01/09
2017
あの“良心くん”のご主人
「良心くん」という木彫りの小さな人形(?)が、
あちこち旅していることをご存知だろうか。
穏やかな顔で合掌するお地蔵さんのような姿をしている
良心くん(厳密にはお地蔵さんではないのだが…)。
バックパッカーであり、紀行作家であるシェルパ斉藤氏と共に、
世界各国を旅してきた人形なのだ。
そして、この良心くんの活躍がすごい!
バックパッカーの斉藤氏は、
日本国内外を旅して情報発信することが仕事。
旅先では良心くんのお陰で多くの人たちと
自然にコミュニケーションをとることができるし、
海外であっても言葉や国境の壁を越えて皆が笑顔になるそうだ。
(すばらしい旅の助っ人!?)
先日シェルパ斉藤氏と話をする機会があったのだが、
良心くんの坊主頭を撫でる人も多く、
中には涙を流して喜ぶ人もいるという。
斉藤氏によると、良心くんはちょうど
赤ちゃんくらいの大きさということもあり、
女性たちはまるで赤ちゃんを抱いたような
気持ちになるのではと語っていた。
そして、写真の一角に良心くんを入れるだけで、
存在感あるオリジナルの写真が撮れるのだ。
端にいても後ろ姿であっても写真の演出をしてくれる良心くんは、
斉藤氏のコラムのあちこちに登場する。
(もう斉藤氏は、良心くんから離れられないだろう!? うんうん。)
ぜひ皆さんにも良心くんの活躍を見ていただきたい!
UP BOOKS&MAGAZINESの
シェルパ斉藤氏のコラムをチェックだ。
そんな良心くん、数年前の誕生日に
奥様からプレゼントされたものだそうだ。
ご近所の仏師につくっていただいたそうで、
そこから二人三脚で旅をしている。
ビジ達をご愛読の皆さんならご存知かと思うが、
私にも私そっくりの人形「Mr.セイージ」がいる。
実のところ、Mr.セイージが登場したのは良心くんがきっかけなのだ。
そう、良心くんを見た途端にビビっときた私は、
早速いつも似顔絵でお世話になっている
プレジャー企画(クラウンKの会社)さんにお願いして、
良心くんほどのぬいぐるみをつくっていただいたというわけ。
おかげさまでMr.セイージも、
良心くん同様にいるだけで活躍してくれる存在だ。
海外へ一緒に旅することも多いのだが、
Mr.セイージがいてくれるだけで
現地の方々とのコミュニケーションがとりやすい。
そしてその後のコラムでも、
Mr.セイージの入った写真はひと目を引いてくれるのだ。
ありがとう! 良心くん。
ありがとう! Mr.セイージ。
彼らはかけがえのない旅の友であり、
言葉の壁を越えたコミュニケーションツールであり、
写真の演出家でもある。
ずばり、私たちを豊かに演出する、
相乗効果のかたまりのような存在なのだ。
斉藤さん、良心くんを大切にしましょう!
私もMr.セイージを大切にします!