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2016
そのストーリーが感動をつくる!
えっ!ジャパンカップに続き、武のキタサンブラックが?!
(サブちゃんがまた「まつり」を唄う!?)
いや、昨年の覇者ゴールドアクターが
その気でかわしにかかる。
(有馬、連覇となるのか!?)
すご~い叩き合い。
おっ、そこに外からの私の単勝馬券、
サトノダイヤモンドが2頭まとめて一気にかわす勢い…
(3歳だからこその重量2キロ減が活きる)
とにかく、実績と実力あるこの3頭の争いとなり、
馬券的妙味はなくなったものの素晴らしい有馬記念となった。
オグリキャップやトウカイテイオーの有馬記念に並ぶ、
記憶に残るレースと言っていいだろう。
(あくまで私にとってだが…)
こんな風に人気馬が上位争いする有馬は、
競馬場に足を運んだ10万人の多くがニコニコ顔になるからいい。
実際、レース後の払戻機の前にはとんでもない行列ができていたわけで…。
私たちはそこでの払戻しをあきらめたくらい。
このように毎年恒例の“有馬記念詣で”をしているわけだが、
それぞれの出走馬には、サブちゃんのような馬主さんがいて、
生産者がいて、そして調教師、厩務員がいる。
この多くの関係者が、はらはらドキドキしながらこのレースを見守っているのだ、
そして優勝馬のサトノダイヤモンドには、
その父のディープインパクトがいて、
そのディープには武騎手が主戦ジョッキーとして騎乗していたわけだ。
今日のゴール板前では、その子のサトノダイヤモンドにまんまとかわされたということ。
この馬の血統にも多くのファンが興味をそそられているのが実際。
こんな風に、この有馬記念の出走馬には、
それぞれいろいろな背景があるわけで、
この背景が“ストーリー”をつくってくれるということ。
この“ストーリー”が多くの人たちを惹きつけ、
素晴らしい感動へと導いてくれるのだ。
やっぱり、結果だけではなく“ストーリー”であり物語が大切。
ビジネスもいっしょだよ~!
2017年は“ストーリー性”を大切にしよう!
さて、ここで記憶に残る
トウカイテイオーの有馬記念をiPadで再現。
トウカイテイオー有馬記念動画1993年
さすがに便利でいいねぇ~。
難なく1993年(23年前)の有馬記念の映像が出現。
メジロパーマーが先行、レガシーワールド、
ホワイトストーンがその後を追いかける。
ビワハヤヒデがいて、ライスシャワーも、
ナイスネイチャ―も、ウイニングチケットまでいる。
マチカネタンホイザも後から追いかける。
(素晴らしいメンバーが勢ぞろい!)
そして、1年ぶりのトウカイテイオーと武のベガも…。
実況アナウンサーが興奮しながら語っている。
「ビワハヤヒデが早くも上がってくる!
トウカイテイオーが来る!
トウカイテイオーが来る!
ビワハヤヒデか!? トウカイテイオーだ!
トウカイテイオーだ!
ミラクル…、奇跡の復活を遂げましたトウカイテイオー。
こんなことがあるのでしょうか!?
去年の有馬記念以来、
実に1年ぶりというトウカイテイオーが見事13頭をけちらしました!」
(アナウンサーもトウカイテイオーの馬券を買っていたのでは!?)
それはともかく、また観て涙してしまった…。
だってトウカイテイオーの父は七冠のシンボリルドルフなんだから。
やっぱり、感動のもとにはストーリーがあるのだ。