これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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先取りビジネストレンド

02/04
2019

tremain

デュアルライフの波

1.旅行が好き
2.そもそも移動が好き
3.引越しが好き
4.同じ場所に住み続けて、日々がマンネリ化している
5.都会の生活にちょっと疲れ気味
6.移住を考えている

この中で一つでも当てはまるものがあれば、
あなたは「デュアラー」向きかもしれない。

デュアラーとは、デュアル(=2つの)ライフを送る人のこと。
都市と田舎を行き来して暮らすことを、
デュアルライフと言うのだ。
2019年注目のワードとしてWEB上の記事に
取り上げられており、この6つの項目も
そこからお借りしたのだが、出身地と勤務地を行き来する人など、
2つの場所を行き来すること
(すなわち、“2拠点生活”のことだが…)自体は
そう珍しいものではないはずだ。

しかし、なぜ今それが注目の暮らし方なのか??
実は、30歳前後のミレニアル世代と呼ばれる若い人達を中心に、
デュアルライフへの憧れが高まっているのだという。

彼らの多くは都市で育っているため、田舎への憧れが強い。
子育ての時期を迎え、深層心理の中に、
田舎での生活こそ人間らしい暮らしだ
という思いがあるのかもしれない。

さて、2017年の「里山と生きるフォーラム」で
ゲストとして登場してもらった
講演ゲストとして南房総リパブリックの
理事長・馬場未織さんはまさにデュアラー。

この方は都心で暮らしているのだが、
やはり田舎暮らしに憧れ、
探した末に南房総の地に落ち着いたという。

広い敷地と家屋を購入し、自分でリフォームしたという。
それがもうかれこれ12年前のことで、
平日は都心・週末は南房総という暮らしを満喫し、
3人のお子さんも自然が大好きな子供に育っているそうだ。
(このところ、長男は一緒に行ってくれないらしいが…)

考えてみれば日本の人口のうち、
地方都市まで含めれば半数以上が「都会暮らし」をしている。
これまでは仕事の都合上難しかった人たちも、
リモートワークなど働き方が多様化する現代では、
デュアルライフの流れは、自然な流れといえるのかもしれない。

そして、彼らが地方に拠点を持つことで、
地方創生にも大いに貢献できるはずだ。

と、こんなふうに中島流4流
「金・物・人・情(かなものにんじょう)」のうち
「人」がデュアルライフに新しい流れをつくるとき。
そして、人が流れればお金や物も動くわけで
この時流をつかんで、ビジネスにどう生かすか?!
デュアルライフの波にうまく乗る人が、次の時流に乗る人になるだろう。

tremain

南房総リパブリックの馬場未織さん

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選ばれるビジネス

02/04
2019

bijimain

Amazon’s ルール

web通販サービス「Amazon」には・・・というよりは、
創業者の1人であるジェフ・ベゾス氏には、
いくつかの揺るがないルールがあるらしい。
その中で最も大切なものは「Customer Rule!」。

お客様第一主義!とでも訳せばいいだろうか。
すべてはお客様が決めるのだ、
という姿勢のもとに、全てが決定されるという。

他にも、社名候補にまでなった
「relentless=冷酷な、情け容赦ない」とか、
「Good intention doesn’t work/Only mechanism works
=『善意』は働かない。働くのは『仕組み』だ」などなど、
彼一流のルールがいくつもあるのだ。

Amazon立ち上げ前は金融業界の
ネットワークシステム構築をしていた、
という出身が影響しているのかもしれないが、仕組みづくりと
ルールの徹底にかける情熱が伝わってくるではないか。

数多くのフレーズの中で、私が着目したのは「OLP14か条」。
Our Leadership Principles=
私たちのリーダーシップのための理念、というもので、
リーダーだけでなく全社員が首かけストラップで
ぶら下げているというのだ。

以下にざっと紹介すると、
1.顧客へのこだわり
2.オーナーシップ
3.想像と単純化
4.多くの場合正しい(←正しくないときもある?!)
5.学び、そして興味を持つ
6.ベストな人材を確保し育てる
7.常に高い目標を掲げる
8.広い視野で考える
9.とにかく行動する
10.質素倹約
11.人々から信頼を得る
12.より深く考える
13.意見を持ち、議論を交わし、納得したら力を注ぐ
14.結果を出す
・・・という14の項目だ。


とりわけ、“2.オーナーシップ!”
平社員にまでオーナーシップを持て、
ということは、経営者のように全体の利益のために動け、ということ。
私の仕事じゃないからできませんとは言わせないのだ。

“9.とにかく行動”などは私の日頃のモットーでもあり、
はたまた“10.質素倹約”などは、まるで石田梅岩!
(まさか石田梅岩的価値観が行動指針に出てくるとは…)
創業の頃はドアに足をつけ、机代わりにしていた
というベゾス氏ならではの言葉だ。

いまや地球規模でサービスを展開する
Amazonだが、そこにはまずmechanism(仕組み)があり、
その中に従業員一人ひとりにまで浸透する理念がある。
だからこそ成長し続ける企業なのでは・・・。

そう思い、私たち中小企業の現状を振り返ると、
仕組みが不十分かも、
ルールは徹底されていないかも、と反省しきり。
私たちがAmazon’s Ruleに学ばなければならない部分も、
また沢山あるように思うのだ。

bijimain

amazonがすごい理由って…!?

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