これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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12/26
2016

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そのストーリーが感動をつくる! 

えっ!ジャパンカップに続き、武のキタサンブラックが?!
(サブちゃんがまた「まつり」を唄う!?)

いや、昨年の覇者ゴールドアクターが
その気でかわしにかかる。
(有馬、連覇となるのか!?)

すご~い叩き合い。
おっ、そこに外からの私の単勝馬券、
サトノダイヤモンドが2頭まとめて一気にかわす勢い…
(3歳だからこその重量2キロ減が活きる)

とにかく、実績と実力あるこの3頭の争いとなり、
馬券的妙味はなくなったものの素晴らしい有馬記念となった。
オグリキャップやトウカイテイオーの有馬記念に並ぶ、
記憶に残るレースと言っていいだろう。
(あくまで私にとってだが…)
こんな風に人気馬が上位争いする有馬は、
競馬場に足を運んだ10万人の多くがニコニコ顔になるからいい。
実際、レース後の払戻機の前にはとんでもない行列ができていたわけで…。
私たちはそこでの払戻しをあきらめたくらい。

このように毎年恒例の“有馬記念詣で”をしているわけだが、
それぞれの出走馬には、サブちゃんのような馬主さんがいて、
生産者がいて、そして調教師、厩務員がいる。
この多くの関係者が、はらはらドキドキしながらこのレースを見守っているのだ、
そして優勝馬のサトノダイヤモンドには、
その父のディープインパクトがいて、
そのディープには武騎手が主戦ジョッキーとして騎乗していたわけだ。
今日のゴール板前では、その子のサトノダイヤモンドにまんまとかわされたということ。
この馬の血統にも多くのファンが興味をそそられているのが実際。

こんな風に、この有馬記念の出走馬には、
それぞれいろいろな背景があるわけで、
この背景が“ストーリー”をつくってくれるということ。

この“ストーリー”が多くの人たちを惹きつけ、
素晴らしい感動へと導いてくれるのだ。
やっぱり、結果だけではなく“ストーリー”であり物語が大切。

ビジネスもいっしょだよ~!
2017年は“ストーリー性”を大切にしよう!

さて、ここで記憶に残る
トウカイテイオーの有馬記念をiPadで再現。

トウカイテイオー有馬記念動画1993年

さすがに便利でいいねぇ~。
難なく1993年(23年前)の有馬記念の映像が出現。

メジロパーマーが先行、レガシーワールド、
ホワイトストーンがその後を追いかける。
ビワハヤヒデがいて、ライスシャワーも、
ナイスネイチャ―も、ウイニングチケットまでいる。
マチカネタンホイザも後から追いかける。
(素晴らしいメンバーが勢ぞろい!)

そして、1年ぶりのトウカイテイオーと武のベガも…。
実況アナウンサーが興奮しながら語っている。

「ビワハヤヒデが早くも上がってくる!
トウカイテイオーが来る!
トウカイテイオーが来る!
ビワハヤヒデか!? トウカイテイオーだ!
トウカイテイオーだ!
ミラクル…、奇跡の復活を遂げましたトウカイテイオー。
こんなことがあるのでしょうか!?
去年の有馬記念以来、
実に1年ぶりというトウカイテイオーが見事13頭をけちらしました!」

(アナウンサーもトウカイテイオーの馬券を買っていたのでは!?)

それはともかく、また観て涙してしまった…。
だってトウカイテイオーの父は七冠のシンボリルドルフなんだから。
やっぱり、感動のもとにはストーリーがあるのだ。


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毎年恒例の“有馬記念詣で”

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今年も素晴らしい有馬記念だった

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感動のもとにはストーリーがあるのだ!

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2017年は“ストーリー性”を大切にしよう!

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2016

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“リスク回避力”という成長力

かの有名なエジソンは、
電球を発明するまでに1000回も失敗したという。
のちにインタビュアーに対して、以下のように語っている。
この1000回は失敗ではなく、
上手くいかない方法を1000通り発見しただけなのだ、と。

今では「失敗は成功の母」という言葉で語り継がれているわけだが…。
エジソンは失敗から情報を分析して、
次に失敗する可能性をどんどん排除していった。
つまり「“リスク回避力”」を身につけていったということ。

先週の記事でも書いたが、“リスク回避力”とは、
さまざまなチャレンジによって得られる、
リスクを回避できる能力のこと。

失敗によって学べることがあるのに、
リスクを恐れてチャレンジしないことで、
得られる経験やノウハウをみすみす逃しているとも言える。
言い換えれば、チャレンジするほど
“リスク回避力”は増すということ。

たとえばファスナーで圧倒的シェアを誇るYKK創業者の吉田忠雄氏も、
次から次へとチャレンジし続けてきた。
なかなか上手くいかないこともあったようだが、
諦めずに試行錯誤しながら夢を一つずつ実現している。

この間にはいろいろな人に出会い、
さまざまな情報を得てきたとも言えるのだ。
それが後に活きてきて、次なるチャレンジの
成功につながったということ。

諦めないでチャレンジしていると、
その業界に詳しい人と出会い、
さらに“リスク回避力”が上がるわけだ。
この“リスク回避力”こそ、強い推進力であり、
成長力となるということ。

私がパリ・ボルドーツアーに行ったのは、
関係者とワインの本場を見学、体験するためもあるが、
今後のための関係づくりの目的もあったのだ。
これにより、私たちが本場の情報を常に得られることにもなるし、
スタッフの研修の場ともなる。

そういえばこのツアーのとき、
見事にエールフランスのストライキに遭ってしまい、
予定の飛行機が欠航してしまったことがあった。

以前似たような経験をしていた私は、
次の日の早朝に別の飛行場からボルドー入りすることに。
過去の経験によって、スケジュール通り進めることができたのだ。
ビジネスにおける推進力であり成長力の裏側には、
この“リスク回避力”が存在するということ。

先日も「GRIT(やり抜く力)」について記事を書いたが、
“リスク回避力”はこのGRITの二乗に比例する。

1のことだけやり抜いた人は1のリスク回避力しか身につかないが、
3のことをやり抜いた人は9のリスク回避力を身につける。
この間には、8もの差が生まれている。

この“リスク回避力”が持つ推進力は、
中島流ロータリーエンジンと言っても過言ではないのだ。

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“リスク回避力”はこのGRITの二乗に比例する

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YKK創業者の吉田忠雄氏が主人公の『善の循環』

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海外研修ツアーでは予定の飛行機が欠航!

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しかし過去の経験があったからこそ、立て直せたのだ

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選ばれるビジネス

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2016

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エコノミービジネスと“ソーシャルソリューションビジネス”

最近のテレビのおしゃべりはどうも聞き取りづらい。
努力よりもバカげたことを平気で言う度胸が重視され、
発声訓練もしていない素人がもてはやされるからだ!

…なんて憤っていたら娘に音量の大きさを指摘され、
これはどうやらタレントの発声が悪いのではなく
自分の耳が遠くなったのでは? と気づき、
医者にも20代の頃の半分しか聴こえていないと言われたのだった…。

こんな調子で90歳を超えて感じる時代とのズレを
ユーモラスで痛快な書き口で描いたエッセイ本、
佐藤愛子著の『九十歳。なにがめでたい』。

へぇ~、私の母と同い年! と思わず手に取ったのだが、
このエピソードを読みながら思い出したのは、
私の経営者仲間であり、ユニバーサル・サウンドデザイン株式会社の
代表取締役、中石真一路氏のこと。

彼が開発した、難聴者のコミュニケーションを助ける
スピーカーcomuoon(コミューン)は、
いま聾(ろう)学校はもちろん、役所、病院、銀行に証券会社と、
様々な場で活躍し注目を集めている。
コミューンがこれほどまでに評価されているのは、
耳の遠い高齢者でもクリアな音が聴けるようつくられたからだ。

日本の難聴者は現在2000万人とも言われ
高齢化が進む日本を思うとコミューンが活躍する場は
今後ますます増えてゆくに違いない。

私は経済性・利潤を追求するビジネスをエコノミービジネス、
対して社会の課題を解決すべく新たな技術を開発し、
意味のあるサービスを展開するビジネスを
“ソーシャルソリューションビジネス”と呼んできたが、
このコミューンはまさに
“ソーシャルソリューションビジネス”と言えるだろう。

これまでにビジ達でご紹介してきたものでは、
破れない服や事故を起こさない車を実現する人工繊維
「クモの糸」を開発したスパイバー株式会社の関山和秀氏。
ミドリムシを様々な問題解決のために
展開した、株式会社ユーグレナの出雲充氏なども、
社会に存在理由のあるビジネスを展開している。

そして、まだお会いしたことはないが、
紙やプラスチックをつくれる、石灰石が原料の新素材を
開発した株式会社TBMの山﨑敦義氏の仕事も、
先に述べたお二方と同じく“ソーシャルソリューションビジネス”と言える。

かねてより、時代の価値観は75年周期で変化すると
提唱してきた理論“パラダイムシフト75”。

今はまさにその境目なのだ。
これまでの利益優先から、人としての道義を優先する時代への変遷が
“ソーシャルソリューションビジネス”の広がりに
現れているに違いない!
(そう思いたいものだ…!)

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佐藤愛子氏のエッセイ本『九十歳、なにがめでたい』

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ユニバーサル・サウンドデザイン株式会社の中石真一路氏

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comuoonは様々な場で活躍している

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新パラダイムシフト75

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今がまさに“ソーシャルソリューションビジネス”への境目なのだ

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700回の効力!

わ~い。700回目。
いつの間にか、700回で14年間。
積小為大、塵も積もれば山となる。雨垂れ石を穿つ。
箸よく盥水(かんすい)を回す!?
あれっ!? 箸よく盤水(ばんすい)を回す…だっけ!?
まぁ~、どちらにしてもたらいの中で箸を回すようなこと。

えっ! 全国自治宝くじが700回目…ほほ~。
テレ朝「やべっちF.C.」700回記念で、
ベッカムがスペシャルゲストだと!
これが、始まったのは2002年だから似たようなもの。
ダウンタウンDXも700回だと…。

いろいろな700回があるようだが、私の700回はメルマガ
「中島セイジのビジネスの達人」がついに700回目の発信ということに。
2002年からスタートし、年50週×14年=700回目の発信となったのだ。
コラムは週に5本(ここ半年は3本に)発信していたので、
700週×5本で約3,500本も書いてきた。(1本800~1000文字くらい)
すげ~、いつの間に…。
14年間継続して、3500本のコラムを書けと言われたら、
もちろん“ムリ”と言ってお断りするのだが…。

まぁ~自分でつくったルールくらいは、守り通そうと思ったわけ。
先程の“箸よく盥水を回す”でとらえれば、
14年間、箸で3500回も回して来たわけで、
きっとたらいの水もしっかり回ってくれていると思いたい。
だから、この“ビジ達”のお陰で、
月刊CDも10数年間も継続しているし、本も2冊出版することができた。
そして、ラジオ番組のパーソナリティも4年間務めさせてもらったのだ。
(うんうん。いつの間にか、たらいの水も回ってくれていたのだ)

文章にぜんぜん自信のなかった私も、
箸を回し続けたことで、少しは上達したのかもしれない。
そう“量は質に転化する”を常に信じて書き続けて来た。
(え~14年間続けて来て、この程度!? なんて言わないで!)
まさに“箸よく盥水を回す”を実践してきたのかも…。

ということは、ぜんぜん効力がないようなことでも、
自分にできることをしっかりやり続けることが
いかに大切かということ。
北海道十勝でのワインヴァレー構想も、箸を回し始めたばかり。
ついつい成果を気にしてしまうが、
この構想こそ、その成果は20年後、30年後に少しずつ少しずつ出て来るのだ。
(目指しているのは孫子の代の地域のこと)

この700回3500本の実績を信じて、
何事もいまできることをしっかり継続していこうっと!
だから“ビジ達”も今後もまだまだ続けるよ~。
ところで“ビジ達”は週3本にしたことで、
少しは質がよくなったと思いたいが…はたして!?
もしかしたら、たらいの中で私自身も回ってるのかもしれない。
(泳ぎは上手くないから、溺れないようにしないと…)

そして、そして、男として保つためにも“アレ”も続けよ~っと!
その先には、まだまだ…いろいろなことが…。
ふっふっふっふっ…

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ビジ達は700回目の発信!

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月刊CDも10数年継続しているし…

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本も出版することができた

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北海道十勝でのワインヴァレー構想も、箸を回し始めたばかり

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目指しているのは孫子の代の地域のこと

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ありがとう、感謝します

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価値ある本は、まわりの人からの紹介だった

このところビジ達でご紹介している
“目からウロコのおすすめ本”。
その多くは、まわりの人たちから紹介された本なのだ。

たとえば、30年前に「写真の町」を宣言し、
自然や町並みを整えた東川町の町づくりを描いた『東川スタイル』。
この本は、十勝の芽室町で展開するワイナリー構想の関係者でもある
パン屋「カントリーブラン」の主人から紹介してもらったのだが、
芽室町でのワイナリー構想と重なるところがあり、
興味津々で読ませてもらった。

つい最近ビジ達でご紹介した
YKKの創業者・吉田忠雄氏が主人公の『善の循環』や、
天然酵母によるパンづくりを実践するパン屋さんの
『田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」』は
石門心学で共に学ぶ竹花氏の紹介によるものだ。

そして、出光興産の創業者がモデルの小説『海賊とよばれた男』や、
中国の思想家を描いた小説『晏子』は
( “益は無くとも意味はある”のキーワードが頭に浮かぶねぇ…)
鍵山相談役が「いい本」とおすすめしていて知ったのだ。

そういえば、ビジ達で何度もご紹介した寺田本家の
『発酵道』も、私の講演会でプレゼントしていただいたんだっけ…。
それも沖縄での講演会のときに、
「まさに中島さんの価値観と同じですよ」と言われて
いただいた本だったのだ。

こうして振り返ってみると、心からいいと思える本は
同じベクトルを持つ方々から紹介してもらったものばかり!
これは一体どういうことなのだろう?

私は本を2冊出版し、講演会やラジオなど
様々な場で自分の考え方や価値観を発信し続けてきた。
そうすると、私を知る多くの人たちは、
「この人の価値観はこうなんだ」と認識してくれる。

すると、私の価値観に共鳴した人たちが
いろいろな角度から価値観を補強したり、高めてくれる
価値ある本を紹介してくれることに繋がるのだろう。
(うれしいことである)

そして本を紹介してもらった私も、その恩に応えようと
切磋琢磨してゆくことになるのだ。

改めてここで、いい本を時代を超えて読んでいきたいと思う次第である。
そしてやはり、“価値ある”本はいろんな人たちの
口コミにより拡がってゆくのだなあ!
私の本も、誰かにとっての“価値ある”本として
歩んでくれているだろうか。
そろそろ、次なる本も出したいところだけど…。

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『東川スタイル』は「カントリーブラン」の延與氏から…

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『田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」』は竹花氏から…

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『海賊とよばれた男』は鍵山相談役から…

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価値ある本は、まわりの人からの紹介だった

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