これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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09/28
2015

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30万時間をデザインする!

たまには演劇も観て、
注目の映画もしっかり観て、
サッカー観戦もして…
仲間とゴルフも楽しみ、
カラオケで歌って、
彼女と美味しいフレンチも食べる。

ときどきカラダのためにジムに行ったり
周辺のランニングをしたり…

もちろん、本屋大賞の本や
芥川賞の本くらいは読んでおいて…
毎朝の新聞は欠かさず目を通す。

そして、いい仕事もしっかりしたいのだが…

こんな輩がいたら、滞空時間の超長~い
ブレーンバスターを見舞うのだが…

1日24時間。
1週間で168時間。
1ヵ月で720時間。

1年で8,760時間。
人生80年とするが、20歳までは
学業が中心なのでここでは60年間で計算。
するとその合計は、52万5,600時間。

ここから睡眠時間と生活習慣時間を加えた
1日10時間を引くと30万6,600時間となる。

30万時間。長く思うだろうか、それとも
短く感じただろうか。
まぁ~とにかく、限られた時間しかないということ。
この与えられた30万時間をどう“デザイン”するかだ。


当然、冒頭の楽しげなあれや
これやなんてできやしないわけで…
何を選択し優先するか。

自分の楽しみばかり優先していては、
世の中は回っていかないし、
そんな人を誰も相手にしてくれないだろう。
だって、演劇のヒロインだって、
サッカー選手だって、ミュージシャンだって
そこには、たくさんの時間の投資があって
プロフェッショナルとして活躍しているわけだ。

やっぱり、何らかのカタチで社会に貢献しない限り、
自分の存在はあってないようなもの。
さて、どんな自分の人生を描き、
どう貢献していくかということ。

“ワークライフバランス”なる言葉が
もてはやされているが、まずはバランスを
取ることより、どんなプロフェッショナル
になりどう社会と関わっていくか。
それをビジョンとして、
かけがえのない30万時間を
どうデザインするかだ。

“デザインする”すなわち、自分の人生を
意識的に活かすということ。
この“デザイン”、もっと端的に言うと、
“選択と集中”だ。

その目指すもののために何を選択し、
そこにかけがえのない時間とその能力と
体力を集中させるということだ。

ついついいつもより大上段に
語ってしまっているが…
マクロの視点で観ると、世の中のほとんどの人が
目先の流れでそのかけがえのない時間を
タレ流してしまっているように思えてならない。

30万時間は思った以上に短い。
だから、早くに自分ならではの
ビジョンを打ち出し、いかにデザインするかだ。

30万時間と言っているが、これを読む人は
それほど若くないはずだから(?)、
残り時間はかなり少なくなって
きているはず!?
いまからでも遅くない。
選択と集中だ。

えっ、人のことを気にしているイトマはなかった。
私には、10万時間しか残されてなかったのだ。

まずは、10万時間確保のための
ランニングに時間を投資しようっと(^◇^)

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シナジースペシャル

09/28
2015

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ぶどうの“機”は熟した

今年の4月に、関東農政局が
『日本ワインとその可能性』という
ワイナリーフォーラムを主催したことがあった。

定員300人のところ、なんと500人以上の応募があり、
400人もの人々を入場させたという。
この盛況ぶりからもわかるように、
今やこんなにも大勢の人が
ワイナリーやぶどう農園に注目しているようなのだ。

北海道を例に挙げても、
日高山脈を境にした西側の地域は
既に20軒以上のワイナリーが展開している。
(東側は寒さのせいで十勝ワインしかないのだが…
私も出身地である東側にワイナリーをつくる予定だ!)

そして先日、例のワイナリー構想のために
出身地を訪れたのだが、その際
ちょっとユニークな試みをしている畜産農家の方に出会った。

なんとこの方の農場の真ん中には、
おしゃれなカフェが存在しているのだ。
実はこの農場の社長は、
既に私達のワイナリー構想を知っており、
かなり興味を持っていたという。

また、人気の手作りチーズを生産する社長にも
お会いすることができた。

この方は定年退職後に
この地でチーズ作りにチャレンジしたのだが、
ここ15年で工場のフル生産を上回る程の
流通が出来上がったそう。

こちらの社長も私達のワイナリー構想に期待を抱き、
話を聞いてくださったのだ。

このような出会いや社会の変化があると、
物事には“機が熟す”タイミングがある!
と思えて仕方がない。

さらに、藻谷浩介氏著の
『里山資本主義』が40万部以上売れたように、
今や都会の人々は“里山”の必要性を感じ、
自分も何らかの関係を持ちたいと思っている。

都会に住む人たちも自らの出身地を顧みて、
地域活性化にはどうすればいいのか?
と考えるようになった。

まさに今、色んな方々が新たなビジネスや農業の意識を持ち、
チャレンジを始める機運がやって来ているようなのだ。

そんな背景があるものだから、
生産・加工・販売までを行う6次産業化である
私のワイナリー構想は、新たな農業の可能性を
発信するものとして多くの人たちから期待されている。

さらに言えば、経済一辺倒の価値観からの脱却期であり、
75年毎に大きな変化が起こることを指す
「パラダイムシフト75」の
転換期としてもいいタイミングといえるのだ。
うんうん、まさに“機は熟した”ということだろう。

これはビジネスにおいても同じで、
“機が熟す”タイミングは確実にある。

社会が新たな価値観のサービスを求めたり、
業界が次の段階へ歩を進める時であったり、
生活者が新たなものを欲したり…。

そういった変化を見極めなければ、
どんなビジネスであっても上手くいかない。
同時に、会社が提供するサービス、スタッフ、
会社の規模が求められているレベルに達した時、
“機が熟した”ということになる。

私の周りにも、長野や仙台で新たなワイナリーに
チャレンジする仲間が出てきているし、
様々なワインやワイナリーの情報が集約されてきたと言える。

そんなわけで、私のワイナリー構想も機が熟した…
いや、まさにぶどうの“機”が熟したのだ。

今後のご報告に、乞うご期待である!

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豊かに実ってるね~

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いつか私達のワイナリーも…

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大きく育て!

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はなまるア・ラ・カルト

09/28
2015

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“八起”の前に転ばない経営

「七転び八起き」という言葉がある。
これは、多くの失敗にもめげず、
その度に奮起して立ち上がること…。
しかし、失敗をする前にどうしたら
失敗しないのかを考える方が重要だろう。

これは、先日久々にお会いした「八起会」を結成した
野口誠一会長がお話してくださったことでもある。
野口会長とは、十数年前に何度かお会いさせていただき、
野口会長が度々出演する雑誌なども目にすることが多いので
共感するところがあるのかもしれない。

そもそもどうしてそのような考えに至ったかというと、
実は、野口会長自身、37年前に会社を倒産させてしまった経験があるのだ。

そして野口会長はどうしたら同じことを
繰り返さないでいられるのか考えたそうだ。
野口会長曰く、会社を倒産させてしまう
可能性が高い経営者には特徴がある。
一つ目は、自己中心的な考え方で、高慢な性格。
二つ目は、問題が起きると、他人のせいにする。
三つ目は、進むべき方向を変えるべきと知っているのに、
それを無視して変えない。
そして四つ目に、とにかくただただ会社を大きくしようと
する考え方の経営者だ。

なぜなら、多くの経営がうまくいかない経営者は
「これは、不況のせいだ。自分は運が悪い」など、
他人のせいにすることが多い。
少しマクロ的な視点を持っていたら、
好不況が周期的に訪れることくらいわかるもの。
数十年、不況が一切こないなどという事はあり得ないのだ。

つまり、不況が来ても耐えられる会社をつくるのが
経営者の役割と言っても良いだろう。
少し前にご紹介をした“タテの経営”がまさにそれだ。
ロングレンジでその先を予測し、
その流れに合わせて経営戦略を立て、
実践していくというもの。

反対に“ヨコの経営”すなわち、
大きな流れに取り残されてしまい、
同業界や周囲の状況ばかり
気にしているような経営をしていると
いつの間にか不幸な結果に結びつきかねないのだ。

私も、三十数年会社経営をしてきたが、
その時々、身の丈に合った経営をしてきた。
そのため、創業以降、極端にスタッフの数を増やしたり、
会社規模を大きくしたりはしてこなかった。

それは、ただ大きくすることが、
仕事の密度を薄めてしまうだけでなく、
不必要な問題なども多く抱えることを知っていたからだ。
だからこそ、大きいことこそよいと思う経営者は危険。
ただし、会社が大きくなること自体はよいことではある。
問題は大きくなるプロセスをどう歩むかだ。

ではどう歩めばいいのか。

それは、前述通り身の丈に合わせていくこと。
つまり、転ばない経営とは、
自分や会社が周囲の恩恵に頼らずに
スキルアップして行く“タテの経営”を実践することなのだ。

ara

タテの経営のすすめ

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09/14
2015

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“COWCOW Village”

カウカウヴィレッジ、カウカウカフェ?

こんな田舎のそれも畑の真ん中に
ちょっとオシャレ風なカフェがあるではないか。

結果として、牛肉ハンバーグとオムライスの
ランチをいただいたのだが…
(美味しかったで~~す)

なぜ、こんなところにカフェを?
と考える人は私も含めて多いはず。
昨年の海外研修ツアーで訪問した
スコットランドのクレイジンズファームでは、
農場にカフェレストランと
ファーマーズマーケットがあったが…

まさか私の出身地、十勝の芽室町にも
存在するとは…

ここ大野ファームの大野社長は、
畜産農家を身近に感じてもらい、
気軽に足を運んでもらいたいと
いう思いからオープンしたという。

まだオープンからは、1年くらいというが、
ランチタイムだけでも多くの人たちが
来店していたのだ。
(ここは牛肉が一番の自慢かな!?
とにかくたくさんの人たちが
来てくれることがまずの目的)

この大野ファーム、理念もしっかりしている。
健康な人づくり、健康な土づくり、
健康な牛づくりが三本柱。

そして、地域内循環型の農業生産を
実践しているという。
(うんうん、すばらしい!)

ついに日本でも新しい農業の幕明けが…
と考えてもいいのだろう。

そう言えば、1ヵ月ほど前に訪れた長野県の
千曲川沿いでも、ワイナリーには当たり前のように、
カフェが併設されていた。

農業の地にカフェやマーケットが
設置されることで多くのまちのひとたちが
足を運んでくれるようになるのだ。

すると、少しずつだが、生活者にとって
農業は身近な存在になってくるということ。

すなわち、私がこの地で目指すワイナリー構想が
それほど、突飛なものではなくなってくる。
プロローグはすでに始まっていると言っていいだろう。

それにしても、この地域の“若者たち”も、
チャレンジ精神は十分にあるということ。

ん? 若者たち!? 大野社長は私の出身高校の
後輩だがもう50歳を超えていると言っていた。
(もう若者じゃないかぁ~)

でも、40代50代のリーダーがいまチャレンジしない限り、
次の世代の農業改革にはつながらない。
農業分野でもその先を考えた“タテの発想”であり
“タテの経営”がもとめられているのだ。

ということで、中島流75年周期のパラダイムシフトは、
この北海道十勝の農業でも進行しているということ。
60代の永遠の青年と呼ばれる私の出番は近いようだ。

さて、そろそろ準備運動にとりかかろうかなぁ~。

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おしゃれ♪

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ん~!おいしそう!

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ワクワク

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牛牛カフェ

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心落ちつく場所

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選ばれるビジネス

09/14
2015

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“タテの経営”のすすめ

「隣の芝生は青い」と言われるように、
他人のものは良く見えるもの。
それは普段の生活だけでなく、
ビジネスにも言えることだ。

近隣の企業の売上が伸びているとか、
同業者が新しいシステムを導入したとか、
気にしすぎてはいないだろうか?

同業者で集まって情報交換をしていても、
ビジネスとして高め合うというより、
傷の舐め合いのようなことになってはいないだろうか?

本当にこんなことで仕事はうまく行くのだろうか。
もちろん、これではいい経営はできない。

いくら“ヨコ”を気にして
ビジネスをしていても上手くいかないのだ。
そこで、このビジ達で“選ばれるビジネス”として
紹介してきた企業を思い出してもらいたい。

例えば、大里綜合管理株式会社。
ここは不動産業を中心に事業展開する企業ではあるが、
地域貢献に重きを置き、
清掃活動や周辺住民との交流を活発に行っている。

そして、地域のために会社を大きく変えた例といえば、
石坂産業株式会社だ。
産業廃棄物を扱う事業のために
周辺住民からの風当たりも強かったのだが、
処理場をすべて建家で覆い、
その周辺には里山をつくり、
それまでのイメージを一新させたのだ。

そして「自分が泊まりたいホテル」を作り上げ、
外国人観光客から絶大な人気を誇る“庭のホテル東京”。
水道橋という立地にありながらも、
外国の方々にも受け入れられやすい和風と
ワールドスタンダードの両立が高く評価されている。

これらの企業は業界の常識に縛られることなく、
自分たちなりの価値観や理念を貫いた。

私はこれら企業の経営を、先述のヨコと比較して、
“タテの経営”と呼んでいる。
周りを気にしない自己流であり、
理念をしっかり考えた企業展開の経営のことだ。

これらの経営者は、自分の代のことだけでなく、
これまでとその先の代のこと、
すなわち“タテ”を意識した経営をしている。

過去200、300年前の先人たちからの学びを活かし、
現代の環境に合わせたものだ。
この“タテの経営”は“奥行のある経営”とも言えるだろう。
そして、30年先、50年先を見据えた経営を行っているのだ。

今や消費者も企業のことをよく見ている。
安く売ることだけ、儲けのことだけを考えた
刹那的な“ヨコの経営”は、
もはや消費者の価値観に合わない。

社会貢献や企業理念を明確に持ち、
過去と未来を見通した経営、
ヨコを気にしない“タテの経営”が、
選ばれる企業に成りうるのだ。

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図解! これが“タテの経営”だ!

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大里綜合管理の野老代表

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石坂産業の石坂社長

ara(4)

庭のホテル東京 木下社長

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