これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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ありがとう、感謝します

01/23
2017

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『致知』そして「カンブリア宮殿」から学ぶこと

『致知』という雑誌、読まれている方も多いのではないだろうか?
これは「人間学を学ぶ」というタグラインがついている月刊誌だ。

つい最近発売された2月号の「巻頭の言葉」は、
日本を美しくする会相談役の鍵山秀三郎氏が執筆。

また、数ページめくると株式会社風土
(「土」の右上に点がつくのが正しい漢字)の会長であり
元船井総研会長である小山政彦氏の特集も載っていた。
小山氏とは月刊CDを一緒に発行して14年も経つ。

さらに、「石田梅岩」についての対談記事もあったのだ。
梅岩の「都鄙問答(とひもんどう)」を
さらに分かりやすく解説した本が出版されたそうで、
「石門心学・実践講座」という勉強会を行っている
私としては見逃せない記事だ。

今月号だけでもこれだけ私の知っている方々が見られたのだが、
よくよく考えるとここ1年は顔見知りや
気にかけている人がかなり登場していた。

たとえば株式会社傳來工房の橋本和良社長、
志ネットワークの「青年塾」代表である上甲晃氏。
また、伊那食品工業株式会社の井上修社長、
庭のホテル東京の木下彩社長。
十勝バス株式会社の野村文吾社長、
株式会社八木澤商店の河野通洋社長などだ。

この方々には私のラジオ番組にも登場していただいた。
(番組と『致知』のコンセプトが似ていたからだろうか…)

さらにこのところの「カンブリア宮殿」にも、
私のよく知る経営者たちが何人も登場していた。

株式会社パン・アキモトの秋元義彦社長、
大里綜合管理株式会社の野老真理子社長。
石坂産業株式会社の石坂典子社長、
Spiber株式会社の関山和秀代表、千疋屋総本店の大島博社長もだ。

懇意にしている経営者がこんなにも出演されていたのだ。
(皆さま、いつもお付き合いいただいて、
本当にありがとうございます!)

これは偶然ではない。
私が発信しようとしている価値観や企業経営のベクトルが、
『致知』や「カンブリア宮殿」とオーバーラップしているのである。
時代も社会性を持った企業やビジネスに
注目しているということなのだろう。

(素晴らしいコンテンツを制作してくださってる
『致知』や「カンブリア宮殿」制作スタッフの皆さまも、
ありがとうございます!)

中島流の「パラダイムシフト75」でいうと、
今までのパラダイムである利益や数字さえ良ければ…
という価値観は、これからの時代には選ばれないということ。

これからの75年は、私が発信するところの
社会性あるソリューションビジネスに取り組む企業や
価値観が地球規模で求められていくのだ。

これからのソリューションビジネスとは何なのか?
ということを、現在多くの人が注目している。
だからこそ、上記のような企業が世間で注目されているし、
あちこちのメディアで同時に取り上げられるのだ。
中小企業が目指すべき企業価値観は、ここにある。

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多くの読者を持つ月刊誌『致知』

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庭のホテル東京の木下彩社長

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十勝バス株式会社の野村文吾社長

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株式会社パン・アキモトの秋元義彦社長

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石坂産業株式会社の石坂典子社長

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中島流の「パラダイムシフト75」

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2017

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マイナス20度の武者震い!

16度? いや17度?!
スゴい数値。
店を出て“3分”でその異常さに気づくのだ。

言い換えれば、3分経たないとその寒さの度合いが
わからないとも言えるのだが…。(なぜかブルブルが止まらなくなる)

とにかく、呼吸がちょっとしずらい程の張り詰めた空気感。
これが、ここ十勝ならではの冬の風物詩とも言えるのだが、
とにかく厳しい寒さ。
そして、こちらの人たちは、あえて気温に
「マイナス」をつけないところも面白い。

今回はマイナス20度超えも体験させてもらった。
マイナス15度を超すと、
濡れタオルの端を持って15回ほどグルグルと回すと、
タオルが“タオル棒”に変身する。
あの柔らかいタオルが10秒間で
凶器に変わるほどの変身なのだ。
(これは、ぜひ体験して欲しい)

いや、そんなのんきな話をしたいのではない。
私たちが今展開するワインヴァレー構想の話。
このマイナス20度を超す寒さの中、
ヨーロッパ品種のぶどうの木は、ひたすら耐えてくれている…。
この春に芽を出すためにだ!

この時期を踏んばって越えなければ、
私たちの構想のその先のステージには行けないということ。
マイナス15度が“メルロー種”などの限界温度と聞いているからだ。

もちろん、私たちメンバーは、
それをただ指をくわえて見ているわけでなく、
特別な仕掛けを施してその様子を見守っている。
果たして無事、ぶどうの苗木たちは越冬してくれるだろうか!?
まさにこの厳しい冬が、ワインヴァレー構想の試金石なのだ。

あと2ヵ月後には、その結果が出てくることになる。
あのぶどうの苗たちから、青い芽がふき出して来てくれるだろうか。
とはいえ、私のアタマの中では、すでにそのハードルを越え、
その先の次なるステージのことでワクワクしているわけだが…。
そんな発想をする役割の人間もいないと、
このワインヴァレー構想はうまく進んではいかないはず…。

寒さでブルブルの震えが、
いつの間にか構想の武者震いに変わって行く!
この武者震いが楽しい!

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冬の十勝はとにかく厳しい寒さ

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特別な仕掛けを施してこの厳冬を乗り越える!

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まさにこの冬がワインヴァレー構想の試金石なのだ

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果たして無事、ぶどうの苗木たちは越冬してくれるだろうか!?

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ワインヴァレー構想のメンバーも見守っている

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ファインスピリッツキーワード

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2017

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ビジ達流“プロセス進化論”

「あなたは“結果”を大切にしますか、
それとも“プロセス”を大切にしますか?」

私がプロセス主義だということは
このビジ達で何度も発信してきたわけだが…。
日本を美しくする会の鍵山相談役も、
結果主義とプロセス主義を比較して…
前者は「結果よければ全てよし」という考えが先行するあまり
あの手この手を使い、
犠牲を払ってまで結果を求めてしまうことがある。
それに対して、後者は方法と手段に重きを置いて
過程を大切にする考え方であると語っている。

また相談役は、「大きな努力で小さな成果、これが大切」
とも言っている。
すなわち、ラクに目的を達成するより、
手間をかけてやっと達成できたほうが、
その後に意味があると教えてくれている。
これも、プロセス主義と言えるだろう。

ところが、残念なことに世の中は、
まだまだ結果主義の人が多いような気がする。

これは、オリンピックやワールドカップで
プロの選手たちが「結果を出さなければ」と
インタビューに答える姿を度々観ているから、
なのかもしれない。

彼らプロのスポーツ選手たちは当然、
「結果を出すこと」を求められているからこそ
ああいった受け答えをするのであって、
実際はそこに至るまでのプロセスなしには
結果はついてこないのだ。
これでいかにプロセスが大切かは伝わったと思う。

そこで私は、新たな時代のキーワードとして、
“プロセス進化論”を提唱したい。
わかりやすく言えば、
“いかにそのプロセスを日々進化させるか!?”

たとえば以前お話しした“GRIT”(やり抜く力)。
このGRITの構成要素として、
知識やノウハウ、スキル、人的ネットワーク、
リスク回避力などがあるわけだが…。

何かをやり抜こうと思ったとき、
GRITの各構成要素のレベルが高くなければ
当然ものごとを高水準で達成はできない。
すなわち、いろいろな体験、訓練においても
GRITのレベルを上げる意識を持ち
より負荷のかかるプロセスを優先できるかが重要だ。

プロセスの質が高まれば高まるほど、
その人が持つ知識やスキルも相乗効果を持って
加速度的に高まってゆくことは間違いない。

これぞビジ達流“プロセス進化論”!
まさしく過程こそが人を成長させるのだ。
“今日の私は、もう昨日の私ではない”
“今週の私は、もう先週の私ではない”と言いきれるか!
さて、これを知ったあなたはどんな今日を選択する…!?

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GRITの各構成要素のレベルが高くなければ ものごとを高水準で達成できない

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そしてリスク回避力もGRITの二乗で成長していく

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“今日の私は、もう昨日の私ではない”と言いきれるか

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はなまるア・ラ・カルト

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2017

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“所得倍増”より“地消地産”

デービッド・アトキンソン氏の著書『新・所得倍増論』。
その中に日本の生産性について書いてあったのだが…、

世界のランキングで見ると日本の生産性は27位。
先進国だけのランキングでも、
イタリア、スペインより下位の17位だという。

ご存知のように、GDP(国内総生産)を見れば、
アメリカ、中国に次いで3位。
しかし、生産性に置き換えるとその順位が大幅に変わってくる、
ということを指摘してくれている。

輸出額を見ると世界で4位だが、
日本の人口の1人あたりに換算すると世界44位。
研究開発費は世界3位だが、これも1人あたりに換算すると世界10位。
さらにノーベル賞受賞回数は25回と世界6位なのだが、
1人あたりで換算すると世界39位…といったように
日本の総人口で割ると、意外とどれも大したことのない順位になってしまう。

そんなこともふまえて、
「これだけ一生懸命働いているのに、生産性が27位なんて悔しくないのか」
とデービッド氏は著書の中で語っているのだ。

デービッド氏には以前、東京NBCの定例会でゲストスピーカーとして
ご登場いただいたことがある。
イギリスに生まれ育ちながら、
現在は日本の文化財や歴史的建造物の修理・修復を行う会社
「小西美術工芸社」の代表取締役社長として活躍している。
日本を好きだからこそ、日本の潜在能力を知っているからこそ、
もっと生産性をあげようでないか、と語っているわけだ。

この話は、これで理解できるし、共鳴する部分もあるわけだが…、
これはあくまで数字からの比較論での話。

私はここで言いたい。
数字に表われるものだけの比較でいいのだろうか。
実は、経済面から見たとしても、
数字に表われないものがあるのでは…!?
生産活動をしていたとしても、
すべて数字に表われるわけではないということ。

田舎で“小さな経済”を回していると、
デービッド氏が言うところの数字に表われないものがあるのだ。
たとえば、大手のスーパーやチェーン店を利用せず、
近所同士で物々交換しながら生活するとお金はほとんど動かないことに。
フリーマーケットや不要物交換所(?)のようなところもそのひとつだろう。
しかし、それは安心・安全で、身体にも心にも地域にとっても、
いい結果に着地できたりする。

そう、“小さな経済”を回していると
“里山資本主義”の藻谷浩介氏の語る「地消地産」の実践となり、
ひいては地域の人口減少の歯止めにもなるのだ。

決してデービッド氏の意見を否定するわけではない。
だが、以前ビジ達でも語ったように、
よりよい未来のためにいい選択をする“Fine Choice”を実践していき、
数字に表われる経済を優先した“所得倍増”より
実質の“地消地産”を優先したいと思うのは、私だけだろうか。

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デービット・アトキンソン氏の著書『新・所得倍増論』

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よりよい未来のためにいい選択をする“Fine Choice”を実践していこう!

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2017

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やっぱり“根”なんだなぁ~

花を支える枝
枝を支える幹
幹を支える根
根はみえねんだなあ

うんうん、やっぱり“根”が大切!
これは、2017年の「相田みつを」のカレンダーなのだが…

“夢はでっかく根はふかく”みつを
というカレンダーも!

「奇跡のりんご」の木村秋則さんから学ばせてもらった、
地上から見えない地下の部分であり“根”づくりがいかに大切か。
それは植物だけでなく、私たち人間もいっしょということ。

鍵山秀三郎相談役も、
“良樹細根”をくり返し語ってくれている。
良い樹は、細やかな根からということで、
基本の部分がしっかりしていないと、
いい幹も いい枝も いい果実も実らないということ。

私たちにとって、目の存在が大きいため、
つい目に見えるところで判断してしまう。
視覚についつい左右されてしまうということ。
『見た目が9割』なんていう本も出版されているくらいだから…
とにかく見た目にだまされてはいけない!

2017年は改めて、この見えない部分に
スポットを当ててみたいのだ。
もしかしたら、ここまでの75年は
この見える部分の時代だったのかもしれない。
(中島流のパラダイムシフト75で見ると…)
そして、ここから見えない部分が注目される時代へ移行していくということ。

さて、見えない部分をどう捉え、どう対処して行くか。

見えない部分と言えば…、
私たちの“心の動き”もそうだし、“性根”も。
“発想”もそうだし、“人間性”も。
会社の“ブランド”も見えているようで、実は見えないし、その“風土”も。

この見えないものをどう磨き、どう成長させるか!
あっ!もしかしたら、この不確実性の時代は
未来が一番見えてないのかもしれない。
いかに未来を見えるようにするために、
いまどう行動するかがポイントだ。
これも将来のための“根づくり”なのかもしれない!

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“夢はでっかく根はふかく”

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根づくりがいかに大切かということ

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鍵山秀三郎相談役も、 “良樹細根”をくり返し語ってくれている

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見えないものを成長させるためにどう行動するかが大切なのだ

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