04/22
2019
『日下の灯』にならないために
「それではクオーターバックの山下さんをご紹介させていただきます。
山下さんはコピーライターとしての活躍していて…」
今回は自己紹介ではなく、“他己紹介”を実践してみたわけだが、
やっぱり“他己紹介”は面白い!
初めての顔合わせとなるセミナー初日のあの不安げな表情。
そんな中での最初のグループでのディスカッションが
“他己紹介”ということ。
これからの体験セミナーの仲間となる人たちを知るためにも、
いい関係づくりにも“他己紹介”はかなり意味ある施策。
また、今回の弊社の山田社長のKJ法を活用したデマンドセミナーが
よりいい関係づくりを演出してくれたのだ。
というわけで4月19日、
今年も14人のメンバーでリーダーズセミナーがスタートした。
初日に私が強調したのは
『活かすも殺すも、あなた次第』ということ。
年間7~8回開催されるセミナーはそのほとんどが体験型のセミナー。
だからメンバーが中々体験できない機会へのプロデュースはするわけだが、
どう体験して、どう受け止め、どう活かすかは
参加メンバー次第ということ。
もちろん体験の後ににはグループでのディスカッションがあるので
体験して終わりということはないが、
そのディスカッションの場でもどんなやり取りをするかが
その後の実践に大きく影響するということなのだ。
2月の鍵山相談役の「一日一話」に
『日下の灯(にっかのとう)』というコラムが…
『百万本のお経を読もうが、いくら勉強しようが、
実践しなければ何の役にも立たちません。
知識は使い方を知らないと意味がありません。
そのことを実によく言い表しているのが次の言葉です。
「百萬典経、日下の灯」。
「日下の灯」とは、太陽の下の蝋燭の火、という意味。
つまり、太陽の下で蝋燭に火をつけても
何の役にもたたないということです』
参加者は忙しい仕事時間をやり繰りして参加するわけだから、
実践に移さなくてはせっかくの体験も知識も意味がないということ。
そして、これら参加メンバー同士が互いに刺激を与え会い、
切磋琢磨するかけがえのない仲間になるわけだ。
「日下の灯」にならないためにも
この機会を次なるステージにステップアップする機会として欲しい。
とはいえ、私自身ももっとあれこれ実践しないことには
よりいい発信者でありプロデューサーにもなれないわけだ。