボトル缶
(スクリューキャップが付いているボトル状の缶)
がよく捨てられているのだ。

ボトル缶コーヒーは、プルトップ缶のコーヒーに比べ、
キャップがあるので持ち運びしやすく、
飲み口が広いので香りを楽しむこともでき、
このところの人気が高い
(ちなみに私はもうコーヒーを飲めないが…)。

そんなボトル缶コーヒーが登場した理由を考察してみると、
近年増えているコンビニのセルフコーヒーの人気が挙げられる。

本格的なコーヒーが100円程度という
手軽な価格で買えることもあり、
缶コーヒーユーザーの一部がセルフコーヒーに移行した。

それに対抗し、缶コーヒーメーカーは、
従来のプルトップ缶よりも持ち運びの利便性も高く、
そして香りを楽しめるボトル缶コーヒーを発売し、
需要を獲得しようと展開したということだろう。

このように、コーヒー飲料の動向だけをとっても
「盛者必衰の理」は生きている。

これに限らず、ある商品が一時的に
生活者から人気や需要を得たとしても、
しばらくすれば別の新たな商品へとその人気は移行していく。
これはビジネスにおいて常にあることだ。

需要の移り変わりが加速化しつつある現代において、
企業が常に生き残るということは容易ではないだろう。

そんな中にあっても大切なのが、ロングレンジで選ばれる企業になること。
提案する商品・サービスのみに注力するのではなく、
企業自身の姿勢や価値観に生活者が
共感できるような企業づくりこそ、
選ばれ続けるために必要なのだ。

たとえ「盛者必衰の理」の常があったとしても、
長く選ばれ続けるための企業の生き方はあるのだ。

100年企業は日本に2000社以上あるらしいが、
先達から学ぶことは多い。
企業が生活者に愛されることは、
長く選ばれ続ける秘訣といえるだろう。

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最近人気のボトルキャップ缶コーヒー

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“盛者必衰の理”はビジネスの常!

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ファインスピリッツキーワード

06/01
2015

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“行動の2乗に比例する”

しばらく前に、このビジ達で
“相乗効果は行動の2乗に比例する”
という中島流の法則を何度か事例をあげ発信していた。
今回もまた、この法則を確信させる事例と出会った!

さて、先日私は十勝 芽室町を3日間訪れ、
ワイナリープロジェクトチームの発足会議と、
プレゼンテーションセミナーに参加してきた。

ワイナリープロジェクトとは、北海道で葡萄を育て、
ワインを作り、地域活性化を図ろうというものだ。
私の長年の夢でもあり、ライフワークにもしようとしているこの計画が、
いよいよ本格始動したということ!
初日は地元の農家や町の人たち、役所の方々、
池田町ブドウ・ブドウ酒研究所の元所長など、
25名ほどの方の前でプレゼンテーションを行った。

2日目は、元所長の計らいによって研究所を見学させてもらう。
その後、今後の展開のネゴシエーションもあり、
地元の協議会の会長さんや農家の方々とお会いした。

驚くべき動きがあったのは3日目の午前中である。
当初の予定では、来年から少しずつ苗を植えるという
計画がされていたこのプロジェクト。
ところが、様々な人と出会い、
お話をさせてもらったことにより、
なんと今年から植えられることになったのだ!

ぶどうの苗が手に入り、畑が用意され、農家の方々も
協力してくださり、元所長も後押ししてくれることに。
(菊地さん、内藤さん、ありがとうございます!
プロジェクトのみなさんもありがとうございます!)

この3日間でここまで飛躍するとは…。
こんなにもトントン拍子に話が進むのは、
みんなの“行動”があったからだろう。

一歩踏み出せば出会いが生まれ、
コミュニケーションがさらなる情報を生み出し、発展していったのだ。
これこそが“行動の2乗に比例”した例ではないだろうか。

さらにそこには、地域の人たちの「夢」があった。
多くの人が「これからの地域のために協力できることはなんだろう」と
考えていた時、今回のワイナリープロジェクトが現れたのだ。
そして、ワインが醸造により発酵を繰り返すように、
プロジェクトが発酵し始めたのではないだろうか。

以上を踏まえ、中島流のPDCA(Plan(計画),
Do(行動),Check(評価),Act(改善)の4段階を繰り返すことにより、
業務を運営していくというもの)ならぬ“DDFI”を提案しよう!
“DDFI”とは、以下の単語の頭文字を合わせたものだ。
Decision(決断)
Do(行動)
Feedback(気付き)
Idea(アイディア)

決断したことを行動に移せば必ずフィードバックがあり、
フィードバックを活かしたアイデアが生まれ、次の決断へ、となる。
2動けば4の相乗効果が、
4動けば16の相乗効果が生まれるということ。
だからこそ「今」何をするかが重要なのだ。
芽室での3日間ほどでなくても、過去の行動が未来に結びつき、
成果に繋がっていく。
2013年は2014年に繋がり、2014年は2015年へと繋がっていく!

毎年がチャレンジ=行動の時だと思い、実行していくことが、
その先を見据えた投資となっていくのだ。

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ワイナリープロジェクトチーム会議

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プレゼンテーションに参加してくださった皆様

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ここでワイナリーがはじめるのだ

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相乗効果は行動の2乗に比例する

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選ばれるビジネス

06/01
2015

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「選択と集中」が選ばれる

目的意識を持たず、まんべんなく行動すると、
明確な目標にたどりつきにくくなってしまう。

その結果は、ビジネスでは特に顕著に現れる。
以前ここでもお話した、アメリカで「Small Giants」と
称されるある中小企業の話。

その企業は、10州以上にまたがって幅広く
ビジネスをしていたのだが、
このままではいいサービスができないと
力を入れるポイントを3州に絞り、
その他の州のお客様をライバル会社に譲ったという。

それによって力を入れた州のお客様の満足度が高まり、
より多くの人々から注目が集まるようになったという。

これはアメリカに限った話ではない。
日本でも私の知るところの企業では、
あのフォルクスワーゲン社ビートルの
オリジナルパーツを製造販売する
株式会社フラットフォーがその例だろう。

あのカブトムシ型と呼ばれるビートルに特化し、
その関連商品だけを取り扱ったことで、
世界から注文が殺到する会社となったのだ。

一見すると偏って見える力の入れ方が、
特徴というノウハウを持ったオンリー企業となり、
多くのお客様から指名される企業。

このことは、会社だけではなく、個人にも当てはまる。
最近よく耳にする「ワークライフバランス」という言葉。

まんべんなく働き、プライベートな時間も
充実して過ごすということは、
当然生きるうえでは悪いことではない。
しかし、ある業界で働くプロフェッショナルとしての
視点で考えると、それではいい仕事はできないし、
選ばれる人にはなれない。

その道で選ばれる存在になるためには、
限られた時間をどう“アンバランス”に
使っていくかが鍵になるのだ。
自分の知識やノウハウ、スキルを
徹底的に向上させるなら、
普通の時間の使い方では突出した成長は期待できない。
時には、寝る間も惜しんで自分磨きに勤しみ、
プロフェッショナルとして高みを目指していかなくてはならないのだ
(これをやっとかないとある程度年齢を重ねてから大変だからね~)。

こうした考え方は、中小企業も一緒。
中小企業のほとんどは、大規模経営でないため、
世間的にまんべんなく大きな影響を与えることは難しいからだ。

では、その中で選ばれるには
どうしたらいいのだろうか。
先ほどのフラットフォー同様にキーワードは
“選択と集中”なのだ。

あの中里スプリング製作所は、
「町工場」という小規模経営に徹することで、
バネづくりに注力した。
そして全国各地のメーカーにとって欠かせない役割を果たす企業としての
存在理由を手に入れたのだ。

石坂産業も同様だろう。「産業廃棄物の処理」という
広い事業範囲ではあるが、そのリサイクル率に注力し、
地域からも喜ばれる企業として存在することに焦点を絞った。
すると多くの視察者が訪れる企業となったという。

どのポイントに絞り、その技術力と人材を集中させるか。
これは経営者の決断ということだろう。

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フラットフォーの小森社長

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中里スプリング製作所の中里社長

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石坂産業の石坂社長

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シナジースペシャル

06/01
2015

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タオルの洗い方から「一事が万事」

リーダーズセミナーでは恒例となった、
大里綜合管理での合宿。
合宿中のテーマは、地域貢献活動体験だ。

気になる体験内容は、
道端のガードレールや
インターロッキングブロック磨き、
そしてトイレ掃除など…。

今年は諸事情でトイレ掃除の実践が
できなかったのだが、
その代わりにあることに集中して
取り組んだおかげで、新しい発見を得ることに!

それは……、
タワシとタオルの洗い方!

え~~!
そう、今回の新しい発見は
掃除をする「場所」ではなく、
掃除に使う道具の「扱い方」だ。

タオルとタワシ、どちらも掃除をするときに
大活躍するアイテム。
効率的な使い方から後処理の仕方まで、
大里綜合管理の野老社長が丁寧に指導してくれたのだ。

ここでの着眼点は、タオルの洗い方。
まず、3つのバケツが用意された。
なぜ3つもバケツがあるのだろう?
これは汚れの段階ごとに使うバケツを分けているためで、
節水と効率につなげるための方法だ。

汚れの順にバケツを変えて
洗ったあとは、水切りをする。
半分に折ったタオルの中心を両手でつまみ、
水をバケツに落としていく。

縦半分に折り、下に向かって軽く水を絞る。
そして縦に集約したタオルを
さらに2つ折りにすると、15センチほどになる。

そのタオルを剣道の竹刀を持ち、
しっかりと握るかのように絞れば、
汚れも水気もバランスよく取れ、
あとは干すだけのキレイなタオルになる。

そして、ここでもう一押しする野老先生(社長)。

その絞られたタオルを広げながら、
手に付いた水分も拭き取る。
とても細か~~い、スゴ技だ!

これにより、先の問題をも
“前始末”するというのだ。

単純なこのタオル洗いの
プロセスをひとつとっても、
次の後処理をスムーズにするための
進め方がこれだけ意識されている。

汚れたタオルの洗い方、
そして道具の使い方の中にこそ、
大里綜合管理の社屋の活かし方、
仕事の進め方、お客様対応の仕方といった
すべてのことが集約されているのだろう。

この発想は、もちろん日々のビジネスにも
通ずるところがある。

一連の流れの先を考えた行動というのは、
仕事においても必要な意識だ。
段取りを決め、
物の使い方のルールを決めておく。

タオルの洗い方だけでなく、
私たちの仕事の仕方も、
手前の作業でいかに先のことも考慮した
“前始末”ができるのかが大切なのだ。

ついつい急いでいるときや、
違う行程が頭に思い浮かんでしまうときでも、
目の前のことを疎かにしてはいけない。

野老社長が教えてくれたことは、
「一事が万事」だということ。

たったひとつのことへの対応が、
すべてのことに通じていくのだ。

ひとつのことから、全部を推しはかれる。
だからこそ、小さなことも疎かにしてはいけない!
これを意識しているだけで、
毎日の生活の仕方は変わっていくだろう。

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みんなの表情は真剣そのもの!

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並んだバケツは節水と効率よく作業をするため

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タオルを半分に折ったそのあとは…?

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野老社長の実践指導

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さぁやってみよう!

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上手にできたかな?

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